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ここ数月で急速に需要が高まっているオンライン商談ツール。
リモートワークなどインターネットを駆使した働き方が注目されるなか、オンライン商談ツールの導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。
しかし、オンライン商談ツールにもさまざまな種類があり、どれを選べばいいかわからない方もいるはずです。
そこで今回は、オンライン商談ツールおすすめ12選をご紹介しましょう。
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オンライン商談ツールとは?
まず、オンライン商談ツールとは、オンライン商談を実現するためのツールです。
オンライン商談とは、オンライン上で実施する商談のこと。
対面で話してなんぼのイメージが営業にはありますが、オンライン商談ツールを活用することで得られるメリットは少なくありません。
たとえば移動時間を削減できるので、商談の準備に時間を割けます。
また、商談相手も商談会場の準備をする必要がないので、相手の時間を奪うデメリットもなくなるでしょう。
また、カタログや見積書などの必要書類はオンライン商談ツールを通して送信できるので、紛失の心配もありません。
Web会議システムやテレビ会議システムとの違いは?
次に、オンライン商談ツールと同列で語られることの多い、Web会議システムやテレビ会議システムとの違いをご紹介しましょう。
テレビ会議システム:専用の回線や機材が必要
テレビ会議システムは専用の回線や機材を必要とするのが、オンライン商談ツールやWeb会議システムと比較したときの一番大きな違いです。
拠点ごとに機材や回線を設置するため、商談というよりは拠点を跨いだ社内会議などを目的に導入されます。
専用の機材や回線を使用する必要があり、導入コストは高額になりがちなので、どの企業でも導入できるシステムではありません。
しかし、専用回線を使用する代わりに映像や音声は非常に安定しているのがメリットといえるでしょう。
Web会議システム:双方の利用者に専用ソフトが必要
Web会議システムは、テレビ会議システムと違って専用の機材や回線がなくても使用できます。
パソコンに内蔵されたカメラやマイクだけでも会議に参加できる手軽さとコストの低さから、インターネットの普及に合わせて多くの企業で導入されました。
システムの会員登録や専用アプリのダウンロードを、Web会議の参加者全員が事前に行わなくてはいけない場合も少なくありません。
インターネットがあればどこでも利用できるので、海外拠点とのコミュニケーションも容易になったのが、テレビ会議システムとの大きな違いといえるでしょう。
オンライン商談ツール:少なくとも片方の利用者に専用ソフトが必要
オンライン商談ツールは、Web会議システムと違って参加者全員がツールを準備しなくても商談を始められます。
商談相手とURLやパスワードを共有するだけで商談を始められるので、商談相手の企業と自社双方で導入可能なツールを突き合わせる必要はありません。
また、URLには任意の文字列が使われることが多く、URLを共有した相手以外が商談に乱入してくる心配もないといえるでしょう。
オンライン商談ツールの選び方・注意点
ここからは、オンライン商談ツールの選び方や注意点をご紹介しましょう。
料金体系は?
オンライン商談ツールの料金体系は、ツールによってさまざまです。
定額制の場合もあれば、発行しているアカウント数や商談時間に応じた従量課金制を採用している場合もあります。
アカウントを個人ごとに発行するのか、社内で使いまわすのかなど、利用シーンを細かく設定したうえで見積もりをするといいでしょう。
マルチデバイスに対応しているか?
オンライン商談ツールを導入する前に、マルチデバイスに対応しているかどうかを確かめましょう。
たとえ自社で使用するデバイスに対応していても、商談相手が利用するデバイスに対応していなければ意味がないからです。
特に日本ではWindowsのパソコンを利用する企業が多いですが、Macを主に利用する企業も増えています。
また、タブレットやスマホ端末の場合はiPadやiPhoneを利用する人も多く、Apple社のデバイスにも対応したオンライン商談ツールを選ぶのがおすすめです。
万が一商談相手の使用デバイスに自社のオンライン商談ツールが対応していなかったときに備え、代替案のツールも用意しておきましょう。
使える機能は?
オンライン商談ツールに搭載されている機能はさまざま。
画面のリアルタイム共有やファイル送信はもちろん、あとで商談を振り返れる録画機能や自動議事録作成機能など、オンライン商談ツールならではの便利機能も多くあります。
なかには有料または上位プランでないと利用できない機能もあるので、使いたい機能とコストのバランスを吟味したうえで選びましょう。
操作性は?
オンライン商談ツールの場合、Web会議システムやテレビ会議システム以上にツールの使いやすさに気を配りましょう。
オンライン商談ツールは他社の方と使うのが前提なので、社内会議で導入するときのようにマニュアルを作ったり研修を開催したりして対応するのは困難だからです。
どの機能が画面のどこにあるかわかりやすく、直感的に操作できるオンライン商談ツールを選ぶのがいいでしょう。
セキュリティーは?
オンライン商談ツールのセキュリティーも、選ぶうえで検討したいポイントのひとつです。
商談なので、未発表の商品情報や見積もり、契約書類など流出されると困るデータを多く取り扱います。
もちろん、取り扱いデータの内容にかかわらずセキュリティーに問題があるツールを導入するのは企業間の信用関係にもかかわるでしょう。
そのため、導入を検討しているオンライン商談ツールのセキュリティーも必ず確認してください。
オンライン商談ツールおすすめ12選
ここからは、オンライン商談ツールのおすすめ12選をご紹介しましょう。
最後に比較表もあるので、あわせてご覧ください。
bellFace(ベルフェイス)
「bellFace(ベルフェイス)」は、1,200社以上に導入実績を持つオンライン商談ツールです。
対応デバイスやブラウザに制限がなく、商談相手にbellFaceをインストールしてもらう必要もありません。
どんなデバイスやブラウザからでも、5秒で接続できるのが強みです。
オンライン商談ツールとしては珍しく、ビューティーモードが搭載されているのも、bellFaceの特徴。
画面映りに自信がなくても、商談相手の印象を下げる心配がありません。
また、bellFaceは専任コンサルタントが導入サポートや月2回のレポート配信を実施してくれるなど、サポート体制も整っています。
Zoom(ズーム)
「Zoom(ズーム)」は、Web会議システムとして人気のツールです。
商談をするにはアカウント作成が必要ですが、URLの共有だけで商談を始められます。
そのため、商談によってアカウント情報が商談相手に流出する心配はありません。
最大100人と同時接続可能なので、Webセミナーなど商談以外の用途にも活用可能。
コストパフォーマンスが非常に高いツールといえるでしょう。
バーチャル背景を設定できるので、社内情報の漏洩を防げるのはもちろん、オンライン商談を開催している場所の背景が雑多でもすっきりと見せられます。
また、ここ数月で知名度が急上昇しているので、商談相手の導入ハードルも比較的低いツールといえるでしょう。
VCRM(ブイシーアールエム)
顧客サポートと営業に特化しているオンライン商談ツールが「VCRM(旧Mee2bo)」。
商談相手はVCRMのダウンロードやアカウント作成の必要なく利用可能です。
VCRMで注目の機能は、非公開商談メモ。
簡単にいうとカンペのことで、資料の各ページにトークスクリプトを入力できます。
引継直後で商品説明に不慣れな営業担当者や商談経験の浅い新人でも、言い淀みなどの心配がありません。
ほかにも、売上を増やすためのノウハウを提供してくれるので、オンライン商談ツールの導入が初めての企業でも簡単に使いこなせます。
Whereby(ウェアバイ)
ノルウェー・オスロ産のオンライン商談ツールが「Whereby(ウェアバイ)」。
4人までの同時接続なら無料で利用できるうえに、商談相手はダウンロードやアカウント作成の必要なく利用可能です。
そのため、導入ハードルの低さは今回ご紹介するオンライン商談ツールでも随一といえるでしょう。
参加者全員が会議室に入ったらロックをかけられるので、外部からのアクセスを防げます。
ただし、英語版しかなく日本語対応していないのが最大のデメリットです。
外資系の企業や海外クライアントとの商談など、相手を選ぶオンライン商談ツールといえるでしょう。
RemoteOperator Sales(リモートオペレーターセールス)
「RemoteOperator Sales(リモートオペレーターセールス)」は、導入コストの安さとセキュリティーの堅牢さに定評のあるオンライン商談ツールです。
月額料金はライセンスあたり10,000円で、初期費用は無料。
金融業界や保険会社など、極めてプライベートな顧客情報を取り扱う業界で多くの企業に導入されています。
クラウド型のオンライン商談ツールなので、あらかじめ資料をアップロードしておけば、オフィスでも自宅でもどこからでもオンライン商談を実施可能です。
ONTALK(オントーク)
対面営業と変わらない営業スタイルでオンライン商談を進めたい企業におすすめなのが「ONTALK(オントーク)」。
セミナー配信機能が搭載されているので、オンライン商談にとどまらず幅広い用途に活用できるツールとして評判です。
参加者が喋る言葉を自動でテキスト化する音声自動議事録を搭載しているので、議事録作成の手間を大幅に削減できるでしょう。
専任の担当者が付くので、導入後に相談したいことがあったりトラブルが発生したりしてもすぐに対応してくれます。
無料トライアルを実施しているので、使用した感想を踏まえたうえで導入に踏み切れるのもメリットです。
Calling(コーリング)
「Calling(コーリング)」は、ブラウザでオンライン商談を実施できるツールです。
URLの共有すら不要で、CallingのWebサイトで4桁の接続番号を入力するだけでオンライン商談を始められます。
画面共有などの基本的なオンライン商談ツールの機能は備えつつ、資料に直接書き込めるホワイトボード機能もあるので、対面商談と同じ感覚での商談を実現可能です。
商談終了後にはアンケートを採れるので、次回以降のオンライン商談に向けてPDCAサイクルを回せます。
Google Meet(グーグル ミート)
「Google Meet(グーグル ミート)」は、Google社が提供するグループウェア・GSuiteで利用できるサービスです。
オンライン商談ツールというよりは、Web会議システムといった方が近いでしょう。
Google Meet内ではなく、同社のGoogle Driveを通じて資料共有が可能です。
Google Driveは比較的ストレージ容量も多く、ファイルの同時編集もできるので、議事録などをその場で編集してすぐ共有できます。
Googleのツールなので、企業で導入していなくても商談に参加する担当者が個人的に利用していることも少なくありません。
そのため、比較的導入ハードルは低いツールといえるでしょう。
V-CUBEミーティング
高品質の映像・音声技術にこだわったオンライン商談ツールとして知られる「V-CUBEミーティング」。
12年連続シェアNo.1のオンライン商談ツールで、各都道府県の知事が参加する全国知事会に導入されているのが、V-CUBEミーティングです。
シンプルで使いやすく多言語対応しているので、グローバルな商談にも役立ちます。
オンプレミス型の導入も可能で、社内でのWeb会議システムとしての導入にもおすすめです。
Skype for Business(スカイプ)
「Skype for Business(スカイプ)」は、Microsoft社の提供するグループウェア・Microsoft 365の利用者が使えるツールです。
各種Microsoft Officeツールとの連携が抜群なのが特徴。
商談相手もSkypeアカウントを持っている必要があるため、導入ハードルはやや高いのがデメリットです。
世界各国で利用されているSkypeなので、24時間年中無休で提供されているサポートも、Skype for Businessの強みといえるでしょう。
オンライン商談.com
「オンライン商談.com」は、厳格なセキュリティーに定評のあるオンライン商談ツールです。
国際規格・ISO27001認証やSSL暗号方式を導入していたり24時間体制でサーバーを監視していたりするため、重要な情報を共有する商談でも安心して利用可能。
ツール自体はその名の通りオンライン商談に特化していて、すべての営業をオンライン上で完了するのを目標に掲げています。
現場視察や接続レポート作成などのサポートも充実しているため、導入後の安心感や安全性を重視したい企業におすすめです。
B-ROOM(ビールーム)
「B-ROOM」は、リリースからわずか半年で500社以上の企業が導入した実力派のオンライン商談ツールです。
導入企業の中には、日本通運やHITACHI、dentsuやNTTコミュニケーションズなどの大手企業も。
そんなB-ROOMの特徴は、インターネットブラウザのみを使用するため、アプリなどのインストールを必要としない点です。
つまり、すぐにでも商談を開始することができるわけですね。
また、オンライン商談をスムーズに行うための便利な機能も、豊富に用意。
たとえば、デスクトップを共有することができたり、商談中の音声をAIが自動でテキストにしてくれるなどの機能があります。
インストール不要で、便利な機能で選ぶのであれば、B-ROOMも検討してみましょう。
オンライン商談ツールおすすめ12選の比較表
アプリ | 月額料金 | 最大参加人数 | ||
Android | iOS | |||
bellFace | × | × | 要問合せ | 3人 |
Zoom | ○ | ○ | 無料~ | 100人 |
Mee2box | × | × | 9,000円~ | 4人 |
Whereby | × | × | 無料~ | 12人 |
RemoteOperator Sales | × | × | 10,000円~ | 2人 |
ONTALK | × | × | 28,000円~ | 要問合せ |
Calling | ○ | × | 9,000円~ | 20人 |
Google Meet | ○ | ○ | 680円~ | 150人 |
V-CUBEミーティング | ○ | ○ | 2,000円~ | 50人 |
Skype for Business | ○ | ○ | 540円~ | 250人 |
オンライン商談.com | × | × | 要問合せ | 5~6人 |
B-ROOM | × | × | 35,000円~ | 4人 |
オンライン商談を行う際のコツとは?
オンライン商談ツールを紹介しましたが、ここではオンライン商談を行う際のコツについて紹介していきます。
コツを知っておくことで、より商談をスムーズに行うことができるので、こちらにも目を通しておきましょう。
カメラの写り方は?
オンラインで商談を行う場合は、双方がカメラに映ることが原則となります。
カメラに映るとなると、それなりに気も遣いますし、「面倒・・・」だと感じる方もいるかもしれません。
しかし、そうした環境だからこそ誠意が伝わり、また信頼関係も構築しやすくなるわけです。
そのため、たとえオンラインであっても、対面の場合と同じように第一印象はとくに良く見せなければいけません。
まずは、カメラに映るときはカメラ目線を心がけ、相手へのリアクションもわかりやすくするといいでしょう。
話し方は?
対面でも言えることですが、オンライン商談の場合はより話し方に気を配らなければいけません。
特に気を付けたいコツは、相手が今どれくらい理解しているかを常に意識することです。
話の都度で相手に質問があるか、認識のズレがないか確認を行うことをおすすめします。
どちらかが一方的に話しているということがないように心がけましょう。
他にも、棒読みで話すのではなく、抑揚をつけた話し方をしたり、話す速度を相手に合わせることにも注意してみてください。
時間配分は?
オンライン商談は、対面で行う場合に比べて集中力が途切れやすいでしょう。
双方の集中力を途切れさせないためにも、商談時間は40分~1時間以内に収めることをおすすめします。
また、オンライン商談では、電波の状況でうまく話が伝わらないこともあるでしょう。
そんなことが起きてもいいように、事前に資料を送付しておくことを忘れずに行ってください。
商談中は、ただ資料に沿って進めていくのもいいですが、事前に送付した資料に対しての質問への回答に時間を長くとるなど、時間配分を考慮してオンライン商談を行いましょう。
オンライン商談ツールで効率よく商談を成功へ導こう
今回は、オンライン商談ツールおすすめ12選をご紹介しました。
オンライン商談ツールは利用者によって使用感が変わるので、導入前にできるだけ多くの人に試してもらい、多くの人が使いやすいツールを選ぶのがおすすめです。
オンライン商談ツールを導入して、効率的に多くの商談を成功させましょう!