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理学療法士として働くなかで、
「現職の勤務体制がきつい」
「人間関係で悩んでいる」
などの不満をお持ちではありませんか?
それなら、転職サイトを利用してご自身に合う職場を見つけることで、いまのお悩みを解決できるかもしれません。
ここでは、理学療法士に強い転職サイトのおすすめ6選をメインに、理学療法士の転職に関する基礎知識や成功のコツをご紹介していきます。
ぜひ理想の職場を見つけて、理学療法士としてさらなる活躍を目指しましょう。
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理学療法士の主な勤務先とは
理学療法士の転職を成功させるために、まずは勤務先の種類をチェックしておきましょう。
理学療法士の需要があるのは、主に以下の6つの場所です。
- 病院・クリニック
- 介護老人保健施設
- 有料老人ホーム
- デイケア・デイサービス
- 訪問リハビリ
- その他(学校やスポーツ関連)
それぞれの勤務先における理学療法士の仕事内容について、以下で詳しくご紹介します。
1.病院・クリニック
理学療法士は、病院やクリニックに就職するケースが一般的です。
一口に病院やクリニックといってもさまざまな種類があり、主に急性期病院・回復期リハビリテーション病院・療養型病院・外来・大学病院・地域中核病院の6つに分けられます。
急性期病院 | 最先端の医療設備と技術によって、主に急性期(病気発症の初期)の患者さんを治療する病院 |
回復期リハビリテーション病院 | 回復期にある患者さんに対し、身体機能の回復を目的としてリハビリテーションを行う病院 |
療養型病院 | 回復期を終えたものの、医療行為が持続して必要となる患者さんを対象とする病院 |
外来 | 腰や膝の痛み、歩きにくさなどの症状を持つ外来患者さんを治療する病院 |
大学病院 | 急性期病院に属し、治療のかたわらで研究にも力を入れている病院 |
地域中核病院 | クリニックや医院では難しい検査や治療が行われる、地域医療の中心となる病院 |
上記のうち、給料が高額になりやすいのが大学病院です。
ただし、大学病院の場合は「患者さんの治療+研究」でかなりのハードスケジュールになりやすく、体力は必要な職場といえます。
そのほかの病院は待遇面や労働体制にそれほど差が見られませんが、地域や病院ごとに異なるため事前にしっかりと確認しましょう。
2.介護老人保健施設
介護老人保健施設とは、在宅復帰を目標として心身機能への理学療法を行う施設です。
リハビリの指導はもちろん、在宅復帰の際に必要な補助具の選定、家族への指導、住まいへのアドバイスなどを親身に行います。
ちなみに、休日はシフト制で比較的取りやすいでしょう。
待遇面においては、一般的な病院やクリニックに比べるとやや好待遇です。
3.有料老人ホーム
有料老人ホームとは、介護・食事・家事・健康管理などのサービスが付いた施設のことです。
心身機能の維持促進を目的として理学療法を行ったり、ほかのスタッフに対して介助方法の指導を行ったりします。
入居者への対応は担当制であるケースが多く、担当の方とは長いお付き合いになります。
休日はシフト制で、給料は介護老人保健施設よりもさらに高めです。
4.デイケア・デイサービス
デイケア・デイサービスとは、介護認定を受けた方がリハビリのために日帰りで通う施設です。
理学療法士は利用者に対して理学療法を行うことはもちろん、自宅での生活内容を確認して家族にアドバイスをするなどのサポートを行います。
休日は日曜休みのケースが多く見られ、残業はそれほど発生しません。
待遇は平均的で、介護老人保健施設や有料老人ホームに比べると給料は低めです。
5.訪問リハビリ
訪問リハビリは、理学療法士が利用者の自宅に出向いてリハビリを行うサービスです。
身体機能の維持促進を目的とした理学療法だけでなく、生活環境を把握したうえで本人や家族への助言や介助方法の指導を行います。
休日は「土日祝日休み」のケースが多く、残業は書類作成が多忙になりやすい月末に多く発生する傾向があります。
給料は、上記でご紹介したほかの分野に比べて高めで、なかには完全歩合制のところも見られます。
6.その他(学校やスポーツ関連)
求人としては少ないですが、リハビリ養成学校(大学や専門学校)の教員や、スポーツ選手のトレーナーといった選択肢もあります。
どちらも理学療法士としてのモチベーションが高く、優れた知識や技術を持っている人が採用されやすいようです。
理学療法士の転職状況と将来性について
理学療法士として転職を考える場合、「本当に転職をして大丈夫なのか」と不安に感じる方もいることでしょう。
そこで、理学療法士の転職状況や将来性など、事前に知っておきたいポイントをまとめました。
理学療法士の転職状況
ズバリ、理学療法士は転職しやすい傾向があります。
高齢化に伴って介護系の求人は増える一方なので、資格を持っているのに転職できないという方はほとんどいません。
また、慢性的な人手不足であることから、年齢の縛りが見られるケースも少ないです。
一般的な転職はもちろん、出産や育児などで退職した方も再就職しやすい環境にあります。
ただし、理学療法士の求人は人口が多い都市部に集中しています。
地方に限定して探すとなかなか求人が見つからないこともあるため、地方におすまいの方は注意が必要です。
理学療法士の将来性
理学療法士の仕事は、需要が高いことから将来的にも安定が見込めます。
主な勤務先は病院やクリニック、介護施設といった場所なので、経営破綻する危険性もかなり低いでしょう。
また、常に一定のニーズがあることから給料、給料削減やリストラなどのリスクもほとんどありません。
将来性についても、安心して転職活動を進められる仕事といえます。
理学療法士向けの転職サイトはどう選ぶ?
理学療法士の転職には、「転職サイト」を利用することをおすすめします。
転職サイトを利用することで効率的に求人情報をチェックでき、転職に有利となるサポートも受けられるためです。
とはいえ、転職サイトは種類がたくさんあり、どのサイトを利用したらいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そのような場合は、ぜひ以下のポイントに注目をして利用するとよいでしょう。
- 理学療法士の転職実績が豊富なサイトを選ぶ
- 複数の転職サイトに登録をして比較してみる
- 担当者が合わない場合は変更希望を申し出る
転職実績が豊富なサイトは、多くの転職者や職場から選ばれている証拠です。
また、サイトによって取り扱っている求人数や求人の質が異なるため、複数のサイトに登録することでご自身に合う求人を見つけやすいでしょう。
もしも「サイトは気に入っているけれど担当者が合わない」という場合には、担当者の変更を依頼することが大切です。
担当者の変更は珍しいことではないため、「この人にサポートしてもらいたい」と信頼できるアドバイザーを見つけましょう。
理学療法士向けの転職サイトおすすめ7選!
それでは、実際に理学療法士向けの転職サイトおすすめ7選をご紹介します。
サイト選びに迷っている方は、ぜひ参考にしながら気になるサイトをピックアップしてみてください。
マイナビコメディカル
マイナビグループが運営する「マイナビコメディカル」は、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士の資格を持っている人を対象とした転職サイトです。
理学療法士の求人数が非常に多い点が大きな魅力で、勤務先や雇用形態の種類も豊富にそろっています。
また、転職サイトではメールや電話での相談が一般的ななか、マイナビコメディカルは担当者と対面で相談できることもうれしいポイントです。
書類の提出や面接日程の調整を代行してくれるサービスもあり、終始安心して転職活動を進めていけるでしょう。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
対象地域 | 関東全域・岐阜・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫 |
求人数 | 公開求人20,000件以上(非公開求人も多数あり) |
こんな人におすすめ | ・求人数が多いサイトを利用したい人
・手厚いサポートによって転職を成功させたい人 |
PT/OT人材バンク
「PT/OT人材バンク」は、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)に特化した転職サイトです。
求人数が多く、特に年収500万円以上の高給案件を豊富に取り扱っています。
特筆すべき点は、リハビリ職専門のキャリアアドバイザーが付いてくれること。
書類作成のアドバイスや模擬面接などひとつひとつのステップを、丁寧にサポートしてくれるため、初めての転職にも自信を持って臨めるでしょう。
運営会社 | 株式会社エス・エム・エスキャリア |
対象地域 | 全国 |
求人数 | 公開求人20,000件前後(非公開求人も多数あり) |
こんな人におすすめ | ・好待遇の案件が豊富なサイトを利用したい人
・リハビリ専門のアドバイザーにサポートしてもらいたい人 |
ハクビの介護人材紹介サービス
「ハクビの介護人材紹介サービス」は、介護・福祉業界に特化した転職サイトです。
理学療法士の求人も多数取り扱っており、大手企業のみならず地域に根ざした中小企業の案件も多く見られます。
運営元であるハクビは介護資格の学校を展開しており、介護業界での転職に役立つノウハウを共有してもらえる点はほかにはない魅力です。
求人を掲載する施設側からの信頼も厚いことから、ほかのサイトに比べると施設の情報が充実している傾向があります。
運営会社 | 株式会社田中学園(ヘルス・ケア・サポートハクビ) |
対象地域 | 東京、神奈川、千葉、埼玉 |
求人数 | 公開求人1,000件以上(非公開求人も多数あり) |
こんな人におすすめ | ・東京、神奈川、千葉、埼玉で求人を探している人
・企業情報や現場について詳しく知りたい人 |
MEDFit(メドフィット)
「MEDFit」は、医療・介護業界に重点を置いた転職サイトです。
理学療法士向けの求人も多く、病院やクリニック、各種介護施設、訪問リハビリなど幅広いジャンルの案件を所有しています。
注目したいのが、キャリアアドバイザーによるサポートが手厚く、利用者満足度が高い点です。
給与や条件の交渉をはじめ、面接対策、面接の同行、さらには円満退社に向けたアドバイスなど親身なサポートを受けられます。
運営会社 | 株式会社ゲンテンリンクス |
対象地域 | 全国 |
求人数 | 公開求人2,000件以上(非公開求人も多数あり) |
こんな人におすすめ | ・幅広いジャンルの求人をチェックしたい人
・とにかく手厚いサポートを受けたい人 |
クリックジョブ介護
「クリックジョブ介護」は、総合満足度No.1を誇る介護業界に特化した転職サイトです。
理学療法士の求人としては介護施設の案件が豊富で、さまざまな条件のなかご自身の希望に合う転職先を見つけやすい傾向があります。
支援内容も充実しており、書類作成のアドバイスや面接の対策と同行、退職の交渉や入職後のフォローなど、終始手厚くサポートしてくれます。
また、面接を1回受けるごとに1,000円の交通費を支給してもらえるといううれしいサービス付きです。
運営会社 | 日本メディカル株式会社 |
対象地域 | 全国 |
求人数 | 公開求人件20,000以上(非公開求人も多数あり) |
こんな人におすすめ | ・介護施設への転職を考えている人
・親切且つお得なサービスを期待する人 |
MC-介護のお仕事
「MC-介護のお仕事」は、介護・医療業界に特化した転職サイトです。
取り扱っている求人の80%が非公開求人であり、条件が良い魅力的な優良案件を多数保有しています。
特に派遣の福利厚生が充実している点において評判が良く、条件次第では正社員と同様の福利厚生を受けることが可能です。
また、日雇い求人の募集がある点もほかのサイトにはない魅力で、育児の合間になどスポット的に働きたい方にも利用しやすいサイトです。
運営会社 | 株式会社メディカル・コンシェルジュ |
対象地域 | 全国 |
求人数 | 公開求人件2,500件以上(非公開求人も多数あり) |
こんな人におすすめ | ・好条件の求人を探している人
・日雇い求人も視野に入れている人 |
ジョブメドレー
株式会社メドレーが運営する「ジョブメドレー」は、医療介護専門求人サイトとなります。
日本最大級の医療介護に関する求人をそろえているということもあり、他の転職サイトでは希望の求人が見つからない方でも、見つかる可能性が高くなるでしょう。
また、サポートが充実しているため、スムーズに転職活動ができる点もジョブメドレーの強みといえます。
実際に、ジョブメドレーを利用し転職をした方も、他の転職サイトでは紹介までに時間がかかったのに対して、「ジョブメドレーではすぐにサポートがあった」という声がありました。
他にもスカウト機能も付いており、企業側からも声がかかるため、よりスムーズな転職活動をできるでしょう。
運営会社 | 株式会社メディカル・コンシェルジュ |
対象地域 | 全国 |
求人数 | 公開求人件2,500件以上(非公開求人も多数あり) |
こんな人におすすめ | ・好条件の求人を探している人
・日雇い求人も視野に入れている人 |
理学療法士が転職に失敗する主な原因3つ
理学療法士の転職に成功させるためには、失敗する主な原因についてを知っておくことも重要です。
ここでは、失敗原因を3つ紹介していくので、目を通しておきましょう。
1:休日や給料の高さを基準に転職を決める
休日や給料の高さを基準に転職をしてしまうと、理学療法士は残業が増えてしまうかもしれません。
たとえば、人手が足りていないために高給案件となっている場合、他の介護士の仕事もしなければいけなくなり、業務時間内に本来の仕事が終わらずに残業してしまうケースもあるのです。
残業手当がでるのであればまだいいのですが、みなし残業として残業手当が出ない場合が多くあります。
さらに本来の仕事ができないことで、自分のモチベーションが下がってしまうため、良からなぬ結果をおびき寄せてしまうのです。
休日や給料の高さを基準に転職先を決めることも重要ですが、これだけを見ていると失敗してしまいます。
2:事前に職場見学をしていない
転職活動をする際に、「早く転職先を決めたい」という理由や「面倒だから」という理由などで、インターネットだけの情報を見るだけで転職先を決めてしまう方も少なからずいます。
しかし、実際に転職先を見ずに転職が成功するのは、かなり難易度が高いものとなります。
実際の目でみて、体感として感じるからこそ、入職後のミスマッチが生まれにくくなるというもの。
また、内情について知ることができたり、他のスタッフがどのように働いているか、患者に対してどのような対応をしているかなども知ることもできます。
これらを知るには、実際に職場を見学するしかありません。
転職を成功するためには、必ず転職先の職場を見学するように心がけるようにしましょう。
3:転職サイトを利用せずに自分自身で転職した
「インターネットで情報を調べれば大丈夫」と、転職サイトを利用せずに自分自身で転職する方も少なからずいます。
確かに、十分に調べることができるのであれば成功するでしょう。
しかし、働きつつ転職活動をするわけですから、実際には十分に調べることは難しいのが現状となります。
理学療法士の転職に成功させるためには、いかに情報を持っているかがとても重要となるため、効率よく転職するのであれば転職サイトを利用すべきでしょう。
1つ目に紹介した失敗原因も、転職サイトを利用することで解消されます。
また、より理学療法士の転職を成功させるためには、次の成功させるポイントも目を通しておくといいでしょう。
理学療法士の転職を成功させる3つのポイント
理学療法士に転職を成功させるためには、転職サイトを利用する以外に以下のポイントを意識することも大切です。
- 理学療法士の転職に最適な時期を選ぶ
- 前向きな転職理由を伝える
- 希望条件の優先順位をつけておく
それぞれどのようなことなのか、具体的に見ていきましょう。
(ポイントその1)理学療法士の転職に最適な時期を選ぶ
理学療法士の転職におすすめしたい時期は、3月末です。
年度末までに転職を成功させられれば、4月から心機一転働きやすいことが大きな理由です。
また、需要の観点からすると、5月も適しているでしょう。
4月に入社した新入社員が「自分には合わない」と辞めるケースが多いので、中途採用の募集が多くなりやすいためです。
(ポイントその2)前向きな転職理由を伝える
書類作成や面接の際には、前向きな転職理由を伝えましょう。
「御社には現職にはない分野があり、その分野に挑戦してみたい」
「いまの職場の経験を活かしたさらなるキャリアアップを目指したい」
など、転職への熱意を感じさせる理由を伝えることが大切です。
気を付けたい点が、現職や前の会社のマイナスポイントを理由にすること。
「またすぐに辞めてしまうかも」
とネガティブな印象を与える恐れがあるため、必ずポジティブな内容に変換して伝えることを心がけましょう。
(ポイントその3)希望条件の優先順位をつけておく
転職する際には、事前に希望条件の優先順位をつけておくことがポイントです。
その際には、以下の点を明確にしておくと転職成功にぐっと近づきます。
- 給料の最低希望額
- 休みに対する希望
- 職場環境に関する希望
- キャリアアップに関する希望
これらの希望内容や優先順位を転職サイトのキャリアアドバイザーにしっかりと伝えることで、ご自身に合った職場を見つけやすくなります。
今後どのように働きたいのか、ご自身の「なりたい姿」をイメージしながら希望条件を考えてみましょう。
理学療法士向けの転職サイトを活用して効率的な転職活動を
理学療法士の転職には、まずはきちんと理学療法士の働き方を理解すること、そしてご自身の希望条件を明確にしておくことが大切です。
そのうえで転職サイトを利用すれば、失敗のない満足の転職を目指すことができます。
今回ご紹介した転職サイトを参考に、理学療法士として理想的な転職を実現させましょう。