この記事はPRが含まれていますが、直接取材・調査した一次情報を元に書かれています。
法人カードの選び方は数多くありますが、重要視している方が少なくないのがステータス性。
クレジットカードのステータス性ですべてが決まるわけではありません。
しかし、商談や接待などビジネスの場では、あなたの会社がクレジットカード会社からどれくらいの信用を得ているかは、評価基準のひとつになることもあります。
そのため、クレジットカードのステータス性は、重要視しなくても軽視はできないと考える人が多いのです。
それに対応すべく、選んだカードがダイナースクラブビジネスカードだった方は、少なくないのではないでしょうか。
この法人カードは、国際ブランド・ダイナースのプロパーカードで、他のカードに比べると確かに希少性が高くステータス性もあります。
ただ実際に利用している方は、そういった点を実感しているのでしょうか?
また、使っていく上で不便なことはないのでしょうか?
今回は、こうした疑問を解消するために、ダイナースクラブビジネスカードの口コミや評判について調査してみました。
ダイナースクラブビジネスカードの利用を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ダイナースクラブビジネスカードの基本情報
まずはダイナースクラブビジネスカードの基本的なカード情報をご紹介します。
ダイナースクラブビジネスカード | ||
入会方法 | 申込 | |
ビジネスカードのみの入会 | 可 | |
年会費 | 初年度 | 27,000円 |
2年目以降 | 27,000円 | |
追加カード | 発行枚数上限 | 無制限 |
年会費 | 無料 | |
最大利用限度額 | 一律の制限はなし | |
引落口座 | 法人 | |
ブランド | Diners | |
最短発行期間 | 約3週間 | |
ポイント還元率 | 0.40% | |
マイル | 航空会社 | ANA、デルタ航空、ユナイテッド航空、
大韓航空、アリタリア-イタリア航空 |
還元率 | 0.80% | |
ETCカード | 発行枚数上限 | 無制限 |
年会費 | 無料 | |
電子マネー | ー |
ダイナースクラブビジネスカードをおすすめする3つの魅力
ダイナースクラブビジネスカードは、ステータスで持つだけのカードではありません。
これほどまでにステータスカードと呼ばれるのは、それだけの理由があります。
代表的な理由は、ビジネスで役に立つ魅力的な特典があることでしょう。
ここでは、その中でも代表的な特典を3つ紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
では早速見ていきましょう。
会計ソフト「freee(フリー)」がお得に使える
1つ目の魅力ポイントは、会計ソフト「freee(フリー)」がお得に使えること。
freeeといえば、簿記の知識がなくても帳簿をつけることができたり、決算書の作成なども簡単にできる会計ソフトです。
ダイナースクラブビジネスカードとfreeeを連携すれば、利用履歴を自動で取り込んでくれ、帳簿を作成することができます。
さらには、さまざまなレポートを自動で作成することもでき、パッと見てビジネスの状態を把握することもできるので、いち早くイエロー信号をキャッチできるでしょう。
そんなfreeeをダイナースクラブビジネスカードの特典で利用すれば、2か月間無料で使うことができます。
特典を利用する場合の注意点ですが、必ずホームページ内のから登録するようにしてください。
ホームページを経由しない場合は、特典が非対象になってしまいます。
無料相談「プライベートアドバイザー」を利用できる
2つ目の魅力ポイントは、無料相談「プライベートアドバイザー」を利用できること。
無料相談「プライベートアドバイザー」は、ビジネスに関する課題をプロに相談することができるサービスです。
このサービスは、ビジネスを行う上でとても役立つサービスでしょう。
相談できるビジネスのプロはなんと500人。
相談の回数が続く場合は、有料になるケースもありますが、基本は無料で利用できます。
このサービスだけでも、ダイナースクラブビジネスカードを持つ理由となるのではないでしょうか。
エグゼクティブダイニングでの特典が受けられる
3つ目の魅力ポイントは、エグゼクティブダイニングでの特典が受けられること。
このサービスは、接待ではもちろんプライベートでもお得な特典です。
なんといっても、このサービスだけで年会費の元が取れてしまいます。
気になる特典内容は、対象のレストランでコースを頼んだ場合、一人分の料金が無料になるという優れもの。
対象のレストランは、名だたるレストランの名前が並びます。
このサービスの他にも、素晴らしいおもてなしを約束する会員のみの特典や、予約がなかなか取れないレストランに優先的に予約することができるサービスも。
ダイナースクラブビジネスカードを手に入れたら、ぜひとも積極的に利用したい特典です。
ダイナースクラブビジネスカードの口コミ&評判
ここからは、ダイナースクラブビジネスカード、の具体的な口コミ&評判をご紹介します。
ダイナースクラブビジネスカードのいい口コミ&評判
まずはダイナースクラブビジネスカードのいい口コミ&評判をご紹介します。
ステータス性が高い
いい意見で最も多くの人があげたのが、ダイナースクラブビジネスカードのステータス性の高さ。
国際ブランド・ダイナースのプロパーカードかつビジネスカードということで、数あるノーマルランクの法人クレジットカードのなかでは、トップクラスのステータス性を誇ります。
「ステータスという点でも、ダイナースクラブビジネスカードのオーナーということで出張先のホテルや飲食店で丁寧に接客してもらえるのでストレスが少なくて済み、助かります。
ホテルでは部屋のアップグレードも多くてありがたいです。インターネットのサイトも使いやすい作りで助かります」
「海外旅行の話ですが、気軽に立ち寄った飲食店では使うことができないなど、不便な点もあります。
しかし、高級なブランド店でのショッピング時はものすごく親切に応対してもらえました。
安価な店では使用することができない代わり、高級店でのステータスになる点は満足しています。
個人使用のVISAカードと併用すれば困ることはありません」
ホテルのアップグレードや高級ブランド店での手厚い待遇など、ダイナースブランドの効果は絶大です。
プライオリティパスがなくても空港ラウンジを利用できる
ダイナースクラブビジネスカードを持っていると、国内外850ヵ所以上の空港ラウンジを無料で利用可能。
プライオリティパスがなくても同等のサービスを受けられるとあって、特に飛行機利用が多い方から高評価を受けています。
「空港のラウンジを利用できる点が便利です。国内にある大半の空港ラウンジが利用てきます。
国内出張が多く、空港で飛行機を待つ間に仕事をすることも多いのですが、ラウンジが使えると疲れも少なくありがたく感じています。
本当に疲れているときは仮眠も取れるので便利です」
「一番のメリットは、空港でクラブラウンジを無料で使用できる点です。
私は公私共に海外に行く事が多く、ことあるごとにクラブラウンジを利用します。
スナック菓子や軽食を無料で食べられ、Wi-Fiが飛んでいるので時間を有効活用できるのもメリットです」
ダイナースクラブビジネスカードの審査に通るような経営者や個人事業主にとって、空港利用は決して珍しいことではありません。
そのため、プライオリティパスや同等のサービスを享受できることは、カード選びで重要なポイントになります。
利用限度額が高い
ステータス性、空港ラウンジと並んで評価が高かったのが、利用限度額の高さ。
ダイナースクラブビジネスカードに限らず、すべてのダイナースカードに共通していることですが、限度額に一律の上限が設けられていません。
限度額無制限の意味ではなく、「このカードだから上限はいくら!」というルールがないという意味です。
勤務先の法人カードが、ダイナースクラブビジネスカードでしたので、経費精算のために持っていましたが、様々な特典がありました。
営業先の関係で銀座に行く機会が多かったですが、銀座のダイナースクラブ・ビジネスラウンジを利用可能でしたので、色々な意味で便利でした。
また、海外出張などの滞在ホテルでダイナースクラブビジネスカードを出すと、ステータスの高さからか、待遇が変わることが時々ありました。
上の口コミだと、やはりステータス性の高さが際立っていることがわかりますね!
ダイナースクラブ全般にいえることですが、限度額に一律の上限が設けられていません。
「ビジネスクラスの航空券を購入するときなど、決済額が100万円を超えるような場合でも、上限を気にせず使える点はとてもよかったと感じています」
「限度額がかなり多いので、実際の利用金額や、限度額まであといくら使えるのかを気にしなくてもいいのがメリットです」
上記のように、100万円以上の決済でも臆せず支払いできるのは、スピード感が求められるビジネスの世界では大きなメリットになるでしょう。
追加カードの発行が無制限かつ年会費無料
個人事業主ではなく会社経営者向けの話になりますが、法人カードでは社員用の追加カードを発行できます。
追加カードの枚数制限や年会費はカード会社によってそれぞれですが、年会費はオリジナルカードの1~2割が相場です。
しかし、ダイナースクラブビジネスカードなら年会費無料、枚数無制限で追加カードを発行可能。
追加カードごとに限度額を変更できるので、カードを持たせる社員の権限に応じてカードを使わせられます。
「すべての社員にカードを与えるわけではありませんが、枚数が多くなればそれなりに年会費もかさむので、追加カードの年会費無料は助かります」
クレジットカードの追加カード同様、ETCカードの発行も枚数無制限かつ年会費無料です。
ダイナースクラブビジネスカードの悪い口コミ&評判
続いて、ダイナースクラブビジネスカードの悪い口コミ&評判をご紹介します。
審査はかなり厳しい
選ばれし者しか持てないイメージも強いダイナースカード。
かつてに比べて審査が緩くなったとの評判もありますが、依然として審査の厳しさには定評があります。
「友人が何度か審査に落ちました。
その友人より事業実績がよくないので、どうせ通らないだろうと思い申し込みをためらっています」
その一方で、審査が緩くなったと感じる方からはこんな意見も寄せられました。
「おそらくダイナースカードを持っている方は、ステータス性で選んでいると思います。
でも最近は審査が緩いのか、昔ほどのステータスを感じられなくなってしまったのが不満です」
ダイナースを使える場所自体がかなり限られる
続いても多く寄せられたデメリットですが、ダイナースを使える場所自体がかなり限られることについてもマイナス意見が多く寄せられました。
「海外だとまったく使えない場所が多いです。
モナコやパリの世界を代表する超高級ホテルでも使えません。
町中の小さな店で使えないのは仕方ないとしても、大都市の超有名ホテルですら使えないのは信じられないです。
海外出張にはVISAカードを絶対にもっていかなければならないのが、最大の不満です」
「最近はこのカードが利用出来ない店舗が増えているように感じており、不満を感じています。
以前はそこまで不満を感じていませんでしたが、最近の海外出張時にはよく感じます。
使える場合でもカード利用手数料を別途取られることもあります」
特に海外で使えないとの声が多く、海外出張が多い方はVISAやMasterなど汎用性の高い国際ブランドのカードを別途持ち歩くとの声も少なくありませんでした。
年齢制限が設けられている
ダイナースクラブビジネスカードには、発行者に年齢制限が設けられています。
27歳以上で法人や団体の代表者または役員、それか個人事業主でないと申込みできません。
そのため、若手の起業家などで年収や事業成績は申し分ないのに年齢がネックでカードの発行を諦めた方も。
「個人事業主で年商は1,000万円以上あるし、個人カードの支払い遅滞もありません。
年齢だけがネックでしたが、他の条件はネットや周囲の意見を総合すれば十分カードが発行できそうだったので、だめもとで申請しましたが、落ちました」
ちなみに、追加カードは18歳以上が発行条件です。
経営者向けのサービス
次は個人事業主や追加カードを利用した社員から寄せられた意見です。
ダイナースクラブビジネスカードでは、東京・銀座にカード会員が利用できるラウンジがあります。
商談に利用したり、待ち時間の待機場所などに利用したりできるのです。
「ダイナースクラブビジネスカード特有のラウンジサービス利用可能といった特典がありました。
多忙な営業マには利用する機会がなく、経営層を目的としたサービスだと感じていました」
「ETCカードと一体型のカードでなかったため、財布の中でかさばる印象でした。
ゴルフ保険や旅行保険なども接待や出張がなければ利用の機会はなく、実用性に乏しいように感じていました」
ステータス性が高く、限られた人しか持てないカードだった分、ダイナースクラブビジネスカードのサービスも富裕層を意識したものが多いようです。
一般カードにしては年会費が高い
最後に、一般カードにしては年会費27,000円が高額だという意見。
もちろんダイナースクラブビジネスカードは、ちょっとしたゴールドカード以上のステータス性を持つカードなので、一般カードとはいえサービスはそれなりです。
「わたしの場合、職場の法人カードがダイナースクラブビジネスカードだったので、年会費を払う必要がありませんでした。
基本会員の年会費は27,000円で、他の法人カードと比較すると年会費は高めになっています」
総合的なダイナースクラブビジネスカードの口コミ&評判
総合的なダイナースクラブビジネスカードの評判は、満足しているとの声が多数派でした。
やはり国際ブランドのダイナースのステータス性が、カード選びの大きな理由になっている人が多く、
インビテーションが必要な上級ランクのカード取得を目指す
という口コミも。
不満や批判的な意見の大半は、使える場所が限られていることに集中。
お店側の問題なので、ダイナースでどうこうできるものではありませんが、改善が待たれます。
年会費は高くても受けられるサービスは値段以上!
一般カードにしては年会費が高いダイナースクラブビジネスカード。
しかし、サービスや特典は値段以上で、他の一般カードとは一線を画します。
特に高評価だったのは空港ラウンジの無料利用。
ダイナースクラブビジネスカードを持っていると、国内外850ヵ所以上の空港ラウンジを無料で利用できます。
プライオリティパスの場合は、プライオリティパスの中のランクによってラウンジ利用料が発生したりしますが、ダイナースクラブビジネスカードの場合は一律無料。
これも高評価の理由です。
もし、「ダイナースクラブビジネスカードでは厳しいかな」と感じた方は、以下の記事を参考に、もう一度法人カードをチョイスしてみましょう。
あなたにピッタリの一枚が見つかるはずです。
法人カードおすすめ24選を比較!迷わない選び方や目的別おすすめもステータス性の高いダイナースクラブビジネスカードで高待遇を受けよう
今回は、ダイナースクラブビジネスカードの口コミや評判についてご紹介しました。
一般カードとはいえ、国際ブランド・ダイナースのプロパーカードということもあり、ステータス性の低いゴールドカード以上のステータス性を持ちます。
使える場所が限られるデメリットはあるものの、そのステータス性やサービスは余りあるメリットといえるでしょう。
法人カード選びで迷っている方は、ぜひダイナースクラブビジネスカードで一流のビジネスカードを手に入れましょう!
海外出張でも、一目置かれる存在になれるかもしれません。