10年後にも稼げる仕事とは?

 

ニューノーマルで社会が急激に変化していく中、転職活動も将来を見据えて行い10年後にも稼げる仕事に就きたいと思う人は少なくないでしょう。

この記事では10年後にも稼げる仕事の特徴から具体的な職種まで詳しく解説します。

10年後に稼げる仕事の特徴


2015年に株式会社野村総合研究所がイギリス・オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授とカール・ベネディクト・フレイ博士との共同研究の結果発表した「日本におけるコンピュータ化と仕事の未来」によると、10~20年後には、現在日本の労働人口の49%が就いている職業についてAIやロボットで代替可能との結果が出ました。

このことも踏まえて10年後に稼げる仕事の特徴を4つご紹介します。

参考:株式会社野村総合研究所「日本におけるコンピュータ化と仕事の未来」

業界が安定している

2016年5月に経済産業省が発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると2015年時点でのIT業界での人材不足規模は約15万人でしたが、2030年時点での人材不足規模は約59万人にもなると予想されています。

このように今後伸びていくことが予想される業界では安定的に人材へのニーズがあるため、10年後も稼げる仕事に就くことができるでしょう。

参考:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」

人の手でしかできない

人の心を汲み取る、コミュニケーションを取るといった仕事はAIやロボットで代替するのが難しい仕事と言えます。

このような人間ならではの能力を必要とする業種は10年後も稼げる仕事となるでしょう。

社会的なニーズがある

社会や生活を支えるための公共的な基盤や仕組みである社会インフラに関わる職種は10年後も稼げる仕事となるでしょう。

産業の発展にとって不可欠な道路・鉄道・上下水道・送電網・港湾・ダム・通信網といった施設に関わる職種や生活基盤の学校・病院・公園・公営住宅などに関わる職種などは需要がなくならないためです。

クリエイティブな能力が必要

人間の持つ創造力や感性を発揮して表現したり、0から何かを生み出したりする仕事はAIやロボットでは代替できません。

クリエイティブな能力を活かして様々な価値を作り出す職種は、10年後も稼げる仕事と言えるでしょう。


10年後にも稼げる仕事8選!


10年後にも稼げる仕事の具体的な職種にはどのようなものがあるのでしょうか。

8つご紹介します。


ITエンジニア

ITエンジニアとは、情報技術(Information Technology)の技術者を指す総称で、システムエンジニア、プロジェクトマネージャ、プログラマー、サーバーエンジニアなど役割によってさらに細分化されます。

IT業界での人材ニーズは今後も高まり、クリエイティブな能力も必要とすることからITエンジニアは10年後にも稼げる仕事と言えるでしょう。


WEB関連の仕事

株式会社電通が2021年1月に発表した「2020年日本の広告費」によるとマスコミ4媒体(新聞・雑誌・ラジオ・テレビメディア)広告費は2兆2,536億円で前年比86.4%と減少していますが、インターネット広告費は2兆2,290億円で前年比105.9%と増加しています。

 

このことからWebマーケティングやWebデザイナーなど広告に関わる業種の人材ニーズは今後も増えることが予想されるため、Web関連の仕事は10年後も稼げるでしょう。

参考:株式会社電通「2020年日本の広告費」

病院関連の仕事

総務省統計局が国勢調査の結果を基に公表している「人口ピラミッド」を見ると少子高齢化が急激に進んでいるのがわかります。

このことから看護師・看護助手・レントゲン技師・救急救命士・助産師などの病院関連の職種へのニーズはさらに高まることが予想されるため、10年後も稼げるでしょう。

参考:総務省統計局「人口ピラミッド」


営業

ニューノーマルで電話やメール、オンラインでの打ち合わせなどのインサイドセールスへと形は変わりましたが、営業はニーズを汲み取った提案力と高いコミュニケーション能力を必要とし、企業が商品やサービスを販売するのにAIやロボットでは代替できません。

営業力があれば転職や独立がしやすいという面でも将来性の高い仕事と言えるでしょう。


介護士

少子高齢化の波の中高齢者の健康的な生活を支えるのが介護士で、利用者との深い信頼関係を築くためのコミュニケーションと身体介護・生活介護はAIやロボットでは代替するのが難しい面が多いでしょう。

施設介護、在宅介護とこれからはニーズがさらに高まるため10年後も稼げるでしょう。


保育士

内閣府男女共同参画局がまとめた2018年版の「男女共同参画白書」によると1997年以降共働き世帯がそうではない世帯の数を上回っています。

社会インフラとしてのニーズが高く、子供たちとのコミュニケーションが欠かせない保育士は10年後も稼げる仕事と言えるでしょう。

参考:内閣府男女共同参画局「2018年度版男女共同参画白書概要版」

教師

少子高齢化が進んでいるとはいえ、社会インフラとして子供の教育を行う学校は生活の基盤を支えていると言えます。

子供が将来社会の中で幸せに生活していくための基礎力を養う教師という仕事は10年後も稼げるでしょう。


医師

医学の専門知識で病気やケガを治す医師は、社会インフラの中でも重要な位置づけの仕事だと言えるでしょう。

出産から死に至るまで、医学の手を借りて行わなければならない人間の営みはたくさんあるため、医師の仕事へのニーズは10年後もなくなることはないでしょう。

Tips

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まとめ

10年後も稼げる仕事とは、AIやロボットでは代替できず社会的なニーズが高くて人間にしか行うことのできない仕事だとわかりました。

転職や独立を考える際、この記事も参考にして自分に合った長く続けられる仕事を選択してみてください。

こちらの記事では稼げる仕事32選を紹介しています。是非参考にしてみてください。

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