この記事はPRが含まれていますが、直接取材・調査した一次情報を元に書かれています。
これまで実現が難しかった事業でも、資金調達がしやすく、ここ数年で非常に注目されているのが、クラウドファンディングです。
この記事では、厳選したおすすめサービスの特徴比較をしていくことはもちろん、
- クラウドファンディングサービスはどう選ぶべきなの?
- 資金調達を成功のためのコツはある?
- どんなことに注意して利用すればいい?
などの疑問についても、詳しく解説していきます。
そして、数多くあるクラウドファンディングサービスのなかから、おすすめのサービスをご紹介しています。
ぜひクラウドファンディングを選ぶ際は、参考にしてください。
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おすすめのクラウドファンディングはどれ?ランキングBEST5
まずはじめに、クラウドファンディングのおすすめについてサッと知りたい方向けに、ランキング形式でBEST5を紹介していきます。
どこもクラウドファンディングとはいっても、特性もさまざまですから、しっかりと強みを理解した上で候補をきめてみてくださいね!
では早速、1位より紹介していきます。
第1位:Makuake
第1位として選ばせていただいたのは、「abemaTV」などを手掛けるサイバーエージェント社運営の「Makuake」となります。
さすがは大手というだけあり、クラウドファンディング自体の知名度や集客力についても、申し分がないほど。
また、プロジェクトで調達した資金額の累計も、国内最大級となっています。
それゆえ、大ヒット商品もMakuakeを通じて生まれています。
Makuakeでは、プロジェクトの審査がありますが、それに通ることによりマーケティングや広報、ビジネスサポートなど、心強いスタッフがプロジェクトを支援。
そうした背景から、満足度は83.8%という高い数値となっています。
もしどこでクラウドファンディングするのか悩んでいるのなら、「Makuake」が有力候補となりそうです。
第2位:Readyfor
第2位に選ばせていただいたのは、達成率で高い水準を誇る「Readyfor」となります。
「Readyfor」の達成率は、なんと75%。
一般的なクラウドファンディングの達成率が30%程度ということを考えると、以下に高い数字であるかがわかります。
こうした高い数字を出せるのも、充実したサポート体制があってこそ。
またそれに加え、手数料が「12%~」と低い点も魅力的なポイントとなるでしょう。
担当者となるスタッフも、採用率1.6%を突破した有能キュレーターのみ。
丁寧にサポートをしてほしいのなら、「Readyfor」を活用してみると良いかもしれません。
第3位:CAMPFIRE
第3位として選ばせていただいたのは、こちらも国内最大級といわれるクラウドファンディングサービスの「CAMPFIRE」となります。
掲載されるプロジェクトの種類は豊富で、その数も群を抜くほど。
比例して支援者数も206万人と多くなっているのが特徴です。
それゆえ、これまでの支援総額は、なんと182憶円超と桁外れの数字となっています。
また審査があるもの、審査期間は最短即日という驚きの早さ。
プロジェクトには担当者も付くので、不安も軽減されるでしょう。
とはいえ、公開されているプロジェクト数が何せ多いため、注目してもらえるだけの工夫はそれなりに必要となります。
その点がクリアできれば、十分挑戦する価値があるクラウドファンディングとなるでしょう。
第4位:COUNTDOWN
第4位として選ばせていただいたのは、世界中から支援者を募ることができる国内唯一のクラウドファンディングサービス「COUNTDOWN」となります。
また掲載が決まれば、クラウドファンディングを熟知したのプロからアドバイスをもらうことができる環境もここにはあります。
それに加え、運営チームも全面サポートしてくれるため、初めてのクラウドファンディングではも安心して取り組むことができるでしょう。
ただし、審査についてはそれなりに厳格。
掲載にあたり内容は明確にし、しっかりと作り込む必要があります。
その点をクリアできれば、可能性はかなり広いので、気になる方はまず公式HPの実際の案件に目をとおしてみると良いかもしれません。
第5位:Kibidango
第5位として選ばせていただいたのは、手数料が他社と比べて安く、成約率が高いクラウドファンディングサービス「Kibidango」となります。
Kibidangoは、購入型のクラウドファンディングサイトで、プロジェクトの成功率が約80%と高いのが特徴です。
手数料が10%と大手のサイトでは、非常に低く設定されているのも特徴の1つになります。
プロジェクトで利益を出すことよりも、そのプロジェクトで「どんな体験やワクワク感が得られるか」、という点を重視しています。
サイトの作りも手作り感があり、支援者の応援したくなる作りになっているのも特徴でしょう。
クラウドファンディングサービスの選び方
クラウドファンディングサービスを選ぶポイントは、
- クラウドファンディングのタイプ
- 手数料を確認する
- 得意分野で選ぶ
の3つです。
クラウドファンディングといっても、その種類は1つではありません。
自分が行いたいプロジェクトに合わせて、最適なサービスを選ぶ必要があります。
では、次から1つずつ解説していきます。
1:クラウドファンディングのタイプで選ぶ
クラウドファンディングには、大きく分けると、
- 購入型
- 寄付型
- 融資型
- 投資型
の4つがあります。
扱うプロジェクトによって選ぶタイプが変わってきます。
1:購入型
商品やCD・映画制作などに利用されることが多いタイプです。
支援者へのリターンは、商品の先行販売や映画の試写会招待などが一般的となっています。
2:寄付型
被災した地域の支援や学校の建設費用、動物の保護などを目的として利用されます。
寄付になるため、基本的に支援者へのリターンはありません。
3:融資型
銀行からの融資が難しい、成長の見込める企業に対して、少額から融資できます。
支援者へのリターンは、元本と利息から発生。
基本的に運用期間が終わってから返済となりますが、プロジェクトによっては毎月分配金があります。
4:投資型
投資型には「ファンド投資型」と「株式投資型」があります。
ファンド投資型は、特定の事業に投資をするもので、支援者には売上に応じた分配金を支払うのが一般的です。
株式投資型は、未上場の企業に投資できるもので、支援者にはリターンとして株式を得られます。
大きく分けると、以上のような4つのタイプがあります。
最適なタイプを選ばないと、資金調達は難しいので、事業内容に合わせてタイプを選びましょう。
2:手数料で選ぶ
クラウドファンディングの運営に支払う手数料は、サイトによって10〜20%と大きく異なります。
当然、手数料が低いほうが振り込まれる金額が多いので、より多くの事業資金を調達できるでしょう。
実行したいプロジェクトに合ったサイトのなかで、できるだけ手数料の低いサイトを選択するのがポイントです。
ただ、クラウドファンディングはSNSなどで拡散して、支援金を集められるという特徴もあります。
手数料だけではなく、知名度や拡散力、得意分野などもしっかりチェックして、総合的に利用するサイトを決定しましょう。
3:得意分野で選ぶ
クラウドファンディングはサイトによって得意分野が異なります。
音楽や映画関係のクリエイティブな分野が得意なサイト、家電などのガジェットが得意なサイトなどがあるのです。
大きく分けると同じタイプでも、細かく分けると得意な分野は変わってくるので、注意しましょう。
「音楽や映画ならこのサイト」「最新ガジェットならこのサイト」と、決めている支援者もいます。
過去に募集されたプロジェクトの内容は成功、失敗にかかわらず閲覧できるので、成功率の高い分野を確認しておきましょう。
タイプ別!おすすめクラウドファンディング20社の比較一覧表
では早速、クラウドファンディングのおすすめを紹介していきます。
サッと各社の特徴がわかるように、比較表としてまとめておきますので、候補を絞る際にお役立てください。
また以下のサービス名をクリックすると、後述の詳細説明へとジャンプすることができます。
では確認していきましょう。
サービス名 | 特徴 | |
購入型 |
1:CAMPFIRE | 購入型の王道クラウドファンディング
知名度も抜群 |
2:A-port | 朝日新聞社の持つ発信力やPR戦略でサポートしてくれる
ジャンルは幅広い |
|
3:MotionGallery | 若いユーザーが多い
クリエイティブジャンルに強い |
|
4:Kickstarter | 世界最大規模のクラウドファンディング
海外プロジェクトが中心 |
|
5:Kibidango | 成約率が80%と高い
手数料が10% |
|
6:未来ショッピング | 「NIKKEI STYLE」や「日経電子版」のユーザーも狙える
経験豊富なスタッフがサポートしてくれる |
|
7:Kibidango | 成約率が高い
体験やワクワク感に重きを置いている |
|
8:GREEN FUNDING | 蔦屋書店で展示販売を行ってくれる
成功率重視 支援総額が業界最高水準 |
|
9:FAVVO | 地域プロジェクトに特化
支援総額も13億5,000万円超 |
|
10:COUNTDOWN | 元Googleの日本代表取締役が立ち上げたクラウドファンディングサービス
世界的に活躍する専門家からのアドバイスがもらえる 審査が厳しめ |
|
11:Readyfor | 達成率が高め
担当スタッフが有資格者 充実したサポートが魅力 |
|
寄付型 |
寄付型のなかでは、国内最大級の規模
プロジェクトを応援するためのプロジェクトが作れる |
|
2:Readyfor Charity | 寄付型のなかでは、国内最大級の調達額を誇る
プロジェクトも豊富 |
|
3:Good Morning by CAMPFIRE | 専任プランナーのサポートが手厚い
月額で継続的に資金提供を受け取れる方法もある |
|
融資型 |
1:OwnersBook(オーナーブック) | 不動産プロジェクトが主
透明度の高い運営が魅力 |
2:SBIソーシャルレンディング | 自然再生エネルギーや不動産担保ローン事業者ファンドがメイン
利回りが低めだが堅実 |
|
3:Crowdcredit | ローン投資型で利回りが高め
主に投資をする人向け |
|
投資型 |
1:FUNDINNO | 株式投資型のなかでは、国内の取引量、累計の成約金額がトップクラス
投資家も審査がある |
2:GoAngel | アピールするためのコンテンツ作成などサポートが充実 | |
3:セキュリテ | 少額投資ができる
地域課題や社会問題に関するプロジェクトが主 |
気になるクラウドファンディングサービスは見つかったでしょうか?
次からは、各社の特徴をより掘り下げて紹介していきます。
公式ページも確認できるようになっているので、サッと確認していきましょう。
購入型でおすすめのクラウドファンディング11選
まずは、最も一般的な購入型のクラウドファンディングのおすすめから見ていきましょう。
1:CAMPFIRE
CAMPFIREは国内最大級のサイトです。
最新の商品やサービス、音楽、映画などを扱う購入型のクラウドファンディングになります。
これまで実績はプロジェクトが19,000件以上、支援者は206万人以上、そして集まった支援金は182億円を超えます。
テレビや雑誌などのメディアからの取材も多く、知名度も非常に高く、宣伝力・拡散力は抜群です。
購入型で探すのであれば、まずCAMPFIREをチェックしましょう。
2:A-port
A-portは、朝日新聞社が運営しているクラウドファンディングサイトです。
朝日新聞社の持つ発信力やPR戦略で、プロジェクトをサポートしてくれます。
非常に知名度も高く、拡散力の高いサービスを展開しています。
扱っているのは、主に購入型でアートやテクノロジー、音楽、アニメなど幅広いジャンルに対応しています。
手数料が20%と高めに設定されていますが、朝日新聞社が運営しているだけあり集客能力は高いです。
PR戦略のサポートを受けたいと考えているならおすすめします。
3:MotionGallery
MotionGalleryは音楽や映画、アートなどのクリエイティブなジャンルに強いクラウドファンディングサイトです。
とくに映画などの映像関連は、注目を集めやすくなっています。
クラウドファンディングサイトのなかでは、比較的若い層の利用者が多いのも特徴の1つです。
若者に向けたプロジェクトは伸びやすい傾向にあります。
クリエイティブなジャンルには強いですが、映像関係のプロジェクトは競争率が高くなっています。
プロジェクトのPRページをしっかりと作らないと、他のプロジェクトに埋もれてしまう可能性も高いので注意しましょう。
4:Kickstarter
Kickstarterは、世界最大級の規模を誇るクラウドファンディングサイトで、2017年には日本語版のサイトもオープンしています。
2009年にアメリカで誕生し、すでに10万件以上のプロジェクトが成立しており、支援金も数千億円に達しています。
運営歴が長いこともあり、利用者が多いのが特徴です。
単純に利用者が多いので、支援も集まりやすい環境がすでにできています。
海外の利用者が多いため、世界中からの支援も期待できるでしょう。
ただし、日本語に対応したサイトでも、トップページに取り上げられるのは、海外のプロジェクトのことが多いのが難点です。
利用するのであれば、海外に向けて英語のページを作成するなどの工夫が必要になります。
5:Makuake
Makuakeは、インターネット広告事業を展開しているサイバーエージェントが運営しているクラウドファンディングサイトです。
主な運営サイトには「amebaブログ」や「abemaTV」などがあります。
サイバーエージェントが持つ発信力や集客力が最大のメリットになります。
とくにアニメや飲食、新製品のジャンルは、累計調達金額が国内最大です。50件以上のプロジェクトが1,000万円を超える支援金を集めた実績もあります。
国内サイトに限れば、資金を集める力は一番大きいといってもいいでしょう。
PRに関しても専門のスタッフがサポートしてくれるので安心です。
6:未来ショッピング
未来ショッピングは、日本経済新聞社が運営している購入型のクラウドファンディングサイトです。
非常に多くの読者がいる「NIKKEI STYLE」や「日経電子版」から、支援者を集められます。
約340万人の日経電子版会員のデータベースを利用することで、消費意欲の強いユーザーに対してプロジェクトを告知できます。
経験豊富なスタッフから手厚いサポートを受けられるのも大きなメリットです。
7:Kibidango
Kibidangoは、購入型のクラウドファンディングサイトで、プロジェクトの成功率が約80%と高いのが特徴です。
手数料が10%と大手のサイトでは、非常に低く設定されているのも特徴の1つになります。
プロジェクトで利益を出すことよりも、そのプロジェクトで「どんな体験やワクワク感が得られるか」、という点を重視しています。
サイトの作りも手作り感があり、支援者の応援したくなる作りになっているのも特徴でしょう。
決済の方法が、
- コンビニ
- LINEPay
- 楽天ペイ
など豊富に用意されているので、支援しやすい環境になっています。
8:GREEN FUNDING
GREEN FUNDINGは、サイトの掲載数よりも成功率に重きを置いた、クラウドファンディングサービスとなります。
またどのプロジェクトにたいしても、丁寧にサポートしてくれるため、起案者の不安も軽減してくれることでしょう。
このクラウドファンディングでは、1プロジェクトにたいして大体50万~500万の資金調達が主となっています。
その平均は全体で340万円程度。これは業界で最高水準となる額です。
また蔦屋書店では、製品の展示販売も実施してくれ、メディアプロモーションも実施できます。
まずはどういったプロジェクトがあるのか、目を通してみると良いかもしれません。
9:FAVVO
FAVVOは、地域プロジェクトに特化したクラウドファンディングサービスです。
地方特化でありながら、その支援総額は13億5,000万円にものぼります。
カテゴリ分けも地域ごとの区分となっているので、地元民からの支援が集まりやすい傾向にあるでしょう。
ここまで盛り上がりを見せるのも、CAMPFiREが運営を行っているため。
もし地元に関連した事業を行うのなら、FAVVOは外せないサービスとなるでしょう。
10:COUNTDOWN
COUNTDOWNは、世界発信もできるクラウドファンディングサービスです。
このクラウドファンディングでは、世界的で活躍する専門家からのアドバイスがもらえるという特徴があります。
具体的には、
- チャレンジ成功者
- 海外で活躍する経営のプロフェッショナル
- ランサーズをはじめとする法人
からアドバイスをもらうことができるのです。
さらに、英語での対応もあるため、海外にもプロジェクトを発信することができます。
プロジェクトを成功させたいのであれば、日本だけでなく海外にも発信した方が、成功率は数倍に上がることは言うまでもないでしょう。
ただし、審査は厳格なため、念入りな起案書が求められます。
そのハードルをクリアすれば、メディアの注目度が高いため、支援者を集められるでしょう。
11:Readyfor
Readyforは、達成率が高いとして定評のあるクラウドファンディングとなります。
その達成率は7割を優に超え、75%にも上るのが特徴。
またクラウドファンディングで、そこまでサポートを徹底しないのであれば、手数料が「12%」で利用できる点も大きな魅力でしょう。
フルサポートの場合でも17%の手数料なので、少しでも手数料を抑えたい方におすすめです。
またなにより、在籍するスタッフは有資格者のためかなり優秀。
安心してサポートを任せられるのではないでしょうか?
どういったサポートがあるのかは、ご自身の目で確かめてみると良いかしれません。
寄付型でおすすめのクラウドファンディング3選
次に特にリータンが存在しない、寄付型のクラウドファンディングのおすすめを紹介していきます。
1:LIFULLソーシャルファンディング
LIFULLソーシャルファンディングは、国内では最大の寄付型クラウドファンディングサイトです。
国内・海外のさまざまなプロジェクトに募金ができます。
支援者はプロジェクトを直接支援するだけではなく、プロジェクトを応援するためのプロジェクトを作成できます。
この機能を「ファンドレイザー機能」といい、支援の輪を広げて、より多くの支援者を集めることが可能です。
2:Readyfor Charity
Readyfor Charityは、寄付型のクラウドファンディングサイトで、プロジェクト数や調達額が国内でもトップクラスです。
豊富なプロジェクトのなかから、応援したいプロジェクトを選べます。
購入型として知名度の高い「Readyfor」から、支援者を集められるので、集客力が高いのが特徴です。
3:Good Morning by CAMPFIRE
Good Morning by CAMPFIREは、その名のとおり大手クラウドファンディングの寄付版となります。
そのため、資金提供者も多く、寄付型でありながらプロジェクト参加も活発。
もちろんプロジェクトの立ち上げは無料ででき、通常の資金調達もあれば、月額で継続的に資金提供を受け取れる形式もあります。
またプロジェクトを成功させるために、専任プランナーがページ作成から実行まで、しっかりとサポートしてくれます。
寄付型を検討しているのなら、ぜひ検討したいクラウドファンディングといえるでしょう。
融資型でおすすめのクラウドファンディング3選
融資型のクラウドファンディングのおすすめは以下の通りです。
それぞれに特長があるので、しっかりと目を通していきましょう。
1:OwnersBook(オーナーブック)
OwnersBookは、融資型のクラウドファンディングで、不動産のプロジェクトを扱っています。
プロジェクトには、不動産担保が設定されているため、リスクを抑えて支援できるのが特徴です。
物件情報が細かく確認できるのも大きなメリットで、非常に透明性の高い運営が特徴となっています。
平均の利回りが5%と少し低めですが、リスクを抑えた投資に最適です。
2:SBIソーシャルレンディング
SBIソーシャルレンディングは、金融業界大手のSBIホールディングスが運営している融資型のクラウドファンディングサイトです。
利回りが他よりも若干低めに設定されていますが、大手の信頼性と安全性で、投資家から大きな支持を集めています。
扱っている案件は、自然再生エネルギーや不動産担保ローン事業者ファンドがメインです。
利回りが低めでも、しっかりと確実に運用できるので、投資初心者におすすめします。
3:Crowdcredit
Crowdcreditでは、日本で余ってる資金について、ローン投資として必要な国に資金提供をすることで、リターンを受け取るクラウドファンディングとなります。
つまり国内ではなく、世界を舞台としているわけです。
世界には、お金を必要としている事業者がまだまだ多くいます。
そうした本当に必要としている方に資金提供をし、その結果で高い利回りを実現しているのですから、投資としてのやりがいも十分といえるでしょう。
投資をする側という立場となりますが、資産運用の観点からチャレンジしてみる価値はありそうです。
投資型でおすすめのクラウドファンディング3選
最後は投資型のクラウドファンディングです。
投資型は少々ハードルが上がるので、申込み条件や必要書類にも注目してみていきましょう。
1:FUNDINNO
FUNDINNOは、未上場企業の株を購入できる投資型のクラウドファンディングサイトです。
株式投資型のなかでは、国内の取引量、累計の成約金額がトップクラスなので、実績で選ぶならチェックしておきましょう。
ただし、投資家に登録するのにも審査があり、一定の条件をクリアしないと登録できません。
初心者向けではないので、注意しましょう。
2:GoAngel
GoAngelも、未上場企業の株を購入できる投資型のクラウドファンディングサイトです。
募集開始をするまでには、おおよそ1ヶ月半程度を要しますが、支援サービスが充実しており企画からコンテンツ作成、動画制作などのサポートを受けることができます。
またGoAngelは少額募集となるため、年間あたり1億円未満の募集、投資家の投資額については50万円以下となります。
もちろん、募集するには審査を通過する必要がありますが、赤字企業だからといって必ずしも落ちるわけではありません。
とはいえ、今後も赤字が拡大する見込みなら、審査は厳しい結果となりそうです。
3:セキュリテ
セキュリテは、ひと口あたり数万円程度と、少額から投資を受け付けている投資型クラウドファンディングとなります。
主なプロジェクトは、地域課題や社会問題の解決を図るものとなっており、投資型だけでなく購入型や寄付型のプロジェクトも扱っているのがセキュリテの特徴。
また審査には、事業計画書はもちろん、資金繰り表や3期分の決算書などが必要となります。
そのため、起業したてには少々厳しいクラウドファンディングとなりますので、その点には留意しておきましょう。
クラウドファンディングで資金調達する際の注意点とは
ここでは、クラウドファンディングで資金を調達する場合、具体的にどういったことに注意すればいいのかについて紹介しておきます。
実際にクラウドファンディングを利用するとなれば、リスクもそれなりに付きまとうものですので、ここで紹介する内容は必ず目通しておくようにしてください。
またクラウドファンディング以外の資金調達方法を知りたいという方は、以下の記事が参考になりますので、併せて確認していきましょう。
個人事業主も法人も要チェック!事業資金の調達方法14選1:日数に余裕をもつ必要がある
クラウドファンディングで資金調達をする上で、まず注意すべきは、調達までに多くの時間を要することです。
まずクラウドファンディングでプロジェクトを掲載する場合は、そのプロジェクトの目標やリターンなど、細かい設定を決めていかなくてはなりません。
また掲載するためには、クラウドファンディング側の審査に通る必要があります。
いざ掲載ができたとしても、額の大きさによっては資金が集まるまでに、数ヶ月を要することもあるでしょう。
そのため、資金が調達できるまでの間は、どのようにその事業を耐えしのぐのかについても、あらかじめ検討しておく必要があります。
あくまでも、クラウドファンディングはサブの資金調達方法として、捉えておくのがいいでしょう。
2:盗用される可能性がある
クラウドファンディングでは、不特定多数の人が集まるサイトに、自身のアイディアを掲載しなくてはなりません。
そのため、せっかく練ったアイディアも、かんたんに盗まれてしまう可能性もあるのです。
ましてやその閲覧者に資金力があった場合では、先を越されてしまい兼ねません。
こういった盗用を防ぐためには、クラウドファンディングのサイトに掲載する前に、あらかじめ特許出願を出しておくことが大切です。
万が一に備えて、早めに対処しておきましょう。
3:リターンを提供するスケジュールも考慮しておく
少額から支援してもらうことが可能なクラウドファンディングですが、その反面で支援者の数が多くなれば、その支援者たちへリターンを提供する際の手間も増えていきます。
多くの支援者の方たちへ、ミスをすることなくしっかりと対応していくためには、時間配分や管理体制についてもあらかじめ決めておく必要があるでしょう。
4:プロジェクトの確約がまもれなければ返金もありうる
購入型クラウドファンディングで考えるとわかりやすいのですが、たとえばリターンにある商品を指定したとします。
その後に、集めた資金を活用して開発を進めていく段階で、なんらかのトラブルがあり、プロジェクトを遂行できない状態(リターンも渡せない状態)となってしまったとしましょう。
この場合で、考えなくてはいけないのが、「支援してくれた方に対して商品を渡す約束をしている」という点です。
支援者の中には、こういった約束をしていることもあり「詐欺だ」と訴える方もいるでしょう。
クラウドファンディングサービスの中には、こうしたトラブルに対しても、資金調達する側が対処するように利用規約に明記されていることもあります。
そのため万が一のことも考慮し、事前に利用規約にはしっかりと目を通し、わからなければ問合せをするようにしてください。
また、そもそもこういったことにならないように、綿密に資金やスケジュールの計画を立てておくことが重要なこととなります。
クラウドファンディングの賢い使い方とは?
資金集めとして利用するイメージの強いクラウドファンディングですが、それ以外を目的に利用することもできます。
基本的に資金集めがメインの目的ですが、それ以外の目的も一緒に達成することで、クラウドファンディングを利用することの価値を、さらに高めていくというわけです。
その他の目的には、たとえば以下の3つが挙げられるでしょう。
- PR
- ニーズの調査
- 商品改善
では早速、それぞれについて解説していきます。
PRの場として活用する
クラウドファンディングで公開したプロジェクトは、不特定多数の方に閲覧されます。
先にお伝えした通り、アイデアの盗用のリスクも確かに存在します。
しかし一方で、大勢の方の目に触れることは、自身が提供しようとしているサービスや商品を、新たに知ってもらえる良い機会でもあるのです。
つまり掲載予定のPRページは、資金調達のためにしっかりと作り込む必要がありますが、それと同時に支援するに至らなくても、サービスや商品には興味を持ってもらう必要もあるということです。
ある意味では、広告出稿に近い視点を持ちながら、PRページは作っていくと良いかもしれません。
ニーズの調査に活用する
自身が提供する予定のサービスや商品は、市場に出た際に需要があるのか気になるものです。
クラウドファンディングでは、プロジェクトを掲載しておくとダイレクトにユーザーの反応が見れるので、ニーズの調査としても役立ちます。
資金を提供するということは、そこまでしても、欲しいサービスや商品であることを意味しますよね。
つまり、資金の集まり具合で、本格的に商品化できるものなのかを知ることができるというわけです。
もしそれで反応が悪いのであれば、別の方向を探るか、現在の商品を改善するといった対処をする必要があるでしょう。
商品改善に活用する
前項で紹介したように、あまり商品に魅力がなかった場合では、商品を改善していく対処も時に必要となります。
そんなときクラウドファンディングでは、支援者の方に実際に利用してもらい、「生の声」を集めることもできるのです。
その声をもとに改善していき、よりニーズに合ったものへと進化させていくのです。
本格的にビジネスとして狙っていくのであれば、こうした商品改善は、かなり重要な作業となるでしょう。
クラウドファンディングを成功させるコツ
クラウドファンディングは銀行の融資などと違い、どんなに素晴らしい事業計画書があっても、支援者が集まらなければ成功しません。
クラウドファンディングに合った方法で事業を支援者にアピールしていく必要があります。
成功させるためのコツは、
- 最適なサービスを選択する
- 現実的な目標金額を設定する
- 分かりやすい画像・動画を用意する
- SNSで拡散させる
- 出資するメリットを明確にする
の5つです。
次から詳しく解説していきます。
どのコツも非常に大切なので、1つずつチェックしてみましょう。
また具体的なやり方については、以下の記事で解説していますので、今の段階から流れを掴んでみるのも良いでしょう。
クラウドファンディングの仕組みとは?やり方も徹底解説!1:最適なサービスを選択する
利用するサービスが間違っていては、支援者は集まりません。
最新の家電、ガジェットを得意としているサイトに音楽や映画製作のプロジェクトを掲載しても、なかなかアクセスは伸びにくいです。
また、年齢層も意識しておくと、アクセスを得られやすくなります。
たとえば、若い世代に向けたサービスであれば、スマホサイトの構成が見やすさなども確認しておくと若い世代でも、利用しやすくなります。
2:現実的な目標金額を設定する
支援者は現実的に集まる目標金額でなければ、支援しようとは思いません。
なぜこの金額が必要なのか、どのように使うのか、明確にしておくのも大切です。
また、プロジェクト開始までに知り合いなどに支援をお願いしておきましょう。
開始してすぐに数十%の金額が集まっていると、勢いがあり、実現性のあるプロジェクトということが支援者にアピールできます。
3:分かりやすい画像・動画を用意する
どんなプロジェクトなのか説明する文章も大切ですが、ひと目で分かる画像や動画はそれ以上に重要です。
インターネット上の文章は、どんどんスクロールできてしまうので、基本的に最初から最後まで全て読んでもらえることはありません。
ひと目で分かる画像や動画があると、プロジェクトがどんなものか、イメージしやすくなります。
また、クラウドファンディングは人から人へ拡散して、支援者が増えていく特性があります。
その際に、長い文章ではなく、画像や動画だと拡散されやすいです。
支援者が共感して応援したくなるページの作成は、簡単ではありませんが、書籍やセミナーなどで学べます。
作成が難しい場合は、ページ作成を代行している会社へ外注するのもいいでしょう。
4:SNSで拡散させる
どんなにいいページを作成しても、人の目に触れなければ意味がありません。
ツイッターやフェイスブック、ブログなどのSNSを活用して、プロジェクトをどんどん拡散させましょう。
拡散されやすいプロジェクトは、人々に共感してもらえるプロジェクトです。
そのプロジェクトが成功したら、支援者の生活に「どんな変化があるか」「どんな社会的な意義があるか」などを、明確にしておくと、拡散されやすくなります。
また、活動報告を頻繁にするのも効果的です。
プロジェクトがどこまで進んでいるのか、どんな問題があるのか、できるだけ細かく報告しましょう。
支援を迷っている人は、支援してくれるかもしれませんし、支援している人とは一緒にプロジェクトを進めている連帯感が生まれます。
そうすれば支援者が味方になって拡散が進んでいくでしょう。
5:出資するメリットを明確にする
支援者に対して、どんなリターンがあるか明確にしましょう。
融資型や投資型は、利息や分配金、株式がリターンになるので分かりやすいです。
しかし、購入型の場合は、リターンを自由に設定できるので、支援者の分かりやすいリターンを設定するのが重要になってきます。
支援者が少額からでも、出資しやすくしておくのも重要になります。
できればリターンは1種類だけでなく、低価格で支援しやすいものと、高価格なものまで幅広く用意しておくのがおすすめです。
また、寄付型の場合は、商品などのリターンはありませんが、感謝状の送付やプロジェクトの活動報告が支援者にとってはリターンになります。
自分の資金がどんなことに使われて、どんな人の役に立っているか、分かるのが寄付型クラウドファンディングの良さでもあります。
クラウドファンディングの失敗事例も把握して回避しよう
さてここまでで、クラウドファンディングで成功するためのコツについて紹介してきましたが、失敗事例についても把握しておいた方が良いでしょう。
失敗事例に共通することを把握しておき、それを回避すれば、より成功する確率も高まるというものです。
では早速、その共通点について、3つほど見ていきましょう。
個人的なプロジェクト内容となっている
個人的な内容のプロジェクトを立ち上げることはあまりないかも知れませんが、こうしたプロジェクトは支援者からの共感を得ることがむずかしく、なかなか成功に至りません。
とくに、その内容が自分自身の私欲のためだとしたら、まず資金は集まらないでしょう。
- 世のためになるもの
- 「待ってました!」と思えるようなもの
- 「応援したい!」と思えるようなもの
でなければ、なかなかお金を出そうとは思わないのです。
支援者の立場にたって、独りよがりにならないように配慮したプロジェクト内容としましょう。
集める金額の使途が不明瞭
成功のコツでも少し紹介していますが、失敗しているプロジェクトでは、その資金使途が不明瞭なものが多いものです。
何にいくら使って、どういったプロセスをたどり事業を成功させるのかについては、支援者にもイメージさせてあげなくてはいけません。
それが伝わらない状態では、支援者としても、リターンが得られるのか不安にもなるでしょう。
支援者が抱える不安は、根こそぎ取り除くことが、クラウドファンディングの成功の一歩となります。
諦めてしまう
これは、クラウドファンディングの成功において、鍵を握る項目となります。
クラウドファンディングで大きな資金を集めているプロジェクトは、大体のケースで、試行錯誤を繰り返しているものです。
それゆえ、一度達成しなかったプロジェクトでも、中身を改善し再チャレンジしています。
つまりは、トライ&エラーの繰り返していたわけですね!
失敗したには、何かかしらの理由があります。
もし支援者や周囲の協力者がいるのなら、何が悪いのか積極的にフィードバックをもらうようにしましょう。
それを現行プロジェクトに落とし込み改善していくのです。
クラウドファンディングを行うのなら、良くない結果でもカンタンに諦めず、何度もチャレンジしていきましょう。
最適なクラウドファンディングを選んで資金調達しよう
クラウドファンディングサービスは、これまで実現不可能だった事業でも、実現できる可能性があります。
そのためには、数多くあるサイトのなかから、事業と特性のあった最適なサービスを選ぶ必要もあるでしょう。
また各サイトとも、プロジェクト掲載にあたって審査を設けていることがほとんどです。
だからこそ、丁寧に起案書は作り込むことも忘れてはいけません。
リサーチを行い、どういった内容なら支援してくれるのか、その点に注力をしていきましょう。
今回ご紹介した選び方や成功のポイント、そしておすすめのサービスを参考にして、ぜひクラウドファンディングで成功を掴んでみてくださいね!
[…] 事は、まさしくクラウドファンディングについて。http://corporate-labo.com/crowdfunding-osusume/ […]