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会社として、安定した利益を生み出すために必ず必要なのが、経費削減です。
売上を伸ばすよりも簡単で、確実に利益を増やせます。
この記事では、
- 会社の経費削減が必要な理由はなにか
- 経費削減のポイントと注意点にはなにがあるのか
- 具体的な経費削減事例にはどういったものがあるのか
- かんたんにできる経費削減の方法はなにか
- 効果が大きい経費削減の方法はなにか
などについて、わかりやすく紹介していきます。
ぜひ参考にして、今日からすぐに、できるところから始めてみましょう。
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会社の経費削減が必要な理由
具体的な事例やアイデアをご紹介する前に、会社の経費削減が必要な理由を解説していきます。
経費削減をするには、少なからず仕事に使う時間を割くことになります。
理由を明確にすれば、従業員は自然と経費削減に前向きになります。
主な理由としては、以下の2つが挙げられます。
- 簡単に利益を増やせる
- 働きやすくなる
では、次から詳しく解説していきます。
1:簡単に利益を増やせる
経費削減する1番の理由は、単純に利益を増やせるからでしょう。
利益を増やすには売上を増やすか、経費を削減するかの2つです。
たとえば売上を増やすには、「顧客を増やしたり」、「商品の単価を上げる」などの方法があります。
しかし、いずれにしても取引先が絡んできます。
いくら経営者が売上を増やしたくても、取引先の返事次第で左右されてしまうのです。
経費削減は社内でできることが多く、売上を増やすよりも確実にできます。
一般的には、経費のほうが売上よりも割合が多く、見直せる部分が多いことも理由の1つです。
2:働きやすくなる
経費削減と聞くと、従業員からすると面倒なイメージもあるかと思います。
実際に経費削減をするのは、仕事の進行を止めてしまうこともあり、面倒な作業も含まれています。
しかし、長期的に見ると経費削減をしたほうが、働きやすい職場環境になります。
たとえば、紙を使わないでパソコンやタブレットのみで書類を管理してペーパーレス化をすれば、コピーを取る必要がなくなります。照明をLEDに切り替えれば、交換の頻度が減ります。
細かいことですが、仕事をする時間が増えることになり、効率化にも繋がります。
また、経費削減は職場を見直すことにも繋がるため、従業員が今まで感じていた不満や働きにくい点を改善する機会にもなります。
会社の経費削減をスムーズに進めるコツ
経費削減は重要なことですが、スムーズに進めていくためには、以下のような3つコツがあります。
- 従業員と一緒に進める
- 長期的な視点で取り組む
- 経費削減はタイミングも大事
次から詳しく解説していきます。
1:従業員と一緒に進める
経費削減は経営者にとっては、利益に直接関わる重要な課題ですが、従業員にとってはそれほど大きな課題ではありません。
経費削減をしたからといって、すぐに給料が増えるわけではありませんし、従業員からすると、
と思われていることもあります。
経費削減をすることのメリットを明確にし、従業員も一緒に取り組める環境を整えるのも大切です。
2:長期的な視点で取り組む
経費削減は短期的な取り組みにするのではなく、常に継続して行っていくことが大切です。
そのためには経営陣だけが経費削減案を考えるのではなく、従業員と一緒に考えていく必要があります。
すぐに利益を増やそうと、現場の意見を聞かずに経費削減を進めるケースが多いですが、それでは逆効果です。
現場の問題に1番詳しいのは現場の人間なので、まずは意見交換ができる仕組み作りから始めるといいでしょう。
3:経費削減はタイミングも大事
経費削減をする理想的なタイミングは、財務状況に余裕があるときです。
経費削減には初期費用がかかることもあります。
そのため余裕がないときに経費削減をすると、リストラといった、従業員のモチベーションの下がる経費削減になる可能性があります。
会社の経費削減をする際の注意点
会社を経営していくうえで経費削減は非常に重要です。
しかし、間違ったやり方をしてしまうと、業績悪化に繋がることもあります。
主に注意しておきたい点は、以下の2点です。
- 経費削減を目的にしない
- 悪い経費削減は業績悪化に繋がる
次から詳しく解説していくので、経費削減の際は注意しましょう。
1:経費削減を目的にしない
経費削減は利益を増やすために行うもので、経費削減は目的ではなく手段です。
経費削減が目的になってしまうと、本来必要な経費まで削減してしまう可能性があります。
経費削減をする際は、常にその先にある利益を増やすという目的まで見ておきましょう。
2:悪い経費削減は業績悪化に繋がる
経費削減は、すぐに取り組めるものもありますが、慎重に検討しなくてはいけない場合もあります。
たとえば、今使っている原材料から安いものに切り替えると、経費削減にはなりますが、商品の品質が下がってしまう可能性があります。
とくに人員整理は、従業員のモチベーション低下にも繋がります。
利益を増やす目的ですが、結果として業績の悪化に繋がってしまうため、品質や人員に関する部分は慎重に検討しましょう。
では次からは、これら悪い経費削減について、より深掘りして紹介していきます。
徹底的に避けて、効率良く経費削減をしていってくださいね!
必ず避けるべき悪い経費削減の具体例5つ
前項でも紹介したように、経費削減をすれば、必ず利益を増やせるわけではありません。
効率よく確実に経費を削減するには、必ず避けなければならない誤った方法もあります。
そこでここでは、その必ず避けるべき悪い経費削減の具体例を5つ紹介してしていくので、しっかりと目を通してみてください。
それでは、1つ目から紹介していきます。
1:会社の信用を落とす経費削減
1つ目の具体例は、「会社の信用を落とす経費削減」です。
まず会社の信用とは、どのように保たれているのでしょうか。
営業社員や商品のクオリティで保たれていることはもちろん、自社ホームページや広告もひとつの要素となっています。
これら要素のような、会社の信用となるものに直接つながる経費については、慎重にその判断を下さなくてはなりません。
万が一、会社の信用を落としてしまう経費削減をしてしまったら顧客の信用も下がり、元も子もなくなってしまいます。
議論に議論を重ね、シミュレーションをしながら、削減するか否かの判断を下しましょう。
2:従業員のやる気を下げてしまう経費削減
2つ目の具体例は、「従業員のやる気を下げてしまう経費削減」です。
たとえば、最も理解しやすい経費削減方法として、人件費の削減があります。
たしかに、大きく経費の削減ができるかもしれません。
しかしこれは、別の見方をすれば、従業員一人当たりの作業量が増えることでもあります。
それについて従業員が負担を感じすぎてしまえば、退職してしまうことも、最悪のケースでは考えられるでしょう。
こうなってしまえば、必要人数すらも足りなくなり、もちろん会社としての生産性もダウンしてしまいます。
従業員のやる気につながる経費かどうかの判断は、細心の注意をはらいながら見極めていきましょう。
3:理由がはっきりとしない削減
3つ目の具体例は、「理由がはっきりとしない削減」です。
経費削減を行う際には、必ず理由をはっきりするべきでしょう。
曖昧な判断のもと経費削減をしていては、本来削るべきではなかった部分にまで、手をつけてしまう可能性すらあります。
そんな姿を従業員たちが見たとして、安心できるのでしょうか?
おそらく、会社の今後に対して不安を感じるでしょう。
理由はそれだけではありません。
会社の規模が大きくなると、それなりに従業員ひとりひとりと決裁者との距離は遠くなるものです。
その状況下では、経費削減の協力を仰ぐのはむずかしいもの。
こうした協力を仰ぐためにも、経費削減の明確な理由は、従業員たちに提示するためにも必要となるのです。
4:売上の低下につながる経費削減
4つ目の具体例は、「商品のクオリティが下がってしまう経費削減」です。
これについても、先に少し触れましたね!
会社で取り扱う商品は、ただの商品を販売しているとはいえません。
商品が売れているとは、その商品が他社の商品と比べて、価値があると評価されているとも言い換えられます。
つまり、このクオリティを保つためにはコストこそかかりますが、顧客をリピートしてもらうには必要不可欠なことでもあるのです。
商品の品質を下げることは、他の売れ筋商品数などとのバランスも考えながら、慎重に決定していくようにしてください。
5:細かすぎる経費削減
最後に紹介するのが、「細かすぎる経費削減」。
経費削減を成功させるためには、時に従業員と継続的に協力していく必要があります。
たとえば、電気の消し忘れ対策やコピー機の使い方など、その内容は多岐にわたるでしょう。
しかし、この経費削減ルールがあまりに細かすぎたり厳しすぎたりすると、従業員は疲弊してしまうこともあります。
また作成する資料を白黒とした結果、「会議での理解度が落ちた」といったように、業務上に支障が出るケースもあるかもしれません。
経費削減だからと堅くなりすぎず、少し余裕を持ちながら実施するのが、有効な方法となるでしょう。
会社の経費削減事例をご紹介
ここから具体的に会社の経費削減事例をご紹介していきます。
どの事例も実際に行われたものです。
規模は大きいかもしれませんが、取り組みやすいものもあります。ぜひ参考にしてください。
ミクシィ:進行管理改善で月に150時間の削減
株式会社ミクシィ内の人気スマホゲームの開発を担当するXFLAGスタジオは、進行を管理するツールの「SHOTGUN」を導入しました。
その結果、仕事の管理にかかっていた約150時間を削減することに成功しています。
最近のスマホゲームは、3DCGを使っていることもあり、制作に関わる人数も多く、これまでのゲーム以上に工程が多くなります。
管理ツール導入前は、Googleスプレッドシートを使って管理していたため、シート更新だけで膨大な時間を取られてしまいます。
管理ツールを導入したことで、工程管理が簡単になり、管理にかかっていた時間は大幅に減り、制作チームも進捗状況を確認しやすくなりました。
日本郵便:ペーパーレス化で業務効率化
日本郵便株式会社は、名刺管理サービスの「Sansan」を利用し、大量の名刺をデータ化して従業員で共有しました。
名刺がデータ化していると、外出先でもスマホで簡単に名刺を確認できます。
従業員の情報共有にもなるため、営業する際の効率化にもなりました。
データ化は、スキャナで読み込んだりスマホで撮影するだけなので、導入前にしていたExcelでの管理よりも使いやすく時間もかかりません。
湘南鎌倉総合病院:業者との契約見直しで経費削減
神奈川県にある湘南鎌倉総合病院では、業者との契約内容を見直すことで経費を大幅に削減しました。
一例として、職員寮の契約を空室発生時に2ヶ月間家賃が無料になるフリーレント契約にすることで、入居してから2ヶ月間は家賃が無料になります。
さらに、ガスやリネンサプライ関連、事務用品などさまざまな項目で契約の見直ししています。
契約は一度見直せば、継続して経費削減の効果が続きます。
高い契約料でも、当たり前のように毎月払っていることも少なくありません。一度契約内容を見直してみましょう。
家電量販店コジマ:通信コスト見直しで約1,000万円削減
大手の家電量販店である株式会社コジマは、法人向けIP接続サービスの「VECTANT」を導入しました。
古いシステムから変更したことで、回線の品質も向上し、速度も上がります。
さらに、通信コストは約1,000万円も削減しています。
また、変更は3時間程度で終わり、店舗業務にも支障なく完了しています。
現在利用しているサービスから変更するのは、難しい側面もありますが、見直しに成功すればメリットも大きいです。
株式会社LIG:社員紹介で採用コストを削減
株式会社LIGは、従業員からの人材を紹介してもらう「リファラル採用」を導入し、推進していくことで、採用コストを削減しました。
社内を知っている人からの紹介ということもあり、仕事内容でのミスマッチが少なく、定着率が高くなります。
通常の求人募集の方法よりもコストをかけずに実施できます。
株式会社LIGでは、リファラル採用を推進するため、紹介者に特典を用意し、1ヶ月間限定の紹介キャンペーンをしました。
その結果、採用決定数は4倍以上となり、採用コストの削減に成功しています。
すぐできる!会社の経費削減アイデア
ここからは経費削減のアイデアをご紹介していきます。
事例は少し規模の大きいものもありましたが、次からご紹介するアイデアは、すぐにできる取り組みやすいものを選んでいます。
ぜひ参考にして、早速実践してみてください。
また「手間はかかるが効果は大きい」経費削減については、次項で紹介していきます。
1:業務はマニュアル化して教育コストを削減
仕事のやり方が人によって異なっている場合は、統一できるようにマニュアルを作りましょう。
マニュアルがあると社員の教育にも役立ちます。
また、マニュアル化することで、作業の無駄な部分にも気がつくようになります。
2:コピー経費の削減
コピーにかかる経費も積み重なると大きくなります。
1回あたりにかかる金額は小さいため、後回しにされがちですが、すぐにできて効果も実感しやすいです。
裏紙を使いやすい環境を整える
不要になった資料は裏紙として、コピーに再利用しましょう。
ただし、重要な情報が記載された書類を裏紙として利用してしまったり、顧客に提出する書類に裏紙を利用してしまう可能性があります。
裏紙だけを置くスペースを作るなど、裏紙を使いやすい環境作りが大切です。
また、あまりに長い時間使われていないと、紙の品質が低下し、紙詰まりの原因になります。古い裏紙から順番に使えるように工夫するといいでしょう。
印刷は白黒が基本
印刷において、費用が案外かかるのがインク代です。
このインク代を必要最低限に抑えるためにも、自社での印刷は白黒のものにとどめ、来客用の資料や先方に渡す資料に限ってはカラーのものにするなど、カラー印刷の利用範囲をルール化しておくといいでしょう。
こういった共通意識を定着させるには、機器の近くに張り紙などをしておくことが重要です。
ペーパーレス化で紙を使わない
書類はスキャンをしてデータ化することで、パソコンやタブレットで確認できるようにすれば、コピーを取る頻度は減ります。
用紙も使わずに済むので、コピー経費は大幅に削減できます。
スキャンと同時に文字認識できるソフトも導入すれば、資料がどこにあるか明確になり、探す手間も省けます。
ただし、データ化することで、読みにくい、気軽にメモ書きができないなどのデメリットもあります。
リース・カウンター料金の見直し
コピー機をリースで利用している会社も多いですが、ここ数年契約を見直していない場合は、契約内容を見直してみましょう。
以前に契約したプランよりも安いプランが登場している可能性があります。
コピーの枚数が多い場合は、カウンター料金を交渉して安くできることもあります。
3:消費電力を抑えて電気代削減
オフィスで使う消費電力のうち、ほとんどが空調と照明に使われています。
消費電力は目に見えないものなので、効果が実感しにくいかもしれませんが、継続していくことで確実に経費削減になります。
照明はLEDに切り替えよう
LED照明に切り替えることで、消費電力は5分の1になります。
さらに、寿命も長くなるため、交換の手間もかかりません。
導入にはコストがかかりますが、長期的に見るとLEDにしたほうが経費削減になります。
空調は適正温度にする
空調を調整して、働きやすい適正温度にしましょう。
必要以上に温度を変更すると、消費電力もアップします。
一般的には、設定温度は、
- 夏が28℃
- 冬は20℃
といわれていますが、オフィスの広さや外気温などによっても最適な設定は変わってきます。
また、室温を25℃にすると仕事のパフォーマンスが上がった、というデータもあります。
可能であれば、オフィスの数カ所に温度計を設置して、温度を管理するのがおすすめです。
ムラがある場合は、サーキュレーターなどで空気を循環させるといいでしょう。
4:法人カードで優待サービスやポイントを貯める
既に何枚か持ち合わせている経営者は問題ありませんが、まだ法人カードを上手く活用できていない方も少なからずいるものです。
法人カードを契約することで、どういったメリットがあるのかといえば、具体的に以下の3つとなるでしょう。
- ポイントやマイルが貯まる
- 優待割引や付帯保険の利用ができる
- 明細書が届くことで、経理の手間も削減できる
これらは個人にも当てはまることもありますが、法人と個人では、その利用額の差に雲泥の差があることもしばしばです。
それにも関わらず、現金払いでポイントを逃しているのは、非常にもったいないといえるでしょう。
また法人カードの種類によっては、法人価格でホテルに宿泊できたり、公共交通機関(特急など)を利用できたりするものもあります。
こういったメリットがある以上、利用しない手はないのではないでしょうか。
法人カードおすすめ24選を比較!迷わない選び方や目的別おすすめも効果が大きい!会社の経費削減アイデア
ここでは、「手間はかかるが効果は大きい」経費削減の方法について紹介していきます。
主な手段として4つほど紹介しておきますので、できるところから始めていきましょう。
1:通信費を見直す
どんな会社でも、電話やインターネットなどの通信費はかかります。
必要な経費ですが、契約を見直すことで大きく経費削減が可能です。
固定電話はIP電話に切り替えがおすすめ
電話回線ではなく、インターネット回線を利用するIP電話を利用すれば、電話料金が削減できます。
IP電話といえば、050から始まるというイメージがありますが、番号を引き継いで利用できるサービスもあります。
ただし、FAXの利用や停電時に利用できないなどのデメリットもあります。
IP電話からかけられない番号もあるため、事前に契約内容を確認して、慎重に検討しましょう。
従業員用の携帯電話はプランの見直しをしよう
従業員に携帯電話を持たせている場合は、プランを見直してみましょう。
各キャリアで展開している法人向けプランは、お得になるプランを多数用意しています。
条件にもよりますが、格安SIMの利用もおすすめです。
これまでは通話料が高くなるため、従業員用には向いていませんでしたが、最近では格安SIMにも、かけ放題プランがあります。
通話の頻度や時間によって最適なプランは変わってくるので、まずは業者との相談をおすすめします。
2:不要な在庫の処分
これはとくに物販を行う会社に有効な手段ですが、在庫についてしばらく動きがなく、売れる目途が立ちそうにないものは、早期に手放してしまった方が良いかもしれません。
というのも、売れることを期待し長期保存しておいても、管理の手間が増えるだけで利益は生まないためです。
であるなら、それらを手放すことでキャッシュ化してしまい、違うものに投資した方がよっぽど効率はあがります。
また、ムダな管理も減ることで業務改善にもつながるでしょう。
在庫に対してはもったいないという意識もはたらくものですが、ときには思い切った決断も大切なこととなります。
3:税金の見直し
経営者の悩みのひとつに、税金の支払いというものがあります。
この納めるべき税金は、案外無視できないほどの額になることもしばしばです。
しかし実際には、しっかりと税金について見直しをしていくことで、大きな節税が期待できるケースもあります。
もし節税に対しての知識が薄い場合には、税理士に依頼するなどして、一旦そのムダを取り除いてもらうようにしましょう。
また、自身で節税対策を検討しているのであれば、以下の記事も参考になります。
節税は、できるところから取り組むようにしてください。
節税対策おすすめ24選!法人・個人事業主別のベストな方法は?4:ITソフトの導入
近年ではIT市場も拡大し、その技術の発展が目覚ましいものです。
それに伴い、経営を支援するITソフトやWEBサービスも、各段に増えてきました。
とくに会計周りについては、そのツールも豊富で、何より格安なものも多く存在しています。
たとえば「フリーウェイ経理Lite」や「クラウド会計ソフトfreee」などが有名でしょう。
以前までは知識のある経理の方が必須で、そういった方の人件費もかかっていましたが、現在では知識がそこまでなくても扱えるようになっているのです。
他のサービスでいえば、日本一選ばれているという「楽楽精算」もおすすめです。
こちらは、交通費や経費の精算をスムーズに行うことができるシステムで、業務がグッと楽になると評判。
会計ソフトとの連携をできたり、領収書読み取り機能など便利な機能も付いているので、無料トライアルから試してみてもいいでしょう。
これらサービスは、会計に関わらず、あらゆる場面で存在しています。
自身の事業に合わせて、活用できるものがないか、一度探してみても良いかもしれません。
会社の経費削減を従業員と一緒に進めていこう
会社の経費削減を上手く進めるポイントと注意点、そして事例とアイデアについて解説しました。
経費削減というと、リストラや減給といったマイナスなイメージもあります。
確かに、そういったマイナス面もありますが、契約の見直しやペーパーレス化といった、プラスになる経費削減もあります。
会社の経費削減は、長く経営を続けるためには非常に重要な課題です。
経営者だけでは進めることはできないため、従業員と足並みを揃えて取り組んでいく必要があります。
ちょっとしたアイデアに積み重ねで、将来的に大きく会社の経営状況が変わってくることもあります。
ぜひこの機会に経費削減に取り組んでみましょう。