この記事はPRが含まれていますが、直接取材・調査した一次情報を元に書かれています。
近年、さまざまなオフィスでRPAツールが導入されるようになりました。
オフィスでの事務作業を自動化するロボットで、働き方改革に関心の高い企業で続々と導入されています。
自社でもRPAツールの導入を検討していても、国内外にたくさんのRPAツールがあり、どれを導入すればいいかわからない企業も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、RPAツールのおすすめをご紹介しましょう。
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厳選!おすすめのRPAツールランキングBEST5
まずはサッと確認したい方のために、特におすすめのRPAツールを3位まで紹介していきます。
結局どれがおすすめなのか、特徴も踏まえながら、こちらを参考にしてください。
では早速、第1位より紹介していきます。
第1位:UiPath(ユーアイパス)
第1位に選ばせていただいたのは「UiPath(ユーアイパス)」となります。
1位に選ばせていただいた理由は、世界で導入されている点と直感的に使用することができる仕様になっているため。
この仕様のおかげで、初心者でもカンタンに使用することが可能です。
プログラミングについて知識がない場合でも、問題なく使用することができるのは、技術者の確保がむずかしい企業にとっても大きなメリットとなるのではないでしょうか。
また、様々なアプリに対応しているので、他のRPAツールと比較しても自動化できる作業が多い点もUiPathの特徴のひとつといえるでしょう。
どれにすべきか迷ったら、まず検討したRPAツールが「UiPath(ユーアイパス)」となりそうです。
第2位:Robo-Pat(ロボパット)
第2位に選ばせていただいたのは「Robo-Pat(ロボパット)」となります。
2位に選ばせていただいた理由は、技術者でなくても操作ができるわかりやすいUIはもちろんのこと、純国産であるために導入時のサポート体制にも高評価が集まっていることから。
なんと、以下のイメージ調査ではいずれもNo1を獲得している実績があります。
- 初心者でもかんたんだと思うRPA
- 導入サポートの満足度が高いと思うRPA
- 取引先に勧めたいと思うRPA
またこのRPAツールを利用した企業の中には、しっかりと結果を出し、年間24,000時間もの作業時間を削減できた事例も。
国産ツールで手厚いサポートを求めるのなら、「Robo-Pat(ロボパット)」は外せません。
第3位:RPA Express(アールピーエーエキスプレス)
第3位に選ばせていただいたのは、「RPA Express(アールピーエーエキスプレス)」となります。
3位として選ばせていただいた理由は、RPAの基本的な機能を備えているにも関わらず、完全無料からこのツールを使えてしまう点から。
アメリカ産ではありますが、しっかりと日本語対応もしており、不便も感じないでしょう。
また有料プランももちろん提供しており、大規模な現場にも対応可能。
この有料版も体験版が用意されているので、どういった雰囲気なのかを実際に体感してから導入することもできます。
RPAツールで、「コストによるリスクを最小限に抑えたい」「予算があまりない」というのなら、試してみる価値がありそうです。
第4位:Blue Prism(ブループリズム)
第4位として選ばせていただいたのは、イギリス生まれの「Blue Prism(ブループリズム)」となります。
このRPAツールは世界各国で利用されており、主に医療機関や金融機関など、セキュリティ性を求められる企業から人気。
国内では、「住友商事」「DeNA」「FUJISOFT」などに導入実績があります。
また、各種を強力にサポートする自動化機能はもちろんのこと、AIと簡単に連携が可能で、さらなる効率化を目指すことができるでしょう。
外部連携についても、そのほとんどの企業アプリに対応しており、拡張性も十分。
専門知識がなくても作成できるシナリオもまた、魅力のひとつとなるでしょう。
第5位:Automation Anywhere(オートメーション エニウェア)
第5位に選ばせていただいたのは、アメリカでトップシェアを誇る「Automation Anywhere(オートメーション エニウェア)」となります。
このRPAツールも、世界90か国の3,500社以上に導入されており、その信頼性の高さが伺えるでしょう。
そんな「Automation Anywhere(オートメーション エニウェア)」では、「RPA」「AI」「アナリティクス」の3つを組み込んだ、高性能RPAツールに仕上がっています。
もちろん、そのサポート内容も充実で24時間365日対応。
技術的な面もサクセスエンジニアが、解決サポートに入るため、安心して利用できるでしょう。
ただし、テキストベースでシナリオを作成する必要があるので、すべてを直感的に実施したいといった企業には不向きかもしれません。
RPAツールとは?
まずは、RPAツールについて簡単にご紹介しましょう。
RPAは「Robotic Process Automation」の略で、直訳すると「ロボットによる業務の自動化」。
パソコンを用いる定量的作業を、ソフトウェアロボットが代行するシステムです。
RPAに指示する内容をまとめた「シナリオ」を事前に作成し、シナリオに従ってソフトウェアが作業を代行することで業務効率化を図ります。
RPAツールで自動化できる業務は?
RPAツールで自動化できる業務には、以下のような特徴があります。
- ルールに基づいた判断ができる業務(例:メールや電話の定型的な返答)
- 定期的に行われる業務(例:請求書の処理)
- パソコンで完結する業務(例:データの収集・分析)
RPAは3段階に分けられる
RPAは、学習能力や判断力に応じて3段階に分けられます。
各段階で何ができるのか、ご紹介しましょう。
RPA(Robotic Process Automation):定型的な反復作業を自動化できる
「RPA」は、事務作業の自動化に最適です。
データ入力などの単純作業を自動化します。
ルールで処理手順が決まっている作業の反復に長け、画像認識や座標取得も可能です。
ただし、不測の事態やルールに反する判断が必要な作業はできません。
今回ご紹介するRPAツールは、すべてRPA段階のツールです。
EPA(Enhanced Process Automation):非定型業務を自動化できる
「EPA」は、イレギュラーな対応を苦手とするRPAではできない非定型業務も自動化できます。
手書き回答のアンケート集計や自由記述の問い合わせ内容の分析などが可能です。
CA(Cognitive Automation):人間に近い水準で意思決定できる
「CA」は、AIシステムを活用したディープラーニング(深層学習)が可能です。
人間の感情に寄り添ったメッセージの作成など、より人間に近い水準で意思決定できます。
RPAツールのメリット・デメリット
ここからは、RPAツールのメリットやデメリットをご紹介しましょう。
RPAツールのメリット
まずは、RPAツールのメリットをご紹介しましょう。
生産性向上およびコスト削減
今まで主導で行っていた業務をRPAツールで自動化すれば、生産性向上と人件費削減の両方を実現可能です。
人間では平日5日間8時間しかできない作業も、RPAツールを導入すれば土日祝日に関係なく24時間365日作業を続けさせられます。
入力ミスなどのヒューマンエラーを防げるのも、RPAツールの導入メリットといえるでしょう。
誰でも直感的に作業を自動化可能
RPAツールのシナリオ作成は、プログラミングの専門知識がなくても可能です。
直感的な操作でシナリオを作れるので、専門的なスキルを持った社員がいなくても業務自動化できます。
自動化業務が属人化しないので、専門知識を持つ社員をよりスキルを活かせる環境に配置可能です。
Excelを使わない業務も自動化できる
業務自動化と聞いて、Excelのマクロ機能を想像する方も多いのではないでしょうか。
両者の最大の違いは、マクロで自動化できるのはExcel内の操作に限定されること。
RPAツールを導入すれば、Excel内外問わず幅広い業務を自動化可能です。
RPAツールのデメリット
続いて、RPAツールのデメリットをご紹介しましょう。
導入や普及にコストがかかる
導入コストはもちろん、RPAによる自動化が普及するまでにもコストがかかります。
なくても困らないツールなので、導入前の説得に苦戦する企業も少なくありません。
また、RPAツールの導入に成功しても、シナリオ作成などの業務が発生するので、ツールの効果が社内に普及するまでにも時間がかかります。
システム障害が発生すると自動化している業務が滞る
システム障害が発生すると自動化している業務が滞るのも、RPAツールのデメリットです。
RPAツールがダウンしてしまうと、自動化に用いるシステムが作動しない恐れも。
システムアップデートで誤作動が発生する懸念
RPAツールのシステムアップデートが発生すると、誤作動が生じる可能性は捨てきれません。
RPAツールは、イレギュラーな変化に対応できないため、アップデート内容によってシナリオを実行できない可能性があるからです。
RPAツールの選び方・注意点
ここからは、RPAツールの選び方や注意点をご紹介しましょう。
サーバー型か?デスクトップ型か?
RPAツールには、インストールする場所に応じて2種類があります。
サーバー型
サーバー型は、サーバーにインストールして起動するタイプのRPAツール。
集中管理できるので、大量のデータを扱えるのがメリットです。
複数部署に跨る作業の自動化に向いています。
デスクトップ型
デスクトップ型は、パソコンにインストールして起動するタイプのRPAツール。
パソコン上で起動するため、幅広い業務に対応できます。
初期費用は低めなのがメリットです。
汎用型か?特化型か?
RPAツールには、自動化する業務に応じて2種類があります。
汎用型
汎用型は、あらゆる業務を自動化可能です。
幅広い業務を自動化できるので、業務に応じて複数のRPAツールを導入する必要がありません。
しかし設定に時間がかかり、システムアップデートなどの際のメンテナンスに時間がかかります。
特化型
特化型は、人事や経理といった特定の業務を自動化可能です。
特定業務に特化しているので、汎用型に比べると痒いところにも手が届きます。
しかし、自動化できる業務が限定され、複数のRPAツールの導入を検討しなくてはいけません。
導入・運用コストは?
RPAツールに限らず、ツールを新規で導入するときはコストの計算が必須です。
利用料金はツールによってさまざまですが、RPAツールの場合は他の業務効率化ツールに比べてかなり高額な傾向にあります。
RPAツールの利用料金だけでなく、運用部門の人件費なども計算に入れましょう。
他のソフトとの連携は?
RPAツールは、定型的業務なら基本的に自動化可能です。
そのため、連携可能なソフトが増えれば、より多くの業務を自動化できます。
導入規模は?
RPAツールの導入規模も、RPAツールを選ぶときに確認したいポイントのひとつです。
大規模に導入するならサーバー型の方がいいですし、パソコンや部門ごとの導入を検討するならデスクトップ型の方が導入ハードルは低くなります。
導入サポートや問い合わせは?
RPAツールがあれば多くの業務を自動化できますが、それにはシナリオを作成するなど人間の業務が発生します。
その際のサポートや問い合わせが充実しているかは、必ず確認しましょう。
サポートの充実度は、RPAツールのトラブル発生時の業務の再開速度に比例します。
動画マニュアルやセミナーの開催なども、確認しておきたいポイントです。
セキュリティーは?
RPAツールはあらゆる業務を自動化するので、セキュリティーが脆弱だと自社の重要な情報が漏洩する恐れもあります。
そのため、セキュリティー対策や安全性に定評のあるRPAツールを選びましょう。
おすすめのRPAツール15選
ここからは、おすすめのRPAツールをご紹介しましょう。
1:UiPath(ユーアイパス)
世界シェアNO.1のアメリカ産RPAツールが「UiPath(ユーアイパス)」です。
2017年に日本法人が誕生してから日本でシェアを伸ばしているRPAツールで、トヨタ自動車などに導入実績があります。
「UiPath Studio」と「UiPath Robot」、「UiPath Orchestrator」の3つのソフトがあり、UiPath Studioで作成したシナリオをUiPath Robotで実行。
各シナリオのスケジューリングや監視は、UiPath Orchestratorで行います。
公式のオンライン映像講座などのサポートが非常に充実しているのが特徴で、RPAツールを導入したことがない企業でも安心して利用可能です。
2:WinActor(ウィンアクター)
「WinActor(ウィンアクター)」は、NTTグループの企業が開発した国産RPAツールです。
三井不動産レジデンシャルリースやみずほ銀行に導入実績を持ちます。
サーバー型とデスクトップ型両方を用意していて好きな方を導入できるのと、日本人に慣れ親しんだUIのRPAツールで、非常に多くの企業に選ばれているRPAツールです。
Windowsパソコン一台からでも導入が可能な手軽さや、Microsoft Office製品やWindows上のソフトとの相性のよさが、好評の理由のひとつといえるでしょう。
3:Blue Prism(ブループリズム)
「Blue Prism(ブループリズム)」は、イギリス生まれのRPAツール。
「RPA生みの親」とも言われる老舗企業が2005年にリリースしたRPAツールで、日本では住友商事などに導入されています。
堅牢なセキュリティーに定評があり、医療機関や金融機関などにも人気です。
プログラミング言語による詳細なカスタマイズが可能で、専門知識を持つ社員がいれば企業に合わせて使いやすいようにカスタマイズできます。
とはいえ、シナリオ作成自体はドラッグ&ドロップで可能なので、専門知識を持つ社員がいなくても導入できるハードルの低さは嬉しいポイントです。
4:BizRobo!(ビズロボ)
「BizRobo!(ビズロボ)」は、国産RPAツールのパイオニア的存在。
スモールスタート用の「BizRobo! mini」や一般的な「BizRobo! Basic」など、いくつかの種類があるので、導入形態に合わせて最適なRPAツールを導入できます。
シナリオ作成作業の簡単さに定評があり、業務フローの変更などが発生しても手軽に最適化可能です。
サポート体制が充実しているのもBizRobo!の売りで、研修も実施しています。
5:NICE(ナイス)
「NICE(ナイス)」は、スタートアップ大国・イスラエル産のRPAツール。
NASDAQ上場の世界的なIT企業であるNICE社によって開発されました。
同社はコールセンターの通話記録業務にルーツを持つので、NICEはコールセンターなどのカスタマーサービス業に適しています。
バーチャルアテンダントが24時間対応でサポートしてくれるのも、NICEが支持される理由のひとつといえるでしょう。
日本語には対応していないので、その点は注意が必要です。
6:Automation Anywhere(オートメーション エニウェア)
数多くのRPAツールを世界に送り出すアメリカでトップシェアを誇るのが「Automation Anywhere(オートメーション エニウェア)」。
先にご紹介したUiPathやBluePrismと並び、世界三大RPAツールと呼ばれています。
上記2つのRPAツールと比べてもハイエンド向けのRPAツールとして知られ、RPAツールながら段階としてはCAに相当する技術を搭載。
テキストベースでのシナリオ作成が必須なので、直感的な操作でシナリオ作成したい企業には不向きです。
日本語には非対応ですが、サントリーなど日本企業にも導入実績があります。
7:Verint RPA(ベリント アールピーエー)
「Verint RPA(ベリント アールピーエー)」も、アメリカ発のRPAツールです。
OCR(光文式文字認識)や画像認識に強みを持ち、他社のRPAツールでは自動化できないソフトの業務も自動化可能。
中小企業から大手企業まで幅広い規模の企業に対応していて、日本では地方の信用金庫に導入実績を持ちます。
アメリカ産のRPAツールでソフトは日本語非対応ですが、日本法人があるので日本語サポートを受けられるのは大きなメリットです。
8:SynchRoid(シンクロイド)
「SynchRoid(シンクロイド)」は、ソフトバンクが提供するRPAツールです。
BizRobo!をベースに開発していて、リリース前にソフトバンク社内で試験導入されているため、業務効率化の効果はお墨付き。
ソフトバンクの商品なので、ソフトバンクのサービスとの連携に強みがあります。
Pepperなどを導入している企業なら、導入を検討したいRPAツールです。
直感的に操作できるのも、SynchRoidの人気の理由といえるでしょう。
9:Pega Robotic Automation(ペガ ロボティック オートメーション)
AIをはじめ業務自動化などの分野で30年以上の実績を持つアメリカの企業が開発したのが「Pega Robotic Automation(ペガ ロボティック オートメーション)」。
Windowsで利用可能なすべてのアプリケーションに対応可能なのが強みです。
独自のデータ管理機能によって、非効率な業務の洗い出しなども可能。
日本法人はあるものの、ツール自体は日本語非対応なので、注意が必要です。
10:ipaS(アイパス)
専門知識を持つ社員がいない企業におすすめしたいのが「ipaS(アイパス)」。
キーボードやマウスの操作だけで使える手軽さが人気の国産RPAツールです。
高度な画像認識技術によって、あらゆる操作や項目を正確に認識します。
他社のRPAツールでは対応していないアプリケーションにも対応。
手軽さと利便性の両方を重視したい企業に打ってつけのRPAツールといえるでしょう。
11:RPA Express(アールピーエーエキスプレス)
完全無料で利用できるRPAツールとして定評があるのは「RPA Express(アールピーエーエキスプレス)」。
アメリカ生まれのRPAツールですが、日本語対応しているのでスムーズに利用可能です。
完全無料なので使える機能は制限されているものの、基本的な機能は十分搭載しています。
有料版へのアップグレードも可能なので、まずはRPAツールの効果を実感したい企業でのテスト導入にもおすすめ。
12:HRRobo For SAP HCM(エイチアールロボ)
「HRRobo For SAP HCM(エイチアールロボ)」は、人事部門に特化したRPAツールです。
人事課題の解決に強みを持つ人材コンサルティング企業がそのノウハウを活かして開発したRPAツールで、大企業向けといえるでしょう。
カスタマイズも可能で、自社に合うようにシステムを構築可能。
デスクトップ型なので、導入ハードルが低いのもメリットといえます。
13:Autoジョブ名人(オートジョブ名人)
自動化したい業務内容に応じて年間10,000円からと非常に安価に導入できるのが「Autoジョブ名人(オートジョブ名人)」。
フルバージョンでも年間60万円と、RPAの適用範囲を絞ったことで他のRPAツールに比べて低価格での提供を実現しました。
カレンダー登録でスケジュールを実行でき、無駄を効率よく省けます。
タグ解析機能の応用技術によって、システムアップデートによる多少の変更には動じず、安定して稼働可能。
国産RPAツールならではのサポートの手厚さも、Autoジョブ名人が選ばれる理由のひとつです。
14:Robo-Pat(ロボパット)
「Robo-Pat(ロボパット)」は、プログラミングについて知らなくても、誰でも使用することができるRPAツールです。
そのため、作業は直感で使用することが可能。90%を超える導入企業では、技術者以外の部門で使用されています。
また、導入した起業の中には、年間で8,640時間も時間の節約に成功しているのです。
他にも、Robo-Patを導入する前や後に、手厚いサポートを受けることができるのもRobo-Patの特徴といえるでしょう。
たとえば、無料トライアル期間中、Robo-Patをうまく使いこなせるよう勉強会に参加することもできます。
もしもトラブルが起きてしまったときは、24時間対応のメールサポートを利用することができるので、安心して使うことができるでしょう。
15:Robotic Crowd(ロボティッククラウド)
「Robotic Crowd(ロボティッククラウド)」もまた、プログラミング知識が不要で、インストールなどの面倒がなく、すぐに始められるRPAツールとなっています。
また従来のRPAツールとは異なり、PCを独占しないため、あらゆるデバイスで同時利用が可能。
あらゆる業務がロボットにより自動化でき、必要あれば人の手も同時で作業できるのは、作業効率をより目指す上でもポイントとなるでしょう。
なによりRobotic Crowd(ロボティッククラウド)は、そのサポート内容も充実。
手厚く丁寧に対応してくれるため、導入時もスムーズに進めることができるでしょう。
大手企業の導入実績を多く持つこのRPAツールは、無料トライアルで試すことができます。
おすすめのRPAツール15選の比較表
ここでは、これまで紹介してきたおすすめのRPAツールについて、基本情報を比較一覧としてまとめておきます。
併せて確認していきましょう。
価格 | 本社 | 日本語 | 導入タイプ | ||
サーバー | デスクトップ | ||||
UiPath | 要問合せ | アメリカ | ○ | ○ | ○ |
WinActor | 要問合せ | 日本 | ○ | ○ | ○ |
Blue Prism | 要問合せ | イギリス | × | ○ | × |
BizRobo! | 要問合せ | 日本 | ○ | ○ | × |
NICE | 要問合せ | イスラエル | × | ○ | ○ |
Automation Anywhere | 要問合せ | アメリカ | × | × | ○ |
Verint RPA | 要問合せ | アメリカ | × | ○ | ○ |
SynchRoid | 要問合せ | 日本 | ○ | ○ | ○ |
Pega Robotic Automation | 要問合せ | アメリカ | ○ | ○ | ○ |
ipaS | 要問合せ | 日本 | ○ | ○ | ○ |
RPA Express | 無料~ | アメリカ | ○ | – | – |
HRRobo For SAP HCM | 要問合せ | 日本 | ○ | × | ○ |
Autoジョブ名人 | 10,000円/年 | 日本 | ○ | × | ○ |
Robo-Pat | 無料~ | 日本 | ○ | 要問合せ | ○ |
Robotic Crowd | 要問合せ | 日本 | ○ | × | ○ |
※複数プランがある場合、一番安いプランの料金を掲載
RPAツールの導入手順は?
ここでは、RPAツールを導入するにあたり、どういった導入手順で進めていけばいいのか、その大きな流れを紹介していきます。
主なステップは以下の通り。
- 自動化したい業務の洗い出し
- 候補先の選定と無料トライアルの実施
- 結果を照らし合わせ比較検討し導入
- より効果を上げるための検証と見直し
では、ひとつずつ手順を追っていきましょう。
STEP1:自動化したい業務の洗い出し
まず最初に行うべきステップは、「どの業務を具体的に自動化したいのか」を洗い出す作業です。
ここでの主な判断基準は、人の思考が要らない作業であること。
先述した通り、定期的(決まった規則など)かつ単純作業であれば、RPAツールに任せることができます。
この段階で意識すべきことは、予算などではなく、作業を効率化したい優先順位です。
予算に先に目が行ってしまうと、あまり効果のないものを自動化してしまい、結局費用対効果が期待するものではなかったということにもなり兼ねません。
この点を意識しながら、自動化したい業務の洗い出しをしていきましょう。
STEP2:候補先の選定と無料トライアルの実施
次にやるべきことは、ステップ1で洗い出した業務を自動化できるツールに絞り、実際にその使用感を試してみることです。
だいたいのツールでは無料トライアルを提供しているため、これらは担当者も含め積極的に活用すべきでしょう。
どんなに機能が豊富であったとしても、自社にいる社員のスキルセットによっては、スムーズに導入できず初期コストがかかることもあります。
使いやすさや導入ハードルを見ながら、無料トライアルを活用していきましょう。
STEP3:結果を照らし合わせ比較検討し導入
ステップ2で実際にRPAツールを試してみたら、その感想などを社内で集め、課題や効果について明確にしていくと良いでしょう。
その中で、より自社と相性が良かったツールを洗い出します。
またこのときは、費用対効果についてもしっかりと着目するようにしましょう。
もし課題が上がったのなら、そのRPAツールでカスタマイズなどをすれば解決可能なのかにも、注目してみると良いかもしれません。
STEP4:より効果を上げるための検証と見直し
このステップは、本格的に導入した後の話となりますが、ここからも重要なポイントとなります。
ただ導入して一安心するのではなく、RPAツールを最大限に活用するために、検証と見直しを繰り返し実施すべきでしょう。
実際に検証する際は、とにかく数字を追っていくことが大切です。
エラー件数や処理スピード、各種成果など、どれほど効果を得られたのかを明確にしておきましょう。
もしここでも課題が上がったのなら、サポート担当者と相談しながら協力していくことで、よりツールを自在に操れるようになります。
カスタマイズは積極的に行い、自社にとって優れたツールへと進化させていきましょう。
RPAツールは無料トライアルを活用して導入を成功させよう
今回は、RPAツールのおすすめをご紹介しました。
RPAツールは導入後の設定やシナリオ作成に工数を要します。
そのため、時間がかかっても無料トライアルを重ねて、慎重に導入するRPAツールを選ぶのがおすすめです。
RPAツールを導入し、生産性をあげて企業の成長に繋げましょう!