この記事はPRが含まれていますが、直接取材・調査した一次情報を元に書かれています。
オフィス家具は数年経過すると劣化し、新しいオフィス家具の購入を余儀なくされます。
オフィス家具の購入は簡単ですが、難しいのは「どのように処分するのか」についてです。
処分するオフィス家具が1つや2つなど、数が少ない場合は、自力で何とかなるでしょう。
しかし処分すべきオフィス家具が多い場合は、どこから手をつければいいのかさえ分からなくなるものです。
そこでおすすめするのが、オフィス家具の買取業者の利用です。
中には、出張買取に対応している業者も存在します。
しかし、オフィス家具の買取業者の種類が多く、どの業者を選べばいいのかと多くの事業者は悩んでいることでしょう。
今回は、オフィス家具の買取業者10社を比較しながら、少しでも高く売るためのコツについても紹介していきます。
不用品の処理といえど、しっかりと資金は回収していきましょう。
では早速、基本的な知識から始めていきます。
オフィス家具買取業者とは?
オフィス家具買取業者とは文字通り、オフィス家具の買取を専門とする業者です。
オフィス家具だけでなく、様々な物の買取に対応している業者も多く存在しています。
どのようなオフィス家具の買取に対応しているのかというと、基本的に机やイス、ロッカーや棚などが挙げられます。
オフィス家具買取業者を利用すると、どのようなメリットがあるのかについて、まずは説明していきます。
高価買取が可能であるその仕組みを知りたい
多くの業者はオフィス家具の高価買取を可能としています。
というのも、オフィス家具の場合は需要が高く、たとえ中古であろうと購入される可能性が高いためです。
とはいえ傷や汚れ、使用年数によって価値が下がっているものについては、当然その買取価格も下がっていきます。
その点については、オフィス家具に限らず、他の買取品も同じでしょう。
傷や汚れがあった場合は、先ほど説明したとおり、買取価格が下がっていくのですが、買取業者は買い取ったオフィス家具を修繕していくのが一般的です。
その修繕したオフィス家具に、利益を上乗せして再販するという仕組みなのです。
需要があることはもちろん、高値で取引されているため、業者はオフィス家具の高価買取を可能としているのです。
メリットは処分費用がかからない上に梱包の手間が省ける
オフィス家具の買取業者を利用すると、処分費用がかからないだけでなく、梱包の手間が省けます。
なぜかと言いますと、処分費用ではなく買取なので、事業者にとって利益をもたらすだけでなく、梱包は全て買取業者が行ってくれるからです。
梱包は全て買取業者が行ってくれるので、事業者は本来の業務に集中することができるというわけです。
買い取られたオフィス家具からの売却益も得られ、まさに一石二鳥というところでしょう。
デメリットは買取業者によって出張エリアが限定されることも
オフィス家具買取業者の中には、出張買取に対応している場合もあるでしょう。
ただし、こうした業者の大半は、出張できるエリアが限定されているものです。
もちろん買取拠点が全国にあれば、全国で買取も可能です。
出張買取の場合は、なるべくオフィスの近くで探すと見つかりやすくなるでしょう。
またもし近くにないのであれば、全国展開している買取業者を探すようにしてください。
おすすめのオフィス家具買取業者10社を比較!
自分がおすすめするオフィス家具買取業者を10種類紹介していきます。
紹介というより、比較すべきポイントを上げて、重点的に説明していくので、業者の選び方に悩んだ事業者にとっては必見するメリットがあると言えるでしょう。
1:トレジャーファクトリー
トレジャーファクトリーはオフィス家具だけでなく、家電など様々な商品の買取に対応しています。
出張買取ができるエリアは、
- 東京
- 神奈川
- 埼玉
- 千葉
- 福島
- 茨城
- 愛知
- 大阪
- 京都
- 兵庫
- 福岡
この11種類の店舗周辺地域に限定されます。
当日の現金化にも対応しているので、急に資金が必要になった法人と個人事業主にとっても、心強い味方となってくれそうです。
また、出張買取などにかかる手数料は基本的に無料となっておりますので、コストパフォーマンスに優れた一面を持っています。
買い取られたオフィス家具は、トレジャーファクトリーが運営するリサイクルショップで販売されます。
逆に考えれば、オフィス家具をできるだけ安く購入したい事業者には、トレジャーファクトリーのリサイクルショップがおすすめです。
2:リサイクル回収サービス
リサイクル回収サービスは、無料で見積もりに対応してくれる業者です。
出張買取のエリアは、
- 東京都
- 埼玉県
- 神奈川県
に限定されますが、エリア外でも対応してくれるとのことなので、その場合は事前の問い合わせが必要です。
利用料金は2,800円から利用できますが、運送料金は買い取る品物によって異なる一方、無料となっている品物もあります。
利用料金の支払方法は、買取価格から引かれるので、
「買取価格 - 利用料金 = 事業者が受け取る金額」
とイメージしたほうがわかりやすいでしょう。
利用料金が発生するというデメリットがあるのですが、その分のサービスが充実しています。
- 粗大ゴミ
- 廃棄物
- 遺品整理
などの回収サービスにも対応していますので、併せて確認してみましょう。
オフィス家具だけでなく、様々な物を買い取ってほしいという事業者には、リサイクル回収センターがおすすめです。
買取を行った物は、運営するリサイクルショップなどに販売されます。
3:ワンオアエイト
広島県に拠点を置く買取業者で、店頭買取だけでなく、出張買取や宅配買取、LINE買取のサービスを扱います。
無料出張査定のサービスを行ってくれるので、どのくらい買い取ってもらえるのかを無料で査定してくれます。
オフィス家具だけでなく、家電など様々な物の買取を扱っているのですが、出張エリアが広島県全域に限定されるというデメリットがあります。
逆に考えれば、広島県に拠点を置く事業者にとって、ワンオアエイトはおすすめだと言えるでしょう。
なお、買い取った品物は、運営するリサイクルショップで販売される一方、ヤフオクでも販売を行うなど、販路を広げているという特徴を持っています。
4:オフィスバスターズ
オフィス家具の扱いに特化した業者で、出張買取については、全国に対応しているのが特徴です。
大量買取にも難なく対応できるとのことなので、買取希望の物が大量に置いてある場合は、オフィスバスターズの利用がおすすめです。
医療機器関連の買取にも対応しているメディカルケアバスターズも展開しているので、医療に携わる事業者でもおすすめできます。
買い取ったオフィス家具は、運営するリサイクルショップに販売されます。
これから独立起業し、事務所を設けたいという事業者でも、オフィスバスターズが扱っているオフィス家具を格安で購入することが可能です。
5:ビックリユース
ビックリユースは法人向けに、オフィス家具の買取を専門とする業者です。
オフィス家具の買取だけでなく、不要となった廃棄物の引き取りサービスを行っているので、どのような法人でも、ビックリユースはおすすめできます。
コスト削減にも徹底しているのがビックリユースの強みと言えるのですが、どのようにしてコスト削減を徹底しているのかというと、
- 夜間の作業は避ける。理由は夜間だと人件費がかかってコスト増になるため
- 小規模移転であれば、担当する引っ越し業者に不要物の搬出も同時に要請して人件費を抑制している
- 買取は中古販売会社に依頼
- 廃棄物の分別作業を行い、その廃棄物から出た鉄のスクラップや銅線などを別の業者に買取を依頼
- 廃棄と買取の作業を同時に行う
- 廃棄法を遵守できる業者に外部委託
- 下見は多人数で行い、同時に下見の写真撮影の許可を出す
- リユースできない物は解体して、分別化して資源にする
こういった作業を行っています。
ちなみにリユースとは、一度使用した物をゴミにせず、何度も使用することを意味します。
見積もりや廃棄処分にかかる費用の査定を行うので、全ての事業者にはおすすめできるというわけです。
なお、ビックリユースは多くの大企業との取引を行ってきているという実績を持つので、信頼性に関しては、どのオフィス家具買取業者の上に行くでしょう。
6:ソウユー
オフィス家具だけでなく、オフィスに関連した機器の買取に対応している業者です。また店舗備品・厨房機器・OA機器の買取もしてくれます。
中古だけでなく新品のオフィス家具を扱っているのが特徴です。
新品のオフィス家具はメーカーから仕入れたのではなく、未使用の物を業者が買い取って、運営するリサイクルショップなどに販売しているケースもあります。
出張買取にも対応しており、出張して無料査定を行ってくれます。
出張買取のエリアは、
- 東京23区全域
- 千葉県全域
- 埼玉県全域
- 神奈川県全域
この4つになりますが、エリア外でも商品数などによって対応可能です。
エリア外の出張買取を希望したい方はまず、問い合わせしましょう。
7:リークラブ
リークラブは、オフィス家具買取業者としての一面を持ちながら、厨房機器やエアコンなどの買取サービスを行っているのが特徴です。
料理店などを経営している事業者にとって、厨房機器とエアコンの買取に対応してくれるのが心強いです。
出張買取と出張査定も対応しているのですが、
- 関東
- 東海
- 関西
この3つの地方でしか対応していないというデメリットもあります。
なお、不用品や廃棄物の回収のサービスも提供しているので、ゴミとなる物がほとんど残らないのもメリットのひとつです。
8:ロジテムエージェンシー
ロジテムエージェンシーは、オフィスプランニングの事業を中心に行っている企業ですが、オフィス家具買取業者としても実績があります。
出張買取を行っているのですが、対応エリアについては不明となっているので、まず問い合わせる必要があります。
買取の対象となる品物の見積もりと査定を行うだけでなく、オフィス家具の廃棄処理を請け負ってくれるというサービスも提供しています。
9:オフィス家具買取センター
文字通り、オフィス家具の買取に特化した業者です。
特徴は出張買取にあるのですが、オフィス家具買取センターの場合だと、北海道から沖縄県まで全国に対応しているだけでなく、即日現金化も可能としています。
無料で見積もりについてはもちろん、高価買取も対応してくれるので、法人に限らず個人事業主でもオフィス家具買取センターはおすすめだと言えます。
10:エルライン
エルラインはオフィス家具買取を専門とする業者ですが、特徴は出張買取にあります。
出張エリアは、東京都、埼玉県、神奈川県に限定されますが、見積もりや出張や運搬などにかかる費用が無料となっています。
加えて、高価買取に力を入れているなど、オフィス家具の買取に力を入れているのです。
たとえ大量にオフィス家具を抱えていたとしても、まとめて買取が可能となっているため、どのような法人や事業者でもエルラインはおすすめできます。
オフィス家具を少しでも高く買取ってもらうコツ
オフィス家具の買取を検討している方は、少しでも資金を回収したいと考えているものです。
そこでここでは、どうすれば買取価額を上げることができるのかについて、5つほどそのコツを紹介しておきます。
具体的なコツについては、以下のようになります。
- 査定前にキレイな状態にしておく
- シリーズ品はまとめる
- 早めに売る
- 売るモノによって業者を使い分ける
- 複数業者に見積もりを依頼
中には手間がかかるものもありますが、手間と受け取り金額を天秤にかけながら、自身の状況に合う方法を選ぶことが大切です。
では早速、紹介していきます。
1:査定前にキレイな状態にしておく
これは当然のこととして、買取予定のオフィス家具を自身でキレイにしておくことようにしましょう。
わざわざ汚い見た目のままで、価値を下げる必要はありません。
案外ちょっと拭くだけでも、落ちる汚れは結構あるものです。
また、開閉動作や伸縮動作で「ギーギー」と音が鳴る家具がある場合では、オイルを足しておいてもいいでしょう。
自身で改善できることは、最低限行っておくことで、それが買取価額に良い影響を与えるものです。
少しでも買取価額を上げたいなら、まずはキレイにすることからはじめていきましょう。
2:シリーズ品はまとめる
まずオフィス家具を買いに来る方は、基本的にデスクや椅子など、まとめて購入する方が大半です。
この点でいえば、会社設立したてのケースを考えてみるとわかりやすいでしょう。
このとき、自身が購入する立場だとしたら、デザインがばらばらの椅子をいくつも買うでしょうか。
特別な理由がない限りは、来客時の印象にも関わるため、統一感が出るようになるべく同じデザインを選びますよね。
こういった背景もあり、買取る側はある程度シリーズ(椅子やデスクなど)が揃っており、また数が多いほど高めに買取りを行う傾向にあります。
もし実際に売るのであれば、同じ種類のものはまとめて売るようにしましょう。
3:早めに売る
先にもお伝えしていますが、買取をしてもらう際は、汚れやキズがあるほど価値が下がります。
そのため、これ以上価値を下げないためにも、なるべく早い段階で売ってしまった方が良いでしょう。
ただし、長期間にわたってキレイに保管できる状況にあるのなら、高値が付きやすい時期を見計らうのも手です。
この時期については、買取業者に直接問い合わせて聞いてみると良いでしょう。おおよその時期を教えてくれるケースもあります。
4:売るモノによって業者を使い分ける
買取業者によっては、オフィス家具の買取に強いところや機器の買取に強いところなど、それぞれに特徴があるものです。
もちろん、その強みが何であるかによって、買取価額は変わってきます。
そのため、少しでも高く売りたいのであれば、多少面倒でもそれぞれに特化した買取業者を選ぶといいでしょう。
ただし、あまりにも不用品の数が多いといった場合では、多くの時間を割く可能性もあるので、すべて買取ができる業者にお願いした方良いケースもあります。
これらを踏まえたうえで、業者を使い分けるかどうかは判断するようにしてください。
5:複数業者に見積もりを依頼
もし、自身のオフィスの近くに似た業者が存在しているのであれば、数社ほどに絞り見積もりを各社に出してもらうようにしましょう。
この作業は面倒に感じるかもしれませんが、少しでも資金化したいのであれば、かならず行った方がいい作業となります。
それぞれの見積もりが出揃えば、全体的に高く買取ってくれる業者が見つかります。
単品ごとに買取価額を確認していって、もし他社より安い買取があるのであれば、見積書を片手に交渉してみるのも良いかもしれません。
対応エリアで絞って効率よくオフィス家具の買取はしてもらおう
おすすめするオフィス家具買取業者10種類を紹介しました。
それぞれには特徴もありますが、まず重要視すべきは対応エリアです。
オフィス家具の高価買取を実施している業者はたくさん存在し、大量買取にも対応している業者も多くいます。
即日現金化にも対応している業者も多いです。
なるべく高価買取を実施している業者を選びたいところですが、出張買取の場合は、出張エリアが限定される業者が大半なのです。
利用して出張買取を希望する場合はまず、出張エリアに対応しているかどうかを確認しましょう。
余分なものを早い段階で整理し、どんどん資金回収を行っていくことが大切です。