この記事はPRが含まれていますが、直接取材・調査した一次情報を元に書かれています。
企業であらゆることをするのに必要なのが、意思決定です。
過去の企業内のデータを集めたり、複数の人間の意見を聞いたりして総合的に判断することが求められます。
ここ数年、そんな企業の意思決定をサポートするBIツールを導入する企業が増加中。
BIツールに興味があったり導入を検討したりしていても、どう選べばいいかわからない企業も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、BIツールのおすすめをご紹介しましょう。
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BIツールおすすめランキングBEST3
BIツールのおすすめは一体どれなのか、簡潔に知りたい方向けに、ここではランキング形式で紹介していきます。
上位3位までを紹介していくので、BIツール選びにぜひお役立てください。
では早速、見ていきましょう。
第1位:Tableau(タブロー)
1位に選ばせていただいたのは、「Tableau(タブロー)」となります。
1位に選ばせていただいた理由は、世界中で導入されている点やBIツールの老舗の立ち位置という点から。
ドラッグ&ドロップで、感覚的に使用することができるため、誰でもカンタンに使いこなすことができるのもTableauを選ぶメリットでしょう。
また、コンサルティングや充実したサポートも用意されているので、トラブルや疑問点等があった場合は、スピーディーに対応してくれます。
他にも、トレーニングビデオやコミュニティも無料で利用できる点は、うれしいサービスといえるでしょう。
第2位:Power BI(パワービーアイ)
2位に選ばせていただいたのは、「Power BI(パワービーアイ)」となります。
2位に選ばせていただいた理由は、導入する手間がなくリーズナブルな料金設定という点から。
料金は9.99アメリカドルのため、他のBIツールと比べて良心的な価格でしょう。
また、大量のデータをカンタンにレポートに可視化することが可能です。
その際のレポートは、ライセンスを持っている全員に共有することができます。
無料のトライアルがあるので、気になる方は1度試しに利用してみるといいでしょう。
第3位:Yellowfin(イエローフィン)
3位に選ばせていただいたのは、Yellowfin(イエローフィン)となります。
3位に選ばせていただいた理由は、youtubeやグーグルアナリティクス、ツイッター等のデータと連携できる点から。
また、完璧なプレゼンテーション資料を作るためにもおすすめのBIツールとなります。
他にも、Yellowfinでは、イベントやセミナーを行っているので、気になる方は酸化してみるといいでしょう。
BIツールとは?
BIツールのBIは「Business Intelligence」の略。
企業内の業務データを可視化・分析することで意思決定の手助けをすることを指します。
BIツールの主な機能
ここからは、主なBIツールの機能をご紹介しましょう。
多次元分析機能
BIツールの真骨頂ともいえるのが、多次元分析機能です。
OLAP分析(OnLine Analytical Processing)とも呼ばれ、リアルタイムで分析結果を返してくれます。
ビッグデータでの高速処理を要する取り扱いに長け、要因の深掘りや特定が可能です。
シミュレーション機能
シミュレーション機能は、ビッグデータの分析を活用して将来的な予測を立てる機能です。
BIツールのシミュレーション機能では、売上の変化などを予測できるため、経営判断や予算編成などに役立てられるでしょう。
ダッシュボード機能
BIツールにおけるダッシュボード機能とは、チャートやグラフを用いた可視化された情報を指します。
視覚的にわかりやすいので、プレゼンテーションや配布資料にも活用可能です。
データマイニング機能
データマイニングは、蓄積された大量のデータを統計的に分析し、データ同士に新たな関係性や規則性を見出すこと。
経営やマーケティングにおいて有効といえるでしょう。
仮説の検証はもちろん、まったく仮定がない状態からの分析も可能で、複雑な統計分析が可能です。
プランニング機能
予算編成などを目的に、主に経営者が利用するプランニング機能。
シミュレーション機能で得た予測の根拠を獲得するためのツールです。
条件が変われば、結果にどれだけの影響を及ぼすのかを検証できます。
レポート機能
月次・日々のパフォーマンスに対するレポートを作成する機能。
広義の見方をすれば、ダッシュボード機能もレポート機能の一部といえるでしょう。
ExcelやPDFで出力可能なものも多く、チームや上司との現状の共有にも活用できます。
BIツールの選び方・注意点
ここからは、の選び方や注意点をご紹介しましょう。
目的に応じた必要な機能が搭載されているか?
まず、BIツールの導入目的に応じた機能が搭載されているかを確認しましょう。
同じBIツールでも、使い方によって最適なBIツールは変わります。
目的に応じた機能が搭載されていることを前提に選べば、あとは企業の裁量によるでしょう。
「どうせ導入するならがっつりBIツールを運用したい」と考えるか、「必要最低限の機能だけでいい」と考えるかでは、BIツールの選び方が大きく変わるからです。
導入・運用コストは?
どの企業にとっても、導入・運用コストはBIツール選びで欠かせない観点のひとつです。
ユーザーやサーバーに応じて料金が変動することも多いので、必ず料金体系を確認しましょう。
そうでなくても、BIツールの利用料金はメーカーに問い合わせが必要な場合も少なくありません。
また、メーカーに支払う金額だけでなく、自社で保守・運用するスタッフの人件費や専門チームを結成するときなどのコストも把握しましょう。
他のツールとの連携は?
BIツールの運用には、他のツールとの連携が不可欠です。
そのため、どんなツールと連携できるかを必ず確認しましょう。
そのときはBIツール側の連携の有無だけでなく、BIツールと連携したいツール側の連携機能の有無や、両ツール間の具体的な連携内容も確認すると失敗がありません。
利用者にとって使いやすいか?
利用者にとって使いやすいかどうかも、BIツール選びでは欠かせないポイントです。
どんなに優れたBIツールでも、使いこなせる人がいなかったり、多くの担当者にとって使いづらかったりしては意味がありません。
無料トライアルを実施しているBIツールも多いので、実際にBIツールを扱う予定の従業員に試してもらうのがおすすめです。
サポート・セキュリティーは?
BIツールは情報を高度に扱うことも少なくありません。
そのため、外部ツールを導入したことがない企業なら、サポートが充実しているBIツールを選ぶのがベストです。
また、企業の重要なデータを読み込ませるものなので、BIツールのセキュリティー対策もあわせて確認しましょう。
おすすめのBIツール14選
ここからは、BIツールのおすすめをご紹介しましょう。
最後に比較表もあるので、あわせてご覧ください。
1:MotionBoard(モーションボード)
パナソニックや富士通などの大手企業への導入実績が豊富な国産BIツールの「MotionBoard(モーションボード)」。
プログラミング不要、マウスだけでダッシュボード機能を設定できる操作性が特徴です。
その一方でシミュレーション機能やレポート機能、モバイルアプリを活用した地図機能などが利用でき、高度な分析にも対応しています。
利用料金は10ユーザーで月額30,000円からで、1ユーザーあたりの料金は安い部類です。
MotionBoardの操作に慣れるためのトレーニングも提供されているので、BIツールを初めて導入する企業でも安心して導入できるでしょう。
2:Qlik Sense(クリックセンス)
「Qlik Sense(クリックセンス)」は、アメリカ・ペンシルバニア州に本社を置く企業が提供するBIツールです。
世界中で50,000社以上の顧客を抱えるグローバル企業の商品で、日本国内にも拠点があるので安心して導入できます。
データ間の関連性をインデックス化して認識するため、さまざまな方面からの検索を可能にしているのがQlik Senseの特徴。
可視化能力が高く、直感的な操作を可能にしています。
利用料金はアメリカドルで支払うため、為替に料金を左右されるので、その点は注意が必要です。
3:Yellowfin(イエローフィン)
「Yellowfin(イエローフィン)」は、オーストラリア・メルボルンに本社を置く同名企業のBIツールです。
日本では、東京都と大阪府に拠点があります。
数名規模から100名以上までさまざまな企業規模での導入実績があり、Yellowfinを利用する企業の業界や業種には偏りがありません。
ユーザーの権限(役職)に応じて重要な情報を個別化し、アラートしてくれる機能も搭載されていて、重要な情報を見逃さずに済みます。
Google Analyticsや各種SNSとの連携もできるので、経営判断目的よりもマーケティング目的でBIツールの導入を検討している企業におすすめです。
4:Tableau(タブロー)
「Tableau(タブロー)」は、アメリカ産の世界第2位のBIツールです。
世界中に拠点があり、日本では東京都に拠点を置きます。
データ分析の専門知識がなくても簡単にダッシュボードを作成でき、ドラッグ&ドロップでダッシュボードを作成できる操作性が特徴。
そのため、初心者でも扱いやすいBIツールとしてもTableauは評判です。
多くのBIツールはパソコンでしか使えませんが、スマートフォンアプリ(Android版、iOS版)もあるので、スマホからでもTableauに蓄積されたデータや分析内容を確認可能。
導入から運用まで、各フェーズで必要に応じたサポートや無料トレーニングを受けられるのもTableauの強みです。
導入実績も豊富で、日本ではNTTデータや資生堂などでTableauが導入されています。
5:Actionista!(アクショニスタ!)
「Actionista!(アクショニスタ!)」は、ジャストシステム社が提供する国産のBIツール。
ジャストシステム社は、ワープロソフト「一太郎」や日本語入力の「ATOK」で知られる企業です。
利用料金はデータ件数に応じて変動しますが、アカウントごとの利用可能人数に上限はありません。
プログラミング不要の簡便な操作性に定評があり、マニュアルすら不要です。
年間契約をした90%以上の企業が、2年目も継続してActionista!を導入しています。
その秘密は、開発から販売、サポートまでジャストシステム社が一貫してサービスを提供していること。
ジャストシステム社による無料セミナーも開かれるため、BIツールを導入したことがない企業にもおすすめです。
6:Dr.Sum(ドクターサム)
「Dr.Sum(ドクターサム)」は、20年近く続く老舗の国産BIツールで、6,100社以上に導入実績があります。
今回ご紹介する13のBIツールで、唯一オンプレミス型に特化しています。
ユーザー数が増えても一定のコストで使えるのが特徴で、これから従業員数を増やすつもりの企業にもおすすめです。
独自の検索エンジンによって、高速でのデータ分析を実現するのがDr.Sumのメリット。
その速さは、10億件の情報の集計をわずか1秒で実行するといわれています。
専門知識がなくても使える操作性も特徴で、技術コンサルティングや作業支援といったサポートも充実。
初めてBIツールを導入する企業や、保守・運用に回せる人員が足りない企業にもおすすめのBIツールといえるでしょう。
7:MicroStrategy(マイクロストラテジー)
スマホからの操作に最適化されたBIツールが、「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」。
シミュレーション機能やダッシュボード機能など、一般的なBIツールに搭載されているあらゆる機能が網羅されています。
無料の商標調査など、自社のデータ分析以外にもMicroStrategyの使い道は多数。
スマホアプリ(Android版、iOS版)を利用すれば、これらの機能も簡単に利用可能です。
もちろん、パソコンからの操作でも使いやすさは変わりません。
「搭載機能が多いと使いこなせないのでは?」という懸念も発生しますが、利用者のスキルや知識に関係なく使いやすい操作性もMicroStrategyの魅力です。
8:GoodData(グッドデータ)
「GoodData(グッドデータ)」は、ユーザー数やデータソース数を無制限で利用できるBIツールです。
月額料金は40,000円からと、BIツールとしては高めの部類といえるでしょう。
しかし、SalesforceやFacebookをはじめとする多数の外部サービスと連携できるため、使い勝手は抜群です。
収集したデータをダッシュボード機能で可視化するまでの一連の作業を、一貫して同一プラットフォーム上で実現できるのが、GoodDataの特徴。
その操作もマウスだけで完結するので、プログラミング知識に乏しい方でも操作には困りません。
9:Power BI(パワービーアイ)
「Power BI(パワービーアイ)」は、アメリカ・Microsoft社が提供するクラウド型のBIツールです。
もちろん、同社が提供するExcelやPowerPointといったMicrosoft Office製品との相性は抜群。
Microsoft AIの支援に基づくレポート作成機能によって、複雑なデータをいとも簡単に分析します。
利用料金は9.99アメリカドル(約1,077円/2020年4月20日時点)と安く、UIはExcelなどのMicrosoft Office製品に似ているため、Windowsユーザーにとっての導入ハードルは低いでしょう。
スマホアプリ(Android版、iOS版)もあるので、場所や時間を問わず必要なときにデータにアクセスできるのも、Power BIのメリットです。
10:Oracle BI(オラクル ビーアイ)
「Oracle BI(オラクル ビーアイ)」は、その名の通り、Oracle社が提供するBIツールです。
日本では日本オラクル社が取り扱っています。
導入実績は1,000社以上にのぼり、業界や職種に関係なく幅広く導入されているのが特徴。
操作は非常に簡単で、プログラミング知識がなくても各種データを連携してダッシュボード化できます。
Oracle BIを利用すれば、Google Mapなどの地図アプリと連携し、地図上にデータを表示するのも可能です。
11:DOMO(ドーモ)
「DOMO(ドーモ)」は、同名企業が提供するBIツールです。
カスタマイズ性の高さが特徴で、業界や職種などに最適化させた状態で利用できます。
500以上のデータソースと接続可能なほか、CSVやExcelのファイルとも連携可能。
リアル多無でデータが自動更新されるので、いつでも最新の情報にアクセス可能なのがDOMOのメリットです。
12:LaKeel BI(ラキール ビーアイ)
「LaKeel BI(ラキール ビーアイ)」は、初めてBIツールを導入する企業でも使いやすいインターフェースに定評のあるBIツールです。
国内の大手企業にも導入実績があり、具体的には日立製作所やキリングループなどがLaKeel BIを導入しています。
テンプレートを多数用意しているので、導入直後から利用可能です。
データ分析からダッシュボード化やレポート機能まで、LaKeel BIで実行可能なオールインワンパッケージ。
導入後のサポートや研修が充実しているので、データ加工やプログラミングの知識に長けたスタッフがいなくても安心して導入できます。
また、サーバーライセンス型でコストパフォーマンスに優れているのもLaKeel BIのメリットです。
13:Data Knowledge(データナレッジ)
「Data Knowledge(データナレッジ)」は、昭和から続く純国産BIツールです。
開発されたのは1987年で、現場の声を反映して常にアップデートを続けています。
直感的に操作できて専門知識がなくても使いやすく、独自の「ナレッジ機能」で作成したレポートは社内で共有可能。
データの加工方法などのプロセスも公開されるため、いいノウハウは他の社員から学びつつ、よりよい方法がある場合はフィードバックをもらえます。
セキュリティー対策にも定評があり、安心して導入できるBIツールといえるでしょう。
14:IBM Cognos Analytics(アイビーエムコグノスアナライティクス)
「IBM Cognos Analytics」は、分析サイクルをトータルでサポートしてくれるBIツールとなります。
世界の企業が導入しているBIツールでもあるので、安心して利用することができるでしょう。
また、クラウドでもオンプレミスでも利用可能なため、場所を選ばずに利用でき便利です。
主な機能は、パターン検出機能やAIアシスタント機能、ストーリーテリングなど。
中でも、AIアシスタントは、AIがデータを分析して分かりやすくグラフに起こし、スピーディーに整理してくれたり、理解しやすい言葉で説明してくれるので重宝します。
無料トライアル期間は90日間と、じっくり試すことができるので、気になる方はまず無料で試してみるといいでしょう。
おすすめのBIツール14選の比較表
種類 | 月額料金 | 無料トライアル | ||
価格 | 単位 | |||
MotionBoard | クラウド、オンプレミス | 30,000円/月~ | 10人 | 期間不明 |
Qlik Sense | クラウド、オンプレミス | 30 USD/月~ | 1人 | 30日間 |
Yellowfin | クラウド、オンプレミス | 要問合せ | – | 30日間 |
Tableau | クラウド、オンプレミス | 18,000円/年~ | 1人 | 14日間 |
Actionista! | クラウド、オンプレミス | 要問合せ | – | 1ヶ月 |
Dr.Sum | オンプレミス | 要問合せ | – | 期間不明 |
MicroStrategy | クラウド、オンプレミス | 要問合せ | – | 期間不明 |
GoodData | クラウド | 40,000円/月~ | – | 1ヶ月 |
Power BI | クラウド | 9.99 USD/月~ | 1人 | 期間不明 |
Oracle BI | クラウド | 要問合せ | – | 30日間 |
DOMO | クラウド | 要問合せ | – | 期間不明 |
LaKeel BI | クラウド、オンプレミス | 要問合せ | – | – |
Data Knowledge | ブラウザ | 6,000円/月~ | 1人 | 期間不明 |
IBM Cognos Analytics | クラウド、オンプレミス | 無料~ | – | 90日間 |
BIツールを活用して経営を最適化しよう
今回は、BIツールのおすすめをご紹介しました。
BIツールは企業そのものやマーケティングの重要な情報を取り扱うツールです。
そのため、無料トライアル期間を活用して時間をかけながら自社に適したBIツールを探すのがおすすめ。
BIツールを活用して、自社の経営やビジネスに適した判断を効率的にしましょう!