この記事はPRが含まれていますが、直接取材・調査した一次情報を元に書かれています。
自由で柔軟な働き方として、ここ最近増えているのがフリーランスという働き方です。
しかし、自由な面もありますが、仕事を自分で探さなくてはいけないため、企業勤めとは違ったスキルも必要になります。
この記事では、フリーランスの仕事を探す方法を中心に、
- 具体的な仕事の探し方
- スキルアップをする方法
- 仕事を受けるときに何を注意すべきか
などについても、わかりやすく紹介していきます。
もし、これらからフリーランスを目指すという方は、以下の記事から先に目を通すようにしましょう。
フリーランスの仕事とは?どんな種類があるのか詳しくご紹介!フリーランスで仕事の探し方に困っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
きっとフリーランスとしての意識が変化するはずです。
フリーランスは仕事の探し方が重要
フリーランスは、スキルアップや実績を積んでいくのも大切です。
しかし、仕事がなくてはスキルも発揮できませんし、収入も入ってきません。
フリーランスとして生きていくには、仕事の探し方が重要になります。
ここ数年で、フリーランスが増えたこともあり、職種によりますが、多くの仕事があります。
ただし、単価が低いことも多く、自分のスキルに見合った報酬の仕事を探すのは難しいです。
スキルや実力をきちんと評価してくれるクライアントを探すのも、仕事の一部といえます。
次から仕事探しのポイントを解説していきます。
フリーランスの仕事探しのポイント
ただがむしゃらに仕事を探すのではなく、ポイントを押さえて探すのが大切です。
フリーランスの仕事を探すポイントは、以下の4つです。
- 長期的で安定した収入を目指す
- 新規顧客の獲得を常に意識しておく
- 魅力的なプロフィールを作っておく
- 苦手な仕事も積極的に受ける
仕事を探す際は、この4つのポイントは必ず意識しておきましょう。
1:長期的で安定した収入を目指す
フリーランスで獲得しやすい仕事は、1回きりの単発仕事です。
そこから長期的な仕事に繋がる可能性はありますが、多くの場合は1回きりのやり取りで終わってしまいます。
単発の仕事ばかりでは、収入は安定しませんし、先読みしてスケジュールを立てることもできません。
仮に単価が多少安くても、長期的な契約を約束してくれるクライアントと関わりを持つべきでしょう。
安定した収入の軸ができれば、空いた時間に単発の仕事を入れることもできます。
新しいジャンルに挑戦できる余裕も持てるようになります。
ただし、全く実績がない状態では、長期的な契約を取るのは難しいです。
まずは、単発の仕事で実績を積むことをおすすめします。
2:新規顧客の獲得を常に意識しておく
既存の顧客から安定して仕事を貰えるようになっても、常に新規顧客を探すようにしましょう。
顧客に何かトラブルなどがあり、仕事がなくなることも考えられます。
さまざまな顧客と繋がりを持っていると、そういったトラブルの際にも仕事を獲得しやすくなります。
安定しているのは良いことですが、収入も増えにくいというデメリットもあります。
報酬の高い新規顧客を見つければ、一気に収入を増やすことも可能です。
また、スキルアップにもなり、人脈を広げることもできます。
既存顧客から受けている仕事が最優先ですが、少しでも余裕があるときは、新規顧客の獲得に時間を割きましょう。
3:魅力的なプロフィールを作っておく
SNSやクラウドソーシングサイトのプロフィールは、フリーランスにとっての履歴書代わりになります。
職種や経歴、保有している資格、実績などをできるだけ詳しく記載しておきましょう。
プロフィールがないと顧客側からすると、どんな人か分からないので、仕事を依頼しにくいです。
競争率が高い仕事の場合は、プロフィールがないだけで、選考から外れることもあります。
自分がどんなジャンルの仕事が得意なのか、他の人よりもどんなことが優れているのかアピールできるプロフィールを作りましょう。
未経験の場合は、経歴からどんなことが仕事に活かせるのか、契約するとクライアント側にどんなメリットがあるのかを記載しておくのがおすすめです。
4:苦手な仕事も積極的に受ける
フリーランスで仕事を安定して獲得するには、仕事の幅を広げる必要があります。
得意な仕事ばかり受けるのもいいですが、苦手なジャンルの仕事も積極的に受けてみましょう。
やれることが増えると、それだけ引き受けられる仕事も増えていきます。
というフリーランスは、苦手な仕事にも積極的にチャレンジしましょう。
ただし、苦手な仕事は時間もかかりますし、クオリティも低くなります。
長時間苦手なことをするのはストレスにもなります。
新しいジャンルを開拓するのは大切ですが、自分にはできない難易度の仕事は引き受けないように注意しましょう。
フリーランスの仕事の探し方
フリーランスの主な仕事の探し方は、以下の4つです。
- 顧客からの紹介
- 営業活動で自分を売り込む
- フリーランス向けエージェントへの登録
- クラウドソーシングサイトで探す
では、次から詳しく解説していきます。
1:顧客からの紹介
フリーランスの仕事を獲得する方法で、最も多いのが既存顧客からの紹介になります。
企業に勤めているときの顧客から、独立した後も仕事をもらえるケースが多いです。
長く取引をして、信頼関係を築けば仕事を貰えることもあります。
いずれにしても、紹介で仕事を得るには、今ある仕事をしっかりとこなして、評価を高めるのが大切です。
メリット
既存顧客からの紹介なら、信頼関係を築きやすく、条件や報酬も最適に設定されることが多いです。
新規の顧客では、仕事を受けて、
というケースも少なくありません。
しかし、既存顧客からの紹介なら、仕事の内容で間違いが起きることは少ないです。
企業勤めから独立して、すぐに仕事が貰えるので、仕事探しに時間をかけることなく仕事が始められます。
フリーランスになると、無収入の期間が発生してしまうことが多いので、大きなメリットといえるでしょう。
また、直接契約できるため、中間で手数料を引かれずに取引できます。
長期契約になることも多く、収入の安定にも繋がります。
デメリット
既存顧客からの紹介は、安定して仕事を得られますが、紹介ばかりでは仕事の幅を広げることはできません。
また、既存顧客と報酬が変わらないことが多いです。
1つの仕事あたりの報酬を増やすという意味では、あまり向いていません。
2:営業活動で自分を売り込む
営業活動をすることで、顧客を獲得するフリーランスもいます。
クライアントに電話やメールをしたり、直接会いに行くという方法があります。
また、直接的な営業も有効ですが、SNSやブログなどを通してクライアントと繋がる方法も有効です。
どちらにしても、確かなスキルと実績が必要になります。
依頼してもいいと思える、魅力的なプロフィールを作成しておくことが大切です。
メリット
自分で仕事の分野を選択できるのが最大の魅力です。
新しい分野にチャレンジすることで、フリーランスとしての幅も広げられます。
また、積極的に高単価の仕事を受ければ、大きく収入をアップさせることも可能です。
営業活動には、情報収集が必要になるため、その業界に詳しくなるというメリットもあります。
デメリット
電話やメール、SNSなどでの営業は、他の探し方よりも時間がかかるのがデメリットです。
仕事を探している時間は、当然収入にはならないので、営業活動に時間をかけていると収入が減ってしまうことになります。
しっかりとスケジュールを立てて、収入が減らないように工夫する必要があります。
また、スキルや実績がないと成功しないため、まずは確実に受けられる仕事をこなしていくのがいいでしょう。
3:フリーランス向けエージェントへの登録
フリーランスと顧客を繋いでくれるエージェントへ登録すれば、最適な仕事を紹介してくれます。
基本的には、登録するだけなので自分で営業をかけるよりも、手間をかけずにできます。
メリット
エージェントに登録しておけば、仕事を紹介してくれるため、時間をかけずに仕事探しが可能で、その分本業にかける時間を増やせます。
長期的な契約の仕事を中心に紹介してもらえば、安定した収入を得ることができるのも魅力です。
担当者が仕事に関する相談に乗ってくれるため、仕事探しに慣れていなくても安心して探せます。
また、企業とフリーランスのあいだにエージェントが入ることで、報酬の未払いなどのトラブルを避けることもできます。
デメリット
エージェントを利用するには、手数料が必要です。
手数料の相場は、報酬の10〜20%に設定されていることが多く、直接契約するよりも収入が減ることになります。
フリーランスは在宅や仕事場を選ばないイメージがありますが、エージェントで紹介される仕事はオフィスに行く必要のある仕事も多いです。
自分に合わない仕事を避けるには、登録したあと担当者に、スキルや実績、どんな仕事がしたいか明確に伝えることが重要になります。
また、職種によってはエージェントが利用できないこともあるので注意しましょう。
4:クラウドソーシングサイトで探す
クラウドソーシングサイトは、仕事が受けたい人と仕事をしてほしい人を繋ぐサービスです。
クライアントとなるのは、企業だけでなく個人もいます。
エージェントとは違い、仕事探しのサポートをしてくれる担当者はいません。
あくまで、仕事のやり取りができる場所を提供するサービスになっています。
メリット
利用者数が非常に多いため、仕事の数が豊富にあります。
全くの未経験でも始められるものから、プロ向けのものまで幅広くあります。
フリーランスとして経験を積んでいくには、最適な仕事の探し方といえるでしょう。
短期間の案件が多いため、副業の仕事探しにも適しています。
また、サイトによっては仕事開始前に、一旦クライアントからクラウドソーシングサイトへ入金することで、報酬の未払いを防ぐシステムを導入しているサイトもあります。
デメリット
未経験からでも始められる仕事が多いこともあり、報酬は低めに設定されていることが多いです。
全く実績がない状態では、高単価の仕事を獲得するのは難しいため、初めは低単価の仕事で実績を積む必要があります。
クライアントが企業と個人で区別ができず、素性も分かりにくいため、契約してから連絡が取れなくなるといったトラブルも多いです。
クラウドソーシングサイト上で評価が付いていないクライアントは避けるのが無難でしょう。
また、短期的な仕事が多いため、長期的に安定して仕事を獲得するのが難しいのが現状です。
報酬の5〜20%程が手数料としてかかるのもデメリットの1つになります。
フリーランスで仕事を取りたいならスキルアップが鍵
ここまで紹介してきて、何度か「スキルアップ」という単語が目についたでしょう。
フリーランスの単価は、このスキルと直結しています。
そのため先にもお伝えした通り、どのようにスキルアップを図っていくのかも、フリーランスとして存続するためには重要な項目となるのです。
ここでは、そのスキルアップの方法にはどういったものがあるのかについて紹介しておきます。
どれも当たり前に感じるかもしれませんが、案外徹底できていないものですので、これを機に立ち返って見直していきましょう。
では早速、スキルアップの方法を4つほど紹介していきます。
1:書籍や動画でスキルアップ
この方法は、今回紹介している中で最もハードルが低く、すぐにでも実践できるスキルアップ方法です。
書籍は値段も数千円程度ながら、内容が幅広く、またモノによっては実践的に解説してくれているものもあるでしょう。
もちろんネットの情報でも、知識は得られるかもしれませんが、その情報の真偽が曖昧な場合も多々あるものです。
ネットからの情報は、最新の手法を知るだけにとどめ、詳しいことは書籍や動画を活用しながら体系的に学ぶことをおすすめします。
2:小さい案件でスキルアップ
体系的に学ぶという意味では、自身で単価の安い小さな案件を獲得し、それをこなしていく方法も有効です。
この方法では、スキルアップもそうですが実績を積むという観点でも、最良の選択となるでしょう。
ただし先にお伝えした通り、自分が既にできる範囲の案件を受託しても意味がありません。
あくまでも、受託する案件は、背伸びをして届くかどうかの案件を狙うようにしましょう。
受託した後は、それをこなす以外道はないため、スキルアップできる環境を強制的に作り出すことができます。
3:スクールでスキルアップ
スクールに通うケースは、とくに専門性のあるスキルを身につけたい場合です。
たとえば、プログラマーやWebデザイナーなどがコレにあたるでしょう。
こういったスキルは独学で学ぶこともできなくはないですが、それなりにハードルは高くなります。
そのため、挫折というリスクも非常に高くなるのです。
これらスキルを身に着けたいのであれば、独学ではじめてみて、それからスクールを検討するのでも遅くはありません。
4:会社に入ってスキルアップ
スキルアップという点では、この会社に入ってしまうという方法が、最も効率の良い方法となります。
というのも、会社にはすでに実践的なノウハウが蓄積されており、仕事をするために体系的に教えてくれる先輩の存在もあります。
なによりも、給料をもらいながらスキルも磨けるので、効率も悪くありません。
ただし、そのためには自由度の高いフリーランスという立場を捨て、再び自由の減る会社員となることは承知しておきましょう。
フリーランスが仕事を受ける際に注意すること
仕事を依頼してくれる人がいれば、受けたくなりますが、一旦冷静になって考えることも必要です。
仕事を受ける際に注意することは、以下の3つです。
- クライアントと仕事の完成イメージを共有する
- 契約書はしっかりと確認する
- 信用できない相手とは仕事をしない
どれも基本的なことですが、大切なことなので、仕事を受ける際は気を付けましょう。
1:クライアントと仕事の完成イメージを共有する
新規の仕事でありがちなのが、完成イメージのズレです。
時間をかけて仕事をしても、クライアントとの完成イメージが異なれば、修正が必要になります。
引き受ける前に、クライアントと仕事の内容を細かい部分まで打ち合わせしましょう。
分かりにくい部分や説明しにくい部分に関しては、グラフや図を利用して、分かりやすい資料を用意しておくとイメージのズレがなくなります。
不明な点や疑問点は、聞きにくいこともあるかもしれませんが、契約前にしっかりと聞いておきましょう。
2:契約書はしっかりと確認する
フリーランスは直接クライアントと話し合い、自分で契約内容を確認しなくてはいけません。
報酬や納期、納品方法などをきちんと確認しておくことが大切です。
自分が希望する条件と合っていない場合は、クライアントと話し合って条件を変更してもらいましょう。
とくに報酬は収入に直接関わる部分ですし、低すぎる報酬ではモチベーションを保てなくなります。
必ず納得のいく形で契約をしましょう。
フリーランスの場合、契約書がないケースもありますが、後々トラブルになる可能性があるので、作成しておくと安心です。
3:信用できない相手とは仕事をしない
なかには、フリーランスを都合の良いように利用するクライアントもいます。
仕事の話を振っておきながら全く返信のないクライアントや継続案件としながらも、実際は単発案件だったというケースもあります。
クラウドソーシングサイトの登場などで、仕事を探すハードルは下がりましたが、報酬の未払いなどのトラブルは増えています。
信用できないと感じたら、魅力的な報酬だったとしても、仕事をしないことをおすすめします。
仕事が取れない状況だと、断るのは難しいかもしれませんが、断る勇気も必要です。
仕事の探し方をマスターして稼げるフリーランスになろう
フリーランスが仕事を探す方法と探すうえでのポイントを解説してきました。
企業勤めでは、基本的に仕事を取ってくるスキルは必要ありません。
しかし、フリーランスでは仕事のスキルや実績があっても、仕事を取るスキルがないと生活できなくなってしまいます。
探し方をマスターして、稼げるフリーランスを目指しましょう。
その際は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。