どうせお金を稼ぐなら、自分の興味がある美容系の仕事で稼ぎたいと思っている人はいませんか?
この記事では美容系で稼げる仕事について詳しく解説します。
もくじ
美容系で稼げる仕事
2019年に厚生労働省が発表した「賃金構造基本統計調査」の結果では、美容師・理容師の平均年収(賞与込み、企業規模10人以上)は305万円で、2019年に国税庁が発表した「令和元年分 民間給与実態統計調査」の結果による平均給与、男性540万円、女性296万円と比較しても決して多い金額とは言えません。
そのため美容系の仕事で稼ぐなら、昇給や昇格、資格取得などが年収に反映されやすい職種を選ぶ必要があります。
あるアンケート調査によると現役美容師の約7割が転職経験があるということです。
美容師という資格があると転職しやすいですし、他の資格をとってキャリアアップを目指すことが可能です。
参考:PRTIMES【現役美容師500人にアンケート調査】美容師の転職事情2022年版
これを踏まえて美容系で稼げる仕事を5つご紹介します。
エステティシャン
エステティシャンはフェイシャル、脱毛、ボディケアといったさまざまな施術を行ってお客様の美容をサポートするお仕事です。
所属するサロンにもよりますが、売上や成果に応じてインセンティブがつくサロンが少なくないため、美容系では稼げる仕事とされています。
平均年収は310万円から430万円くらいと幅が広いですが、大企業のエステティシャンともなると450万円越えも可能なお仕事です。
日本スキンケア協会の「スキンケアアドバイザー」の資格を取得することでさらに知識を増やし顧客の信頼もアップするでしょう。
ネイリスト
ネイリストはお客様の爪のお手入れやネイルカラー、ネイルアートを施すお仕事です。
他の美容系の仕事と比較すると昇給が早い傾向にあるため、技術次第ではありますが美容系では稼げる仕事と言われます。ネイリストの平均年収は220万円から270万円とそれほど高くはありませんが、独立してご自分でサロンなどを開業すれば年収1000万円も夢ではありません。
プロのネイリストを目指したい方は資格をとっておきたいですよね。ユーキャンのネイリスト講座では「ネイリスト検定2・3級」と「ジェルネイル検定初級」の資格を半年間で合格へと導いてくれます。
大手メーカー美容部員
美容部員とは百貨店やドラッグストアなどに常駐して、お客様のメイクやスキンケアについての悩みを解決するための商品を販売するお仕事です。大手化粧品メーカーの美容部員の平均年収は470万円となっていますが、女性が多い職場としては平均年収が高いと言えるでしょう。
メーカーによって異なりますが賞与やインセンティブがあるため、美容系では稼ぎやすい仕事だと言えるでしょう。
美容師(デザイナー)
美容師はお客様の髪の毛についての悩みをカットやパーマ、カラーなどの施術で解決する仕事で、国家資格が必要となります。
アシスタントから始まるものの、指名の多いトップスタイリストやオーナー美容師、ヘアデザイナーになれば年収1,000万円も夢ではありません。
アロマセラピスト
香りが与えるリラクゼーション効果でお客様の心と身体を癒すお仕事です。
関連資格を取得すると給与に反映されるのと、責任者になると大幅に昇給するサロンが多いことから美容系では稼げる仕事だと言えるでしょう。
諒(りょう)設計アーキテクトラーニングの通信講座はアロマセラピスト資格のアロマセラピスト資格とアロマオイル士資格を家にいながら自宅で最短2か月で課題を提出するだけで2つの資格を通信講座で簡単に取得できるので人気の講座となっています。
他にもネイルデザイナーやリンパケアセラピストやリフレクソロジストの資格など美容に関する資格もそろっています。
美容系のお仕事の平均給与とは
美容系の仕事で稼ぐためには美容系のお仕事の平均給与を知り、それ以上稼げる見込みのあるサロンに就職するのも重要なことです。
美容系の9つの仕事における平均給与をご紹介します。
美容師アシスタント
美容師アシスタントの平均給与は約16万円と言われています。
一人暮らしをするにはなかなか厳しい金額と言えますが、将来のスタイリスト候補であることを忘れず、向上心を持って技術力やお客様への対応力を磨くことが昇給・昇格への近道です。
美容師スタイリスト
美容師スタイリストの平均給与は約25万円です。
美容室アシスタントより平均給与が上がっているのは、主に指名売上による歩合があるためでここでしっかりと顧客を作っておくと後々より稼げるようになるでしょう。
ヘアデザイナー
ヘアデザイナーとは美容サロンで施術したり、モデルやタレントにヘアメイクを施したりする仕事で、平均給与は約20万円です。
しかしフリーランスとして独立した場合年収1,000万円以上稼ぐことも可能なため、自分の技術・接客次第で大きく稼げる仕事だと言えるでしょう。
福祉美容師
福祉美容師は訪問美容師とも呼ばれ、高齢者や要介護者の自宅を訪問して施術を行う仕事で、平均給与は約25万円です。
前職の技術や給与を考慮して給与金額を決める企業が多いため、スキルの高い人ほど稼ぎやすい仕組みになっていると言えます。
ネイリスト
ネイリストの平均給与は約22万円です。
アルバイト・パート・派遣社員・正社員とさまざまな雇用形態で働く人がいますが、稼ぎたいならまずは正社員を目指しましょう。
ジェルネイル認定講師資格取得講座は人気の資格です。未経験の方でもスキルアップの方でも受けられる資格ですのでPBアカデミーの講座を参考にしてみてはいかがでしょうか?
他にもまつ毛エクステンション資格取得講座やメイクアップ資格取得講座もありますので合わせて取得するのもいいでしょう。
エステティシャン
エステティシャンの平均給与は約20万円です。
インセンティブがつくサロンが多いですが、その割合が3%~10%と大きく差があるため、稼ぎたい人は求人情報で数値をチェックしておくことをおすすめします。また資格取得も給与アップの目安になるので検討しましょう。
メイクアップアーティスト
メイクアップアーティストはモデル・女優・タレントなどにメイクを施してヘアスタイルを整え、より美しく見せるためのお仕事で、平均給与は約20万円です。
企業やプロダクションに所属するメイクアップアーティストの場合それほど大きな昇給は見込めませんが、フリーランスで人気のメイクアップアーティストは美容本やDVD出版などで億単位の年収を稼ぎだす人もいます。
「日本メイクアップ技術検定試験」は1級から3級とありますが、1級の合格率は20%。美容業界で働きたい方や自身のスキルアップや活躍の場を新しく求める際などに大きな武器となるので受験チャレンジしてみるのも給与アップの道につながるでしょう。
美容部員
美容部員の平均給与は約21万円です。
ブランドにより未経験でも月給が25万円という場合もあるため、美容部員として稼ぎたい人は昇給やインセンティブも含めて給与システムをよく確認しておきましょう。
アロマセラピスト
アロマセラピストの平均給与は約22万円です。
スキルや資格によって優遇されるため、異業種からの転職を考えている人はどのような資格なら希望するサロンで評価されるのかを事前にチェックしておくのがよいでしょう。
まとめ
美容系で稼げる仕事とは昇給や昇格、資格取得などが年収に反映されやすい職種を指すため、自分が希望する企業ではどのようなスキルや資格が評価されるのかをあらかじめ調べておくことが大切だとわかりました。
スキルに見合った評価をしてくれる環境で、ぜひたくさんのお客様に喜ばれる施術を行ってください。