この記事はPRが含まれていますが、直接取材・調査した一次情報を元に書かれています。
ここ数年で目覚ましい成長を遂げている動画市場。
YouTubeやInstagramなどのSNSで動画コンテンツが注目を集めており、動画市場に参入する企業も後を絶ちません。
なかでも、ライブコマースサービスは注目のサービスのひとつです。
そこで今回は、ライブコマースサービスのおすすめ10選をご紹介しましょう。
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ライブコマースサービスとは?
ライブコマースサービスとは、ライブ動画とEコマースを組み合わせたサービスのこと。
「インターネット生配信による通販番組」が一番近いイメージを持てるでしょう。
損歴史はまだ浅く、本格的に日本でライブコマースサービスが発足したのは2017年ごろです。
ライブコマースサービスのメリット
次に、ライブコマースサービスのメリットをご紹介しましょう。
商品についてリアルタイムで配信者に質問できる
商品についてリアルタイムで配信者に質問できるのが、ライブコマースサービス最大のメリットです。
視聴者は生配信動画を見ているので、商品について気になったことをその場で質問できます。
ライブコマースサービスに限らず、商品実物を手に取って確認できないのが通販のデメリットです。
しかし、決まった角度外から商品を見られる動画と、疑問をその場で解消できる生配信によって、そのデメリットはなくなります。
一見購入者側にしかメリットがないようにも見えますが、その場で疑問を解消することでミスマッチはなくなるので、返品対応の手間は少なくなるでしょう。
その場で商品を購入できる
欲しいと思った商品をその場で購入できるのも、ライブコマースサービスのメリットです。
購入者にとってはすぐにアクションを起こせるので、わざわざ商品サイトにアクセスしたり電話をかけたりする手間が省けます。
また、リアルタイムで購入されていくので、配信内容の質をその場で把握できるのもメリットといえるでしょう。
熱意など普通のECショップでは訴求しにくいポイントで売り込める
ライブコマースサービスでは、配信者と購入者の相互コミュニケーションが可能です。
そのため、視聴者一人ひとりに語りかけることで一般的な通販では、訴求しにくいポイントで売り込めるでしょう。
たとえば、購入を迷っている旨をコメントする視聴者が現れれば、決めきれない理由を聞き出して不安を解消する内容をアピールすれば、購入してくれる可能性が増えます。
ライブコマースサービスのデメリット
次に、ライブコマースサービスのデメリットをご紹介しましょう。
商品よりも配信者で集客力が変わることも多い
ライブコマースサービスのデメリットのひとつは、商品そのものよりも配信者によって視聴者が決まること。
そのため、どんな魅力的な商品でも配信者に集客力がないと、配信自体は見向きもされないことも少なくありません。
また、集客力のある配信者に依頼しても、配信者のファン層と商品のターゲット層が合わなければ購入に結びつかないでしょう。
配信時間によっては集客が困難
また、配信時間に集客者が左右されるのは、ライブコマースサービスのデメリットといえるでしょう。
もっとも、似た形態のテレビ通販でも、リアルタイムで視聴してもらえないリスクは同じ。
しかし、ライブコマースサービスは視聴者との相互コミュニケーションが大きな魅力です。
そのため、テレビ通販よりもリアルタイム視聴ができないことで損なわれる魅力は大きいといえます。
売れたときに手数料が発生する場合もある
ライブコマースサービスには、既存プラットフォームを活用するものと、自社のWebサイトにライブコマースサービスを構築するものの2種類があります。
前者がほとんどですが、前者の場合は商品が売れたときに手数料が発生するのはデメリット。
手数料の割合や仕組みは、ライブコマースサービスによって異なるので、利用前に確認しましょう。
ライブコマースサービスの選び方・注意点
ここからは、ライブコマースサービスの選び方や注意点をご紹介しましょう。
配信者層は?
まず、主な配信者層を確認しましょう。
著名人しか配信できないライブコマースサービスもあれば、法人格を持っていなくても、誰でも配信できるライブコマースサービスもあります。
ライブコマースサービスによっては、会員登録前からはじかれてしまうので、自社で配信できそうか確認しましょう。
ちなみに、芸能人などに配信者を限定しているライブコマースサービスの場合、配信できる人たちを宣伝に起用するのも手段のひとつです。
ユーザー層は?
次に、ライブコマースサービスの視聴者層を確認しましょう。
ライブコマースサービス自体の利用者は10~20代の女性が多いですが、サービスによっては男性が多いものや、30代以上の利用者が多いものもあります。
商品の特性や価格帯に合わせて使うライブコマースサービスを選ぶといいでしょう。
主力販売商品は?
また、販売している商品も、ライブコマースサービスによって異なります。
ファッション・アパレル関係の商品を中心に扱うところもあれば、家具や雑貨、食品を扱っているところも。
販売商品層に合わない大手ライブコマースサービスを利用するよりも、販売商品層に合った中規模ライブコマースサービスを利用したほうが、その商品に興味を持った人が集まりやすい傾向にあります。
そのため、主力販売商品の吟味もライブコマースサービス導入前に抜かりなく行いましょう。
手数料などの諸経費は?
先述の通り、既存プラットフォームを活用すると、商品が売れたときに手数料が発生します。
手数料以外にも商品の送料や撮影機材の購入、ライブコマースサービスの利用料といった諸経費もかかるでしょう。
特に手数料や送料などは利用するライブコマースサービスによって負担の割合がかわるところなので、事前に問い合わせたり資料請求したりするのがおすすめです。
ライブコマースサービスおすすめ10選
ここからは、ライブコマースサービスのおすすめをご紹介しましょう。
最後に比較表もあるので、あわせてご覧ください。
1:SHOWROOM(ショールーム)
「SHOWROOM(ショールーム)」は、日本国内最大手のライブ配信サービス。
芸能人やアイドルのライブ配信でも知られています。
SHOWROOM内にはライブコマース機能があり、商品販売も可能です。
ライブコマース機能での配信者は芸能人やモデルが中心で、商品ジャンルは自身のグッズや撮影で着用した商品などが多数。
視聴者の多くはスマートフォンアプリから配信を観ますが、Webブラウザからも視聴可能です。
また、男性ユーザーの割合も多いので、パソコンからの視聴も意識した動画づくりを心がけるといいでしょう。
2:Live Shop!(ライブショップ)
日本のライブコマースサービスとしては、古参の部類に入るのが「Live Shop!(ライブショップ)」。
取扱商品のジャンルはファッション・コスメが中心で、20代の女性がメインターゲットです。
一般ユーザーも配信可能ですが、あくまでもSNS上でのフォロワーが多いインフルエンサーやアパレルブランドの販売員などが中心といえるでしょう。
Live Shop!にあげる動画は、自社スタジオで撮影されるので、動画のクオリティーに定評があります。
法人向けのアカウントを取得すれば、自社のWebサイトに配信動画を埋め込めるので、Live Shop!と自社のWebサイト両方から商品の宣伝が可能です。
20代女性をターゲットにした商品を手掛けていたり、動画のクオリティーにこだわりたかったりする企業におすすめ。
3:ONPAMALL(オンパモール)
ONPAMALLtはECモールとライブ配信を掛け合わせたオンラインモール。
初期費用・固定費・ライブ配信費がすべて無料でスマホ一つでライブ配信できるのが魅力です。
これからライブコマースにチャレンジしていきたい方におすすめ。
一般ユーザーのほかに有名タレントや店舗スタッフ、ブランドのバイヤーなどのプロが国内外の商品を紹介しています。
扱う商品はアパレルはもちろん、化粧品やインテリア・食品まで多方面にわたるのでおすすめのサイトと言えるでしょう。
4:快手LIVE(カイショウライブ)
快手LIVEは、元はtiktokのようなショート動画アプリ。
中国のサービスで別名中国版インスタグラムとも呼ばれていて、動画は7~57秒の間で投稿することが可能なサービスでした。
その後は、タオバオライブに影響を受け、現在はライブ配信サービスも利用可能となったライブコマースサービスです。
一日あたりの配信数が約200億を超えているため、世界で商品を販売するのであれば、快手LIVEを利用しない手はないでしょう。
5:Yahoo!ショッピングLIVE
「Yahoo!ショッピングLIVE」は、Yahoo!ショッピングに出店している店舗が配信可能なライブコマースサービスです。
先に紹介しているヤフオク!ライブとの違いは、オークション形式かどうかと、基本的に新品であることがあげられます。
12時から23時30分までのうち、予約した30分間の配信枠でライブ配信可能です。
商品ジャンルは、Yahoo!ショッピングで取り扱えるものなら何でもOK。
ストライクゾーンもユーザー層も、他のライブコマースサービスに比べて広範にわたります。
そのため、どのサービスを利用すればいいかわからず、Yahoo!ショッピングの店舗を持っている企業におすすめといえるでしょう。
6:au Wowma!(ワウマ)
「au Wowma!(ワウマ)」は、auコマース&ライフとKDDIが運営するECサイト。
ライブコマースサービス「ライブTV」は、au Wowma!のサービスの一部で、2020年4月からは大手ライブコマースサービスの「CHECK」と統合しました。
au Wowma!はKDDIのサービスですが、docomoやsoftbank、その他格安スマホなどau以外のスマホキャリアでも利用可能です。
ユーザー層は30代以上が中心で、商品ジャンルは多岐にわたります。
ただし、ヤフオク!ライブ同様、au Wowma!も配信・視聴ともに利用はスマホアプリからのみなので、注意しましょう。
7:淘宝直播(タオバオ)
「淘宝直播(タオバオ)」は、「2時間で3億円を売り上げた」伝説で知られる、中国発祥のライブコマースサービス人気の火付け役。
有名人も一般人もライブ配信で商品販売可能で、法人も例外ではありません。
そのため、テレビ番組さながらの配信から個人SNSのようなゆるい雰囲気の配信まで、ライブコマースといえども多種多様です。
日本からも配信できますが、出品するには住所証明や銀行口座、電話番号といった本人確認に必要なものを中国で揃えなくてはいけません。
そのため、淘宝直播に出品するための代行サービスもあります。
もちろん、中国に拠点があればその拠点の住所などを利用すれば問題ありません。
日本にしか拠点がない場合は代行サービスを利用する必要があるなどコストはかかりますが、中国市場への進出に興味がある企業におすすめのライブコマースサービスといえるでしょう。
8:TAGsAPI(タグズエーピーアイ)
「TAGsAPI(タグズエーピーアイ)」は、今回紹介するライブコマースサービスで唯一自社のWebサイトにライブコマースサービスを構築するタイプです。
販売する商品ジャンルに制限はなく、三越伊勢丹やビックカメラなどの大手企業も導入しています。
配信者は商品ブランドの販売員や広告モデルなどが一般的で、視聴者層は商品ジャンル次第なので多種多様といえるでしょう。
配信企業向けのサポートが充実しているので、自社サイトでライブコマースをしたいけど導入に不安がある企業にはTAGsAPIがおすすめです。
9:C CHANNEL(シーチャンネル)
「C CHANNEL(シーチャンネル)」は、数十秒から1分ほどでファッションやコスメ、料理などの情報を配信しているキュレーション型アプリ。
10代後半から30代の女性向けコンテンツを配信しています。
C CHANNELにはライブコマース機能があり、ターゲット層と同年代のインフルエンサーやモデルが中心となって配信しています。
スマホアプリでの視聴を前提とした縦長動画を自社スタジオで撮影しているのが特徴のひとつ。
また、C CHANNELは韓国や台湾、インドネシアといったアジア圏に向けた動画配信もしています。
そのため、アジア圏への進出に興味がある企業におすすめのライブコマースサービスといえるでしょう。
10:AbemaTV(アベマ ティーヴィー)
「AbemaTV(アベマ ティーヴィー)」は、Amebaブログなどで知られるサイバーエージェント社が運営する動画配信サービスです。
AbemaTVで視聴可能な番組「買えるABEMA」がライブコマース事業を担っています。
タイトルや出演者を変えて何シーズンも放送されている人気コンテンツで、2020年4月から放送開始のシリーズでは食品を中心に販売。
視聴者層は20~30代の男性がメインです。
配信者は芸能人やタレント中心で、他のライブコマースサービスに比べてテレビ通販に近い印象です。
ライブコマースサービスおすすめ10選の比較表
アプリ | 主な配信者 | ||
Android | iOS | ||
SHOWROOM | ○ | ○ | 芸能人、モデル、インフルエンサー、一般ユーザー |
Live Shop! | ○ | ○ | 芸能人、モデル、インフルエンサー |
ONPAMALL | ○ | ○ | 芸能人・モデル・一般ユーザー |
快手LIVE |
○ | ○ | 芸能人、モデル、インフルエンサー、一般ユーザー |
Yahoo!ショッピングLIVE | ○ | ○ | Yahoo!ショッピング出店者 |
au Wowma! | ○ | ○ | 芸能人、モデル、インフルエンサー |
淘宝直播 | ○ | ○ | 芸能人、モデル、インフルエンサー、一般ユーザー |
TAGsAPI | × | × | 企業が起用する人物など |
C CHANNEL | ○ | ○ | モデル、インフルエンサー |
AbemaTV | ○ | ○ | 芸能人、モデル |
ライブコマースサービスで商品販売のためにすべきこととコツとは?
ライブコマースサービスで効果的に商品を販売する際には、やるべきことやコツがあります。
ここでは、それらについて3つほど紹介していくので、これからライブコマースサービスを利用する方は、一度目を通しておきましょう。
1:配信前に告知をする
まず、ライブコマースサービスを利用する前に、ライブ配信日時をSNSなどで告知しておきましょう。
告知をせずに配信を行ったとしても、見てくれる人はそれほど集まることはありません。
せっかくライブを配信するのであれば、できる限り多くの人に見てもらわなければ元も子もないでしょう。
この際に、すでにSNSでフォロワー数が多い方は問題ありませんが、あまりフォロワーがいない場合は、広告などを利用して告知することも考えておくといいかもしれません。
また広告にかけるコストは、ライブコマースサービスで得られる利益の見込みを考慮しながら、どれくらいかけるべきなのかを考えるようにしましょう。
2:配信前に練習をする
次に、ライブ配信前にすべきことは、ライブ配信前に練習をするということです。
ライブ配信は、生放送と同様で本番1度きりとなります。
そのため、カンタンに修正することができない分、とくに商品特徴についての間違いは最低限避けるべきなのです。
練習をする際は、どのような流れで商品を説明していくか、商品の特徴やアピールポイントはなにか、などを考えることから始めましょう。
また、練習をしながら台本を作るのもおすすめです。
こうしておくことで、スムーズに商品のアピールポイントをライブを見てくれているユーザーに伝えることができるでしょう。
他にも、言ってはいけないワードをうっかり言ってしまったということも防ぐことも可能です。
LIVE配信の前に、どれだけ練習をしたかどうかで売り上げが変動することは言うまでもないでしょう。
3:商品の使用イメージを見せる
次に、ライブ配信中のコツですが、なるべく商品の使用イメージを詳しく伝えられるようにしましょう。
イメージを伝えることで、ユーザーは自分が実際に着たり、使用している姿をイメージすることができ、売上につながります。
たとえば、服の場合は生地感はどんな触り心地なのか、どんな服に合わせると着まわしやすいのかなどを伝えるように心がけます。
また、配信中にユーザーの質問に答えることで、不安が解消されるため、さらに売り上げにつなげることができるでしょう。
ライブコマースサービスを導入して利益を拡大していこう
今回は、ライブコマースサービスのおすすめ10選をご紹介しました。
スタジオでテレビ番組さながらの撮影をしているサービスから、一般配信者らしい作り込んでいない撮影が多いサービスまでさまざま。
ライブコマースサービスで販売したい商品の見せ方を考えて利用するサービスを選ぶのがおすすめです。
ライブコマースサービスを活用し、自社商品をより多くの方に手に取ってもらいましょう!