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起業や独立してみたいと思っている人は多いでしょう。しかし、実際にどう起業、独立をしたらいいのかを悩む人もたくさんいます。
起業・独立に有利な資格についてご紹介しますので、参考にしてください。
起業・独立に有利な資格
起業・独立をするために取っておくといい資格をご紹介します。資格を取ることで、専門家として起業や独立が行える仕事がありますので、資格取得を目指してみるといいでしょう。
社会保険労務士
まず、社会保険労務士の資格を取得してみるのもおすすめです。社会保険労務士は、国家資格で労働・社会保険関係の専門家となる資格です。労務管理や社会保険、年金などの相談、指導を企業で行い、行政機関に提出する書類や申請書を作成し提出する仕事です。独立して、企業相手にこれらの仕事ができる仕事となるため、おすすめです。
行政書士
次に行政書士の資格も国家資格としておすすめです。官公署へ提出する書類、権利義務・事実証明に関する書類の作成、提出手続などを行う資格です。行政書士が作成した官公署提出書類への行政不服申立て手続等の代理、作成、相談なども行う専門職です。
また、国家公務員や地方公務員で、行政事務に17年以上(中卒の場合は20年以上)働いた場合には行政書士の資格が得られるため、公務員の場合には独立しやすいでしょう。
税理士
税理士の国家試験は難しいのですが、独立を目指して計画的に取得するのもいい方法です。税理士は定年もなく40代から資格を目指して60代で税理士になる人も多くいます。少しずつ科目合格ができるように計画的に勉強していくのもいい資格です。
中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業の経営診断、コンサルタントを行う仕事で、中小企業診断士の国家資格が必要な仕事です。
多くの中小企業がありますので、企業内診断士になったり、独立開業診断士になったりするなどの選択肢があって起業できる資格としていいでしょう。
日商簿記検定
日商簿記検定は、経理の専門家として仕事を受けて独立するには、日商簿記検定だけでは難しい面もあります。簿記2級、1級などでは記帳代行はできますが、税務申告などは税理士が行います。
しかし、起業・独立のために役立つ仕事しては、おすすめの資格と言えます。
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーは、お金の専門家として節約、税金、投資、住宅ローン、不動産、教育、老後、相続・事業継承などの相談を行います。国家資格のFP技能士の資格や民間資格などがあって起業できる資格です。
ファイナルシャルプランナーには独立して行う「独立系FP」以外に、保険会社や銀行などで働く「企業系FP」もいて、「企業系FP」として仕事をしている人も多くいます。
キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタントは、職業選択やキャリア開発を支援する仕事で、国家資格となっています。最近多くの人が受験する資格です。
企業の人事・教育関連部門、大学のキャリアセンター、公的就業支援機関、人材紹介・人材派遣会社などで働くことが多いのですが、実績を積み、営業力を養えば起業できる資格にもなるでしょう。
調理師
調理師免許は、調理技術と食の専門知識を持っている専門家となる国家資格です。栄養や衛生に関する知識も学んでいきます。飲食店に働くだけでなく、起業・独立するにも資格を持っているとしやすくておすすめです。
調理師免許を取得すると同時に食品衛生責任者も取得可能。飲食店の営業許可を取得するために食品衛生責任者の資格が必要ですのですぐに役立ちます。
食品衛生責任者
食品衛生責任者の資格を持っていると飲食店の営業許可が得られます。食品衛生協会が開催する講習会に参加することで取得できますので、飲食店を起業する人、独立を考えている人は講習を受けるといい資格です。
認定エステティシャン
エステティシャンになるには、必ず資格が必要というわけではありませんが、エステティシャンの認定資格を持っておくと信頼に繋がります。様々な認定資格がありますので、取得して起業できる資格です。
代表的な民間資格として「日本エステティック協会(AJESTHE)」と「日本エステティック業協会(AEA)」などがあります。
ネイリスト技能検定
ネイリストも民間資格があります。JNECネイリスト技能検定試験や、JNAジェルネイル技能検定試験、ネイルスペシャリスト技能検定試験、ネイルサロン衛生管理士、ジェルネイル認定講師資格などがありますので、資格を取って信頼性を高めるといいでしょう。
起業や独立がしやすいネイリストですので、資格取得から始めてみるのも起業できる資格としておすすめです。
「資格のPBアカデミー」ではジェルネイル認定講師資格取得講座をはじめ美容に関する資格取得講座がありますので是非参考にしてみてください。
ITパスポート
IT関係の資格を取得したいならばITパスポートという国家資格を目指すのもいい方法です。ITの基本的な知識を身につけていることを証明する資格です。
2進数などの基礎理論やアルゴリズム、パソコンの仕組みやプログラミング、セキュリティ、ネットワークなどの基本的な知識を取得します。
情報セキュリティや企業コンプライアンス、ネットワークやデータベースの知識を得ることができ、就職の際に有利ですが、起業・独立までは実績を積む必要があります。
起業するのに資格をとるメリット
起業できる資格をご紹介しましたが、すぐに起業に結びつかない資格も中にはあります。しかし、資格を取ることには、次のようなメリットがありますのでご紹介します。
社会的信用につながる
まず、資格を取ることで起業の際に社会的信用につながるでしょう。どんな資格を持った人が行っているのか、知識やスキルの証明にもなります。
社会的信用につながり、事業を進めていく上で集客がしやすく、融資などでも信用を高めることが多いでしょう。
資格があると未経験でも起業できる
また、資格があることで、未経験でも起業ができる点もあります。まず資格を取ってそこから実績を積んでいく方法もあります。
また、企業に就職してから起業や独立をする場合も、資格があることで就職しやすく、起業や独立も目指しやすいしょう。
まとめ
起業できる資格についてご紹介しました。様々な専門的な資格があります。資格を取得することによってすぐに起業・独立できる資格もあれば、民間資格で実績を積まないと起業・独立できない資格などもあるでしょう。
ただ、資格を取得することで、起業・独立の道は開けていきますので、計画的に検討してまず資格取得を目指してみるのもいい方法です。