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法人カードを使ってマイルを効率的に貯めるには、還元率の高い貯まりやすい法人カードを使うことが大切です。
この記事では、以下の要望や疑問にわかりやすく答えていきます。
- マイルについて具体的に知りたい
- マイルの貯め方や使い道にはなにがある?
- どの法人カードが効率よくマイルを貯められるのか
- 注意点などはあるのか
そして、数十種類ある法人カードの中から、厳選したものをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
それぞれ特徴や、マイルの貯まりやすさにも触れているので、比較しながら自身にとって最適な法人カードを選んでいきましょう。
↓↓ クリックするとすぐに該当項目にジャンプします ↓↓
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マイルが貯まるおすすめ法人カードランキングBEST3!
早速、マイルが貯まるおすすめ法人カードランキングをみていきましょう。
ここで紹介しているベスト3は、マイルの還元率が高いもの中心に選んでいます。
その他の項目でも比較したいという方は、以降に紹介している比較表を参考にしてみましょう。
では1位から紹介していきます。
1位:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
ランク | プラチナ |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 22,000円
(200万円以上利用で次年度11,000円) |
国際ブランド | American Express |
利用限度額 | 審査により決定 |
ポイント還元率 | ~1.00%
※1ポイントで3マイル |
付帯保険 | ・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高300万円 |
1位として選ばせていただいた「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は、JALマイルを効率良く貯める上で、非常に優れたカードとなります。
気になる還元率は、なんと1%超えとなり、移行手数料がかかることもありません。
年会費こそ22,000円がかかりますが、年間200万円以上使用すれば、次の年は半額の11,000円となるため、コスパもグッとあがります。
また保険については、最大1億円までの補償があり、プライオリティパスを始めとした、手厚いサービスも受けることができます。
2位:ANA JCB法人カード ワイドゴールドカード
ランク | ゴールド |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 19,000円 |
国際ブランド | JCB |
利用限度額 | 50~250万円 |
ポイント還元率 | 0.1%
※1ポイントで10マイル |
付帯保険 | ・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 |
第2位の「ANA JCB法人カード ワイドゴールドカード」は、その名のとおり、航空会社のANAと提携している法人カードです。
このカードは、マイルの還元率が高めで1%となっており、さらにプラスでボーナスマイルも受け取れる贅沢な一枚となっています。
さらには、入会時と翌年継続時には、毎回2,000マイルが付与されるとのこと。
ANAのグループ便を利用すれば、搭乗するたびに25%増しのマイルをゲットすることもできます。
保険の補償額も申し分ありませんし、特典についても揃っているとなれば、利用しない手はないでしょう。
3位:アメックス・ビジネスゴールド
ランク | ゴールド |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 34,100円 |
国際ブランド | American Express |
利用限度額 | 上限なし(審査により決定) |
ポイント還元率 | ~1.0%
※1ポイントで3マイル |
付帯保険 | ・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高200万円 |
第3位の「アメックス・ビジネスゴールド」は、ANAマイルや他航空会社のマイルに交換できるポイントが貯まる法人カードです。
年会費は34,100円と高いですが、100円で1ポイント貯まり、ANAマイルなら1ポイントは1マイルと交換できます。
これなら、計算も煩わしくなく、わかりやすいですね!
ただし、他社マイルに交換する場合は、0.8%の還元率となります。
それでも高還元ではあるので、大きな問題にはならないでしょう。
ステータス性や補償面でも優秀な「アメックス・ビジネスゴールド」は、ぜひ手にしたい一枚といえそうです。
そもそもマイルとは
マイルとは、航空会社が提供しているポイントのことをいいます。
マイルは、飛行機の利用や普段の買い物などで貯まっていきます。
普段使うことの多い「Tポイント」や「Pontaポイント」と同じと考えていいでしょう。
マイルはいくつも種類がある
マイルと聞くと航空会社に共通したポイントと認識している人も多いですが、実際には違います。
マイルには、
- ANA
- JAL
- ユナイテッド航空
- デルタ航空
など、いくつも種類があります。
別々で獲得したマイルは、基本的に移動できないので、どこの航空会社を一番利用するか良く考えてから選ぶ必要があるのです。
ただ日本では、使いやすさや貯まりやすさを考えると「ANA」か「JAL」の2つから選ぶといいでしょう。
貯めるには会員登録が必要
貯めるには、一般的なポイントカードと同様に会員登録が必要になります。
搭乗券の控えなどがあれば、後日登録もできます。
しかし期限もあるため、できれば航空券を購入する前に会員登録や法人カードの準備はしておいた方が良いかもしれません。
法人カードでマイルを貯める方法は?
法人カードでマイルを貯める方法は、飛行機の利用だけではありません。
他にも貯める方法があります。
次からは「飛行機の利用」も含めて、詳しく解説していきます。
1.飛行機を利用する
法人カードで航空券を購入することでマイルが貯まります。
貯められるマイルが、他の方法よりも多いのが特徴です。
出張などで飛行機の利用が多い場合に、おすすめの方法でしょう。
2.ポイントをマイルに交換する
法人カードをショッピングで利用すれば、ポイントが貯まります。
そのポイントは、法人カードによってはマイルに交換できます。
飛行機の利用がなくても、会社で必要なものを購入していると、個人で貯めるよりもポイントが貯めやすいです。
飛行機の利用が多い場合は別ですが、この方法がマイルを貯めるメインの方法になるでしょう。
ただし、ポイントからマイルにすると法人カードによっては手数料がかかったり、交換上限数を決めていることもあります。
法人カードを作る際は、手数料や交換上限数もしっかりとチェックしておく必要があります。
3.カード利用で直接マイルが貯まる
法人カードの中には、利用すると法人カードのポイントではなく、直接マイルが貯まるものがあります。
このタイプの法人カードはあまり、マイルの還元率が多くないため、おすすめはできません。
しかし、ポイントからの交換作業がないため、面倒な作業をしなくてもいいという点では優れているでしょう。
ポイントを管理するのは苦手だけど、マイルは貯めておきたいといった人にはおすすめです。
法人カードで貯めたマイルの使い道は?
ここからは貯めたマイルの使い道を解説していきます。
マイルの使い方によって、マイルの価値が変動することがあるので注意しましょう。
1.航空券と交換する
還元率が高くおすすめなのが、航空券への交換です。
さまざまなケースがありますが、基本的に必要なマイルが多い航空券ほど還元率が高くなります。
エコノミークラスを選択すると必要なマイル数は少ないのですが、日本円に換算すると1マイル1〜3円程の価値になります。
それでも十分ですが、ファーストクラスを選択すると1マイル10円以上の価値になることがあります。
マイルの価値だけを重視するなら、必要なマイルが多い航空券と交換するのがいいでしょう。
2.航空会社のポイントと交換する
航空会社には、マイルの他に「eJALポイント」や「SKYコイン」などのポイントが存在します。
このポイントは航空券やツアーなどの旅行商品に使えます。
航空券ならマイルを使えばいいのですが、マイルには3年という使用期限があります。
この期限内に使わないと消失してしまいます。
航空会社のポイントに交換することで、マイルの期限切れを回避できます。
ポイントの交換は、あまり還元率は高くありませんし航空券以外に使い道がほとんどないので、期限切れの回避以外ではおすすめしません。
3.他のポイントに交換する
マイルは一般的に使われている、
- 「nanaco」
- 「Suica」
- 「楽天スーパーポイント」
- 「Tポイント」
などと交換できます。
これらのポイントに交換することで、使い道は一気に広がります。
コンビニや交通機関、ネット通販など、非常に使いやすくなります。
ただし、1マイルが1円以下になってしまうことが多いので、マイルの価値は下がってしまいます。
あまり飛行機を利用する機会がないため、
などの理由がない限りはおすすめしません。
4.提携先のショッピングサイトで使う
マイルが直接使えるショッピングサイトもあります。
品揃えはありませんが、ビジネスバッグやキャリーバッグなど、出張でも使えるアイテムを揃えています。
1マイル1円と、そこまで高くはありませんが、簡単に直接マイルが使えるので利用先の1つとして覚えておきましょう。
5.ホテルなどの割引クーポンと交換する
マイルはホテルの宿泊代や、レストランの食事代に使用できます。
基本的に1マイル1円になるため、還元率は高くありません。
出張先のホテルやレストランで利用したい人はチェックしてみましょう。
マイルが貯まるおすすめ法人カード10選の比較一覧表
ここからは、早速マイルが貯まるおすすめの法人カードについて紹介していきます。
また比較ができるように、以下の表として掲載しておきますので、お役立てくださいね!
※以下のカード名をクリックすると、詳細項目へとジャンプできます。
ランク | 申込み資格 | 年会費 | 国際ブランド | 利用限度額 | ポイント 還元率 |
付帯保険 | |
1. ANA JCB法人カード ワイドゴールドカード |
ゴールド | 個人事業主・法人代表者 | 19,000円 | JCB | 50~250万円 | ポイント還元率 0.1% ※1ポイントで10マイル |
・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 |
2. ANA JCB法人カード 一般カード |
クラシック | 個人事業主・法人代表者 | 2,250円 | JCB | 10~100万円 | 0.1% ※1ポイントで10マイル |
・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高1,000万円 ・国内旅行傷害保険:なし ・ショッピング保険:年間最高100万円 |
3. セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード | プラチナ | 個人事業主・法人代表者 | 22,000円 | American Express | 審査により決定 | 1.00% ※1ポイントで3マイル |
・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高300万円 |
4. アメックス・ビジネスゴールド | ゴールド | 個人事業主・法人代表者 | 34,100円 | American Express | 審査により決定 | 1% ※1,000ポイントで1,000マイル |
・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高100万円 |
5. 楽天ビジネスカード | クラシック | 個人事業主・法人代表者 | 2,200円 | VISA
JCB |
300万円 | 1% ※2ポイントで1マイル |
・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高2,000万円 ・国内旅行傷害保険:なし ・ショッピング保険:要問合せ |
6. EX Gold for Biz M | ゴールド | 法人代表者 | 2,200円 | VISA
MasterCard |
10~300万円 | 0.1% ※1,000ポイントで600マイル(ANA)1,000ポイントで500マイル(JAL) |
・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高2,000万円 ・国内旅行傷害保険:最高1,000万円 ・ショッピング保険:年間最高100万円 |
7. ANAダイナース コーポレートカード |
クラシック | 法人代表者 | 20,000円 | Diners club | 要問合せ | 1% ※1ポイントで1マイル |
・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高5,000万円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 |
8. P-one Business Mastercard |
ゴールド | 個人事業主・法人代表者 | 2,000円 | MasterCard | 300万円 | 0.6%※1ポイントで1.5マイル~3マイル | ・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:なし ・国内旅行傷害保険:なし ・ショッピング保険:年間最高300万円 |
9. 三井住友ビジネス クラシックカード for Owners |
クラシック | 個人事業主・法人代表者 | 1,250円 | VISA・MasterCard | 10~150万円 | 0.5% ※1ポイントで3マイル |
・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高2,000万円 ・国内旅行傷害保険:なし ・ショッピング保険:年間最高100万円 |
10. UC法人カード | 一般 | 個人事業主・法人 | 1,250円 | VISA・MasterCard | 300万円 | 0.5% |
なし |
単にマイルが貯まるカードとはいっても、これだけ差があります。
自身に合うカードの候補を3つほど絞ってみましょう。
次からは、それぞれの特徴について紹介していきます。
より詳しく!マイルが貯まるおすすめの法人カード10選の特長
ここからマイルが貯めやすい法人カードを9枚をご紹介していきます。
特徴や貯めやすさを解説しているので、それぞれ比較して最適な法人カードを見つけましょう。
1.ANA JCB法人カード ワイドゴールドカード
ランク | ゴールド |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 19,000円 |
国際ブランド | JCB |
利用限度額 | 50~250万円 |
ポイント還元率 | 0.1%
※1ポイントで10マイル |
付帯保険 | ・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 |
「ANA JCB法人カード ワイドゴールドカード」は、航空会社のANAと提携している法人カードです。
年会費は19,000円ですが、カードを作成・継続すると2,000マイルが貰えます。
飛行機の利用で貯まるポイントが多い
のが特徴で、通常のフライトマイルに25%上乗せしてマイルが貯まります
出張などで飛行機の利用が多ければ多いほど、貯まりやすくなっています。
また、ショッピングは1,000円で1ポイント貯まります。
1ポイントは、後から10マイルに交換できます。
つまり、ショッピングでも1%の還元率があるということです。
旅行傷害保険は、
- 海外で1億円
- 国内で5,000万円
と充実しており、ショッピング保険も500万円まで補償してくれます。
空港ラウンジも利用できるので、マイル以外のサービスも十分でしょう。
2.ANA JCB法人カード 一般カード
ランク | クラシック |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 2,250円(初年度無料) |
国際ブランド | JCB |
利用限度額 | 10~100万円 |
ポイント還元率 | 0.1%
※1ポイントで10マイル |
付帯保険 | ・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高1,000万円 ・国内旅行傷害保険:なし ・ショッピング保険:年間最高100万円 |
「ANA JCB法人カード 一般カード」は、航空会社のANAと提携している法人カードです。
ワイドゴールドカードよりもランクは下になりますが、あまり飛行機の利用がないならこちらがおすすめです。
年会費は初年度無料で翌年から2,250円と比較的低くなっています。
カードの作成・継続だけで1,000マイルが貰え、さらに飛行機の利用時にはフライトマイルに10%上乗せしてマイルが貯まります。
ショッピングでは1,000円で1ポイント貯まり、1ポイントは10マイルと交換できます。
ただし、交換には5,000円の手数料がかかります。
ワイドゴールドカードよりも年会費が安いですが、
- 旅行傷害保険は海外で5,000万円
- ショッピング保険は海外で100万円
のみと限定的となっています。
飛行機の利用が少ないなら、こちらの一般カードがおすすめです。
3.セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
ランク | プラチナ |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 22,000円
(次年度200万円以上利用で11,000円) |
国際ブランド | American Express |
利用限度額 | 審査により決定 |
ポイント還元率 | 1.00%
※1ポイントで3マイル |
付帯保険 | ・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高300万円 |
JALマイルが貯まりやすいと評判なのが「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」です。
年会費は22,000円で、年間200万円以上をショッピングで使うと翌年は11,000円になります。
カードを作ると、通常は年会費4,000円かかる「SAISON MILE CLUB」に無料で入会できます。
入会すれば、1,000円の利用で10マイルが貯まります。
さらに、2,000円ごとにマイルとは別でポイントが1ポイント付きます。
1ポイントはマイルに交換すると2.5マイルになるため、合計すると還元率は1.125%にまでなります。
飛行機を利用することなく、ここまでの還元率で利用できるのは、大きなメリットでしょう。
空港ラウンジの利用や、旅行傷害保険が、
- 海外で1億円
- 国内で5,000万円
とマイル以外のサービスも充実しています。
4.アメックス・ビジネスゴールド
ランク | ゴールド |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 34,100円 |
国際ブランド | American Express |
利用限度額 | 上限なし(審査により決定) |
ポイント還元率 | 1.0%
※1ポイントで3マイル |
付帯保険 | ・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高100万円 |
「アメックス・ビジネスゴールド」は、ANAマイルや他航空会社のマイルに交換できるポイントが貯まる法人カードです。
年会費は34,100円と高いですが、100円で1ポイント貯まり、ANAマイルなら1ポイントは1マイルと交換できます。
ただし、ANAマイルを貯めるには、
- 「メンバーシップ・リワード ANAコース(年会費5,000円)」
- 「メンバーシップ・リワード・プラス(年会費3,000円)」
の2つに登録する必要があるので注意しましょう。
年会費やメンバーシップの費用を考えると、還元率1%は低いように感じますが、その他のサービスが充実しています。
特に飛行機利用時は、空港ラウンジの利用や手荷物の無料配送、提携タクシーが定額利用など、さまざまなサービスを展開しています。
5.楽天ビジネスカード
ランク | クラシック |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 2,200円 |
国際ブランド | VISA、JCB |
利用限度額 | 300万円 |
ポイント還元率 | 1%
※2ポイントで1マイル |
付帯保険 | ・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高2,000万円 ・国内旅行傷害保険:なし ・ショッピング保険:要問合せ |
「楽天ビジネスカード」は、個人用のカード「楽天プレミアムカード」の子カードとして利用できる法人カードです。
法人カードの年会費は2,200円ですが、楽天プレミアムカードが10,000円なので、合計で年会費は12,000円になります。
ポイントを交換することでANAマイルが貯まります。
100円の利用で1ポイント貯まり、2ポイントで1マイルと交換できます。
ただ楽天市場でカードを使用すると、100円で5ポイント貯まります。
楽天市場に限られますが、一気に還元率をアップできます。
一緒に持つことになる楽天プレミアムカードには、空港ラウンジやプライオリティパスなどの充実したサービスも付帯しています。
6.EX Gold for Biz M
ランク | ゴールド |
申込み資格 | 法人代表者 |
年会費 | 2,200円(初年度無料) |
国際ブランド | VISA・MasterCard |
利用限度額 | 10~300万円 |
ポイント還元率 | 0.1%
※1,000ポイントで600マイル(ANA) ※1,000ポイントで500マイル(JAL) |
付帯保険 | ・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高2,000万円 ・国内旅行傷害保険:最高1,000万円 ・ショッピング保険:年間最高100万円 |
「EX Gold for Biz M」は、ANAマイルとJALマイルのどちらも貯められる法人カードです。
年会費が初年度無料で2年目からは2,200円となっています。
1,000円の利用で1ポイント貯まり、200ポイントでANAなら600マイル、JALなら500マイルと交換できます。
ポイントの倍率は年間の利用金額で変化し、200万円以上利用していると、2倍にまでなります。
還元率で比較すると非常に低いですが、年会費が安いため、年会費による負担は他の法人カードよりもかかりません。
また、ANAとJALのどちらか後から選べるのも大きなメリットでしょう。
還元率の高いカードは年会費が高いため、結局年会費を取り戻せないことが多々あります。
普段から飛行機の利用が少なかったり、年会費の高い法人カードのサービスを上手く利用できない場合はおすすめです。
7.ANAダイナースコーポレートカード
ランク | クラシック |
申込み資格 | 法人代表者 |
年会費 | 20,000円 |
国際ブランド | Diners club |
利用限度額 | 要問合せ |
ポイント還元率 | 1%
※1ポイントで1マイル |
付帯保険 | ・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高5,000万円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 |
「ANAダイナースコーポレートカード」は、出張の多い企業に向け、マイルの貯めやすさに特化した高ステータスの法人カードです。
年会費については20,000円で、入会や継続でも2,000マイルがもらえるのが特徴です。
マイルは、カード払いで100円ごとに、1リワードポイント(1マイル相当)がもらえ、有効期限もありません。
ANAカードマイルプラスで利用した場合は、100円か200円で1マイルがもらえます。
また従業員がいる企業の場合では、社員用に追加カードを発行することもあるでしょう。
そうしたケースでは、各追加カードで貯まったポイントについても、代表者のカードに集約することができます。
こうした仕組みのおかげで、より効率よくマイルを貯めることができるというわけですね!
「ANAダイナースコーポレートカード」には、他にも魅力がありますので、気になる方はサッと公式HPで目を通してみてください。
8:P-one Business Mastercard
ランク | ゴールド |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 2,000円 (初年度無料・前年度利用がある場合、次年度も無料) |
国際ブランド | MasterCard |
利用限度額 | 300万円 |
ポイント還元率 | 0.6%
※1ポイントで1.5マイル~3マイル(コースによる) |
付帯保険 | ・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:なし ・国内旅行傷害保険:なし ・ショッピング保険:年間最高300万円 |
「P-one Business Mastercard」は、実質年会費が無料の法人カードです。
年会費が実質無料で、前年度に1度でもこのカードを利用するだけで、年会費が無料となります。
法人カードとして利用するのであれば、1度といわず何度も利用するでしょう。
さらに、代表者とその他の社員で、トータル6枚発行することが可能です。
ポイントの還元率は0.6%で、マイルに移行する場合は1ポイントで1.5マイル~3マイルとなります。
また旅行傷害保険が付いていないので、もし付けたいのであれば、年会費が無料の自動付帯保険が付いているクレジットカードをプラスで持つといいでしょう。
9:三井住友ビジネスクラシックカード for Owners
ランク | クラシック |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 1,250円(初年度無料) |
国際ブランド | VISA・MasterCard |
利用限度額 | 10~150万円 |
ポイント還元率 | 0.5%
※1ポイントで3マイル |
付帯保険 | ・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険:最高2,000万円 ・国内旅行傷害保険:なし ・ショッピング保険:年間最高100万円 |
「三井住友ビジネスクラシックカード for Owners」は、個人口座でも申し込み可能な法人カードです。
法人カードの中では、比較的審査がゆるいといわれています。
その理由としては、審査の際に決算書などの提出が義務ではないという理由からです。
つまり、代表者自身が審査対象であり、法人自体ではないということですね!
これなら、創業したての方におすすめといえる法人カードでしょう。
また年会費は1,250円ですが、初年度は無料で利用できます。
ポイント還元率は0.5%、マイルへの移行は1ポイントで3マイル。
旅行保険については、国内は対象ではありませんが、海外旅行では最高2,000万円まで保証してくれるので、海外に出張など行く場合にも頼りになるでしょう。
10:UC法人カード
ランク | 一般 |
申込み資格 | 個人事業主・法人 |
年会費 | 1,250円 |
国際ブランド | VISA・MasterCard |
利用限度額 | 300万円 |
ポイント還元率 | 0.5% |
付帯保険 | ー |
「UC法人カード」は、年会費が1,250円でありながら、ポイント還元率もなかなかの法人カードです。
このカードは、クレディセゾン発行のものと、UCカード発行の2タイプが存在しています。
両者の違いは付帯サービスで、選ぶのなら特典が充実しているクレディセゾン発行にするといいでしょう。
またこのカードは、追加カードを多く発行できるため、ある程度の規模の企業にもおすすめの一枚といえます。
ただし、ゴールドカード以上にならないと、各種保険が付帯しないため、この点には注意がひつようとなるでしょう。
JALマイルを貯めるならJAL法人カードでは難しい
さて、ここまでで紹介してきたおすすめの中には、JAL法人カードが登場してきませんでした。
見出しの通り、JAL法人カードはJALマイルを貯めるのには適していないのです。
では、その理由はなぜなのか、その点について3つほど理由を紹介していきます。
またJALマイルを貯める場合では、どの法人カードが一押しなのかも、合わせて紹介していきますね!
では順にみていきましょう!
クレジットカード決済してもショッピングマイルがもらえない
まず1つ目の理由として挙げられるのは、ショッピングマイルが貯まらないことにあります。
個人会員のJALカードでは、ショッピングの際にクレジットカード決済することで、ショッピングマイルがもらえます。
しかし法人会員では、JAL法人カードでショッピングしても、マイル付与の対象外となってしまうのです。
飛行機をあまり利用しない企業にとっては、ショッピング(広告費や接待費など)でマイルを貯める方法がメインとなりますから、これはかなりのデメリットではないでしょうか。
こうなってくると、マイルを貯める目的としては、少し弱いのがJAL法人カードなのです。
フライトマイル自体が少ない
2つ目は、他社と比較したときに、フライトマイルがそもそも少ないことが理由となります。
カードの会員の種類によっては、10%や25%のボーナスマイルも付きますが、元が少ないマイルなので、あまり魅力も感じないのではないでしょうか。
よりわかりやすく言うと、東京からハワイ間を往復するためには、東京から沖縄間を30回も往復しなければ、相当のマイルは貯まりません。
つまり、飛行機を利用する方にとっても、少々魅力が足りない印象にあるのです。
申込み条件がハード
3つ目については、ある企業にとっては致命傷ともなる内容です。
なんとJAL法人カードの申込み条件には、
- 国内在住であること
- 業歴5年以上の黒字決算があること
といった厳しい条件が設定されています。
これにより、まだ設立して日が浅い企業はもちろん、長期的に継続して安定していない企業も、JAL法人カードを作ることはむずかしくなるでしょう。
JALマイルを貯めるならどの法人カードがいいの?
ここまで見てきたように、JALマイルを貯めるとなると、JAL法人カードでは力不足となります。
たとえ、飛行機利用が多かったとしても、他の法人カードを選択した方がお得になるでしょう。
もしJALマイルをメインに貯めていくのであれば、ここで紹介した内の、
の2つがおすすめとなります。
中でも、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は、マイル還元率が最大1.125%と、法人カードの中でもトップクラスの還元率を誇ります。
JALマイルを貯めたいのなら、間違いなくこのカードが最有力となるでしょう!
法人カードでマイルを貯める際の注意点
ここから法人カードでマイルを貯める際の注意点を解説していきます。
ちょっとした使い方で損な使い方をしている場合も多いので、確認しておきましょう。
1.マイルの価値は使い方で変わる
マイルは使い方で大きく価値が変わります。
最も多い利用方法の航空券との交換では、エコノミークラスとファーストクラスで比べると、1マイル10円以上の差が出ることもあります。
他のポイントなどと交換する場合も同様で、時間をかけて貯めたマイルでも交換先によっては、1マイル1円以下になってしまいます。
マイルの価値は交換前にきちんと計算しておくといいでしょう。
2.航空会社の法人カードはマイルが貯まりにくいことがある
航空会社の法人カードは、飛行機利用時にはボーナスマイルが付与されるなど、マイルを貯めやすいです。
しかし、航空会社の一般カードにはある「ショッピング時のマイル付与」が、法人カードにはないケースがあります。
この点については、前の項で紹介した通りです。
航空会社の法人カードを作っておけば安心というわけではないので、どんなときにマイルが貯まるのかをしっかり確認しておきましょう。
3.ポイントからマイルに交換する手数料に注意
ポイントからマイルに交換する際に、カードによっては手数料がかかることがあります。
手数料の分はマイナスになるので、事前に手数料がいくらなのか確認しておくのが大切です。
手数料が高いときは、ポイントを出来るだけまとめて交換するといいでしょう。
その際は、ポイントの交換上限にも注意しましょう。
4.別のマイルに変換はできない
基本的に、マイルを他航空会社のマイルに変換することはできません。
ANAやJAL、ユナイテッド航空などポイントから複数のマイルを選べるときは、慎重に選びましょう。
5.貯めたマイルは個人所有になる
法人カードで貯めたマイルは法人の所有ではなく、個人の所有になります。
これは航空会社のマイル規約によって決まっているものです。
つまり、会社の経費で貯めたマイルを使って航空券などを個人的に交換することも禁止されていない、ということになります。
従業員に法人カードを持たせる場合は、会社の就業規則でマイルの使用についても制限しておきましょう。
6.マイルの貯まりやすさ以外もチェック
マイルの貯まりやすさ以外に法人カードとしての使いやすさもチェックしておきましょう。
付帯している保険
まず確認したいのが、出張中の怪我や病気で保険金が受け取れる「旅行傷害保険」です。
国内と海外で保証の金額が異なり、
- 国内で3,000万円
- 海外で5,000万円
あれば安心でしょう。
他にも購入したものが、不良品や故障していた際に使える「ショッピング保険」や、飛行機の遅延時に宿泊費を負担してくれる「航空機遅延保険」などがあります。
空港ラウンジの利用ができるか
空港での待ち時間を快適に過ごせるのが、空港ラウンジです。
フリードリンクや軽食、新聞、Wi-Fiなどが用意されています。空港によってはシャワーやコピー機などもあります。
法人カードを所有している本人に加えて、同伴者も無料で利用できるカードもあります。
施設を優待利用
提携している施設の優待利用ができることがあります。
レストランでのコース料理が1名分無料やオフィス用品の割引などがあります。
法人カードによってさまざまなサービスを展開しているので、事前に確認しておきましょう。
賢く法人カードを選んで効率的にマイルを貯めよう
マイルを貯めやすい法人カードについて解説してきました。
マイルは貯め方やポイントの交換など、通常のポイントと比べると少し複雑です。
しかし、上手く貯めると航空券がマイルだけ交換ができるので、経費節約には最適でしょう。
もちろん、しっかりと経費の節約をしていくためには、自身の事業に合った法人カードを選ぶ必要があります。
また出張が多い方は、付帯保険の内容についても、しっかり確認してください。
今回解説したマイルを貯めるポイントとご紹介した法人カードを参考にして、効率的にマイルは貯めていきましょう。
多少面倒でも、しっかりと法人カードは比較していってくださいね!