この記事はPRが含まれていますが、直接取材・調査した一次情報を元に書かれています。
転職活動で転職エージェントの利用を検討するとき、まず多くの人の候補にあがるのが「リクルートエージェント」。
業界最大手の転職エージェントですが、業界最大手だからいい転職エージェントとは一概に言えません。
そこで今回は、リクルートエージェントの評判をご紹介しましょう。
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リクルートエージェントの基本情報
まずはリクルートエージェントの基本的なサービス情報をご紹介します。
リクルートエージェント | ||
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア | |
運営開始 | 1977年 | |
形態 | 総合 | |
雇用形態 | 正社員 | |
求人 | 公開 | 約103,000件 |
非公開 | 約110,000件 | |
海外勤務 | ○ | |
拠点 | 数 | 16カ所 |
都道府県 | 1都1道2府11県 | |
面談 | 平日 | (東京本社)10:00~18:00 |
土曜 | (東京本社)非対応 | |
日曜 | (東京本社)非対応 | |
祝日 | (東京本社)非対応 | |
リモート | 電話 | |
系列転職サイト | リクナビNEXT | |
スマートフォンアプリ | Android、iOS |
リクルートエージェントの良い評判
まずはリクルートエージェントの良い評判をご紹介します。
あとに悪い評判についても紹介していきますので、併せて確認していきましょう。
業界最大手だからできる圧倒的な求人数
冒頭からお話ししているように、リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェントです。
1977年運営開始と、リクルートエージェントは数ある転職エージェントのなかでも古参の部類に入ります。
その地位やブランド力は他の追随を許さず、有名企業の求人をリクルートエージェントだけが保有している場合も少なくありません。
そのため、転職希望者だけでなく、求人を掲載したい企業にも「とりあえずリクルートエージェント」という姿勢が見られます。
それは、非公開求人を含めた総求人数にも表れており、以下のような数字となりました。
- マイナビエージェント:約75,000件
- doda:約101,000件:
- リクルートエージェントが約213,000件
上記をみていただくと、マイナビエージェントの約3倍、dodaの約2倍と、他者と比較しても非常に多くの求人をリクルートエージェントが抱えていることがわかるでしょう。
リクルートエージェントでは、非公開求人も充実していて、全求人の約半数を非公開求人が占めます。
割合としては、マイナビエージェントの8割には及ばないものの、全体の求人数が多いので、非公開求人数はリクルートエージェントのほうが多いです。
非公開求人には多くの人の目に留まると、一瞬で応募殺到してしまうような求人も多いので、より多くの非公開求人に目を通すためにも、リクルートエージェントに登録しておくといいでしょう。
地方の求人も豊富に取り揃えている
リクルートエージェントの強みとして、地方の求人も豊富に取り揃えている点があげられます。
大手の転職エージェントでも、東名阪や福岡県といった大都市圏に求人が集中し、その他の地域の求人が手薄になっていることも少なくありません。
しかし、リクルートエージェントは全国各地にネットワークがあるので、どの都道府県の求人も豊富に取り揃えています。
都道府県ごとの求人数が一番少ない県でも、公開求人と非公開求人合わせて300件近い求人を保有。
業界や職種次第では住んでいる都道府県の求人を見つけられない可能性もありますが、地域密着型の求人も比較的見つけやすいといえるでしょう。
面談拠点も1都1道2府11県に16カ所(東京都のみ2カ所)にあるので、どの都道府県に住んでいても比較的面談しやすいです。
リクルートエージェントでは面談拠点での対面だけでなく、電話での面談にも対応。
そのため、沖縄県のような離島や最寄りの拠点から距離がある地域に住んでいる方でも、リクルートエージェントは利用可能です。
Uターン転職やIターン転職など、大都市圏以外の地方での転職を検討している方なら、リクルートエージェントはチェックしておきたい転職エージェントといえるでしょう。
担当者の交渉力が強く、内定率が高い
リクルートエージェントの評判で多くあがったのが、担当者の交渉力の強さです。
マイナビエージェントやdodaといった競合他社に比べて歴史が長く実績も多い、業界最大手の転職エージェントであるリクルートエージェント。
求人を掲載する企業とのつながりは、他の転職エージェントに比べて強いため、採用面接が進んでいるリクルートエージェントの利用者を効果的に売り込んでくれます。
具体例を紹介すると、どうしても転職したい企業の求人に応募するためにリクルートエージェントを利用した人がいました。
その人は面接で一度落ちてしまったものの、担当者が企業に交渉して別の部署の採用面接に再挑戦させてもらうことになり、結果としてその企業に内定をもらったというもの。
未経験の業界に転職が決まった人も少なくなく、リクルートエージェントの交渉力は高いといえるでしょう。
もちろん、リクルートエージェントが企業に交渉してくれるのは、採用面接中だけではありません。
年収交渉など、内定承諾後の労働条件についてもリクルートエージェントの担当者は交渉してくれます。
そのため、リクルートエージェントで転職先を決めた人のうち、前職より年収を上げることに成功したのは6割以上。
個人で転職活動をすると、企業相手の交渉はなかなか強気に出られない人が少なくありません。
そのため、少しでも優位に転職を進めたい方はリクルートエージェントを利用するのがおすすめです。
独自のサポートが充実している
リクルートエージェントでは、他者にはない独自のサービスを利用できます。
以下で紹介するようなサービスは、リクルートエージェントに会員登録したり面談を済ませたりしたあとに利用可能です。
たとえば、「AGENT Report(エージェント レポート)」は、Webサイト上で公開されない転職に関する独自情報を伝えてくれるサービス。
リクルートエージェントが独自に収集した情報は、企業選びや採用選考に活用できる情報ばかりです。
たとえば、求人の見方やその企業での活躍を見込める人物像、業界のトレンドや選考で面接官が見ているポイントなどを知れるので、有利に転職活動を進められるでしょう。
他にも、リクルートエージェントに登録した会員専用ページの「Personal Desktop(パーソナル デスクトップ)」では、入力フォームに沿って項目を入力するだけで、職務経歴書を作成可能。
企業への応募もボタンひとつで可能となり、何度も同じ内容を入力する必要がありません。
企業への応募状況などもPersonal Desktopで一括管理できるので、効率的に転職活動を進められます。
特にいい評判が目立ったのは、「面接力向上セミナー」。
新卒採用との違いなどを理解したうえで、「面接官の立場」をシミュレーション体験します。
それによって、企業視点で魅力的に見える立ち振る舞いや回答が理解でき、今までの受け答えの改善点を可視化。
気づいた改善点に従い、配られたワークシートに沿って応募先に応じた面接シナリオを作成します。
受講者は受講前に比べて面接通過率が約17%アップするといわれていて、受講者満足度は驚異の97%。
面接官側の立場を体験できる機会は多くないので、選考対策でできることをやりきったのに選考通過率が上がらないと悩んでいる方は、ぜひリクルートエージェントのサポートを受けてみてください。
リクルートエージェントの悪い評判
続いて、リクルートエージェントの悪い評判をご紹介します。
希望条件と異なる求人を紹介される
まず、希望条件と異なる求人を紹介されること。
この悪い評判が聞かれるのは、リクルートエージェントに限ったことではありません。
希望条件と異なる求人を紹介される理由として言われているのは、
- 「担当者の転職成功実績を増やすため」
- 「希望条件には合わなくても適性はあると担当者が感じている」
- 「希望条件に沿う求人自体を転職エージェントが保有していない」
など。
住んでいる地域と職種の組み合わせによっては、そもそも求人がまったくない場合もあり、その場合は転職エージェントが悪いわけでもないのでどうしようもありません。
しかし、希望条件が厳しい場合、いくつか妥協点を用意すると求人が見つかる可能性もあります。
十分な求人があるのに他の求人を紹介される場合、その求人を紹介した意図をリクルートエージェントに確認するのも手段のひとつです。
メールや電話、アンケートの回答要求がしつこい
リクルートエージェントの口コミや評判では、メールや電話、アンケートへの回答要求がしつこかったとの意見も見られました。
リクルートエージェントでは、リクルートエージェントを介して応募している企業との面接選考が終わると、アンケートへの回答を要求されます。
面接で聞かれた内容や感想などを入力するものですが、複数企業の選考を並行していると毎回入力しなくてはいけないので、面倒に感じる人も。
回答を面倒に感じてアンケートへの回答を無視していると、リクルートエージェントからアンケートへの回答を催促されることもあるようです。
また、企業紹介の電話やメールも、頻繁に来るので面倒に感じるとの意見がありました。
企業紹介のメールは希望条件に合うものを自動で紹介するだけで、担当者が選んだようにはみえないと感じる方もいます。
メールや電話の頻度については、減らしてもらうよう担当者に直接交渉するのが一番です。
年齢や職歴などを理由に門前払いされる場合がある
リクルートエージェントの口コミや評判では、年齢や職歴などを理由に門前払いされたとの内容も見られました。
なかには、登録後の初回面談を受ける前から「あなたに紹介できる求人はありません」と表示されてしまい、面談予約すらできなかったとの評判も。
リクルートエージェントで転職サポートを受けられない条件としては、
- 「最終学歴が中学校卒業または高校中退(高校を卒業していない)」
- 「ニートやフリーター」
- 「職歴のわりに転職回数が多すぎる」
などがあげられます。
また、35歳以上の方もリクルートエージェントでの転職には向かないとの指摘もありました。
リクルートエージェントで転職を成功させた人のうち、84%が35歳以下とされています。
つまり、リクルートエージェントで転職を成功させた人で36歳以上はわずか16%です。
競合転職エージェントと並行して転職活動を進めていたのに、リクルートエージェントだけ選考の通過率が著しく悪かったという口コミも。
リクルートエージェントは、30代前半までをターゲットにしていると判断したほうがいいでしょう。
内定承諾を急かされる
リクルートエージェントの口コミでは、「内定承諾を急かされる」もしくは「自分のペースで転職活動できない」との声も目立ちました。
もちろん担当者にもよるので、一概にリクルートエージェントで内定承諾を急かされるとは言い切れません。
しかし、内定が出たあとの担当者からの内定承諾プッシュが激しかったとの意見は多く見られたため、転職活動のペースを急かされる可能性があるのは頭に入れておくといいでしょう。
また、リクルートエージェントでは、3カ月間の利用期限を設定。
3カ月を超えると、担当者からの連絡がなくなったり十分なサポートを受けられなくなったりします。
この利用期限の設定も、リクルートエージェントが転職活動を急かす一因になっていると考えられるでしょう。
そのため、短期決戦ですぐに転職先を決めたい人にはリクルートエージェントが向いているといえますが、じっくり腰を据えて転職活動をしたい方にはリクルートエージェントは向いていません。
利用者一人につき担当者の割く時間が少ない
先述の通り、リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェントです。
そのため、転職希望者からの人気は非常に高く、多くの登録者を抱えています。
各担当者がサポートする転職希望者の数も多いので、リクルートエージェントの利用者ひとりにつき担当者が割ける時間が少ないです。
そのため、「十分なサポートを受けられなかった」または「担当者の対応が雑に感じた」との口コミが
具体的には、
「急ぎの用で連絡したのにメールの返信が翌日だった」
「電話連絡しても折り返しばかりで、折り返されるまで不安だった」
などの意見が多く見られました。
頻繁な連絡を好まない人や転職経験がある人はそれほど気にする必要はありませんが、初めての転職だったりしっかりしたサポートを受けたかったりする人は、この点を念頭に入れておきましょう。
総合的なリクルートエージェントの評判
総合的なリクルートエージェントの評判は、比較的高評価。
やはり業界最大手とあり、安心感は抜群です。
また、競合他社を圧倒する求人数は地方の転職希望者がリクルートエージェントを利用する大きな理由となっています。
20~30代の転職希望者は「とりあえず」でいいから登録するべき!
とはいえ、3カ月間の利用制限によって転職を急かされたり頻繁にメールが着たり、リクルートエージェントのサポートを鬱陶しく感じる意見も。
逆に、36歳以上の転職希望者からは満足なサポートを受けられないとの不満もあります。
しかし、リクルートエージェントを活用して転職した人の満足度は高く、20代や30代前半の転職希望者はとりあえず登録しておきたい転職エージェントといえるでしょう。
リクルートエージェントの面談へ向けて準備しておくこととは
ここまでで、リクルートエージェントの評判について紹介してきましたが、こうしたエージェントを利用するには、いくつか事前に準備しておくこともあります。
ここでは、とくにリクルートエージェントとの対面での面談へ向けた準備について紹介していきますので、しっかりと目を通すようにしてください。
では早速、1ステップずつ紹介していきます。
希望条件を洗い出しておく
まずは、自身がどんな職業に就きたいのか、またどういった雰囲気の社風を望んでいるのかなど、仕事に求めている希望条件を洗い出すことから始めていきましょう。
ここで大事なポイントは、希望条件がある程度出そろった後に、「絶対に妥協できない条件」と「妥協しても構わない条件」に振り分けることです。
また「絶対に妥協できない条件」については、その中でも優先順位をつけておくと、後々スムーズに仕事紹介を受けやすくなります。
このステップで作成した希望条件については、専属のキャリアアドバイザーに渡しておけば、案件を探す際の手がかりにもなりますので、より精度の高い厳選ができるようにもなるでしょう。
キャリアシートに必要情報を登録しておく
希望条件を洗い出したら、キャリアシートに必要情報を入力しておきます。
キャリアシートは、先述した「Personal Desktop」で入力します。
キャリアシートは、氏名や生年月日、学歴や職歴などの情報を入力する、言わば履歴書のようなもの。
またそれと同時に、職務経歴書の入力も忘れずにしておきましょう。
職務経歴書もキャリアシート同様で、Personal Desktopを利用して入力することができます。
職務経歴書に入力する際のポイントは、自己PRをどれだけ盛り込めるかという点となります。
このポイントをしっかりと取り入れるためにも、入力前に自身の強みや実績を洗い出しておくといいでしょう。
面談に「着ていく服」と「必要なもの」の用意をしておく
リクルートエージェント側との面談に必要なものについても、余裕を持って準備しておきましょう。
面談当日では、なにかと時間がなく、冷静な判断ができずに漏れが出てしまう可能性も否定はできません。
最低でも前夜の内には、「着ていく服」や「持ち物」の確認と用意を徹底するようにしてください。
「着ていく服」について
まず着ていく服についてですが、これは清潔感のある服装であることが一番のポイントとなります。
だらしのない服装にならないように、シワなどにも気を遣うようにしましょう。
だらしない服装は、誠実さや真面目さに欠ける印象をキャリアアドバイザー側に与えてしまうことにもなります。
そうなれば、転職エージェント側としても、企業に転職希望者を紹介しづらくなってしまうでしょう。
希望条件に見合う案件を紹介してもらうためにも、清潔感や丁寧さは、今一度意識するようにしてください
「必要なもの」について
次に「必要なもの」についてですが、おおむね以下のものを持っていけば、大きな問題にはならないでしょう。
- 書類を入れるためのクリアファイル
- 希望条件などをまとめたメモ
- 面談中に書き取るためのメモ帳
- 筆記用具
- 財布やスマホなどの貴重品
これらは漏れがでないよう、前夜にカバンに入れておき、当日も事前にチェックするようにしてください。
面談に遅刻しないための確認も怠らない
対面での面談は、リクルートエージェントの全国に点在した各拠点で行われます。
そのため、現地までの行き方については、当日に迷わないように事前にチェックしておくといいでしょう。
とくに電車を利用する場合は、電車遅延が発生しないとも限りません。
ギリギリに到着するようにいくのではなく、現地で落ち着く時間がある程度に、余裕をもって行動するようにしましょう。
具体的には5分前に到着を知らせたいので、最低でも15分前には付近に到着するのが望ましいでしょう。
リクルートエージェントを有効活用して転職を成功させよう
今回は、リクルートエージェントの評判をご紹介しました。
充実した独自サポートで転職支援をしてくれるリクルートエージェント。
スマートフォンアプリもあるので、いつでもどこでも転職活動を進められるのも嬉しいポイントです。
リクルートエージェントを有効活用し、理想の転職先への内定を決めましょう!