この記事はPRが含まれていますが、直接取材・調査した一次情報を元に書かれています。
人材を募集するために求人広告媒体を利用して、なるべく広く求人募集をかけたいものです。
しかし、広告費用は高いことが多く、また費用がどの程度かかるのか不安になる方も多いでしょう。
理想としては、広告媒体にかける費用は抑えながら、その効果も得たいのではないでしょうか。
しかし、そのような都合のいい広告媒体はあるのか、また見つけられるのか、その点でも不安に感じるものです。
ここではそんな方へ向けて、「求人広告媒体のサイト」と「新聞媒体」をそれぞれ紹介していきます。
また、中には無料から始められるものもありますが、基本的には費用をかけた方が信用度を上げるためにも有効です。
まずは基本的な知識を押さえ、そのあとで求人媒体の紹介を見ていくようにしましょう!
その後、求人広告を成功させるコツについても紹介していきますので、併せて参考にしてみてください。
自社に合った媒体を、しっかりと見極めて見つけていきましょう!
↓↓ クリックするとすぐに該当項目にジャンプします ↓↓
≫ すぐに「おすすめの求人広告媒体」を見る
求人広告媒体にかかる費用の種類と仕組み
求人広告媒体とは簡単に説明すると、インターネットや新聞などを求人に広告として掲載するメディアを意味します。
全国規模に募集をするなら、そういったメディアを利用するのが適切だといえるでしょう。
さて、求人広告媒体にかかる費用の仕組みには、「先行投資タイプ」と「成功報酬タイプ」の主に2種類あります。
その2種類を次に挙げて、内容を解説していきます。
先行投資タイプ
先行投資タイプは、掲載先のメディアに料金を先に支払い、そのメディアに求人広告を掲載するタイプです。
掲載期間や表示の順位、文字数や写真の枚数によって、料金が変わっていくタイプを採用しているのがほとんどです。
応募数や採用人数によって料金が変動することはありません。
このタイプでは、大きな費用をかけて求人広告を掲載するデメリットこそありますが、多くの人数を一括採用するには適しているので、中~大企業向けの求人媒体となりそうです。
成功報酬タイプ
成功報酬タイプは、求人広告の掲載にかかる費用は無料でありながら、応募数や採用人数によって料金が変わっていくタイプとなります。
そのため、中には1人を採用するのに高い料金を支払わなければならないケースもあるでしょう。
反面で、採用するかしないかを、じっくり考えることができるという面もあります。
そのため成功報酬タイプは、小人数の採用に向いているといえるでしょう。
採用コストの費用対効果も知っておく
求人広告の費用を知ることも大事ですが、そもそも採用コストはどれくらいかかるのか、費用対効果はどれくらいなのかを知っておく必要があるでしょう。
ここでは、採用コストとはなにか、算出方法や中途や新卒を採用する際の平均的な費用について紹介していきます。
採用コストとは?
まずは、そもそも採用コストとは何かを紹介していきます。
採用コストとは、人を採用する上でかかるコストのことです。
また、これは新卒や中途、どのような人材が欲しいのかで大きく異なります。
採用コストを必要以上にかけてしまったら、無駄な経費がかかってしまうので採用コストを形態ごとに知り、整理することが必要となるのです。
そのためには、内訳を知ることが重要といえます。
外部と内部のコストで分けられるので、それぞれどのような内訳なのか例をチェックしていきましょう。
- 会社案内等の資料制作費
- 求人広告費
- セミナーや説明会の場所にかかる費用
- エージェントへ支払う成功報酬
- 担当者の人件費
- 紹介社員へ支払うインセンティブ
主にかかる費用はこれらになりますが、他にも企業によって異なる部分があるので、どのようなコストがかかるのかチェックしておくといいでしょう。
採用コストの算出方法
では早速、1人当たりの採用コストの計算式を見ていきましょう。
計算式は以下の通りです。
1人あたりの採用コスト = トータル採用コスト ÷ 採用トータル人数
新卒や中途、パートやアルバイトなど、それぞれで計算することをおすすめします。
また、外部と内部にかかるコストを計算することで、何にコストをかけすぎてしまっているか明確になり、無駄な経費を削減することが可能です。
新卒1人を採用するまでの平均コストは?
次に、新卒を採用するまで(1人)の平均コストについてです。
新卒の場合は、内定後に行われる研修やセミナーを開催することが多いため、これにかかるコストを採用コストに入れるのかにより変動するでしょう。
2019年のリクルート「就職白書」では、前年にかかった新卒採用の平均コストは72万6千円で、従業員数が少ない企業がコストがかかっていて、従業員数が多い大手企業は抑えられている結果でした。
また、2021年以降に就活ルールが廃止されるのでそれに向けて、新卒採用の仕組みを考察する必要があるでしょう。
中途1人を採用するまでの平均コストは?
次に、中途を採用するまで(1人)の平均コストを紹介していきます。
中途の場合は新卒と異なり、研修やセミナーを開催することはあまりありません。
そのため、求人広告にかかるコストやエージェントへの支払いコストが増えるでしょう。
2019年のリクルート「就職白書」では、前年にかかった中途採用の平均コストは84万8千円で、新卒採用とは異なり従業員数が多い大手企業がコストがかかっている結果でした。
新卒・中途の採用コストは年々高くなっており、負担は重くなっています。
採用コストの負担を少しでも軽減できるよう、どれくらいのコストがかかったのかは知っておくべきでしょう。
求人広告媒体を利用するメリットとデメリットを把握しよう
ここでは、求人広告媒体を最大限に利用していくために、メリットとデメリットについても事前に紹介しておきます。
これらをしっかりと把握しておけば、人材確保の対策も立てやすくなるでしょう。
対策は、事業規模によっても異なるでしょうから、ヒントとして捉えていただければ幸いです。
では早速、メリットから紹介していきますね!
求人広告媒体のメリットをまとめてみた
求人広告媒体を利用するメリットを、以下に挙げる3つほどにまとめてみました。
- 多くの人に見てもらえる
- 情報収集を行っている転職希望者にアピールできる
- 広告宣伝費として経費に計上することができる
それでは、順に解説していきます。
多くの人に見てもらえる
求人広告媒体と言っても、インターネットや新聞など、様々な種類があるのはご存知でしょう。
このどれもが、幅広い範囲で求人広告を出せるので、その分閲覧してくれる人の数は増えます。
とくに、インターネットの求人広告媒体を利用するのであれば、全国的に公開できるため、その閲覧者数もかなりものになるでしょう。
閲覧者が多ければ、自ずと申込者数も増えるので、いい人材との出会いも増えるということです。
情報収集を行っている転職希望者にアピールできる
求人広告媒体を利用すれば、情報収集を行っている転職希望者に効率よくアピールできます。
そもそも求人広告媒体を閲覧している方には、新しい仕事を探している方が集まっているので、しっかりと内容を見てくれるのです。
仮にこれが応募につながらなかったとしても、会社のイメージをアピールすることはできます。
会社のイメージアップを図る場としても、求人広告媒体は有効ということですね!
広告宣伝費として経費に計上することができる
求人広告媒体の掲載にかかった費用は、勘定科目「広告宣伝費」として、経費に計上することができます。
経費に計上できるので、決算対策をする場合の方法としてもいいでしょう。
それで優秀な人材が確保できれば、一石二鳥です。
求人広告媒体のデメリットをまとめてみた
求人広告媒体の利用はメリットがある一方、デメリットもあります。
そのデメリットを次に挙げて、まとめました。
- 希望する人材が現れるとはかぎらない
- 求人広告の作成時間が非常に長い
- 求人広告にかかる費用が高い
こちらも順に解説していきます。
希望する人材が現れるとはかぎらない
求人広告媒体を利用したとしても、希望する人材が現れるとはかぎりませんし、いわゆる「ミスマッチ」というのがよくあります。
もう少し具体的に説明するなら、たとえば以下にような感じです。
求人ページの募集要項に、
- Excelの基本的な操作ができること
- データ入力の経験があること
など記載し、それが「できる」と自負する応募者が来たとします。
その上で採用に至るわけですが、いざデータ入力の仕事をさせると、「全くできない」といったミスマッチが起きるのです。
また逆に、応募者側が「イメージしていた仕事と違う」といった形で、辞めてしまうこともあるでしょう。
この点についても、ある程度予測した上で、採用は行っていく必要があるということです。
求人広告の作成時間が非常に長い
求人広告の作成時間が、非常に長いのもデメリットのひとつです。
どれくらいの作成時間を要するのかは、法人にとってバラつきがあるので、その時間をお伝えすることはできません。
とはいっても、人材の応募率を高めたいのであれば、しっかり求人広告を作成しなければ効果も見込めないでしょう。
考えるべき点として、
- 「会社の魅力をどのように伝え」
- 「どういった表現で仕事内容について好印象を抱かせるのか」
が重要ともいえます。
求人広告の作成時間が非常に長いことは、上記の理由もあるので、時間をかけて作り込まなければならないというわけです。
求人広告にかかる費用が高い
求人広告の費用は、決して安くありません。
先行投資タイプの場合だと、一週間あたり求人広告サイトは安くても「数万円~」である一方、新聞媒体でさえも数十万円が相場だとされています。
成功報酬タイプの場合だと、1人採用すると数十万円かかるのですが、掲載するだけなら無料です。
求人広告にかかる費用が高いのはデメリットと言えるのですが、先ほど説明した優秀な人材を見つけ、雇用できるのなら大した費用ではないと言えるでしょう。
求人広告で気になる点を4つ挙げてみた
求人広告をメディア媒体に掲載する、メリットやデメリットは把握できたでしょうか。
その中で求人広告の媒体に関して、
という採用担当者の方もいるかもしれません。
そこでここでは、主な疑問を以下のように4つ挙げ、それぞれ解説していきます。
- ハローワークは求人掲載が無料!なぜ利用しない?
- 自社のホームページに求人広告を掲載すれば無料だが?
- 派遣会社を利用して人材を紹介してもらうのは?
- エージェントサイトやクラウドソーシングの利用は?
では順にみていきましょう!
1.ハローワークは求人掲載が無料!なぜ利用しない?
ハローワークは求人広告の掲載にかかる費用は一切かからないのですが、求人を募集する法人の多くはハローワークを利用しません。
なぜ利用しようとしないのかは法人によって異なりますが、多くの場合は、
- サービスの質が低い
- 相談員によって対応が異なる
- 人材が集まらない
などが挙げられます。
また、そもそも就職先や転職先を探している人も、あまりハローワークを利用しない傾向にあります。
その点については、以下のような理由が挙げられるでしょう。
- 無料のため質の悪い求人が多い
- 空求人が多い
- やる気のある職員が非常に少ない
- 大企業の求人が非常に少ない
- サービスの質も低い
また、ハローワークに求人を募集している多くの企業は、事業がうまくいかず収益を上げられていないという見方もできます。
逆に事業がうまくいって収益を上げ続けているけど人手が足りない企業ほど、サポートが充実している求人サイトなどを利用します。
つまり、求人広告媒体では費用こそかかりますが、人材が集まりやすいなどの恩恵を得ることが見込めるというわけです。
2.自社のホームページに求人広告を掲載すれば無料だが?
レンタルサーバーを利用して開設した自社のホームページに、自社の求人広告を掲載するので費用は一切かかりません。
しかし、自社のホームページにアクセスしてもらわなければ、求人の情報を見てもらえないのが難点です。
その難点をどのように解消するのかというと、やはり求人広告媒体のメディアに求人情報を掲載することにあります。
求人広告媒体のメディアに求人情報を掲載することで、多くの人に見てもらえるだけでなく、自社の広告にもつながるからです。
仮に知名度が上がっても、多くの企業は求人広告媒体を利用し続けるでしょう。
3.派遣会社を利用して人材を紹介してもらうのは?
確かに、派遣会社を利用して人材を紹介してもらうのはひとつの手です。
実際に働かせて、戦力になると判断すれば、正社員として雇用することもできます。
この方法であればミスマッチは少ないのですが、実は派遣会社に登録している人の中には、正社員になることを望まない人が存在します。
どうして正社員になることを望まないのかは人それぞれの理由です。
どういった理由で正社員を望まないのかというと、
- 責任が重くなる
- 派遣の方が担当者を通して交渉がしやすい(融通が利く)
- 家庭の事情などでフルに働けない
などが挙げられます。
逆に、正社員を望む派遣の人材を限定して探すという手もあり、そのほうが効率も良いといえるでしょう。
4.エージェントサイトやクラウドソーシングの利用は?
エージェントサイトやクラウドソーシングを利用して人材を探すという手もあるのですが、この方法には少し注意点もあります。
まず、エージェントサイトとクラウドソーシングに登録している方の多くは、企業に縛られずフリーランスとして自由に活動したい方ばかりです。
そうした願望が強い方が、企業に就職することは考えづらいでしょう。
もちろん、中にはそうでない方もいますが、割合的には少なくなります。
たとえばフリーランスエンジニアの話しになりますが、仮に正社員として雇うにしても、年収は平均的に400万円~600万円と海外と比較すると非常に低いです。
海外の場合は、年収800万円以上が平均的で、年収1,000万円以上が普通とも言われています。
※参照:リクナビNEXT/30代前半エンジニアの広がる年収格差
※参照:Midworks/海外で働くエンジニアの平均年収・現状とは
エージェントサイトには月100万円以上の報酬を提示している案件があり、それでもなお高スキルを持つ人材を雇うには、年収1,000万円以上を提示しなければならないということです。
クラウドソーシングもエージェントサイトほどではありませんが、高い報酬を提示している案件もあります。
そういった高スキルを持つ人は、お金だけでは雇えないということでしょう。
すぐわかる!求人広告おすすめ16選の比較一覧表
さてここからは、求人広告を「サイト型」と「新聞型」でわけて、計16社の基本情報を表としてまとめておきます。
またサービス名をクリックすると、詳細項目へとジャンプできますので、ぜひご活用ください。
求人広告サイト一覧 | ||
料金 | 掲載期間 | |
1.マイナビ |
|
4週間~
※マイナビバイト:1週間~ |
2.リクルート |
|
4週間~ |
3.女の転職type | 20万円~ | 4週間~ |
4.タウンワーク |
|
・タウンワーク:1週間~ ・タウンワークオンライン:2週間~ |
5.Indeed(インディード) | 無料~ | 自由設定 |
6.ツノル | 10万円~ | 年間 |
7.DODA(デューダ) | 25万円~ | 4週間~ |
8.Type | 35万円~ | 4週間 |
9.en転職 | 20万円~ | 4週間 |
10.Green | 30万円~(成果報酬型) | 無制限 |
11.Career Cross | 45万円~ | 2カ月間~ |
12.シニア求人ナビ | 3万円~ | 4週間~ |
新聞系求人広告媒体一覧 | ||
料金 | ||
1.日本経済新聞 |
|
|
2.スポーツニッポン新聞社 |
|
|
3.読売新聞 | 非公開 | |
4.朝日新聞 |
|
候補はある程度見つかったでしょうか?
次は、各求人媒体の特徴を紹介していきます。
求人広告サイトおすすめ12選!比較すべきポイントと費用を解説
ここでは、おすすめする求人広告サイト12種類を紹介し、比較すべきポイントや費用などを挙げて、内容を解説していきます。
「新聞型」については、次項より紹介していきます。
ではまずは、「サイト型」から早速みていきましょう!
1.若手の採用に特化した「マイナビ」
マイナビは、学生向けや転職希望者向けやパート・アルバイト向けなど、それぞれ独立した求人広告サイトを運営しているのが特徴です。
若手を採用したいだけでなく、ターゲットを絞りたいという法人には、マイナビがおすすめです。
費用はどれくらいかかるのかは、プランが多いので説明を省略しますが、学生向け、転職希望者向け、パート・アルバイト向けの3つに分けると、
- マイナビ転職:20万円から
- マイナビ2020(学生向け):20万円から
- マイナビバイト:2万円から
このようになります。
あくまで最安値の費用なので、それ以上のグレードアップを希望するなら、高い費用を支払わなければならないのですが、コスパが良いという一面も持ちます。
2.知名度にこだわるなら「リクルート」
リクルートキャリアが運営する求人広告サイトですが、運営する求人広告サイトが5種類あります。
- リクナビ(就職活動者向け):30万円から
- リクナビ合同説明会:10万円から
- リクナビダイレクト(中小企業向け):基本0円から
- リクナビ就職エージェント:成功報酬タイプ88万円から
- 就職shop:成功報酬タイプで料金については問い合わせが必要
知名度があるだけでなく、中小企業向けの求人広告サイトを運営しているので、中小企業の法人にも低価格でご利用いただけます。
3.女性社員を積極的に採用するなら「女の転職type」
女の転職typeは、女性の採用に特化した求人広告サイトです。
20万円から利用が可能で、女性を積極的に雇いたいという法人には、女の転職typeがおすすめです。
ここに登録している就職希望の方は、家庭と仕事の両立をしたい方が多く集まる印象です。
4.地域密着型に特化した「タウンワーク」
タウンワークは、数多くある求人広告サイトの中で、地域密着型に特化しているのが特徴です。
アルバイト・パートから正社員の採用など、幅広く対応しています。
また、タウンワークとタウンワークオンラインの2種類があります。
- タウンワーク:1万円から
- タウンワークオンライン:9千円から
地域によって料金にバラつきがあり、上記に掲載した費用は最安値です。
5.検索と分析に特化した「Indeed(インディード)」
Indeedは、検索と分析に特化した求人広告サイトです。
無料から求人情報の掲載を始めることが可能ですが、有料オプションを利用することで、本格的な運用が可能となります。
料金は基本的に非公開となっているので、明確に知りたい方は問い合わせを行う必要があります。
6.中小企業向けで学生を積極的に採用するなら「ツノル」
ツノルは、学生を積極的に採用したい中小企業向けの求人広告サイトです。
年間掲載料が10万円からなので、中小企業でも学生にアピールすることが可能です。
他社では、4週間掲載で20万円などとなっているため、この価格帯はかなり良心的であることが分かるのではないでしょうか?
またツノルは、採用活動支援サービスも充実していますから、必要に応じて活用してみてもいいかもしれません。
7.会員数が最大級の「DODA(デューダ)」
DODA(デューダ)も一度は耳にしたことがある、大手求人サイトとなります。
またその会員数は日本最大級となり、505万人を超えるというから驚きです。
そんなDODAの求人広告プランは、スポット採用から大規模採用まで多種多様に対応できるよう、5つのプランの中から選ぶことができます。
最も安いもので25万円で、掲載までの最短フローは1週間。
すぐに人材確保したいときも、抜群の集客力とスピードで採用確率も高まるでしょう。
中規模事業者~ならDODAは外せない採用媒体となります。
8.閲覧数日本一の「Type」
Typeでは、毎月200万人が訪れるなど、日本一の訪問者数を誇る求人サイトです。
そのユーザー年齢の分布は、20代後半から30代後半まで多く、働き盛りのユーザーが大体数。
学歴についても、大卒以上が半数以上を占めるため、そうした人材モデルを探しているのであれば、大いに役立つ求人サイトとなるでしょう。
肝心の求人広告掲載料については、4週間で35万円となっています。
予算が許せば、有力候補として選択しておくと良いかもしれません。
9.ノウハウが充実の「en転職」
en転職といえば、CMでもお馴染みで、知名度も抜群の求人サイトとなります。
母体となるenジャパンは、採用関連はもちろん、社員教育支援などにも力をいれており、そのノウハウは強大のものとなるでしょう。
実際に公式HPに目を通すとわかるとおり、en転職以外にもさまざまな求人媒体が存在しています。
さて肝心のen転職の求人広告掲載料ですが、20万円からで4週間の掲載。
ただしen転職の詳細については、資料ダウンロードとなっていますので、最新情報を知りたい方は資料に目を通すようにしましょう。
10.ITやWebに強い「Green」
Green最大の特徴は、掲載期間や求人へのアプロ―チが無制限であること。
また、採用できなければ費用がかからない成功報酬型なので、ムダに費用を掛けたくない企業にかなり最適な求人サイトとなっています。
Greenでは、IT/Web系の求人に特化しており、求職者もその割合いが高くなる傾向にあります。
とくにベンチャー系の求人が多い印象ですので、IT/Web系ならまず検討したい求人サイトといえるでしょう。
11.語学習得者が集まる「Career Cross」
Career Crossは、英語を得意とするバイリンガルに特化した求人サイトです。
気になる料金のプランは、「スタンダード」と「マネージド」の2つに分かれていて。マネージドにプランについては問合せが必要となります。
一方で「スタンダードプラン」については、以下のような料金プランとなっていました。
- プラチナ(求人広告掲載無制限):2カ月90万円
- ゴールド(求人広告掲載5件):2カ月60万円
- シルバー(求人広告掲載2件):2カ月45万円
スタンダードは、最短で5営業日から採用活動を開始することが可能です。
これら3つの違いは、求人広告掲載数の他に、スカウトメールの数が異なります。
また、掲載期間は「2カ月・3カ月・6カ月・12カ月」と4段階で分かれているため、必要な期間と予算を照らし合わせて選ぶといいでしょう。
12.50代~70代のシニア層を中心とした「シニア求人ナビ」
シニア求人ナビは、50代から70代のシニア層に特化した求人広告サイトです。
70代の求人掲載にも対応しているので、高齢者の雇用を希望している法人にはおすすめです。
料金は3万円からとなっております。
シルバー人材センターについて
各自治体にあるシルバー人材センターは、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」に定められた公益社団法人です。
外部の個人事業主または法人からの依頼を請けたシルバー人材センターは、その依頼に適した高齢者に紹介し、業務を行ってもらうというものです。
しかし、あくまでも業務委託なので、高齢者の雇用とは少し違います。
業務が終われば別の業務を引き続き行うというもので、高齢者の雇用には全くつながりません。
本気で高齢者を雇用するなら、「シニア求人ナビ」を利用して、高齢者の人材を探すほうが良いと言えるでしょう。
新聞系求人広告媒体おすすめ4選!比較すべきポイントと費用を解説
求人広告サイトとは別に、新聞系の求人広告媒体があります。
新聞紙に求人広告を掲載するというものですが、その新聞紙も電子版化されているので、インターネットを利用して新聞を読む人も多いといえます。
今回はおすすめする新聞系求人広告媒体を4種類挙げて、紹介していきます。
1.情報に敏感なビジネス系人材の採用なら「日本経済新聞」
日本経済新聞は即戦力が見込める、専門職や経験者や管理職などの採用に適した求人広告媒体です。
料金については、
- 全国版:43万円から
- 東京本社版:35万円から
となっております。
料金は高めに設定されているのですが、即戦力の人材を見つけるには最適な求人媒体ともいえます。
2.建築と工業と運輸など肉体労働の雇用に特化した「スポーツニッポン新聞社」
スポーツニッポン新聞社は、スポニチ求人という求人広告サイトを運営しています。
料金は、
- 関西エリア:15,000円から
- 関東エリア:20,000円から
となっております。
新聞媒体への掲載も可能となっていますが、料金も地域によって大きなバラつきがあるので、詳しい説明は省略いたします。
詳しい広告料金は「公式のPDF資料」を参照するようお願いいたします。
3.知名度が高く全国で最も読まれている「読売新聞」
読売新聞は、全国で最も読まれている新聞で、高い知名度を誇っています。
求人広告の掲載にかかる料金は非公開となっているので、その料金を知るためには、問い合わせをする必要があります。
4.コスパが高くスピーディーさを求めるなら「朝日新聞」
朝日新聞はコスパが高く、予算に応じた選択とスピーディーさを求めることが可能です。
広告代理店である株式会社内藤一水社によると、
- 通常料金:150,000円から
- 首都圏限定料金:27,000円から
一例としてこうなっていますが、まだまだプランがあります。
また、自分に見合ったプランを株式会社内藤一水社は提案してもらえるので、まずは問い合わせなどで、相談してみましょう。
求人広告で成功するためのコツ
ここまでで、求人広告を掲載できる媒体について紹介してきました。
しかし実際に求人をお金をかけて掲載したとしても、いくつかのコツを押さえていない状態では、成果はついてきません。
そこでここでは、応募者を増やし優秀な人材の獲得率を高めるための方法について、3つほどコツを紹介しておきます。
では早速、順にみていきましょう!
1.確保したい人物像やコンセプトを洗い出す
まず重要なファーストステップとして、企業として一体どのような人物像に入社してほしいのか、その点を明確にしておくことが大切です。
また企業コンセプト(雰囲気)についても、改めて洗い出しておくようにしましょう。
これらを洗い出して、適切にアプローチをしていかなくては、希望する人材と巡り合うことはむずかしくなります。
まずは箇条書き程度でも、しっかりと洗い出すようにしてください。
ただし、求める人物像の条件を求めすぎるのも問題です。「厳しい場所ではないか?」とそのスキルを保持していても、応募に踏み出せない転職希望者が増えてしまいます。
最低限必要な「必須スキル」と、「あると嬉しいスキル」の2つにわけて、人物の具体的なスキルは決めていきましょう。
2.ターゲットと媒体の組み合わせを確認する
ここで紹介した求人広告媒体でも、それぞれに特色があるものです。
それにも関わらず、前項「1」で洗い出した人物像(ターゲット)とマッチしないものを選んでしまっては、希望する人材とはなかなか出会えなくなるでしょう。
たとえば新聞に求人広告を掲載するとして、ターゲットが若い人だった場合、期待するほど応募が来ないケースもあります。
というのも一人暮らしが多い若い人では、新聞を契約しているそもそもの数が少ないため、求人広告自体を見つけてもらえない可能性があるためです。
こうした世代にアプローチするのであれば、無料で仕事探しができる「リクナビ」や「マイナビ」などが主な選択肢となるでしょう。
3.会社イメージや仕事内容は具体的にイメージしやすくする
いくら求める人物像が求人を目にしたとしても、そこに掲載されている内容が簡易的では、なにも魅力を感じずに立ち去ってしまうでしょう。
掲載する内容は、具体的でイメージしやすいものであることは、求人広告を出す上では必須となります。
たとえば、以下については、事前にまとめておくべきでしょう。
- 社内雰囲気がわかりやすい画像を複数枚載せる
- 転職者に響くキャッチコピーを載せる
- 入社後のイメージも具体的に記載
順に解説していきます。
社内雰囲気がわかりやすい画像を複数枚載せる
まず社内雰囲気を知るには、実際の画像が有効です。
この画像については、「照明は明るく」「映る人は笑顔」を徹底するようにしてください。
とくに画像全体が暗いと、どうしてもマイナスのイメージを閲覧者に与えてしまいます。
細かい事ではありますが、そうした配慮が採用へと結びつくので、意識的に取り組んでいきましょう!
転職者に響くキャッチコピーを載せる
またキャッチコピーについても、非常に重要です。
他社の掲載内容を閲覧してみて、自社のコンセプトと近い企業で、惹かれたフレーズがあれば参考にしてみるのも良いでしょう。
転職者は基本的に複数の企業を流し見しながら、求人を探しています。
その中から、選んで閲覧してもらい、また転職者の印象に残らなくてはなりません。
だからこそ、グッと刺さるキャッチフレーズは、しっかりと考える必要があるのです。
入社後のイメージも具体的に記載
いくら社内雰囲気やキャッチコピーが刺さったとしても、実際に入社した後の仕事内容が曖昧では、仕事イメージがわかずに応募まで至りません。
とくに入社後から独り立ちまでのステップは、箇条書きでも具体的にわかりやすく掲載すべきです。
そうしたイメージができれば、自身にそれがこなせるのかどうかの判断基準にもなるため、応募に前向きとなり、またアンマッチを防ぐことにも繋がるでしょう。
さらには、入社後のモチベーションにつながることさえあります。
その際には、最近入社した社員の当初の体験談を記載するのも効果的です。
ここまででコツを紹介していますが、掲載内容と実際の内容がかけ離れているものは考え物です。目を惹こうと、掲載内容だけでもよく見せたがる企業も中にはいますが、それでは早期退職を招き採用コストだけが残る結果となります。
掲載内容は、あくまでも事実に沿った形で作成していくようにしてください。
求人広告を上手く活用して優秀な人材を確保していこう
ここまでで、基本知識からおすすめの求人広告媒体、そして成功するためのコツについても紹介していきました。
求人広告媒体を利用することで、無料で利用できるハローワークとは違ったサポートを受けられます。
こうしたサポートは各社によっても異なりますが、最大現に活用していくべきでしょう。
また、ここで紹介した求人広告で成功するためのコツについても、ぜひ実践してみてください。
自社で確保したい人材にフォーカスして、それを中心に掲載内容は決定していくようにしましょう。
良い仲間と巡り合えることを、陰ながらに応援しております。