この記事はPRが含まれていますが、直接取材・調査した一次情報を元に書かれています。
- 「ビジネスローンを利用したけど、金利が高い」
- 「ビジネスローンの返済総額を少しでも減らしたい」
- 「どこで借り換えをすれば損しないのか」
- 「借り換え時に注意すべきことはなにか」
- 「具体的におすすめできるビジネスローンはあるのか」
ビジネスローンを利用した経営者で、そう思っている人は多いでしょう。
ビジネスローンは審査が通りやすく融資までのスピードは早いですが、金利は高く設定されています。
そこで、金利を減らすために有効なのが、ローンの借り換えです。
この記事では、ビジネスローンの借り換えについて詳しく解説していきます。
借り換えの基本的な部分から、メリットやデメリット、そして借り換え先についても詳しく解説しています。
これから、借り換えをしようと検討している経営者の方やビジネスローンの短期的な利用を検討している経営者の方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね!
そもそも借り換えってなに?
まずは、借り換えとはどういったものか解説していきます。借り換えとは、借り入れしていたローンを有利な条件で借り入れし直すことです。
有利な条件というのは、現在借りているローンよりも、
- 金利が低くくなる
- 借り入れ期間が長くなる
ことを指します。
とくに金利は時代とともに変動していきます。住宅ローンなどの長期的なローンで、借り入れしたときよりも、金利が大きく下がっていた際に利用されるのが一般的です。
また、複数のローンを1つにまとめる「おまとめローン」も借り換えになります。
ビジネスローンでも借り換えは可能
ビジネスローンでも、一般の住宅ローンなどと同じように借り換えはできます。
もともとの借入先は、お金をきちんと返済してもらうのが目的なので、それが借り換えでも全く問題ないというわけです。
基本的にビジネスローンは非常に高金利で融資しているため、短期間の利用以外の場合は、なるべく早く借り換えをしたほうがいいでしょう。
ビジネスローンの借り換えをするメリットとは
ビジネスローンの借り換えは、一般のローンの借り換えと同じように、
- 金利を減らせる
- 毎月の返済額を減らせる
という2点がメリットです。
金利を減らせると、返済額も減らせるので「金利を減らせる」というのは非常に大きなメリットになります。
次から1つずつ詳しく解説していきます。
1:金利を減らせる
借り換えをする最大のメリットは、金利が減らせることです。
金利が減れば、返済総額や毎月の返済負担も減ります。
借り換えには諸経費がかかりますが、長期間のローンでは、1%程度の金利差でも借り換えをしたほうがいいとされています。
ビジネスローンは金利が高く設定されているため、低金利の銀行融資に借り換えができれば、大きく返済額を減らせます。
2:毎月の返済額を減らせる
金利を減らして、返済総額を減らすのが借り換えの目的ですが、借り入れの期間を伸ばして毎月の返済額を減らせれば、毎月の負担を少なくできます。
ただし、その場合は返済期間に注意しないと、最終的な返済額は多くなることもあります。
毎月の支払いを減らすのには有効な手段ですが、支払いの先延ばしをしているだけなので、あまりおすすめはできません。
それでも、毎月の資金繰りが厳しい場合は、有効な方法です。
ビジネスローンの借り換えをするデメリットとは
借り換えはメリットもありますが、デメリットも多いです。事務手続きなどの負担もあるので、慎重に検討して、結果的に返済額が増えるということが内容にしましょう。
主なデメリットには、
- 返済期間が伸びると返済総額は増えることもある
- 借り換えできる金融機関は少ない
- 審査に時間がかかる
- 諸経費がかかる
の4つです。
ビジネスローンは金利が高いので、早く借り換えをしたほうがお得ですが、デメリットも把握しておかないと、事業の失敗にも繋がります。
次から詳しく解説していきます。
1:返済期間が伸びると返済総額は増えることもある
返済総額を減らすために、低金利のローンに借り換えしても返済期間が伸びてしまうと、返済総額が増えることもあります。
金利を下げるのは大切ですが、返済期間にも気をつける必要もあるということです。
金利だけではなく、返済期間にも注意して、事前にきちんと返済総額などをシミュレーションしておきましょう。
2:借り換えできる金融機関は少ない
一般の住宅ローンなどの借り換えはよくありますが、事業資金を借り換えができる金融機関というのは限られます。
現在よりも金利を下げる必要があるので、借り換え先もさらに限られるでしょう。
たとえば、銀行融資を利用すれば、金利が低いため返済額を大きく減らせます。
しかし金利が低いので、無担保だと審査はかなり厳しくなるのです。
ビジネスローンへの借り換えも可能なので、金利が低いビジネスローンへの借り換えも検討しましょう。
3:審査に時間がかかる
ビジネスローンは最短で即日融資を受けられます。
しかし、金利が低い金融機関は審査から融資を受けるまでに数週間、長ければ1ヶ月以上かかってしまうのです。
短期間だけ利用して、すぐ銀行融資に借り換えようとしても、審査に時間がかかるうえに、審査に落ちることも考えられます。
ある程度余裕をもって事業の資金計画を立てることが大切です。
4:諸経費がかかる
金利と返済期間は重要ですが、諸経費がかかることも忘れてはいけません。
印紙代や保証料、各種手数料は、融資の金額が多いほど高くなります。
返済総額が減っても、諸経費が思っていた以上にかかってしまい、
なんてことのないように注意しましょう。
諸経費は融資額と比べれば、大した金額ではないかもしれませんが、決して小さい金額ではありません。
借り換え先と金利差が小さいときは、諸経費がかかることで逆に返済額が多くなってしまうこともあります。きちんと事前に計算しておきましょう。
ビジネスローンの借り換え先は?
ビジネスローンの主な借り換え先は、
- 銀行の融資
- 日本政策金融公庫
- ほかのビジネスローン
- 有担保ローン
の3つです。
とくに銀行の融資は非常に低金利のため、ビジネスローンから借り換えができれば大きく返済額を減らせます。
1:銀行の融資
借り換えで返済総額を減らすには、とにかく金利が低いところで借り換えをするのが重要です。
銀行の融資は、ビジネスローンと比べると非常に低金利に設定されています。
審査はかなり厳しくなっていますが、事業歴があり、しっかりと毎年売上をあげているなら審査も通る可能性があります。
銀行の融資は、数週間から1ヶ月以上かかることもあるので、余裕をもって申し込みましょう。
最短で即日融資が可能なビジネスローンと比べると、融資を受けるまでの期間が長いので注意が必要です。
2:日本政策金融公庫
日本政策金融公庫は、基本的に借り換えには利用できません。
ただし、災害などの要因で資金繰りが難しくなった際には「公庫融資借換特例制度」という制度を利用できます。
この制度を利用すれば、一部の事業者であれば、借り換えが可能です。
原則として「借り換えには利用できない」となっているので、必ず借り換えができるわけではないです。
一部の条件をクリアした会社しか利用できないのを覚えておきましょう。
3:ビジネスローンからビジネスローンも可能
ビジネスローンは、銀行などに比べると金利は高いので、借り換えには向きません。
ただ、金利の低いビジネスローンがあれば、そちらへの借り換えをしたほうがいいでしょう。
ビジネスローンへの借り換えは、ほとんどの場合は金利が下がりません。
金利を下げるコツとしては、融資額を増やすという方法があります。
借り入れする金額が増えれば、それに応じて金利も下がっていきます。
たとえば、ローン会社の「ビジネクスト」では、
- 融資限度額は1,000万円
- 金利が8〜18%
と10%もの幅があります。
小さい金額で借りるのではなく、少し大きな金額を借りれば、金利は確実に低くなります。
もちろん、金額が増えればいくら金利が低くても返済の負担が増えるので、事前にきちんと検討する必要があるでしょう。
また、ビジネスローンへの借り換えは金利差があまりないので、諸経費にいくらかかるのかも重要になってきます。
返済総額を計算するときは、諸経費込みで計算しましょう。
4:有担保ローン
有担保ローンであれば、担保を提供するため、ビジネスローンよりも審査がラクになります。
また場合によっては、大きな資金の借入も行えるため、借り換え先としては十分候補となるでしょう。
有担保ローンには、たとえば以下のようなものがあります。
- 売掛債権担保ローン
- 不動産担保ローン
- 証券担保ローン
もし価値がある不動産を所有しているのなら、不動産担保ローンで大きな金額を借り入れられるためおすすめとなります。
ただし、不動産を担保とするため、返済不能となればその不動産を失ってしまうことも忘れてはいけません。
しっかりと返済できていれば、低金利で借り入れでき、30年間など長期間で返済できるようになるので、負担も少なくなるでしょう。
不動産担保ローンの代表例については、この記事の後半にある「借り換えにおすすめの不動産担保ローン3選」で紹介していきます。
ビジネスローンの借り換えをするコツ
借り換えをするときに、金利が低いからといってすぐに借り換えをしてはいけません。
次の3つのコツを守りましょう。
- 複数の借入先で金利を比較する
- 諸経費もしっかり計算しておくこと
- 返済のシミュレーションをすること
3つのコツは借り換えをする際に、必ずやっておきたいところです。
1:複数の借入先で金利を比較する
金利は金融機関によって異なるため、複数の借入先で金利を比較しておくのが大切です。
数%でも金額や期間によって返済総額は大きく変わってきます。
なるべく多くの金融機関で金利を比較して、少しでも金利の低いところに借り換えをしましょう。
できれば低金利の銀行への借り換えが望ましいですが、審査も厳しいので、ビジネスローンへの借り換えも同時に検討しておきましょう。
2:諸経費もしっかり計算しておくこと
借り換えをする際に重要なのは、金利と返済期間ですが、諸経費も計算に入れておくのも忘れてはいけません。
銀行への借り換えは金利差が大きいので、諸経費でマイナスになることは少ないです。
しかし、ビジネスローンへの借り換えは、金利差が1〜2%程度がほとんどでしょう。
金利差が少ないと、諸経費を計算に入れるとマイナスになってしまうことも少なくありません。
融資の審査などで、手一杯になるかもしれませんが、諸経費もしっかり計算しましょう。
3:返済のシミュレーションをすること
次の表は、ビジネスローンと銀行融資の返済額などを比較したものです。
あくまで例ですが、金利差や返済期間の違いで返済総額が大きく変わるのが分かると思います。
ビジネスローン | 銀行融資 | |||
---|---|---|---|---|
借入金額 | 500万円 | |||
金利 | 10% | 5% | ||
返済期間 | 5年 | 10年 | 5年 | 10年 |
毎月の返済額 | 106,235円 | 66,075円 | 94,356円 | 53,033 円 |
返済総額 | 6,374,113円 | 7,929,044円 | 5,661,370円 | 6,363,931円 |
分かりやすく、ビジネスローンの金利を少し低めに設定しています。
金利の高いローンで10年間かけて返済するのが、もっとも返済総額は多くなります。
しかし、ビジネスローンを5年の短期間で返済した場合と、銀行融資で10年の長期間で返済した場合と比較すると、返済総額はさほど変わりません。
基本的には、金利が下がると返済総額も下がりますが、返済期間に差があると、返済総額は銀行融資のほうが多くなることもあります。
金利ばかりに目を向けずに、返済期間にも気をつけておきましょう。
大手銀行のサイトでは、金利と返済期間を入力するシミュレーションを用意しています。
事前に、そのようなサイトを利用して返済をシミュレーションすることで、
借り換えしたのに返済総額が減らない!
などのミスはなくなります。
ビジネスローン借り換えをするのに最適なタイミングは?
ビジネスローンは金利が高いので、少額の利用や短期的な借り入れに向いています。
そのため借り入れをするタイミングは、返済が長期的になったときです。
短期的な場合は、金利が大きくても、そこまで返済総額は変わらないので、そのままでも問題ありません。
しかし、長期的になると前述したように、小さい金利差でも返済総額は大きくなります。できるだけ早く借り換えをしたほうがいいでしょう。
借り換え先として最適な銀行融資は、審査が厳しいこともあり、簡単には借り換えできません。
はじめは断られるかもしれませんが、事業を続けて確実に返済実績を積み、再度申し込めば借り換えできることもあります。
すぐに資金を用意したいときにも借り換えは便利
ビジネスローンは金利が高いですが、すぐに資金を用意できるという大きなメリットがあります。
銀行や日本政策金融公庫では数週間から1ヶ月以上かかることもあり、すぐに資金を準備したいときには不向きです。
そこで、すぐに資金を準備できて、さらに高い金利を支払わずに済む方法というのがあります。
それがビジネスローンの無利息期間を利用した方法です。
ビジネスローンの無利息期間
ビジネスローンには、30日間の無利息期間を設けている会社があります。
つまり、無利息期間内に借り換えをすれば、高い金利を支払う必要がないということになります。
手順としては、以下のような手順を踏むこととなります。
- 最初に銀行融資の申込み
- 利息期間があるビジネスローンの融資を申し込み
- 数日中にビジネスローンの融資を受け取る
- 銀行融資が通ったら、その資金で無利息期間内にビジネスローンを完済
そうすることで、すぐに資金を調達できて、高い金利も支払わずに融資を受けられます。
確実に銀行の融資を通さないと使えない方法ですが、すぐに資金を用意したい場合には非常有効な方法です。
ビジネスローンを借り換える際に注意すること
ビジネスローンを借り換える場合、何点か注意しなくてはいけないことがあります。
これらを見過ごしてしまうと、そもそも借り換え自体ができなくなってしまったり、資産を失ってしまうことすらあるでしょう。
ここで紹介する内容は、非常に大切なことなので、必ず目を通すようにしてください。
では早速、借り換えの注意点について紹介していきます。
借り換え申込み時は「借り換え」する旨を伝える
実際にビジネスローンで借り換えの申込みをする場合は、借り換え先に対して、「借り換えのためにローンを組む」といった具合に、明確に資金使途を伝えましょう。
これを伝えずに申込みをしてしまうと、
などの不安を与えてしまい、審査に通ることがむずかしくなってしまいます。
特に売上がそうない企業や個人事業主の方にとっては、資金使途を明確に伝えることは大きなポイントとなるでしょう。
仮に審査に通ったとしても、その後融資を検討している場合では、融資枠が「借り換え」と伝えていないがために縮小していますので、その点でも不利となります。
また、借り換える前のローン会社に対して、返済の遅延があったのかについても注目されます。
担保が必要なローンへの借り換えリスク
先にお伝えした通り、無担保のローンでは高めの金利となりますが、担保が必要なローンについては、低金利で審査自体も通りやすくなります。
担保が必要なローンには、おさらいしておくと、以下のようなものがあります。
- 売掛債権担保ローン
- 不動産担保ローン
- 証券担保ローン
これらについて注意しなくてはいけないのは、実際に返済が厳しい状況となった場合に、担保としていたものを失うことです。
たとえば、不動産担保ローンの場合では、返済が滞れば担保としていた不動産が勝手に売りに出されることになります。
そのため、ビジネスローンなどの無担保ローンからの借り換えでは、金利の低さに目がくらむでしょうが、その分リスクが大きくなることにも注意しなくてはなりません。
法人向け不動産担保ローンの審査基準とは!何を見る?どこが甘い?借り換えにおすすめのビジネスローン5選
さて、ビジネスローンの借り換えについて詳しくみてきましたが、ここではその乗り換えに適したビジネスローンを5つほど紹介しておきます。
比較表も用意していますので、サッと確認して特徴を掴んでみてくださいね!
では早速、進めていきます!
おすすめビジネスローン5社の比較表
以下の表では、おすすめビジネスローン3社の基本情報をまとめています。
先述した通り、年率については下限金利となることはほとんどありません。
可能であるのなら、最高金利が低めのビジネスローンを選ぶと良いでしょう。
ただし審査に不安があるのなら、金利が高めの方が通りやすくなります。
※以下の社名をクリックすると詳細項目へとジャンプできます。
ビジネクスト | オリコ | オリックス | アクトウィル | ジャパンネット銀行 | |
対象者 | 満20歳~69歳の方で法人・個人事業主の方 | 業歴が1年以上の方で法人・個人事業主の方 | 業歴が1年以上、満20歳~69歳の方で法人・個人事業主の方 | 年商5,000万円以上の法人 | 事業歴2年以上の法人、個人事業主 |
融資限度額 | 50~1,000万円 | 100~1,000万円 | 50~500万円 | 300万円~1億円 | ~3,000万円
※プランによる |
実質年率 | 3.1~18.0% | 6.0~15.0% | 6.0~17.8% | 7.5%~15.0% | 1.45%~13.75% |
担保 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
保証人 | 原則不要※法人:代表者が連帯保証人となる | 原則不要※法人:代表者が連帯保証人となる | 原則不要※法人:代表者が連帯保証人となる | 原則不要※法人:代表者が連帯保証人となる | 原則不要※法人:代表者が連帯保証人となる |
返済期間 | 最長5年(最大60回) | 最長5年(最大60回) | 最長10年2ヶ月(最大122回) | 最長3年間(36回以内) | 要問合せ |
実績十分の「ビジネクスト/事業者ローン」
対象者 | 満20歳~69歳の方で
法人・個人事業主の方 |
融資限度額 | 50~1,000万円 |
実質年率 | 3.1~18.0% |
担保 | 不要 |
保証人 | 原則不要
※法人:代表者が連帯保証人となる |
返済期間 | 最長5年(最大60回) |
まずはじめ紹介するのは、業界の中でもトップレベルの融資実績をもつ「ビジネクスト」です。
ビジネクストでは、ビジネスローン以外の融資も実施しており、この道のエキスパートとも呼べる存在でしょう。
またなによりも、融資審査の通りやすさでも定評があります。
一般的に赤字決算の場合で融資審査に通ることは難しいですが、ビジネクストでは現状の財務状態も考慮してくれるため、間口が広いのです。
もし、他のビジネスローンの審査に不安を感じるのであれば、このビジネクストが最有力候補となるでしょう。
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低金利の「オリコ/ビジネスサポートプラン」
対象者 | 業歴が1年以上の方で
法人・個人事業主の方 |
融資限度額 | 100~1,000万円 |
実質年率 | 6.0~15.0% |
担保 | 不要 |
保証人 | 原則不要
※法人:代表者が連帯保証人となる |
返済期間 | 最長5年(最大60回) |
次に紹介するのは、融資限度額も高く低金利な「オリコのビジネスサポートプラン」です。
借り換えの際は、先述した通り、できるだけ金利が低い融資を選択しなくてはなりません。
その条件をクリアしているのが、このビジネスローンというわけです。
ただし創業したての方は、そもそも融資対象者とはなりませんので、その点に注意が必要でしょう。
また、融資限度額は高めの設定ではありますが、返済期間は短めとなります。
ムリのない返済計画となるのか、一度シミュレーションしておくと良いかもしれません。
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バランスの良い「オリックス・クレジット/VIPローンカードBUSINESS」
対象者 | 業歴が1年以上、満20歳~69歳の方で
法人・個人事業主の方 |
融資限度額 | 50~500万円 |
実質年率 | 6.0~17.8% |
担保 | 不要 |
保証人 | 原則不要
※法人:代表者が連帯保証人となる |
返済期間 | 最長10年2ヶ月(最大122回) |
次に紹介するのは、限度額内であれば、好きな時に必要な額を融資してもらえる「オリックスのVIP ローンカード BUSINESS」です。
この会社も、ビジネクストに匹敵するほどの人気があり、信頼性も高いのが特徴となります。
理由としては、ビジネクストと同様に赤字決算でも申し込みができること、また金利が低めの設定であることが挙げられるでしょう。
こちらも、ビジネクストと合わせて検討しておきたいビジネスローンといえそうです。
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大型融資も即日対応の「アクトウィル」
対象者 | 年商5,000万円以上の法人 |
融資限度額 | 300万円~1億円 |
実質年率 | 7.5%~15.0% |
担保 | 不要 |
保証人 | 原則不要
※法人:代表者が連帯保証人となる |
返済期間 | 最長3年間(36回以内) |
アクトウィルの「ビジネスローン」は、融資対象者が年商5,000万円以上の法人と、少々ハードルが高めのビジネスローンではありますが、金利については15%と低めに設定されているため、借り換えには充分でしょう。
また特に魅力なのは、大型融資であっても、最短即日で対応してくれることです。
他の金融機関の場合、大型融資となれば、それなりに期間も要するものでしょう。
「緊急でキャッシュがひつようになった!」といったようなケースでも、アクトウィルが大いに役立ちそうです。
とはいえ、返済期間については3年間で基本完済しなくてはならないため、かなりタイトな返済スケジュールにはなります。
その点は、事前にしっかりと契約を立てた上で利用していくといいでしょう。
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信頼性抜群の「ジャパンネット銀行/ビジネスローン」
対象者 | 業歴が1年以上、満20歳~69歳の方で
法人・個人事業主の方 |
融資限度額 | 50~500万円 |
実質年率 | 6.0~17.8% |
担保 | 不要 |
保証人 | 原則不要
※法人:代表者が連帯保証人となる |
返済期間 | 最長10年2ヶ月(最大122回) |
安い手数料で法人口座を開設できることで知られている「ジャパンネット銀行」のビジネスローンは、法人向けや個人事業主向け、会計ソフトのfreeeの有料会員向けなど、融資の種類が豊富なことでもおすすめです。
この融資を受けるためには、ジャパンネット銀行の口座を持っていることが1つの条件となります。
利用条件は、年齢制限や業歴が2年からなどがありますが、これらの条件に合えば限度額内で何度でも借りることが可能です。
ただし、返済期間が1年以内と短いものもあるため、その点には注意する必要があるでしょう。
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借り換えにおすすめの不動産担保ローン5選
ここでは、借り換えに適した、低金利でおすすめの不動産担保ローンを5社紹介していきます。
どれもそれぞれに特徴がありますので、しっかりと目を通すようにしましょう。
では早速、はじめていきます。
不動産周りに強い「つばさコーポレーション/不動産スーパーサポートローン」
対象者 | 法人、個人事業主 or 個人 |
対応地域 | 全国 |
融資額 | 要問合せ |
上限金利 | 7.8% |
下限金利 | 3.8% |
最長返済期間(返済回数) | 最長30年(~360回) |
事務手数料 | ~5% |
遅延損害金 | 20.0% |
連帯保証人 | 法人の場合:原則代表者が連帯保証人
※担保提供者が保証人の場合もあり |
つばさコーポレーションの「不動産スーパーサポートローン」は、諸条件こそありますが、低金利で利用できる不動産担保ローンプランとなります。
またつばさコーポレーションは、不動産関連の融資を中心に取り扱っているため、それに関するノウハウも豊富です。
それゆえ、不動産価値についてもしっかりと評価し、融資へと反映してくれるでしょう。
また、もし「不動産スーパーサポートローン」の諸条件のクリアが厳しい場合は、他プランの「不動産ビジネスローン」を活用するといいでしょう。
少々金利は高くなりますが、審査の間口は確実に広くなります。
老舗で実績豊富な「日宝 / 不動産担保ローン」
対象者 | 法人、個人事業主 |
対応地域 | 全国 |
融資額 | 50万円~5億円 |
金利 | 4.0%~9.9% |
最長返済期間(返済回数) | 最長30年(~360回) |
事務手数料 | 要問合せ |
遅延損害金 | 20.0% |
連帯保証人 | 必要とする場合も有り |
日宝は33年以上の実績を持つ老舗専門会社で、少額融資にも対応しています。
他社の場合、数百万円からの融資が一般的ですが、その点で日宝は50万円から利用可能。
そのため、大きなリスクを取りたくない方にも、おすすめの融資会社となります。
また日宝の特徴はコレだけではありません。
通常不動産担保ローンというと、即日融資には対応していないものですが、日宝ならそれが可能となります。
それにも関わらず低金利で融資してくれるので、候補としては最有力となるでしょう。
低金利で優秀な「ABCサニー/4.1%不動産担保ローン」
対象者 | 法人、個人事業主 |
対応地域 | 全国 |
融資額 | 200万円~3億円 |
金利 | 4.1%~7.5% |
最長返済期間(返済回数) | 最長30年(~360回) |
事務手数料 | 0~3% |
遅延損害金 | 20.0% |
連帯保証人 | 原則不要 |
ABCサニ―は、今回紹介する不動産担保ローンの中では、最も上限金利が低いものとなります。
この金利については、主要どこをみてもそう見かけない金利設定なので、少しでも金利を抑えたい方に向いているでしょう。
また、即日融資については他社と同様で対応していませんが、利用者の希望に寄り添う姿勢が見られ、かなりの好印象。
1999年からの実績もあるため、ノウハウについても申し分ありません。
もしどれにすべきか迷っているのなら、ABCサニ―に相談することから始めてみるといいでしょう。
東証一部上場企業で安心の「ASAX/不動産担保ローン」
対象者 | ※満20~69歳の方で
法人、個人事業主 |
対応地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
融資額 | 300万円~10億円 |
金利 | 2.6%~5.9% |
最長返済期間(返済回数) | 最長30年(~360回) |
事務手数料 | 0~3% |
遅延損害金 | 19.8% |
連帯保証人 | 原則不要 |
ASAXは、「東京、埼玉、神奈川、千葉」のみの地域で対応している不動産担保ローンです。
ASAXの特徴は、融資金額が300万円~10億円までという高額融資をしているのにもかかわらず、金利が2.60%~5.90%という良心的な設定となっています。
これほどまでに低ければ、借り換えとしても、十分に機能するのではないでしょうか?
また、返済期間は最長30年のため、余裕を持つこともできるでしょう。
他にも融資したら終わりではなく、専属の担当者がアフターフォローまでしてくれるのでサポート体制もしっかりとしています。
高額融資で低金利で安心して借り換えを受けたいのであれば、ASAXもおすすめといえるでしょう。
抵当順位不問の「セゾンファンデックス/不動産担保ローン」
対象者 | 満20~70歳で完済時85歳未満の
法人、個人事業主 |
対応地域 | 全国 |
融資額 | 100万円~3億円 |
金利 | 2.65%~9.9% |
最長返済期間(返済回数) | 最長25年(~300回) |
事務手数料 | 0~3% |
遅延損害金 | 20.0% |
連帯保証人 | 原則不要 |
セゾングループが運営している「セゾンファンデックス」は、その実績や安心感の上で申し分がないでしょう。
また不動産担保ローンの中では、比較的バランスもとれているため、利用がしやすいといった特徴もあります。
審査難易度についてですが、こちらは創業したてや業績が不振でも、間口が広く開かれています。
融資限度額についても3億円となっており、不便に感じることもないでしょう。
ただし、返済期間については25年と、5年ほど他よりも短い印象。
それでも問題ないという方は、ぜひ検討してみるといいでしょう。
以下の記事では、上記で紹介しきれなかった、おすすめの不動産担保ローンを紹介しています。
気になる方は、サッと確認してみるといいでしょう。
法人向けの不動産担保ローンおすすめ9社を比較!選び方や注意点もビジネスローンの借り換えを利用して返済負担を減らそう
ビジネスローンの借り換えについて基礎的な部分から、メリットとデメリットなどを詳しく解説してきました。
ビジネスローンは審査が通りやすく、受け取るまでのスピードは早いですが、金利は非常に高くなります。
そのため、長期的な利用には向いていません。そこで重要になってくるのが、借り換えです。
上手く低金利の銀行などに借り換えができれば、返済総額を大きく減らせます。
しかし、誰でもその審査に通るとは限りません。
その際は、審査の通り安いビジネスローンの中で選んでいくことになるでしょう。
もしどれにすべきか迷ったのなら、ここで紹介してきた3社を選択肢として持っておくと良いかもしれません。
長期的に事業を続けていくには、毎月の返済負担を減らすのが大切です。
どれを選ぶにしても、かならず返済シミュレーションは、実施しておくようにしましょう!
ぜひ今回の記事を参考に、借り換えを検討してみてはいかがでしょう。