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リモートワークを導入する企業が増え、ここ最近でリモートワークデビューした方も多いのではないでしょうか。
在宅勤務を経験した多くの方が感じるのは、自宅でのタスク管理の難しさ。
すべてのタスクを個人で管理するには限界があり、企業としてタスク管理ツールの導入を検討している企業も少なくありません。
しかし、さまざまな企業がタスク管理ツールを提供しているため、どれを選べばいいかわからない企業も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、タスク管理ツールのおすすめ16選をご紹介しましょう。
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タスク管理ツールとは?
タスク管理ツールとは、各タスクの期限や担当者、具体的な作業内容といった、タスクを遂行する上で必要なあらゆる情報を管理するツールのこと。
タスクごとの作業内容や責任の所在が明確になって公開されるため、自己管理しやすくなります。
タスク管理ツールとプロジェクト管理ツールの違いは?
タスク管理ツールとともに聞くものに、プロジェクト管理ツールがあります。
両者の違いを簡単に説明すると、タスク管理ツールで管理するのは「個人単位での計画」で、プロジェクト管理ツールで管理するのは「チーム単位での計画」です。
もっとも、タスク管理ツールにもチームの計画を管理できる機能が搭載されている場合も少なくありません。
しかし、あくまでタスク管理ツールの主眼は個人単位での計画管理にあります。
そのため、個人のスケジュールやTODOを把握できる機能を多く搭載しているのが、タスク管理ツールの特徴といえるでしょう。
タスク管理ツールの主な機能とメリット
ここからは、タスク管理ツールの主な機能と、それぞれのメリットについてご紹介しましょう。
TODOリスト
TODOリストは、タスク管理ツールで最も重要な機能のひとつといえます。
やるべきことをリストに書きだすことで可視化するので、タスクの見落としがありません。
コミュニケーション
タスク管理ツールは個人的な業務管理の意味合いが強いツールですが、同じツールを利用する他の人とのコミュニケーションも可能です。
同じタスクに複数人で着手している場合でも、タスク管理ツールを導入すればツール内で円滑に連絡をとれます。
ラベリング
タスクの種類や優先度などに応じてタスクにラベリングできるのも、タスク管理ツールのメリットです。
設定されたラベルでタスクを絞り込んだり一括編集したりできるので、ラベリング作業自体は面倒でも、その後の作業が楽になることも少なくありません。
期日の設定・リマインド
タスク管理ツールでは、各タスクに期日を設定できます。
タスクの期日が迫ると、リマインドを通知してくれるので、期日の認識漏れを防げるでしょう。
ビジネスチャットツールなどの他のツールと連携させれば、他のツールからもリマインドを受信可能です。
タスク管理ツールの選び方・注意点
ここからは、タスク管理ツールの選び方や注意点をご紹介しましょう。
利用料金は?
タスク管理ツールの多くは、無料で使えます。
無料で利用できるタスク管理ツールには、有料版を用意しているものも少なくありません。
無料版の場合、登録可能なユーザー数や使える機能に制限が設けられていることが多いです。
機能の豊富さは?
タスク管理ツールといっても、搭載されている機能はさまざま。
タスクだけでなく、プロジェクトの管理機能を搭載したタスク管理ツールもあります。
他にも、期日のリマインドやラベリング、タスクの実行率の分析を自動でレポート化してくれるものなど、多種多様です。
ただし、多機能なタスク管理ツールは利用料金が高額になりがちなので、自社のタスク管理に必要な機能をあらかじめ洗い出しましょう。
利用者にとって使いやすいか?
タスク管理ツール導入にあたって、ツールを利用する従業員にとって使いやすいかどうかは重要です。
直感的に操作できないものや運用に専門知識が求められるものの場合、いくら多機能で便利なタスク管理ツールでも、社内でうまく普及しません。
無料トライアルを実施しているタスク管理ツールも多いので、色々なツールを試して利用しやすいものを選ぶといいでしょう。
他のツールとの連携は?
タスク管理ツールの多くは、既存のさまざまなツールと連携できます。
個人のタスクやチームのプロジェクトを効率化するために導入するのは、タスク管理ツール以外においても同じことがいえるでしょう。
セキュリティーは?
情報漏洩を防ぐためにも、タスク管理ツールのセキュリティー対策は必ず確認しましょう。
社外秘の情報や顧客情報など、重要な情報をタスク管理ツールで管理することも少なくないからです。
個人のタスク管理ならオフラインで管理するのも手ですが、社内でデータを共有する必要もあれば、個人だけで管理するのは不可能といえます。
また、タスク管理ツールによっては、自社サーバー内で管理できるオンプレミス型での導入もおすすめです。
タスク管理ツールおすすめ16選
ここからは、タスク管理ツールのおすすめ16選をご紹介しましょう。
最後に比較表もあるので、あわせてご覧ください。
1:Trello(トレロ)
「Trello(トレロ)」は、無料で利用できるタスク管理ツールです。
使い方はとても簡単です。
ホワイトボードに付箋を貼る感覚でタスクを作成し、進捗に合わせてタスクを移動させるだけ。
Trelloに搭載されている機能は非常にシンプルですが、100種類以上ある専用の拡張機能を利用すれば、自社で使いやすいようにカスタマイズできます。
オフライン環境でも作業できるのは、Trelloの大きなメリットといえるでしょう。
2:Wrike(ライク)
「Wrike(ライク)」は、アメリカ・カルフォルニア州で誕生したタスク管理ツール。
2007年からサービスを提供していて、タスク管理ツールのなかでは古参の部類に入ります。
メンバー個々が実行中のタスクをリアルタイムで把握できるほか、タスクの優先順位を明確にしたり、ガントチャートで進捗を確認したりといった機能が充実。
プロジェクト全体の状況も把握できるため、プロジェクト管理にも役立ちます。
3:Jooto(ジョートー)
日本人が開発したタスク管理ツールとして知られる「Jooto(ジョートー)」。
使い方はTrelloに似ていて、基本的にはかんばん形式を採用しています。
月額500円からの有料プランもありますが、無料版でもすべての機能を利用可能です。
SlackやChatworkといった大手ビジネスチャットツールとの連携もできるので、リマインド機能を使えば期日漏れも防げるでしょう。
4:Todoist(トゥドゥイスト)
「Todoist(トゥドゥイスト)」は、オフライン環境でも利用できるタスク管理ツールです。
Google Driveなど100以上のツールと連携可能で、自在にカスタマイズできます。
タスクの優先度やタグを細かく設定できるのがTodoistの特徴で、タスク間の親子関係も設定可能。
タスクの進捗をチャート化して可視化したり、その日に消化予定だったタスクをすべて完了するとメッセージが表示されたり、仕事をやる気にさせてくれる仕掛けが豊富なのも、Todoistの魅力といえるでしょう。
5:Asana(アサナ)
Facebookの開発者が作成したタスク管理ツールとして知られる「Asana(アサナ)」。
かんばん方式を採用していて、ダッシュボードは非常にシンプルなのが特徴です。
チャット機能や「いいね」機能があり、チームのメンバーと手軽にコミュニケーションを取れます。
無料版でも十分な機能が備わっているので、迷ったらおすすめしたいタスク管理ツールといえるでしょう。
6:Backlog(バックログ)
エンジニアにおすすめのタスク管理ツールが「Backlog(バックログ)」。
ソフトのバグやバージョンを管理できる機能が搭載されているからです。
上記のような機能が搭載されているとはいえ、エンジニアのタスク管理に特化しているわけではなく、ほかの職種の方でも使いやすいインターフェースになっています。
IPアドレスを制限できるため、セキュリティー面でも安心して導入できるのがBacklogの魅力です。
7:Nozbe(ノズビ-)
「Nozbe(ノズビ-)」は、堅牢なセキュリティーに定評のあるタスク管理ツールです。
セキュリティーシステムは、銀行並みの厳しさのものが搭載されています。
そのため、重要なプロジェクトに関するファイルを共有する場合でも安心です。
直感的な操作性が特徴で、効率よくタスクを管理するための工夫が凝らされています。
タスクをテンプレート形式で登録できるので、週ごとや月ごとなど定期的に実行するタスクの管理も簡単です。
ちなみに、パソコンソフトはWindowsのみで、Macには対応していないので、Macのパソコンを支給している企業は注意しましょう。
8:Jira Software(ジラ ソフトウェア)
「Jira Software(ジラ ソフトウェア)」は、オーストラリア・シドニー発のタスク管理ツール。
かんばん方式を採用しているので取り組むべきタスクが一目でわかり、進捗状況をチームで共有できます。
3,000以上のアプリでカスタマイズできるのも特徴のひとつで、自社に合った機能を補強可能です。
たった6ステップで利用開始できる導入ハードルの低さも、Jira Softwareをおすすめする理由といえるでしょう。
9:Team Hack(チームハック)
「Team Hack(チームハック)」は、タスクごとのチャットが可能なタスク管理ツールです。
タスクごとにチャットルームを作れるので、同じ人と複数のタスクについて会話をしても話が脱線したり飛んだりしません。
また、ソート機能を使用すれば、タスクの優先順位が一目で把握可能です。
スマートフォンアプリには対応していないので、デスクトップでの利用のみで十分な企業におすすめのタスク管理ツールといえるでしょう。
10:Taskworld(タスクワールド)
日本ではなじみが低いものの、世界中で導入されている「Taskworld(タスクワールド)」。
タスク管理ツール初心者でも使いやすいユーザーインターフェースに定評があります。
各タスクの進捗情報をグラフなどで可視化したり、所要時間を計測したりして、より効率的な働き方を模索可能です。
チャット機能も搭載されているので、メンバー間のコミュニケーションも簡単に取れるでしょう。
11:Redmine(レッドマイン)
「Redmine(レッドマイン)」は、オープンソースのタスク管理ツールです。
オープンソースなのでそれなりの専門知識が要求されるため、エンジニア同士で利用するか、Redmineの保守・運用をできる技術がある企業におすすめ。
「チケット」を利用したタスク管理方法を採用していて、チケットを登録すればガントチャートやカレンダーに自動同期されます。
そのままでかんばん形式でのタスク管理は不可能ですが、プラグインの導入によってかんばん形式も利用可能です。
リポジトリ機能では、格納したファイルのバージョン履歴を確認できるので、更新状況を把握したり、元に復元したりするのに便利でしょう。
12:Microsoft Planner(マイクロソフトプランナー)
「Microsoft Planner(マイクロソフトプランナー)」は、Microsoft社が提供するタスク管理ツールです。
同社のグループウェアである「Microsoft 365」を導入することで、Microsoft Plannerも利用できます。
Microsoft Planner最大のメリットは、当然ですが同社の製品との連携が抜群なこと。
WordやExcel、PowerPointといったMicrosoft Office製品の最新版を無料で利用でき、なおかつシームレスに連携できるのは、Microsoft Plannerならでは。
かんばん式の直感的な操作性も、Microsoft Plannerのメリットといえるでしょう。
13:Google keep(グーグルキープ)
「Google keep(グーグルキープ)」は、言わずもがなGoogle社が提供するタスク管理ツールです。
メモアプリとして知られていますが、チェックリスト機能を使えばタスク管理にも活用可能。
ガントチャートやかんばん式のタスク管理はできませんが、リマインド機能や共有機能もついているので、自分一人のタスク管理に適しています。
メモの件数が膨大になっても、検索機能ですぐに探し出せるのも、Google keepのメリットといえるでしょう。
14:Chatwork(チャットワーク)
ビジネスチャットツールとして有名な「Chatwork(チャットワーク)」。
あまり知られていませんが、Chatworkにはタスク管理の機能も搭載されています。
チャットごとにタスクを追加できるので、チャットのテーマから外れることなくタスクの追加や話し合いが可能です。
担当者を選べば簡単にメンバーにタスクを割り振れるのも、Chatworkのメリットといえるでしょう。
また、Chatworkに標準搭載されている自分専用のチャットルームを活用すれば、自分のTODOリストとしても活用できます。
15:Any.do(エニードゥ)
「Any.do(エニードゥ)」は、無駄な機能を極限まで削ぎ落したタスク管理ツールです。
タスク管理に取られる時間を減らすべく、あえてアバウトな時間設定をしているのがAny.doの特徴。
「今日」に「明日」、「近日中」と「いつか」の4種類だけの期日設定なので、内容の変更が多いタスクの管理に向いています。
期日設定はアバウトながら、色分けやタグ付けなどで細かくタスクの管理をできるので、タスク管理がいい加減になる心配はありません。
スマホの位置情報と連動したリマインド機能も特徴で、特定の取引先で実行しなくてはいけないことも、しっかりリマインドしてくれます。
16:TAIGA(タイガ)
「TAIGA(タイガ)」は、デザインが洗練されており、直感的な操作性と機能性のバランスが実に取れたタスク管理ツールです。
「TAIGA(タイガ)」では無料プランと有料プランが用意されており、これらの違いはストレージやプロジェクト数、メンバー数の上限有無となっています。
またタスク管理については、かんばん方式とスクラム方式で選択することができ、プロジェクトに応じて柔軟に変更可能。
進捗状況を監視できるエピックやWiki機能、課題管理などもできるため、プロジェクトの一元管理ツールとしても優秀でしょう。
ただアプリ版は、日本語対応していないようなので、その点に注意は必要です。
タスク管理ツールおすすめ16選の比較表
アプリ | 月額料金 | 機能 | |||||
Android | iOS | ビジネス | 無料 | 期日 | TODO | コミュニケーション | |
Trello | ○ | ○ | 9.99USD~ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Wrike | ○ | ○ | 9.80USD~ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Jooto | ○ | ○ | 500円~ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Todoist | ○ | ○ | 3.00EUR~ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Asana | ○ | ○ | 1,200円~ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Backlog | ○ | ○ | 2,400円~ | × | ○ | ○ | ○ |
Nozbe | ○ | ○ | 880円~ | × | ○ | ○ | ○ |
Jira Software | ○ | ○ | 840円~ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Team Hack | × | × | 1,000円~ | × | ○ | ○ | ○ |
Taskworld | ○ | ○ | 10.99USD~ | × | ○ | ○ | ○ |
Redmine | ○ | ○ | 8,000円~ | × | ○ | △ | △ |
Microsoft Planner | ○ | ○ | 540円~ | × | ○ | ○ | ○ |
Google keep | ○ | ○ | 無料 | ○ | ○ | ○ | × |
Chatwork | ○ | ○ | 400円~ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Any.do | ○ | ○ | 5.99USD~ | ○ | ○ | ○ | ○ |
TAIGA | ○ | ○ | 5USD~ | ○ | ○ | ○ | ○ |
※利用料金の「無料」は無料版の有無であり、無料トライアルの有無ではありません。
※△:要プラグイン
タスク管理ツールを上手に使いこなすコツとは
タスク管理ツールのおすすめについて、ここまでで紹介してきましたが、導入後にしっかりとツールに機能してもらうためには、いくつかのコツについても実践する必要があります。
ここでは、タスク管理ツールを上手く使いこなすためには、どういったコツが必要なのか、その点について3つほど紹介しておきます。
では早速、ひとつ目よりみていきましょう。
作業を細かく洗い出し優先順位をつける
まずひとつ目に紹介するのは、タスク管理ツールに追加するタスクの洗い出しと、それぞれのタスクについて優先順位を付けることです。
基本的なことかもしれませんが、この工程を適当にしてしまう方は、案外少なくありません。
最低限、「だれが」「いつまでに」「なにを」「どの方法で」といった項目は、明確にしておく必要があるでしょう。
もちろん、優先順位についてはチームで話合うことも重要ですし、期限設定も忘れずに行っておくべきです。
とくにこの期限設定を忘れてしまうと、通知すら来ない状況にもなり兼ねませんので、タスク漏れ防止のためにも、しっかりと設定するようにしてください。
タスクの「フォロー機能」も活用する
次に紹介するコツは、タスクの「フォロー機能」を活用することです。
このフォロー機能については、タスク管理ツールによって搭載されていない場合もあるので、事前に確認しておくといいでしょう。
■ タスクのフォロー機能
ちなみにタスクのフォロー機能とは、タスクの担当者以外であっても、タスクの更新情報について通知を受け取ることができる機能となります。
これにより、チームの進捗状況に変化が合った時に効率よく情報を受け取れるようになるため、全体把握もしやすくなるでしょう。
タスク管理ツールに「フォロー機能」があったら、おおいに活用すべきです。
各メンバーのタスク比重にも注目する
タスク管理ツールを活用するための最後のコツは、ツールによりタスクが見える化された環境をフル活用して、メンバーのタスク比重にも注目するということです。
各メンバーのスキルやプロジェクトの規模感によっては、メンバーによってタスクの割合が大きくなってしまうこともあるでしょう。
この場合、
- タスクの見直し
- 優先順位の見直し
- ムダな工程の洗い出し
など、今あるタスクを見直す良いキッカケにもなります。
偏ったタスクの割り振りは、メンバーを疲弊させ、時に全体のパフォーマンスにも影響をきたします。
タスク比重を均一にするためにも、タスク管理ツールで見える化したタスク割合を日々確認し、フォローする体制も整えておきましょう。
タスク管理ツールを導入して可視化と効率化を図ろう
今回は、タスク管理ツールのおすすめ16選をご紹介しました。
タスク管理ツールは無料で使えるものも多く、有料版しかないツールも無料トライアル期間を設けているものがほとんど。
そのため、気になったタスク管理ツールは可能な限り試してベストなものを選ぶのがおすすめです。
タスク管理ツールを導入し、個々のタスクを可視化して効率的に仕事を進めましょう!