この記事はPRが含まれていますが、直接取材・調査した一次情報を元に書かれています。
会社の顔にもなるサイトやネットショップを作成するうえで欠かせないのが、レンタルサーバーです。
この記事では、法人としてレンタルサーバーを利用する場合の、選び方や注意しておきたいポイントを詳しく解説していきます。
そして、数多くあるレンタルサーバーから厳選した、おすすめについても比較表を交えながら紹介していきます。
レンタルサーバーを契約する際は、ぜひ参考にしてください。
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法人向けと個人向けレンタルサーバーの違い
レンタルサーバーには、法人向けと個人向けの2種類があります。
どちらも同じレンタルサーバーであることには変わりありませんが、価格や機能が異なります。
大きく違うのが、セキュリティの高さです。
法人は顧客のデータや従業員のデータなど、データの重要性は個人向けサイトなどよりも高く、万が一流失すると大きな損害になります。
そのため、法人向けは個人向けよりもセキュリティの質が高く、機能面も充実しています。
そして、利用料金は上記のような違いがあることで、法人向けは個人向けよりも高く設定されています。
基本的には法人向けのほうがスペックは高いですが、規模が小さければ個人向けでも十分に対応可能です。
コスト削減の意味でも、個人向けも候補の1つに入れておくといいでしょう。
無料レンタルサーバーと有料レンタルサーバーの違いは?
では次に、「無料レンタルサーバー」と「有料レンタルサーバー」の違いについても見ていきましょう。
両者には、具体的にどのような違いがあるのでしょうか?
ビジネス利用をするためには、有料のものでなくてはならないのでしょうか?
ここでは、それら疑問について解説していきます。
「無料レンタルサーバー」と「有料レンタルサーバー」のスペック比較表
まずはそれぞれの特性を知るために、以下の比較表を確認していきましょう。
無料レンタルサーバー | 有料レンタルサーバー | |
月額コスト | 無料 | 数百円~数千円 |
データ容量 | ~1GB程度 | 数十GB~無制限 |
商用利用 | △ ※利用可能な場合もある |
〇 |
メールアカウント数 | ほぼ「無し」 | 複数OK
※無制限の場合も |
独自ドメイン設定機能 | △ ※利用可能な場合もある |
〇 |
サーバー稼働率 | 低め、不安定
※急にダウンするケースがある |
高め、安定
※不安定なときも迅速対応 |
広告表示 | 基本的に表示 | 無し |
サポート充実度 | 低め
※問い合わせフォームのみ対応など |
高め
※セキュリティーの有人監視や24H電話サポートなど |
上表を見ていただいてもわかる通り、これほどの差があるのです。
とくに、容量の低さやサーバーの稼働率、サポートの充実度については、ビジネスとして利用していくにあたり、不安を感じる方もいるのではないでしょうか?
次では、仮に無料のレンタルサーバーを利用した場合に、どういった点に注意すればいいのか、そこにフォーカスして解説していきます。
無料レンタルサーバーを利用する際の注意点
もし無料のレンタルサーバーを利用する場合には、以下の注意点について飲み込む必要があります。
- 容量がオーバーしプログラムエラーが発生しやすくなる
- 広告表示で訪問ユーザーが離脱する可能性がある
- サイトの引っ越しで大量の顧客を失う可能性がある
- サーバートラブルが発生した際に、自力対応が必要となる
- 信用面のためにメールアドレスを結局有料で取得する必要がある
ザっとあげるだけでも、これだけの注意点があります。
基本的に無料レンタルサーバーでは、容量が乏しく、現代のネット状況では上限にすぐ達してしまうもの。
それゆえ、サイトに不具合が発生しやすくなったり、また新規投稿などのコンテンツ追加もむずかしくなるのです。
またサイトの引っ越しについては、独自ドメインの設定ができないことが大半のため、これまで使っていたドメインを捨てる必要がでてきます。
つまりユーザーには、新しいURL(引っ越し先)を認知してもらい、移動してきてもらう必要があるということです。
コアなファンは良いですが、多くの方はそのまま離れてしまう可能性も。
また、さらに厄介なのが、サポート力の低さです。
仮にトラブルが発生した場合、それに対応するほどの余力が無料レンタルサーバーにはありません。
そんな状況下で自分自身で解決する能力や仕様であればいいですが、そうでない場合は、かなりの痛手となるでしょう。
ビジネス利用なら「有料レンタルサーバー」一択
前項で紹介した通り、無料のレンタルサーバーには、ビジネスとして利用するにあたりいくつもの難点があるのです。
これが、一時的に利用するペラサイトならまだしも、本格稼働させるメディアサイト運営や会社HPなどでは、長期的にみても大きな損失となることもあるでしょう。
何のためにレンタルサーバーを利用するのか、今一度再確認をして、その目標を邪魔してしまうようなリスクは徹底的に排除していくのが得策です。
もしあなたが長期的なビジネスとして活用したいのなら、多少コストがかかったとしても、今後のための投資と思い、有料レンタルサーバーを選択することをおすすめします。
法人向けレンタルサーバーの選び方
法人向けレンタルサーバーを選ぶポイントは、
- 利用目的
- サーバー環境
- レンタル費用
- レンタルサーバーの種類
- サーバーの安定性・速度
- メールサーバーの仕様
- セキュリティ
- 自動バックアップ機能
- 管理会社のサポート体制
の9点です。
では次から詳しく解説していきます。
1:利用目的で選ぶ
レンタルサーバーは、利用目的によって最適な容量や転送量などが異なります。
会社のサイトを作成するための利用が多いですが、ショッピングサイトや動画コンテンツサイトなどを作る場合もあるでしょう。
会社の紹介やアクセス、採用情報などを掲載するだけなら、大きな容量や転送量は必要ありません。
しかし、ショッピングサイトは一時的にアクセスが増えることも予想できますし、動画コンテンツは必要な容量が多くなります。
いきなりサーバーを選ぶのではなく、どんな利用目的なのか明確にしておくとサーバー選びがスムーズになります。
2:サーバー環境で選ぶ
利用目的が単純にサイト公開だけの場合は、特にサーバー環境について意識する必要はありません。
ただし、プログラミングを要するようなサービスをサーバーに載せる場合では、サーバー環境にも着目する必要があります。
たとえば、サーバー環境として有名なのが「LAMP環境」です。
■ LAMP環境
LAMP環境とは、以下を組み合わせた環境のことをいいます。それぞれの頭文字を順に並べて「LAMP」と呼ばれています。
- Linux(OS)
- Apache(WEBサーバー)
- MySQL(データーベース)
- PHP(プログラミング言語)
またデーターベースでもPostgreSQLを利用し、プログラミング言語はJavaを利用するなど、どういったサービス開発をするのかによっても、必要な環境は変わってくるでしょう。
サーバーにどういったサービスを載せたいのか、その時の環境には何が必要なのかを明確にしておき、それらに対応したサーバーを選ぶ必要があるのです。
3:レンタル費用で選ぶ
容量やセキュリティも大事ですが、レンタルの利用料金も大切です。
サーバーの種類や容量が決まったら、できるだけ多くのレンタルサーバーを比較してみましょう。
もちろん、セキュリティのレベルやサポート体制によっても料金は変わります。
契約後は気軽に変更はできないため、慎重に検討しましょう。
とにかくレンタル費用を抑えるなら、個人向けのサーバーをおすすめします。
個人向けでも決してサービスが劣っているわけではありません。
セキュリティや機能が充実している個人向けのサーバーも多くあります。
4:レンタルサーバーの種類で選ぶ
サーバーの種類は、大きく分けて2つあります。
「共用サーバー」と「専用サーバー」の2つです。次から2つのサーバーについて詳しく解説していきます。
共用サーバー
共用サーバーは、1つのサーバーを複数のユーザーが利用します。そのため、利用料金が安いのが特徴です。
また、レンタルをした段階で、すでに利用環境が整っています。
社内にサーバーを管理できる知識や経験のある従業員がいなくても利用できます。
管理やメンテナンスも管理会社がしてくれるため手間もかかりません。
デメリットとしては、1つのサーバーを複数人で利用するので、同じサーバーを利用しているユーザーの利用状況によっては、サイトが重くなる場合があります。
すぐに使えてメンテナンスも不要ですが、自由に設定変更やソフトウェアのインストールができないため、自由度は低いです。
会社のサイトやメールなど用途を限定すれば、共用サーバーでも問題ないでしょう。
専用サーバー
専用サーバーは、1つのサーバーを独占して利用できます。
共用サーバーよりも安定性やセキュリティが高く、アクセス数が多かったり、負荷がかかりやすいサイトの運用に向いています。
自由にソフトウェアをインストールしたり、設定の変更もできます。
共用サーバーと比べると自由度の高い運用ができます。
ただし、自由に1つのサーバーを利用できる分、利用料金は共用サーバーよりも高く設定されています。
また、サーバーの管理やメンテナンスも全て行わなくてはいけません。
そのため、サーバーの管理ができる知識や経験を持った管理者が必要です。
管理者がいない場合は、管理者を雇うか、管理を外部の管理会社に委託する必要があります。
数百人規模の従業員や顧客のデータを扱うのであれば、専用サーバーを検討しましょう。
5:サーバーの「安定性」や「速度」で選ぶ
サーバーは、常に安定して使えることとページの表示速度が早いことが大切です。
とくにネットショップなどの運営を考えているのであれば、安定性と速度は必ず複数のサービスを比較してみましょう。
簡単に安定性がチェックできるのが、各サーバー会社が公表している稼働率です。
「稼働率99.9%以上」などと記載されています。
この数字が高ければ高いほど、サーバーが止まっている時間が少なかったということになります。
また、公式サイト上には、サーバーの障害情報が掲載されています。
どんなトラブルがどの程度の頻度で発生しているか確認しておきましょう。
あまりに頻繁に発生しているということは、安定性はあまり高くないといえます。
速度に関しては、サーバーの仕様表に「回線速度」の項目があります。
1Gbps以上を目安に選ぶといいでしょう。
6:メールサーバーの仕様で選ぶ
今後従業員の数が増えることを想定しているのであれば、メールサーバーについても注目しておく必要があります。
というのも各サーバーでは、1時間あたりに送信できるメール数や容量が制限されていることもあり、設定も異なるためです。
さらには、容量が上限に達してしまった場合の仕様も異なります。
たとえば、自動的に古いものから削除される仕様のメールサーバーもあれば、新しいメールが受信できなくなる仕様のものもあるのです。
これらの仕様については、詳しく記載されていないこともありますので、契約前には問い合わせるなどして、しっかりと確認しておくようにしましょう。
7:セキュリティで選ぶ
会社のサイトは個人のサイトよりも重要な情報を管理しているため、攻撃の対象になりやすいです。
まずは、SSL証明書をチェックしましょう。
■ SSL証明書とは
これは、サーバーとサイトを閲覧しているユーザー間において、やり取りするデータを暗号化する機能です。
SSL証明書には、
- 「ドメイン認証」
- 「企業認証」
- 「EV認証」
の3種類があります。
ドメイン認証は、安価で利用可能となっており、ほとんどのサイトで利用されています。
ネットショップなどの個人情報を入力するようなサイトでは、さらに高機能で信頼性も高い企業認証やEV認証を利用しましょう。
ただし、利用には年間数万円かかります。
その他にも、不正侵入を検知や防止に役立つ「IDS・IPS」やWEBアプリケーションをターゲットにした攻撃を阻止する「WAF」もあります。
サイトの不正な改ざんを検知する機能などもあるので、さらにセキュリティを強化したい場合は、利用しましょう。
ただし、セキュリティ機能が有料オプションになることもあるので、料金には注意が必要です。
8:自動バックアップ機能で選ぶ
サーバーに管理されているデータは、操作ミスやサーバーのトラブルで、消えてしまう可能性があります。
そのときに役立つのが、サーバーのデータを定期的に自動でバックアップを取ってくれる機能です。
この機能があれば、何らかのトラブルで万が一サーバー内のデータが消えても、復旧ができます。
レンタルサーバーによって、バックアップの頻度や保存期間が異なります。
有料のオプションに設定されていることが多いため、料金も確認しておきましょう。
9:管理会社のサポート体制で選ぶ
レンタルサーバーは、気を付けていてもサーバーが落ちてしまうなどのトラブルは起きてしまいます。
トラブルが起きないようにすることも大切ですが、起きたあとに迅速に対応するのも大切です。
そのために、サポート体制を確認しておく必要があります。
電話やメールでの対応は、受付時間や返信までの時間が重要になります。
「24時間以内に返信」などと明記されているレンタルサーバーを選ぶと、迅速な対応が期待できます。
また、サーバーが24時間365日の有人で監視されているとサポートが早く安心です。
法人向けレンタルサーバーの容量はどう選べばいいのか
法人向けレンタルサーバーでとくに注目したいのが、「どの程度の容量を選ぶのが適切なのか」という点でしょう。
この容量が大きいほど、値段も高くなることが一般的なため、適切に選んでいきたいものです。
ではまず、サーバーの容量が不足してしまうと、「一体どういったことになるのか」、その点から解説していきます。
容量が足りなくなると?
もし仮に、利用しているサーバーの容量が足りない状態になると、新たにデーターをアップロードすることができなくなります。
たとえば自身がメディアサイトなどを運営していた場合、それらの新規投稿はおろか、内容によっては更新すらもままならなくなるでしょう。
さらに問題なのは、サイト機能であるプログラムが、容量が足りないために正常な動作を行えず、エラーを引き起こす可能性があることです。
この場合では、ユーザーの利便性がかなり失われることにも繋がるため、事前に容量が足りない状況を回避できるような、事前対策をしておくことが賢明となります。
- アップする画像は圧縮してサイズを小さくしておく
- 動画掲載はYouTubeなどのサービスと連携する
容量を選ぶ際の目安は?
さて、いよいよ本題の選ぶべき容量の目安ですが、そこまで大きくない自社サイトやブログ、メディアサイトでは、実はそこまでシビアになることもないかもしれません。
というのも、近年のレンタルサーバーでは、容量も比較的大きくなっており、100GBを超えるサービスが多くあります。
たいして容量の目安は、特別なことをしないのであれば5~10GBほどあれば事足りてしまうため、大きな影響がないのです。
ただし、大量の動画なども扱うような大規模WEBアプリでサーバーを利用する予定であったり、多数のサービスを同サーバー内で持つのであれば、数百GBはある方が動作的な面でも安心といえるでしょう。
法人向けレンタルサーバーおすすめ20社の比較一覧
選び方がわかったところで、ここでは法人向けレンタルサーバーの中で、厳選した20社を比較表にして料金をまとめておきます。
またそれぞれの特徴については、次項で紹介しておきますので、そちらも併せてご活用ください。
初期費用 | 月額料金 | 容量 | |
1:エックスサーバービジネス | 15,000円 | 3,420円〜 | 200GB〜 |
2:CPIレンタルサーバー | 0円〜 | 3,800円〜 | 無制限 |
3:富士通グループ運営のニフクラ レンタルサーバー | 5,000円 | 2,800円〜 | 300GB~ |
4:WebARENA SuiteX | 0円〜 | 1,361円〜 | 300GB〜 |
5:シックスコア | 6,000円 | 1,800円〜 | 50GB〜 |
6:ConoHa WING | 0円〜 | 1,200円〜 | 200GB〜 |
7:さくらのレンタルサーバ ビジネスプラン | 5,142円 | 2,571円 | 300GB〜 |
8:GMOクラウド iCLUSTA+ | 5,000円 | 934円〜 | 200GB〜 |
9:ロリポップ エンタープライズ | 3,000円 | 2,000円〜 | 400GB〜 |
10:カゴヤ・ジャパン 共用サーバー | 0円〜 | 864円〜 | 100GB~ |
11:ファーストサーバー Zenlogic | 0円〜 | 890円〜 | 100GB~ |
12:スマイルサーバー | 0円〜 | 3,100円 | 400GB〜 |
13:スターサーバー | 5,000円 | 3,000円〜 | 200GB〜 |
14:WADAXレンタルサーバー | 3,240円 | 3,888円〜 | 150GB |
15:カラフルボックス | 0円
(3カ月以上の利用) |
2,980円〜 | 300GB |
16:アルファメール(大塚商会) | 5,000円 | 1,400円〜 | 40GB~ |
17:お名前.com レンタルサーバー | 0円 | 900円〜 | 200GB |
18:コアサーバー | 0円 | 195円〜 | 60GB |
19:ウィンサーバー | 2,200円 | 990円〜 | 10GB〜 |
20:バリューサーバー | 1,000円~3,000円 | 1,667円
※エコプランは167円 |
10GB~400GB |
さて、ある程度候補は決まったでしょうか?
次からは、いよいよ上表で紹介したサーバーの特徴を、それぞれに紹介してきます
自社の求める環境と照らし合わせながら、チェックしていきましょう!
法人向けレンタルサーバーのおすすめ18選
ここから法人向けレンタルサーバーのおすすめをご紹介していきます。
レンタルサーバーは非常に数が多く、全てを比較していくのは大変です。
ぜひ今回のおすすめを参考にしてください。
1:エックスサーバービジネス
初期費用 | 15,000円 |
月額料金 | 3,420円〜 |
容量 | 200GB〜 |
エックスサーバービジネスは、ビジネス向けに作られているため、高速で安定しているのが特徴です。
自動バックアップやWAFなどの機能が標準装備されているので、オプション料金が必要ありません。
高速で安定しており、さらに高機能なので、多くの会社からの利用がある人気のレンタルサーバーです。
もう少し料金も安く抑えたい場合は、月額900円から利用できる個人向けプランをおすすめします。
2:CPIレンタルサーバー
初期費用 | 0円〜 |
月額料金 | 3,800円〜 |
容量 | 無制限 |
CPIレンタルサーバーは、KDDIが運営するレンタルサーバーで、信頼性は抜群です。
容量は制限がかかる可能性はありますが、無制限で利用できます。
サーバーは24時間365日有人監視をしており、サーバーの稼働率・安定性が高いのが特徴です。
不正侵入検知やWEB改ざん検知などのセキュリティ機能も充実しています。
自動バックアップ機能が標準で備わっており、サイトの変更などはワンクリックで簡単に元の状態に戻せます。
少し料金は高いですが、安定性を重視するなら断然おすすめです。
3:富士通グループ運営のニフクラ レンタルサーバー
初期費用 | 5,000円 |
月額料金 | 2,800円〜 |
容量 | 300GB〜 |
富士通グループの富士通クラウドテクノロジーズが提供する「ニフクラ レンタルサーバー」では、大手ならではの徹底したサポートを受けることができます。
また充実したマニュアルもあるため、設定方法などで躓くことも少なくなるでしょう。
運用体制としては、有人監視を24時間体制で行っています。もし障害が発生したとしても、迅速に対処をしてくれる点で、より安心できるのではないでしょうか。
また最先端のセキュリティー機能も搭載しているため、利用料は多少高くとも、その価値は十分にあるレンタルサーバーとなります。
4:WebARENA SuiteX
初期費用 | 0円〜 |
月額料金 | 1,361円〜 |
容量 | 300GB〜 |
WebARENA SuiteXは、料金が安く、不正侵入の防止やWEB改ざん検知サービスなど、セキュリティも高いのが特徴です。
監視は24時間365日有人で行っており、トラブルにもしっかり対応してくれます。
個人向けとしても利用されますが、NTTが運営しているサービスなので、信頼性も高く、安心して利用できます。
5:シックスコア
初期費用 | 6,000円 |
月額料金 | 1,800円〜 |
容量 | 50GB〜 |
シックスコアは、運営がエックスサーバーと同じで、性能は「エックスサーバービジネス」とほぼ同じです。
ただ、価格を抑えている分、容量やマルチドメインの数などに制限があります。
個人向けよりもサポートが非常に充実しており、サーバーの運用に不安がある会社でも安心して利用できます。
6:ConoHa WING
初期費用 | 0円〜 |
月額料金 | 1,200円〜 |
容量 | 200GB〜 |
ConoHa WINGは、料金形態が1時間2円からという、時間制となっています。
最低利用期間がなく、初期費用もかからないので、始めやすいのが特徴です。
同時アクセスでも、ページの表示速度が早く、安定した運用が可能となっています。自動バックアップ機能やWAFも標準装備しており、機能も充実しています。
7:さくらのレンタルサーバ ビジネスプラン
初期費用 | 5,142円 |
月額料金 | 2,571円 |
容量 | 300GB |
さくらのレンタルサーバ ビジネスプランは、1996年に創業された「さくらインターネット」が運営している国内最大級のレンタルサーバーです。
共用サーバーですが、人数を制限するなどの対策をして、安定性と信頼性を高めています。
WAFなどのセキュリティ面にも定評があります。
運営歴が長く、電話やメールでのサポートも充実しています。
8:GMOクラウド iCLUSTA+(アイクラスタプラス)
初期費用 | 5,000円 |
月額料金 | 934円〜 |
容量 | 200GB〜 |
GMOクラウド iCLUSTA+の最大の特徴は、安定性が高いことです。
公式サイトで過去の稼働率が公表されており、2012・2017年は年間の稼働率100%を記録しています。
その他の年も高い稼働率となっています。
不正侵入防止や迷惑メールフィルター、自動バックアップなどの機能も充実しています。
9:ロリポップ エンタープライズ
初期費用 | 3,000円 |
月額料金 | 2,000円〜 |
容量 | 400GB〜 |
ロリポップ エンタープライズは、料金は安いですが、機能が豊富なため法人での利用にも適しています。
ウイルスチェックやWAFなどのセキュリティ機能もしっかり搭載しています。
転送量が無制限に設定されているので、アクセスが集中した際にも落ちることなく運用が可能です。
10:カゴヤ・ジャパン 共用サーバー
初期費用 | 0円〜 |
月額料金 | 864円〜 |
容量 | 100GB〜 |
カゴヤ・ジャパン 共用サーバーは、多くの会社から利用されており、運用歴や実績もあるレンタルサーバーです。
料金が安く、個人向けとしても利用されているのですが、不正侵入防止やWAF、自動バックアップなどが標準で利用できます。
サポート体制もしっかりしているので、サーバー管理に関して知識がなくても、安心して利用を始められます。
11:ファーストサーバー Zenlogic(ゼンロジック)
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 890円〜 |
容量 | 100GB〜 |
ファーストサーバー Zenlogicは、クラウド型のレンタルサーバーです。
仮想専用構造になっているため、安い料金設定ながら専用サーバーのように運用できます。
24時間365日有人監視や電話サポートなどの体制もしっかりしているので、知識や経験がなくても安心して利用できます。
ただし、大規模障害が過去に数回発生しているため、導入する際は他サービスと比較して慎重に検討しましょう。
12:NTTスマートコネクト スマイルサーバ
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 3,100円〜 |
容量 | 400GB〜 |
NTTスマートコネクトが提供する「スマイルサーバー」でも、大手ならではのサポートや豊富な実績があります。
そのサポートへの満足度も97%と、かなりの高評価となっています。
また長期に渡り培われたノウハウは、セキュリティ環境にも生かされ、安心した運用が望めるでしょう。
平均稼働率も99.998%となっているため、安定性についても申し分ありません。
13:スターサーバー
初期費用 | 5,000円 |
月額料金 | 3,000円〜 |
容量 | 200GB〜 |
スターサーバーは、大量アクセスに強いと言われている「nginx」を採用しているため、安定性が高いレンタルサーバーとしても定評があるのが特徴です。
高速サーバー環境のオールSSDを採用しているため、ユーザー体験を損なわせない、高速サイト表示を強力にバックアップしてくれます。
また、もはや必須とも呼べるSSL機能についても無料で提供しているため、その点でも安心して利用できるのではないでしょうか?
2週間の無料お試し期間があるため、まずはその使い心地を体感してみると良いかもしれません。
14:WADAXレンタルサーバー
初期費用 | 3,240円 |
月額料金 | 3,888円〜 |
容量 | 150GB |
WADAXレンタルサーバーは、GMOが提供しているレンタルサーバーです。
法人向けにおすすめのプランとしては、、プラチナTypePがあります。
これの一番のおすすめポイントは、安全性に優れていること。
万が一ハッキングや、データやプログラムが盗まれそうになったとしても、セコム不正侵入検知防護システム(IPS)で阻止することが可能です。
また、防犯や耐震のためにデータセンターには、スタッフが常に監視しトラブルをスピーディーに解決してくれます。
セキュリティ面を重視するなら、WADAXレンタルサーバーがおすすめです。
15:カラフルボックス
初期費用 | 0円(3カ月以上の利用) |
月額料金 | 2,980円〜 |
容量 | 300GB |
カラフルボックスの法人向けレンタルサーバーは、地域別自動バックアップ機能を搭載しています。
そのため、万が一災害などが起こった場合には、リスクを分散することができるのです。
また、世界に支持されている「cPnanel」のコントロールパネルを採用しているため、簡単に扱うことができるでしょう。
そんなカラフルボックスは、セキュリティ面のバランスも良く操作もしやすいため、初心者の方にもおすすめのレンタルサーバーといえそうです。
16:アルファメール(大塚商会)
初期費用 | 5,000円 |
月額料金 | 1,400円〜 |
容量 | 40GB〜 |
大塚商会のアルファメールでは、規模に応じて3つのプランが用意されています。
それぞれのプランの概要は以下の通り。
- アルファメールプレミア:月額3,800円(50GB~)
- アルファメール2:月額2,800円(200GB)
- アルファメール2コンパクト:月額1,400円(40GB)
最上位プランの「アルファプレミア」は、充実したセキュリティー機能が魅力のプランとなります。
間に位置する「アルファメール2」は、企業HPなどをかんたんに作成できる機能が搭載されているため、専門知識を持った担当者がいない企業の心強い味方となるでしょう。
最も安いプランは、小規模ビジネス向きとなります。
それぞれでその中身もことなりますので、まずは公式HPで詳細を確認してみると良いでしょう。
17:お名前.comレンタルサーバー
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 900円〜 |
容量 | 200GB |
お名前.comのレンタルサーバーは、東証一部上場企業が運営をしており、そのサポート体制も24h365日と万全となっています。
ドメインについては、初年度1円で利用できるようになるため、取得がまだならチェックしておくといいでしょう。
お名前.comのレンタルサーバーでは、WordPressの引っ越し機能も充実。
カンタンな操作だけで移行もできてしまいます。
気になる通信状態についても、高速で高安定をポイントしているため、法人まで十分に対応できるでしょう。
初心者でもカンタンにできるよう、手厚いサポートも受けられるので、どれにすべきか迷ったら、候補として挙げておくと良いかもしれません。
18:コアサーバー
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 195円〜3,800円 |
容量 | 60GB〜500GB |
コアサーバーは、GMOが運営しているレンタルサーバーとなります。
個人でも法人でも幅広く対応できるように、用意されているプランは4つ。
また、そのどれもがかなり格安な料金となっているのが特徴です。
どんなに高いものでも、月額3,800円となっており、大規模サイトでも対応できるような仕様となっているようでした。
もちろん、その最上位プランでは、電話サポートや自動バックアップにも対応しています。
一番安い月額195円のプランでは、それらがありませんが、それでもシンプルサイト運営には十分な仕様となっています。
複数サイトなどを運営するのなら、スタンダードプランである「Core-A(月額397円)」を選択するといいでしょう。
19:ウィンサーバー
初期費用 | 2,200円 |
月額料金 | 990円〜 |
容量 | 10GB〜 |
ウィンサーバーは、マイクロソフトのホスティングパートナーが運営しているサービスで、14年間もの間レンタルサーバーを提供しています。
そのため導入実績も豊富で、在籍する専門スタッフの対応やサービスにも、高い支持が集まっているのです。
肝心のプランについてですが、個人向けからシステムを開発するような規模の企業まで、幅広く対応。
そんなウィンサーバーの稼働率は99.99%とかなり安定しており、地震の際も電力を供給できるようになっています。
もちろんセキュリティについても優秀で、プライバシーマークも取得。
これなら、ビジネスでも安心して利用できるでしょう。
20:バリューサーバー
初期費用 | 1,000円~3,000円 |
月額料金 | 1,667円
※エコプランは167円 |
容量 | 10GB~400GB |
バリューサーバーは、ビジネスプランであっても月額1,667円でディスク容量400GBと、かなり格安なレンタルサーバーとなっています。
またこのプランは、メールアカウント数やマルチドメイン数、さらにはデーターベースも無制限など使い勝手も十分。
それでいて電話サポートもあるので、なるべくコスト抑えたい方は、候補のひとつとしておくのもいいでしょう。
また、WordPressでサイトを開設したい方にとっても、カンタン設置できる仕様や無料SSL証明書の即日発行には魅力を感じるはず。
まずは公式HPで実際の内容を確認してみましょう。
法人向けレンタルサーバーの注意点
レンタルサーバーの契約は、契約後に変更するのは手間もコストもかかります。
ここからは、契約する前に確認しておきたい注意点を解説していきます。
1:適切な容量のサーバーをレンタルする
レンタルサーバーには、さまざまなプランが用意されています。
アクセスの増加に備えて大きめのサーバーを用意するのが基本ですが、その分料金も高くなってしまいます。
単純に会社を紹介するだけのページで大きなサーバーを用意しても、持て余してしまいます。
選び方でも解説しましたが、利用目的に合ったレンタルサーバーを選ぶことが大切です。
2:サービスが終了する可能性がある
レンタルサーバーのサービスが終了することは珍しいことではありません。
利用者数が少なくなれば、サービスは終了してしまいます。できるだけ利用者数の多いレンタルサーバーを選ぶといいでしょう。
利用者数は公式サイトで公表していることがあるので確認してみましょう。
公表していない場合は、ネット上の口コミの多さや運営歴の長さが目安になります。
法人向けレンタルサーバーのセキュリティー対策4つ
レンタルサーバーを利用するのなら、最低限のセキュリティーの知識は身につけておくべきでしょう。
そこでここでは、セキュリティ対策として、押さえておきべき4つを紹介していきます。
実際にレンタルサーバーの設定をする際は、公式HPやサポートを活用しながら、これから紹介する対策を取り入れてみてくださいね!
では進めていきます。
1:SSLの導入
このSSL暗号通信については、もはやWEBサービスを公開する際は、必須といえる機能となります。
まずSSLとはカンタンにいえば、データ通信において、その内容が解読できないよう暗号化した上で送受信する仕組みをいいます。
たとえば、ネットショップで買い物をする場合、自分自身の個人情報を店舗側へ提供する必要がありますよね?
このとき、もしSSL暗号通信でなかった場合、悪意ある第三者に、通信で飛んでいる情報を盗み取られる心配があるわけです。
そうなってしまえば、クレジットカードなどを不正利用されたり個人情報が流失し悪用されたりと、思わぬ被害が発生してしまうこともあるでしょう。
それらを防ぐために、SSLは重量な役割を果たしているのです。
レンタルサーバーを利用するのなら、かならずSSLの設定は行うようにしてください。
2:WAF設定
次に紹介するのは、WEBサイトに不審な通信が発生した場合に、それを遮断する「WAF」という機能です。
より具体的には、以下のような悪意ある攻撃から、Webサイトなどを守る役割があります。
- フィッシングサイトへの誘導
- データベースにアクセスし情報漏洩や破損をさせる
- パスワードの書き換え→不正アクセス
- サーバー上の重要情報の取得
上リストにサッと記載しておきましたが、これだけ見ても、セキュリティの重要性がわかるのではないでしょうか?
これらの設定は、サーバーパネルのような場所から設定できるはずですので、各レンタルサーバーのマニュアルを見ながら設定していくようにしましょう。
3:Web改ざん検知の設定
Web改ざん検知は、悪意ある者によってWebサイトやサービスが改ざんされてしまった場合、その状況を早急に管理者へと通知する機能となります。
こうした被害を受けた場合は、時間が経てば経つほど、被害が拡大していくものです。
だからこそ、いち早くその状況を把握し、その被害を食い止める必要があるのです。
また提供会社によりますが、この機能の一部にマルウェアやフィッシングURLチェックなども自動で毎日診断してくれるものもあります。
たとえば、XSERVERはその一例でしょう。
XSERVERは、全プラン無料で改ざん検知設定が利用できます。
4:メールサーバーのセキュリティ設定
最後に紹介するのは、メールサーバー上のセキュリティです。
メール自体も、重要な情報をやり取りするのに利用されていますから、この点も抜かりなくセキュリティ対策を行う必要があります。
メールサーバーを利用する際は、メールの添付ファイルに仕込まれたウイルスを検知する、ウィルスチェック機能も必須です。
また、メールの内容を解読さないための「POP over SSL」に対応しているのかも重要な判断ポイントでしょう。
もし対応していない場合は、中身が丸見えの状態となり危険となります。
法人向けレンタルサーバーを上手く運用するコツ
では次に、レンタルサーバーを上手く運用するコツについて紹介しておきます。
これらは、事前に知っておくことで、サーバー選びの精度も上がってきますので、極力目を通すようにしてください。
では、そのコツについて、3つほど紹介していきます。
Webサーバーとメールサーバーは分けておく
同じサーバーを利用して、メールとサイトを運用していく場合もあるでしょう。
しかし、同じサーバーで運用していると、万が一サーバーが停止してしまうとメールとサイトの両方が利用できなくなってしまいます。
従業員同士や顧客とのメールのやり取りができなくなります。
サイト用とは別で、メールサーバーを用意しておくと、トラブルの際も安心です。
事前にトラブルに備えておく
サーバーはサイトやサービスを公開する上で、非常に重要な役割があるものです。
もしこのサーバーに障害などが発生し、長時間にわたって停止してしまったらどうなるのでしょうか。
当然ながら、利用者に不便を強いることになります。また社内の業務までもが停止してしまうでしょう。
いくら万全といわれるサーバーでも、データの消失や数日にわたる大規模障害が発生しないという保証は、どこにもありません。
そのため、万が一に備えた対策を事前に検討しておく必要があるのです。
その対策のひとつとして、まず前項で挙げた「メールサーバーは別にしておく」といった手段があるのです。
また、障害発生時でも利用者の方々とやり取りができるように、Webサイト上以外でもお知らせができるよう、SNSの体制も整えておくと良いでしょう。
契約情報のメールなどはプリントアウトしておく
もし会社のHPやその他サイトの開発依頼をするとなれば、サーバーの情報は必要となるものです。
その際に、サッとその情報を確認できるように、契約時に送信されてくるメール内容は、プリントアウトをして保管しておくと良いでしょう。
また、間違ってもその情報は無くしたり外部に漏らさないよう、徹底管理するようにしてください。
悪用されてしまえば、個人情報の流出や信頼の崩壊など、大きな損害を出す可能性もあります。
自社に最適なレンタルサーバーを選ぼう
レンタルサーバーの選び方と注意点の解説とおすすめのご紹介をしました。
レンタルサーバーといっても非常に種類が多く、それぞれに特徴があります。
その特徴を活かすためには、利用目的に合わせてサーバーを選択するのが大切です。
ぜひ今回の記事を参考にして、最適なサーバーを見つけましょう。