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営業できる人材がいないだけでなく、営業に特化した部署がない法人は、営業代行を行っているアウトソーシングの利用がおすすめです。
なぜなら、営業代行を行っているアウトソーシングの担当者は全て、営業に特化したスペシャリストだからです。
また、事業者自らが営業を行っても、なかなかうまくいかないというのがよくあります。
それだけでなく、本業にも支障をきたすので、営業が得意な人材を探そうとしても、
というのもよくあることです。
そこで、営業代行をアウトソーシング委託することを思いつくわけですが、費用がどれくらいかかるのかが気になりますよね。
そこで今回は、
- 営業代行会社を利用する意味は本当にあるのか
- メリットやデメリットには何があるのか
- 報酬体系はどうなっているのか
- かかる費用の相場はいくらか
- おすすめの営業代行会社はどこで費用はいくらか
- 営業代行会社で失敗しないためのコツはあるのか
などの疑問を解消していきます。
これを機に、ぜひ事業の効率化を図っていってくださいね!
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営業代行とは?利用する意味は?
営業代行とは文字通り、自社の商品またはサービスについて、新規顧客を獲得したりアポ取りをするなどの営業を代行してもらうことです。
人数が少ないうちは、代表自ら営業担当となるケースも多いものです。
しかし冒頭でお伝えした通り、事業の根幹でもある営業に集中し過ぎれば、他の業務に支障をきたしてしまうこともあるでしょう。
とは言っても、自社の商品やサービスが売れなければ、事業の安定はありません。
やはり、営業にも力を入れていかなくてはならないのです。
営業は中途半端にしてはいけない
営業の役目は顧客に対し、自社の商品やサービスを売り込んでアピールすることにあります。
それだけでなく、顧客とのコミュニケーションを取り、信頼を得て購入してもらうのが営業の仕事のひとつでもあるのです。
つまり、その業務を行うには、中途半端な時間配分ではしっかりと営業効果を出すことはむずかしいということになるでしょう。
営業代行で欠点を補う
しかし、自社には営業の業務をこなせる人材がおらず、事業者自身も営業の遂行能力がないという状況にあるとしたら、とても深刻な問題です。
その欠点を補ってくれるのが、営業代行を行ってくれるアウトソーシングサービスなのです。
さて、ここまでで営業代行の概要と必要性について、少しだけでも把握していただけたかと思います。
次からは、営業代行サービスを利用するメリットとデメリットについて、それぞれ紹介していきます。
これらについてもしっかりと把握をして、自社で導入すべきかどうかを判断するのにお役立てください。
では早速、進めていきます。
営業代行のメリットとデメリットをまとめてみた
営業代行会社を探す前に、まずはメリットとデメリットを把握しておくことが大切です。
特にデメリットについては、その点もカバーできるように対策を取っておくことも必要でしょう。
まずは、営業代行を利用するメリットから紹介していきます。
営業代行のメリット
営業代行のメリットは主に4種類あります。
- 営業部の仕事を丸投げできるのが特徴
- 採用や教育にかかるコストがかからない
- 事業者は本業に集中することができる
- 新しい販路の拡大
では、それぞれについて、順に解説していきます。
営業部の仕事を丸投げできるのが特徴
営業代行の仕事を丸投げできるのが、営業代行最大のメリットにして特徴であります。
そもそも、営業代行アウトソーシングの多くは、丸投げのサービスに対応をしているものです。
もちろん、代行を依頼する際はすべて任せず、キャパオーバーとなりそうな一部だけを任せてもいいでしょう。
こういった丸投げサービスがあることで、業務への支障を抑えることができ、事業を円滑に進めることができるようになるのです。
採用や教育にかかるコストがかからない
仮に営業経験がある人材を採用としても人件費がかかり、優秀な人ほど高い給料を出さなければなりません。
これは当然で、営業ができる優秀な人を他社でも欲しがっているため、人材評価がそもそも高いのです。
営業未経験の人を雇うとしても、営業のノウハウを一から学ばせなければならず、一人前になるまでにかなりの時間を要するので、コスパが非常に悪いでしょう。
しかし、営業代行サービスを提供しているアウトソーシングであれば、費用こそはかかりますが、人件費やその他にかかるコストを比較しても、かなり安く抑えることができます。
加えて、営業のプロが担当することが多いので、コスパが非常に高いサービスであるといえるでしょう。
事業者は本業に集中することができる
営業代行のアウトソーシングを利用することで、事業者は本業に集中することが可能です。
なぜなら、アウトソーシングを利用して自社の営業を代わりに行ってくれるからです。
営業部門がない法人は、事業者か他の社員が営業を回らなければならず、そのおかげで本業が疎かになってしまう場合があります。
営業代行のアウトソーシングは自社の営業を代行してくれるので、事業者および社員は本業に集中することができるのです。
新しい販路の拡大
新しい販路の拡大も、営業代行サービスを利用するメリットのひとつです。
営業代行を活用することで、既存の顧客がいれば継続的な取引が期待できるかもしれませんが、いつどうなるかわかりません。
そのため、新規顧客開拓も並行して力を入れていく必要があるのです。
また、収入維持でなく収益を上げるためには、新たな顧客の確保は必須となるでしょう。
営業代行サービスを提供するアウトソーシングは、利用する個人事業主または法人の要望に沿って、新しい販路の拡大を実行してくれます。
営業代行のデメリット
営業代行は法人にとっては魅力的なサービスといえますが、やはりデメリットというものもあります。
そのデメリットは、主に以下の4つです。
- 営業のノウハウを学べない
- 外部への情報流出の恐れがある
- 営業代行を継続しないと売り上げに影響が及ぶ
- 必ずしも満足なクロージングに至るとはかぎらない
こちらについても、順に解説していきます。
営業のノウハウを学べない
営業代行サービスばかり利用していると、事業者や企業で働く社員は営業のノウハウを学べません。
なぜなら、実体験として経験を積み重ねることができないためです。
営業は経験を積み重ねることで、そのノウハウが蓄積されていくのですが、営業代行サービスに依存して利用し続けると、営業のノウハウを事業者や社員は学ぶことができません。
余談ですが、営業関連の研修サービスを提供している企業(リクルートなど)もあります。
自社で営業チームを結成する予定があれば、受講してみるのも良いかもしれません。
外部への情報流出の恐れがある
営業代行のアウトソーシングを利用するので、外部への情報流出の恐れがあります。
営業代行サービスは非常に便利な反面で、代行会社に対して自社の情報を渡さなくてはなりません。
代行しもらう内容によっては、深い情報まで渡すこともあるでしょう。
その情報を持って営業代行しもらうわけですから、それなりのリスクはあると理解する必要があります。
営業代行を継続しないと売り上げに影響が及ぶ
営業代行を継続していかないと、売り上げに影響が及ぶ可能性があります。
状況によっては、常に営業し続けないと、売り上げ減少にもつながることすらあるでしょう。
継続的にお客さんがついてくれているケースでは、会社に対してではなく、営業さんの人柄でお付き合いをしてくれているケースもあります。
そのため、その営業さんが辞めてしまう(営業代行を継続しない)といった場合では、そうしたお客さんが離れてしまう可能性もあるのです。
とはいえ、営業代行サービスを継続しなければ売り上げ減少になるとはかぎりませんし、新商品の販売などにも営業代行サービスは欠かせないのは事実です。
どこまでを担当してもらうのか、その点も話し合って決めていくと良いかもしれません。
必ずしも満足なクロージングに至るとはかぎらない
営業代行アウトソーシングの多くが、クロージングまで依頼できるサービスを展開しているのですが、必ずしも満足なクロージングに至るとはかぎりません。
営業のスペシャリストでも、失敗する場合があります。
その要因はスペシャリストの実力だけとはかぎりません。
ちゃんと説明しなかった法人にも責任がある場合もあります。
失敗しないために、法人側で押さえておきたいポイントは、
- 売り込みたい商材をアウトソーシングに包み隠さず説明すること
- どの商材がどのような売り込みに向いているのかをアウトソーシングに質問すること
- クロージングまでに依頼するときに時間はどのくらいかかるのかなどを質問すること
この3つとなります。
クロージングまでにかかる時間についてですが、商材の種類によって大幅なバラつきがあるので、この辺りの部分に関しては理解する必要があるのです。
満足なクロージングを行いたいときは、企業とアウトソーシングの連携が必要だということです。
費用の仕組みは主に成果報酬と固定報酬と複合型の3種類がある
法人または個人事業主が営業代行サービスを利用するときにかかる費用は主に3種類あります。
その3種類を挙げて、内容を解説していきます。
余談ですが、営業代行サービスにかかった費用は、勘定科目「外注費」として、経費の計上が可能です。
1.成果報酬型
成果に対して費用が発生するという仕組みです。
成果が出なかったら費用はかからないというメリットがある一方、固定報酬型より割高になる場合がほとんどです。
売り上げの30%~50%が相場とされていますが、確実な成果を求めたい事業者には、この費用の形式はおすすめだといえるでしょう。
2.固定報酬型
法人および個人事業主が、営業代行サービスを提供しているアウトソーシング業者に月額料金を支払うというタイプです。
相場は、営業一人につき月50万円~60万円とされているのですが、商材によっては月100万円以上の料金が発生する場合もあります。
3.複合型
成果報酬型と固定報酬型を、足して2で割ったようなタイプです。
月額の固定費用をアウトソーシング業者に支払いつつ、成果が出れば、その成果に応じた費用も発生するというものです。
固定費用については、固定報酬型と比較すると割安な傾向にあります。
しかし、成果報酬型の費用も関係してくるので、アウトソーシング業者によって価格に大きなバラつきがあるといえるでしょう。
選び方で変わる営業代行の費用対効果
ここで気になるのは、営業代行サービスを利用したとして、本当にその効果があるのかという点でしょう。
これまで見てきたように、営業代行サービスでは、どの種類の相場もそれなりの価格だったことがわかります。
その決して安くはないコストをかけることで、しっかりと効果ができるのか、それは営業代行サービスの選び方によっても左右されるでしょう。
選び方で変わる費用対効果って?
まず金銭的な面だけを見れば、極端なはなし営業代行会社へ支払った金額や事業にかかる費用を超える売上げが出て、利益が残るのなら営業代行会社を利用する価値は十分にあるということとなります。
しかし、実際に選ぶ際は、金銭的な部分以外にも受けられるメリットにも目を向けるべきです。
また、自社と相性の良い営業代行会社を選べるのかも、費用対効果に直結する要素のひとつとなります。
では、それぞれについて見ていきましょう。
金銭面以外にも目を向ける
メリットでも紹介しましたが、代行会社を利用することで、その他業務に集中できたり、新しく人材確保をして教育する手間も削減することができます。
また営業代行会社の中には、単に営業を代行するだけでなく、コンサルティングのようなことをしてくれるケースもあるでしょう。
そういったサービスを利用すれば、社内の営業部も強化でき、またノウハウを蓄積することもできます。
これは将来的に見た際に、利益の拡大にも繋がるでしょう。
自社と相性の良い営業代行会社かを見極める
単に営業代行会社といっても、所属している営業担当者によって専門としている業界が異なるものです。
または、代行会社によって、得意としている業界が異なるでしょう。
仮に利用している営業代行が、あなたの業界に対してあまり知識がないとすれば、最大限に成果を発揮をすることはできません。
つまり、担当してもらう方は、その業界の営業に精通した方をなるべく選ぶべきということです。
これによっても費用対効果は各段に代わるでしょう。
営業代行アウトソーシングおすすめ11選!コスパが高いのはどの業者?
営業代行サービスを提供しているアウトソーシング業者は多いと言えるのですが、なるべくコスパが高く、実績が豊富な業者を選びたいものです。
そこで今回、おすすめの営業代行アウトソーシングを数種類挙げて、比較しつつ紹介していきます。
1:しゅうきゃくん
「しゅうきゃくん」の魅力は、なんといっても相場の半額で集客担当を採用できる点でしょう。
実際の実績も着実に積み重ねており、経営者アポについては既に4,000件も取り付けています。
また「しゅうきゃくん」では、取材済の経営者1,500名にアプローチできるプラットフォームがあり、依頼者はこのサイトからDMを送信することも可能。
さらに企業マッチングにも力を入れており、友好関係にある企業を月1で紹介してもえるのも魅力でしょう。
気になる料金については、月15万円より利用が可能。
費用対効果についても、その自信をみせているので、まずはご自身の目で実際に確認してみることをおすすめします。
2:コミットメントΣ(シグマ)
コミットメントΣ(シグマ)は、BtoB(企業間取引)に関わる全ての営業代行サービスを展開しており、文字通り営業の業務を丸投げすることができます。
成果報酬型の支払方法しか対応していないのですが、この業者は完全成果主義を取っているので、成果が出なかったら費用はいただかないというスタンスを取っています。
料金は、売り上げによって変わるので、これぐらいかかるとかは明言できません。
全国に対応しているので、大企業だけでなく中小企業の法人にもおすすめできます。
ちなみに、BtoC(企業と消費者の間の取引)の営業代行は対応していないので、ご注意ください。
3:SALES BASE(セールスベース)
SALES BASE(セールスベース)は、インサイドセールス支援に特化した営業代行アウトソーシング業者です。
人工知能(AI)を駆使することで、自社の商品に興味があるであろう顧客情報をリストアップし、そのリストに掲載されている顧客の営業先に、SALES BASE(セールスベース)の専門スタッフがインサイドセールスを実施します。
営業代行全て丸投げの対応はしていませんが、インサイドセールスという部分そのものを営業代行に丸投げすることが可能です。
料金は、月額15万円からとなっていますが、営業先の数によっては料金がさらに増す場合があるので、料金に関する詳細を知りたい方はまず、問い合わせしましょう。
全国に対応しており、インサイドセールスに力を入れたいけど、どうすれば良いのかわからないという法人には、SALES BASE(セールスベース)はおすすめです。
4:セレブリックス
セレブリックスは営業と販売の代行に特化したアウトソーシング業者です。
900社以上と12,000商品以上の営業代行を行い、多くの成果を挙げてきているという実績を持つ、営業代行アウトソーシング業者の中でも最大級を誇ります。
営業代行だけでなく、人材の採用支援や採用代行のサービスを提供しています。
営業研修のサービスも提供しているので、営業のノウハウを学びたい事業者には、セレブリックスがおすすめです。
料金体系は、基本的に固定報酬型を採用しており、月額60万円から利用が可能となっています。
5:ビートレード・パートナーズ
ビートレード・パートナーズは数多くある営業代行アウトソーシング業者の中でも、新規顧客開拓に特化しているのが特徴です。
依頼主である企業の商品に興味を抱かせ、購買につなげることをビートレード・パートナーズは得意としています。
顧客に、商品を強制的に購入させるのではなく、これは顧客にとって必要な商品だと思わせ、購買につなげるのです。
この活動を繰り返すうちに、企業の新規顧客の増加が見込めるというわけです。
料金は60万円~90万円となっていますが、状況に応じてお見積りを作成してくれます。
なお、成果報酬型の支払いは対応していないとのことです。
6:アズ株式会社
アズ株式会社は、1,800社以上の営業代行実績を持つアウトソーシング業者です。
- 既存する顧客への営業
- 新規顧客開拓
- 過去の顧客掘り起こし
などに対応しているだけでなく、営業の業務そのものを丸投げにできる代行サービスにも対応しています。
オンライン面談システムを導入しているのが特徴で、電話やメールだけでなく、画面を利用した通話を可能としているのです。
料金については初回だと、
- テストコール:1回100万円
- テストコール不要:30万円
となっており、成果報酬額は15,000円からとなっています。
7:セールスジャパン
セールスジャパンは、日本初の成果報酬型営業代行アウトソーシング業者であり、営業代行や販路拡大にかかる費用は一切かからず、費用がかかるのは成果報酬だけとなっています。
成果報酬以外の費用が無料で大丈夫なのだろうかと疑問を抱く人達は多くいるかもしれませんが、質に関しては他のアウトソーシングに負けていません。
成果報酬の料金は非公開となっていますが、ムダを省き確実性を求めるなら、セールスジャパンはおすすめだといえるでしょう。
8:株式会社完全成果報酬
株式会社完全成果報酬は文字通り、成果報酬のみで請け負う営業代行アウトソーシング業者です。
2010年8月に設立されてから現在に至るまで、成果報酬型一本でやってきたというのが、株式会社完全成果報酬の強みといえるでしょう。
料金は、15,000円からの成果報酬となっており、内容によってはさらに料金が増してきます。
「業務報告資料納品」や「定期ミーティング(15万円)」などの有料オプションも用意されているので、クライアント側の選択肢が広まります。
9:グローバルステージ
グローバルステージは、新規事業が得意な営業代行アウトソーシング業者です。
新規事業を立ち上げた法人や個人事業主の営業をお手伝いし、バックアップを行うことを得意としています。
その他に、新規事業支援サービスや営業コールセンターサービスなどを提供しているので、新規事業を立ち上げた法人や個人事業主を本格的に支援することができるというわけです。
料金が、月額688,000円からとなっています。
新規事業を立ち上げた法人や個人事業主にとって、グローバルステージの営業代行サービスはおすすめといえるでしょう。
10:スタジアム
スタジアムは、大手クライアントも抱える、営業代行のプロ集団となります。
そこに属するプロたちは、それぞれに専門分野があり、カバーする対応力も広いのが特徴。
実際の代行業務では、ルート営業や新規開拓はもちろん、インサイドセールスの実績も多数あります。
また基本的に報酬は固定報酬となりますが、その分営業活動の質やスピードが優秀。
それ以外には、営業戦略についても課題発見や営業資料の作成など、密にコミュニケーションをとりながら進めることができるのです。
営業業務を戦略ありきで丸投げをしたいのなら、「スタジアム」がおすすめといえるでしょう。
11:Sales of Soul
「Sales of Soul」の特長は、なんといってもかかる費用が業界最安値であることでしょう。
なんと月あたり、「88,888円~」利用することが可能で、それに加えてインセンティブといった料金設定となっています。
またお試し期間として、1ヶ月利用することができるのも、ハードルが下がるので利用しやすいのではないでしょうか?
電話でのアポイントも利用したいのなら、同社の提供ツールである「アポ放題」もいいでしょう。
月額7,800円で利用でき、アポイント作業の効率アップを図ることもできます。
詳しい内容については、公式HPに掲載の動画を参照すると概要が掴めるので、気になる方は目を通してみると良いでしょう。
営業代行に依頼して失敗しないためのコツ
営業代行に依頼するといっても、それなりにコストがかかるものです。
それにも関わらず、営業の成果が出ていなければ、それはムダなコストとなってしまうでしょう。
そこでここでは、ムダなコストを生んでしまうような失敗を避けるためのコツについて、3つほど紹介していきます。
実際に各社に申込みをする前に、しっかりと確認するようにしてくださいね!
1.事前にしっかりと情報と課題を洗い出しておく
まず営業代行サービスを活用するにしても、依頼する側の準備というものがあります。
この時点で、営業代行会社に伝えるべき情報の洗い出しが不足しているようだと、その後の営業成果も思うように上がらなくなるでしょう。
つまり、非常に大切なステップとなります。
この段階で洗い出すべき内容としては、たとえば以下のようなものがあるでしょう。
- 商品やサービスのターゲット層や基本情報
- 依頼する業務範囲(アポ取り・商談・アフターフォローなど)
- 依頼する期間と達成したい具体的な成果(3ヶ月で15社の新規獲得など)
- 最低限守ってもらいたい営業ルール
ここで営業代行会社へと伝える内容は、自社の営業マンに対して伝える内容と、そう変わらないのではないでしょうか。
ただし効率よく動いてもらうためにも、わかりやすくこれらの内容はまとめておくべきです。
また最後の項目にある、「最低限守ってもらいたい営業ルール」について、少し補足をしておきます。
営業ルールとは、実際のアポ取りや交渉(商談)の場などで、実践してほしい内容となります。
これは各社の方向性や、提供する商品やサービスによっても、営業代行会社へ求めるルールは変わってくるでしょう。
たとえば具体例を挙げると、
- カンタンに値下げ交渉に応じないこと
- 得意分野と不得意分野を明確にした上でアプローチしていくこと
- 商品改善のための意見を聞くこと
などが挙げられます。
これはあくまでも一例にすぎませんので、自社の特性に合わせて、営業代行会社に伝えるルールはまとめておきましょう。
2.優良な営業代行会社を見極める
いくら事前準備をしっかりとしたとしても、営業代行会社の質が悪ければ、何の意味もありません。
営業代行で成功させたいのなら、優良な営業代行会社を選ばなくてはならないということです。
では、具体的にどういった営業代行会社を選ぶと良いのでしょうか。
ここで注目すべきは、営業代行会社が行うヒアリングの場となります。
このヒアリングをされているときに、以下のような内容をチェックしてみましょう。
- 目的を理解し課題の提示をしてくれるか
- 課題に対して改善策を提案できるか
- 営業マンの能力に頼りすぎていないか
- データから分析しているか
1つ目と2つ目については、パートナーとして並走してくれるのか、自分事として捉えてくれているのかを判断するのに役立ちます。
他人事で営業を行われても、先方に熱意は伝わりませんし、親身さに欠ける対応に繋がることもあります。
次に、特定の営業マンの能力に頼っているような、営業代行会社には注意をすべきです。
会社として営業スキルが高くなくては、担当となった営業マンが不在の場合に、大きな穴が生まれてしまいます。
そうなっては、自社としても打撃を受ける可能性があるでしょう。
またデータに基づいた意見であるかも、重要な視点です。
経験も大事ではありますが、根拠を持って提示できる代行会社は強いといえるでしょう。
3.コストと見積もりのバランスをチェック
最後に考慮すべき点は、実際にかかる費用についてです。
ここで注意すべきは、「全体的な費用で判断しないこと」となります。
では具体的にどう判断するのかといえば、「成果1件に対して、いくらかかるのか」という点です。
まずはこの費用について、自社として適正価格なのかを判断しなくてはなりません。
また固定報酬型の場合では、1件あたりのコストが見えづらいため、事前にしっかりと計算しておく必要があるでしょう。
複数社に見積もりを依頼し、費用対効果が最大化できる営業代行会社がベストとなります。
もちろん、前項の優良企業の見極め条件をクリアしていることは前提条件です。
営業代行サービスの契約ポイントや注意事項
営業代行サービス各社の見積もりが上がってきて、その中のひとつに絞りこまれれば、次はいよいよ契約という形となります。
ただし、この契約書については、いくつか注目すべきポイントや注意事項もあるので、今の段階から把握しておくようにしましょう。
最低限のルールや決めごとを抑えておかなくては、双方にとってマイナスの事態にもなり兼ねません。
では契約の際には、何に注目していればいいのか、ひとつずつみていきましょう。
契約の種類
まず把握しておくべきは、契約の種類です。
営業代行サービスで取り交わす契約書は、あくまでも「業務委託契約書」であって、雇用の契約書などではありません。
つまり営業代行会社を雇っているわけではないので、業務時間や休みについて管理するのは、おかしな話となるわけです。
また業務指示についても、代行会社の営業マンに直接行うことはやめておいた方が良いでしょう。
これらを行っていた場合、仮に労務上のトラブルで訴えられた場合、依頼者側が不利な立場となります。
健全に取引を実施したいのなら、契約の種類やそのルールについては、最低限把握しておくようにしましょう。
業務の進行の仕方
次に業務の進行の仕方についてですが、業務を代行してもらう以上、作業の裁量や指揮は代行会社が持つものであり、依頼者側にはありません。
とはいえ、すべてお願いするというのも、不安要素となります。
契約を進める前に、どういった方法で進捗報告が行われるのか、どういった内容を実施してもらうのかは、ハッキリさせておくようにしましょう。
進捗報告については、定期的に確認できるように、事前に取り決めしておくことも大切です。
経費の扱い
次に確認すべきは、経費の扱いです。
営業を代行してもらうとなれば、移動費や通信費など、少なからず経費が発生するもの。
ここで発生した経費は、依頼者側と営業代行側のどちらが受け持つのか、事前に明確にしておく必要があるでしょう。
営業代行サービスによっては、これら経費がすべて契約料に含まれている場合もあります。
そうでない場合は、実際にかかった費用については依頼者負担となりますので、あらかじめ予算を伝えておく必要もあるでしょう。
金銭的な部分は、とくにクリアな状態にしておくことが望ましいです。
納品物や支払い期限
つぎに実際に営業代行を実施してもらった場合に、何を納品物と定義するのかも事前に決めておく必要があります。
たとえば、それはコンサルティングという無形のものや営業トレーニング報告書かもしれませんし、実際の顧客獲得リストかもしれません。
それを週末に提出してもらうのか、月末にまとめてなのか、そういった期限も最低限設けておくべきでしょう。
支払い期限については、営業代行サービスのプランで決められている場合もあれば、依頼者側が決めることができる場合もあるでしょう。
たとえば月額制であったり、前払いや後払い一括などがあります。
どちらにせよ、請求書の発行期限や支払い期限については、双方で話し合って合意しておく必要があるでしょう。
全体の契約期間
契約期間について決める場合、明確な納品物がある場合は繁忙期や業務量なども考慮し、契約期間に少しゆとりを持たせておくのがベターです。
また期限を延長するとなれば何をもって延長とするのか、反対に解約するとなればどんな状況下に該当した場合に解約とするのか、これらについても明記するようにしましょう。
営業代行サービスは費用対効果も考慮して選ぼう
ここまでで営業代行会社に関する情報と、おすすめの営業代行会社を紹介していきました。
多くの業者は、コスパが高い営業代行サービスを提供していますが、営業代行といっても、それぞれ得意分野があります。
たとえば、
- ○○の業界が得意
- 新規顧客開拓が得意
- アフターケアが得意
- 市場調査が得意
などがあります。
この中でも特に重要なのが、得意分野の業界についてです。
ITについて詳しくない営業代行会社が業務を遂行したところで、顧客に満足な説明はできず、成果もついてこないでしょう。
だからこそ、依頼する代行会社がその分野に対して知見があることは、大前提となるのです。
ここで紹介したことは、再度確認しながら営業代行会社は選んでいくようにしてください。
そして事業の効率化をして、利益を拡大していってくださいね!