プログラマーになるのに必要な資格とは?未経験でも取得可能?

在宅ワークが普及し、副業や転職を考えてプログラマーになりたいと思う人も多くいます。そこで、問題となるのが資格を要するかどうかです。

一般的な学校では学ばない技術であり、未経験でもなれるか心配に思う人もいるでしょう。今回は、プログラマーになるための資格について触れるとともに、未経験でも取得できるかを解説します。

プログラマーになるのに資格は必要?

 

実は、プログラマーになるために資格は必要ありません。

持っていてメリットのある資格はありますが、資格がなくても技術があればプログラマーになれます。ただし、プログラマーを仕事にするためには、プログラマーを募集している企業に就職したり、フリーランスとして仕事を得なければなりません。

スムーズにプログラマーになる上で、資格を持っておくと有利にはたらくでしょう。

 

プログラマーになるのに資格を取るメリット

プログラマーになるために役立つ資格は様々にあります。プログラマーとして活躍する上で、資格取得は大きなメリットとなるでしょう。

続いては、どのようなメリットがあるかを紹介していきます。

 

スキルを対外的に示すことができる

基本的に、資格が必要ないプログラマーは、スキルがあっても対外的に示すことができません。
しかし、資格を持っていれば、わかりやすくスキルを証明できるため、就職や仕事を得る際の判断材料となるでしょう。

 

未経験の場合でも目安になる

プログラマーの求人は、未経験者でもOKとしている企業が多くあります。とはいえ、企業側もそれなりの技術を持った人を採用した方が即戦力となるでしょう。

しかし、未経験者の場合、これまでの実績がないため、なかなかスキルを伝えることができません。そこで、資格を持っておけば、未経験であってもスキルの目安として使えます。

 

成長意欲を示すことができる

プログラミングの仕事は、日々アップデートされます。当然、プログラマーもその進化についていく必要があり、資格は成長意欲の現れといえるでしょう。

企業が仕事を依頼する際も、モチベーションの高い人に頼みたいものです。また、自分自身のスキルアップのきっかけにもなります。

 

プログラマーになるのに役立つ資格

 

プログラマーを目指す人が持っておくといい資格は、主に次にあげる7種類です。

それぞれの資格によって特徴が異なるため、優先順位をつけて獲得していくといいでしょう。続いては、プログラマーになるのに役立つ資格を紹介します。

 

ITパスポート

最近人気の高い資格がITパスポートです。

ITに関する基礎的な知識が得られるため、プログラマーをこれから目指す人が取得するのに向いている資格といえるでしょう。さほど難しい試験ではありませんが、国家試験なので知識の証明には大変役立ちます。

関連サイト:ITパスポート試験

Javaプログラミング能力認定試験

プログラミングスキルがどの程度あるかを証明する資格の一つが、Javaプログラミング能力認定試験です。

Javaに関する基本的な知識やプログラム作成スキルが問われます。1〜3級まであり、3級は入門編なので初心者でも合格できる可能性が高いでしょう。

関連サイト:Javaプログラミング能力認定試験

C言語プログラミング能力認定試験

C言語に特化したプログラミングスキルを図る民間資格がC言語プログラミング能力認定試験です。

現場で使えるスキルを養えるため、プログラマーを目指す人にとって欠かせない資格といっても過言ではありません。2級までであれば、未経験者でもチャレンジしやすい難易度になっています。

関連サイト:C言語プログラミング能力認定試験

 

PHP技術者認定試験

プログラマーが持っておくといい資格の中でも需要が高いのがPHP技術者認定試験です。

手軽に学習を始められるプログラミング言語の一つであり、WordPressのカスタマイズやプラグイン開発でも役立つため重宝します。初級と上級に分かれており、初級は合格率が独学でも75%と受かりやすいのが特徴です。
上級は、実務経験を持った人が対象となっています。

関連サイト:PHP技術者認定試験

Ruby技術者認定試験

PHP技術者認定試験と同様に需要が高いのがRuby技術者認定試験です。

幅広く使われている言語であり、取得しておくと仕事がしやすくなるでしょう。シルバーとゴールドの2種類に分かれており、ゴールドは実務経験がなければ取得困難です。

関連サイト:Ruby技術者認定試験

ORACLE MASTER

Sler系プログラマーを目指すなら、基礎となるORACLE MASTERの取得が欠かせません。

データベースに関連する知識を取得していることを証明できるためです。以前は、日本国内でのみ使える資格でしたが、2003年10月に制度が改定され、日本国外で通用する資格との連携が取れるようになりました。

関連サイト:ORACLE MASTER

 

基本情報技術者試験

経済産業省が主催する国家資格が基本情報技術者試験です。

情報処理技術者として必要な知識やスキルが問われます。ITにおいて欠かせない情報セキュリティやネットワーク、データベースにまつわる基礎知識やスキルに加えて、実践に向けたスキルも得られるのが特徴です。

広く認知されている資格なので、評価対象となりやすいでしょう。

関連サイト:基本情報技術者試験

プログラマーの資格を取るには

 

仕事に有利になると分かれば、プログラマーの資格を取りたいと思う人も多いでしょう。
とはいえ、未経験者にとってどのような手段で資格を取ればいいかわからないものです。続いては、プログラマーの資格を取る方法を紹介します。

 

独学で学ぶ

転職を目指す人や専門学校に通うほど余裕のない人は、独学で学ぶという選択肢があります。

最近は、効果的に学べるテキストやwebサービスなどがあるので、独学でも資格取得を目指すことができるでしょう。初心者にとって最初のハードルとなるプログラミング言語も、学習サイトをうまく活用すれば、手軽に覚えられます。

ただし、コツコツと学ぶ必要があり、モチベーションが保てなければ続けられません。自己管理が得意な人に向いている方法といえます。

 

プログラミングスクールに通う

テクノロジーが発達している昨今、次世代のプログラマーを担うためのプログラミングスクールが豊富にあります。独学よりも効率的に学べるため、いち早くスキルを身に付けたい人におすすめの方法です。また、同じクラスの仲間と縁ができれば、起業や就職時の助けにもなるでしょう。

オンラインで学ぶ

実際にスクールに通うのではなく、オンラインで授業を受ける方法もあります。

プログラミングスクールと同様に、プロから本格的に学べるため、効果的に覚えられるのがメリットです。また、マンツーマン指導が多く、それぞれの進度に合わせて対応してくれるので、モチベーションも保ちやすいでしょう。

 

まとめ

プログラマーは、現代において欠かせない仕事です。日々進化を遂げている業界でもあり、未経験者でも十分に活躍できるチャンスがあるでしょう。

また、スキルを得るための環境も充実しています。必ずしも資格は必要ありませんが、就職や起業をする上で有利に働くので、一つでも多く持っておくとよいでしょう。

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