決算書不要のビジネスローンは?知らないと損する13個のローンを紹介!

決算書不要のビジネスローンは?知らないと損する13個のローンを紹介!

ビジネスローンの審査を受けるとき、さまざまな提出書類があります。

さまざまな提出書類のなかで多くの方の頭を悩ませるのは、決算書です。

なかにはなぜ決算書が必要なのかわからず、「決算書がない方がいいらしいから」と考えている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、決算書不要のビジネスローンをご紹介します。

なぜ決算書が必要なのか、決算書不要のビジネスローンにはどんな特徴があるかなど、あわせてご覧ください。

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そもそもビジネスローンの審査に決算書が必要な理由

そもそもビジネスローンの審査に決算書が必要な理由

そもそも、なぜビジネスローンの審査に決算書が必要なのでしょうか?

決算書は企業にとって通知表のようなもの

その理由は、決算書は企業にとって通知表のようなものだから。

そもそも「決算書」とは、貸借対照表や損益計算書、キャッシュフロー計算書など、さまざまな書類の総称です。

書類ごとに多角的な視点で経営状況をまとめるので、決算書があればいままでの経営状況がどうだったのか、見る人が見れば一発でわかります。

ビジネスローンの審査では2~3期分の決算書を要求されることが多い

ビジネスローンの審査では、2~3期分の決算書を求められることが一般的。

理由は、資金繰りが悪いのは一時的な現象なのか、それとも慢性的な資金繰り難に陥っているのかを判断するためです。

経営状況を克明に表した決算書は、経営をわかっていない名ばかりの代表が説明するよりも、よほど正確に経営状況を表します。

そのため、審査に通ろうとするあまり、決算書の内容と食い違う説明をするとかえってマイナスになるので注意しましょう。

決算書が不要なビジネスローンの特徴

決算書が不要なビジネスローンの特徴

通知表と形容できるほど企業にとって大切な決算書。

それが不要なのに融資を受けさせてくれるビジネスローンには、どんな特徴があるのでしょうか?

決算書を見ない分、貸倒リスク軽減のために他の条件が厳しくなりがち

ポイントは2つありますが、共通していえるのは、審査基準が厳しいこと。

経営状況がわからない相手にお金を貸すので、貸倒を防ぐためにも決算書以外の条件をきつくしています。

高金利

わかりやすいのは、金利。

低金利を強みにしているビジネスローンは、基本的に決算書をしっかりチェックします。

決算書で経営状況に問題がないことを確認しているからこそ、低金利の融資を実現。

しかし、貸倒リスクが高い相手にお金を貸すなら、金利を多く取って少しでも元を取らなくてはいけません

そのため、決算書がないビジネスローンは高金利な傾向にあります。

また、金利がそんなに高く見えなくても、ほぼ上限金利とかわらない金利で融資を受ける可能性が高いので注意しましょう。

担保または(連帯)保証人が必要

続いて、担保または保証人が必要になることもあります。

特に保証人は、連帯保証人を要求されることが少なくありません。

担保または保証人が必要な理由も、貸倒による回収失敗を回避するためです。

連帯保証人は「連帯」の文字からも分かる通り、ローンの利用者と変わらない返済義務を追います。

そのため、相談の段階で断られてしまうことも多く、連帯保証人を立てられずに融資を諦めてしまう方も。

決算書不要の法人向けビジネスローン5種の比較一覧表

まずは、法人向けのビジネスローンについて、代表的な5種をここでは比較していきます。

わかりやすいように、比較一覧表として掲載しておきますので、サッと確認するのにお役立てください。

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  みずほスマートビジネスローン りそなビジネスローン「活動力」 ジャパンネット銀行のビジネスローン(法人向け)
Yahoo!出店者 freee会員 USS会員
審査期間 最短 2 営業日 数日間 最短翌営業日
借入額 最低 10万円 10万円 50万円
最高 1,000万円 500万円 3,000万円
金利 最低 1%台 4.8% 1.45% 1.95%
最高 14% 13.8% 8.20% 13.75% 14.40%
最長返済期間 1 3 12ヶ月
遅延損害金 14% 20.0%
担保・保証人 担保不要、要連帯保証人 担保不要、要保証人 担保不要、要連帯保証人
必要書類 なし 履歴事項全部証明書
代表者の本人確認資料
なし

では、上記で挙げたものを以降より詳しく見ていきます。

もしくは上表のリンクをクリックすることで、該当項目へとジャンプできますので、必要に応じてご活用ください。

より詳しく!決算書不要の法人向けビジネスローン5選

先ほどの比較表で、候補は見つかったでしょうか?

ここでは、前項の表で紹介した提供金融機関を5つ紹介していきます。

より詳しい情報を知って、吟味していきましょう。

みずほスマートビジネスローン(みずほ銀行)

みずほスマートビジネスローン(みずほ銀行)

大手メガバンク・みずほ銀行の「みずほスマートビジネスローン」は、2019年に誕生したばかりの中小企業向けビジネスローン。

口座所有などの条件を満たしても、みずほ銀行からのインビテーションを受けないと利用できないローンです。

個人事業主は利用できず、法人の代表者による申込が必要になります。

みずほスマートビジネスローンの審査には、なんと決算書以外の書類も不要です。

必要書類がない理由は、所定のアルゴリズムで審査するから

その理由は、みずほ銀行との銀行取引やその他の提携データなどをもとに、特定のアルゴリズムで審査するから。

審査書類を準備する必要がないので楽といえば楽ですが、審査に落ちたときに原因が一切わかりません

そのため、しばらくして再審査を受けるときに向けた改善策を打ち出せない可能性があります。

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りそなビジネスローン「活動力」(りそな銀行)※条件付き

りそなビジネスローン「活動力」(りそな銀行)

りそな銀行の「りそなビジネスローン『活動力』」は、とある条件を満たせば決算書なしで融資を受けられます。

その条件とは、決算をまだ迎えていない創業1年未満の企業であること。

本来りそなビジネスローン「活動力」の審査には、直近2期分の決算書が求められます。

しかし、1期しか迎えていなければ1期分のみで、1期も迎えていなければ決算書は不要になるのです。

決算をまだ迎えていない場合、りそなビジネスローン「活動力」の審査に必要な書類は、下記の2点。

  1. 履歴事項全部証明書
  2. 代表者の本人確認資料

それぞれについて、順に解説していきます。

必要書類:履歴事項全部証明書

履歴事項全部証明書(商業登記簿謄本)は、発行日から3ヶ月以内のものが必要です。

必要書類:代表者の本人確認資料

代表者の本人確認資料は、運転免許証(両面)やパスポート、健康保険証など。

原則として顔写真が付いている書類が必要になります。

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ジャパンネット銀行のビジネスローン(法人向け)

「ビジネスローン」(ジャパンネット銀行)

ジャパンネット銀行の「ビジネスローン」5種類のうち、法人が利用できるのは4種類

そのうち、決算書が必要なのは「個人事業主向け」だけです。

  • Yahoo!ショッピング・ヤフオク!出店者向け
  • クラウド型会計ソフトfreee会員向け
  • 中古車オークションUSS会員向け

この3種類のビジネスローンは、決算書なしで利用可能です。

本来別のローンとして紹介すべきですが、必要書類の条件が一緒なので、まとめてご紹介します。

ジャパンネット銀行の、各種サービス利用者向けビジネスローンの審査に必要な書類はありません。

ジャパンネット銀行の法人向け普通預金口座「ビジネスアカウント」をすでに持っていれば、申込から審査までに提出が必要な書類はないということです。

しかし、ビジネスアカウントを持っていない場合は、下記の書類を提出する必要があります。

必要書類:口座開設申込書

口座開設申込書には3種類あり、そのうち2種類は提出必須です。

ジャパンネット銀行のホームページからダウンロードしてください。

必要書類:取引担当者の本人確認資料

取引担当者の本人確認資料は、次のうち1点が必要です。

本人確認資料の例
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード(顔写真とQRコードの印字があるもの)
  • 住民票の写し(原本)
  • 個人番号(マイナンバー)カード
  • 印鑑証明書(原本)
  • 各種健康保険証
  • 運転免許証

上記の本人確認資料と現住所が異なる場合は、半年以内に発行された納税証明書や社会保険料の領収書などの写しを添付してください。

必要書類:業務内容確認資料

業務内容確認資料は、ホームページ内のフローチャートの結果で必要書類が変わります。

法人の印鑑証明書と法人番号確認資料は、一部の法人のみ提出が必要です。

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決算書不要の個人事業主向けビジネスローン5種の比較一覧表

次に、個人事業主向けのビジネスローンで、代表的な5つを比較紹介していきます。

こちらも、次項より詳細を紹介していますので、併せて確認してみましょう。

先ほどと同様で、下表のリンクをクリックすることにより、該当項目へジャンプすることができます。

  オリックスVIPローンカード BUSINESS CREST for Biz りそなビジネスローン「活動力」 ビジネスローン(ビジネクスト) ビジネスローン(ジャパンネット)
審査期間 最短即日 数日間 数日間 最短即日 最短翌営業日
借入額 最低 50万円 10万円 10万円 50万円 10万円
最高 500万円 300万円 500万円 1,000万円 500万円
金利 最低 6.0% 6.0% 3.0% 3.1% 4.8%
最高 17.8% 18.0% 18.0% 18.0% 13.8%
最長返済期間 10年2ヶ月 11年1ヶ月 3年 5年
遅延損害金 19.9% 18.0% 20.0% 20.0%
担保・保証人 不要 不要 不要 不要 不要
必要書類 本人確認資料

収入証明書

本人確認資料

所得証明書類

「事業状況のご確認」書面または借入計画書等

本人確認資料
所得証明資料
本人確認書類

確定申告書

当社所定の事業内容確認書

なし

より詳しく!決算書不要の個人事業主向けビジネスローン5選

続いて、決算書不要の個人事業主向けビジネスローン5選をご紹介します。

個人事業主の場合、「決算書」の言葉がなくても「青色申告」や「白色申告」が決算書に相当するので、必要書類を確認する際は注意しましょう。

オリックスVIPローンカード BUSINESS(オリックス)

おすすめビジネスローンオリックス

オリックスのオリックスVIPローンカード BUSINESSは、法人でも決算書なしで借入可能です。

しかし、借入するのは法人ではなく法人代表者個人のため、個人事業主向けに分類しています。

もちろん、個人事業主の借入も可能です。

オリックスVIPローンカード BUSINESSの審査に必要な書類は、下記の2点。

  1. 本人確認資料
  2. 収入証明書

必要書類:本人確認資料

本人確認資料は、「運転免許証」「健康保険証」「パスポート」のうち、いずれかひとつの写しです。

どの資料も、「発行または交付元の印など」が鮮明に確認できるものが条件。

運転免許証を持っている方は、必ず運転免許証を提出しなくてはいけません。

本人確認資料に掲載されている「氏名」「生月日」「住所」が、申込時に記入した情報と一致する必要があり、住所が異なる場合は公共料金の領収書などの写しも同封してください。

運転免許証と健康保険証は、裏面の写しも必要になる場合があるので、確認しましょう。

また、パスポートは所持人記入欄(裏表紙の裏面)の写しも必要です。

必要書類:収入証明書

収入証明書は、その事業における所得が確認できる直近の所得税の確定申告書と、オリックス所定の書類の2種類です。

確定申告書は第一表および第二表が必要で、税務署印または税理士印のあるもの。

e-Taxで電子申告をした場合、税務署印・税理士印は不要です。

オリックス所定の書類には、現在の事業状況や今後の事業計画と収支計画、資金計画について記入します。

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CREST for Biz(オリコ)

オリコ「CREST for Biz」

オリコの「CREST for Biz」は、個人事業主向けのカードローンタイプのビジネスローンです。

こちらはオリックスVIPローンカード BUSINESSと異なり、法人代表者は融資を受けられないので注意しましょう。

CREST for Bizの審査に必要な書類は、下記の3点。

  1. 本人確認資料
  2. 所得証明書類
  3. 「事業状況のご確認」書面または借入計画書等

こちらも順に解説していきます。

必要書類:本人確認資料

本人確認資料は、運転免許証を持っていれば、運転免許証の両面の写しが必要です。

無免許の方は、パスポート(写真のページと所持人記入欄)や健康保険証、マイナンバーカードなど、ほかの書類の写しを送りましょう。

上記の本人確認資料と現住所が異なる場合は、半年以内に発行された納税証明書や社会保険料の領収書などの写しを添付してください。

必要書類:所得証明書類

ここでの所得証明書類とは、「確定申告書B」と「青色申告決算書」、「収支内訳書」のいずれか。

青色申告決算書は決算書なので、確定申告書Bまたは収支内訳書を送付しましょう。

必要書類:「事業状況のご確認」の書面または借入計画書

「事業状況のご確認」の書面と借入計画書は、いずれもオリコ所定のフォーマットがあります。

オリコのホームページからダウンロードしてください。

これらの書類には、現在の事業状況や今後の事業計画と収支計画、資金計画について記入します。

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りそなビジネスローン「活動力」(りそな銀行)

りそなビジネスローン「活動力」(りそな銀行)

法人向けでもご紹介したりそな銀行の「りそなビジネスローン「活動力」」。

個人事業主も借入対象で、審査書類が異なります。

りそなビジネスローン「活動力」の審査に必要な書類は、下記の2点。

  1. 本人確認資料
  2. 所得証明資料

ではこちらも順に確認していきましょう。

必要書類:本人確認資料

本人確認資料は、運転免許証(両面)やパスポート、健康保険証など。

原則として顔写真が付いている書類が必要になります。

必要書類:所得証明資料

個人事業主がりそなビジネスローン「活動力」に申し込む場合、所得証明資料はすべての借入希望者が提出する必要はありません。

提出が求められるのは、申込金額が300万円を超える場合だけ(限度額は500万円)。

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ビジネクストのビジネスローン(個人事業主向け)

おすすめビジネスローンビジネクスト

ビジネクストのビジネスローンには、個人事業主向けと法人向けがあります。

法人向けには決算書が必要なので、決算書が不要なのは個人事業主向けだけ

ちなみにビジネクストは、2001年に設立したアイフルグループの企業で、事業者ローンや事業資金の融資に特化したサービスを提供しています。

ビジネスローンの審査に必要な書類は、下記の3点。

  1. 本人確認書類
  2. 確定申告書
  3. 当社所定の事業内容確認書

必要書類:本人確認書類

ビジネクストでは、本人確認書類が2種類必要です。

健康保険証は必須で、もうひとつは運転免許証かパスポート、住民基本台帳カードから選べます。

必要書類:確定申告書

確定申告書は、確定申告書Bに営業所得の記載があることを確認してください。

営業所得の記載がなければ、融資を受けられません

必要書類:ビジネクスト所定の事業内容確認書

ビジネクスト所定の事業内容確認書は、ホームページからダウンロードしてください。

「事業内容確認書」と「資金繰り表」の2種類が必要です。

現在の事業状況や今後の事業計画と収支計画、資金計画について記入します。

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ジャパンネット銀行のビジネスローン(個人事業主向け)

ジャパンネット銀行のビジネスローン(個人事業主向け)

ジャパンネット銀行のビジネスローンは法人向けで紹介した3種類も、個人事業主は利用可能です。

しかし、内容が重複するので法人向けのみで紹介し、こちらでは個人事業主に特化したローンについてご紹介します。

ちなみに、個人事業主向けローンは連帯保証人も不要です。

ジャパンネット銀行の個人事業主向け普通預金口座「ビジネスアカウント」をすでに持っていれば、申込から審査までに提出が必要な書類はありません。

しかし、ビジネスアカウントを持っていない場合は、下記の書類を提出する必要があります。

必要書類:口座開設申込書

口座開設申込書は、ジャパンネット銀行のホームページからダウンロード可能です。

必要書類:本人確認資料

本人確認資料は、次のうち1点が必要です。

本人確認資料の例
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード(顔写真とQRコードの印字があるもの)
  • 住民票の写し(原本)
  • 個人番号(マイナンバー)カード
  • 印鑑証明書(原本)
  • 各種健康保険証
  • 運転免許証

上記の本人確認資料と現住所が異なる場合は、半年以内に発行された納税証明書や社会保険料の領収書などの写しを添付してください。

必要書類:事業実態の確認書類

ここでの事業実態の確認書類とは、下記のいずれか。

確認書類の例
  • 個人事業開業届出書(控)
  • 青色申告承認申請書(控)
  • 確定申告書(控)
  • 国税または地方税の領収証または納税証明書
  • 個人事業開始申告書(控)

青色申告決算書は決算書なので、それ以外のいずれかを送付しましょう。

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決算書が必要でも審査が甘いおすすめのビジネスローン3選

決算書が必要でも審査が甘いおすすめのビジネスローン3選

ここまでで、決算書が不要で申込みハードルが低めのビジネスローンについて紹介してきました。

ただ、ビジネスローンの中には、決算書が必要であっても審査が甘く設定されているものも確かに存在します。

ここでは、そんなハードルが低めのビジネスローンについて3社ほど紹介していきますので、気になる方はぜひ目を通してみてください。

では早速、進めていきます。

ユニーファイナンスの「ビジネスローン」

ユニーファイナンス「事業者向けビジネスローン」

申込み対象者 23歳~70歳未満で定期収入のある自営業者、法人
金利 12.0%~17.95%
借入額 ・ビジネスローン:~200万円

・スーパービジネスローン:100万円~1,000万円

返済期間(返済回数) ・ビジネスローン:原則3年(36回以内)

・スーパービジネスローン:原則5年(60回以内)

担保の有無 スーパービジネスローンでは不動産担保が必要なケースも
保証人の有無 原則不要

※法人は代表者が連帯保証人

※スーパービジネスローン:1名以上

まずはじめに紹介するのは、「ビジネスローン」と「スーパービジネスローン」の2種の融資を提供しているユニーファイナンスです。

ユニーファイナンスの「スーパービジネスローン」では、担保や保証人が必要とはなりますが、融資限度額が1,000万円となり、また返済期間についても原則5年とされています。

つまり、もし100万円以上借りるのであれば、「スーパービジネスローン」を選択した方が利便性が高くなるといえるのです。

とはいえ、その返済期間はかなりタイトな印象。

担保や保証人を立てるあたりを考えれば、かなり審査は甘めとなるでしょうが、返済計画だけはしっかりと立てておく必要があるでしょう。

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アクトウィルの「事業資金融資」

アクトウィル

申込み対象者 年商5,000万円以上の法人
金利 7.50% 〜 15.00%
借入額 300万円〜1億円
返済期間(返済回数) 最長3年(36回以内)
担保の有無 なし(審査は必要)
保証人の有無 原則不要

※法人は代表者が連帯保証人

次に紹介するアクトウィルは、主に大口融資をメインとしたビジネスローンとなります。

そのため利用できる融資対象者は、年商5,000万円を超える必要があるなど、ラインが高めに引かれているのが特徴。

そういった条件はあるものの、大型融資であっても即日対応できるスピーディーさは、見逃せないメリットとなるでしょう。

また提出書類である決算書も一部だけで良いなど、審査が甘めである印象も見受けられます。

ただし、返済期限については3年と、かなりタイトな印象。

そのため、返済計画は抜かりなく立てておく必要があります。

またアクトウィルは、金利も低い傾向にあるので、借り換えとして利用するにも役立つビジネスローンとなりそうです。

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ニチデンの「事業者ローン」

「事業者ローン」(ニチデン)

申込み対象者 法人・個人事業主
金利 4.8%~17.52%
借入額 50万円~1億円

※1億円以上も相談可

返済期間(返済回数) 最長20年(240回以内)
担保の有無 審査次第では不動産担保が必要なケースも
保証人の有無 原則不要

※法人は代表者が連帯保証人

ニチデンの「事業者ローン」は、小口~大口融資まで対応しており、即日融資も積極的に行っているビジネスローンとなります。

このビジネスローンもまた、金利の高さや担保を設定できる点を見るに、審査は比較的甘くなっていると考えられるでしょう。

他2社のビジネスローンと異なるのは、返済期間の長さです。

このビジネスローンであれば、返済期間がなんと最長20年と、ムリのない形で返済していくことができるでしょう。

とはいえ、返済期間が長引けば長引くほど、金利も当然上がってはきます。

自身の返済能力と相談しながら、ムリのない形で、返済期間を設定するようにしましょう。

もちろん、繰り上げ返済も可能なので、資金に余裕があるときは積極的に返済していくのが得策となります。

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Tips

審査が甘めとされているビジネスローンは、上で紹介した以外にもまだ存在します。

 

以下の記事では、その点の紹介と審査を通過させるためのコツについても紹介していますので、気になる方は一読しておくといいでしょう。

 

きっと、現状を打破するためのヒントが見つかるはずです。

審査が甘いビジネスローンの特徴とは?審査に通るコツと各社を比較!審査が甘いビジネスローンの特徴とは?審査に通るコツと各社を比較!

決算書不要のビジネスローンは厳しい?それなら他の資金調達法も

決算書不要のビジネスローンは厳しい?それなら他の資金調達法も

これまで決算書不要のビジネスローンを紹介してきましたが、それだと審査が難しい方も、中にはいるでしょう。

そんな方のために、ここでは他の資金調達の方法を、2つほど紹介しておきます。

選択肢を増やして、柔軟に対応していきましょう。

「ファクタリング」で資金調達

1つ目の方法は、ファクタリングです。ファクタリングとは、売掛債権をファクタリング会社が買い取ることで、すぐに現金化できる仕組みをいいます。

ビジネスローンと違い、審査にかけられるのは取引先になるため、自社が原因で審査に落ちる心配はほとんどありません。

また、ファクタリングには、2社間取引と3社間取引があります。

2社間取引の場合は、自社とファクタリング会社のみが登場人物となり、取引先にファクタリングを利用している事実を知られることはありません。

一方の3社間取引の登場人物では、取引先も加わります

そのため、ファクタリングを利用することを、取引先に事前通知する必要があるのが特徴です。

ファクタリング会社の中には、即日で売掛債権の買取をし入金してくれるものもあります。

またファクタリングは、融資ではないため負債となることもなく、バランスシート上も健全な状態を保つことも可能です。

ファクタリング会社の代表例

ファクタリング会社の中には、少なからず悪徳な会社も存在します。

そうしたファクタリング会社では、異常に高額な手数料を差し引かれることもあるでしょう。

そうならないよう、ここでは優良なファクタリング会社を3社挙げておきますので、参考にしてみてください。

もし、このほかのファクタリング会社についても確認したいという方は、以下の記事も参考にしてみましょう。

ファクタリング会社おすすめ30選を比較!騙され知らずで安全に資金調達しようファクタリング会社おすすめ30選を比較!騙され知らずで安全に資金調達しよう!口コミも掲載

「不動産担保ローン」で資金調達

次の方法は、不動産担保ローンです。不動産担保ローンとは、その名の通り、所有する不動産を担保に融資を受ける資金調達方法となります。

この方法のメリットは、価値ある不動産さえ所有していれば、低金利で高額融資を受けられる可能性が高いことです。

また、審査も不動産が主な対象となるため、赤字であっても申込みが可能です。

ただし、即日融資はむずかしく、早くとも2~3営業日程度は見ておく必要もあります。

審査時には必要書類も多いため、その時間も含めると、日数に余裕は持つべきでしょう。

この資金調達方法は、ビジネスローンでは融資額が足りないといった方におすすめです。

不動産担保ローン会社の代表例

ではこちらも、優良な不動産担保ローン会社を見ていきましょう。

ビジネクストについては、ここでも登場していますね。

ビジネクストは、扱う事業者向け融資商品が多いので、もしどれにすべきか迷ったのなら候補にいれておくと良いかもしれません。

とはいえ、それぞれに特性もありますので、状況を加味した判断も忘れないようにしましょう。

また、このほかの不動産担保ローンについては、以下の記事でも紹介されています。

法人向けの不動産担保ローンおすすめ9社を比較!選び方や注意点も法人向けの不動産担保ローンおすすめ9社を比較!選び方や注意点も

現状を見極めて決算書不要のビジネスローンを選ぼう

今回は、決算書不要のビジネスローンをご紹介しました。

決算書が不要と言っても、確定申告書や収入証明、事業計画書の提出を求められる場合が多いです。

資金繰りを証明する書類が求められないビジネスローンはほんのわずかといえます。

決算書と他の融資条件のバランスを見極め、現状の資金繰りを乗り越えるために最善のビジネスローンを選びましょう。

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