この記事はPRが含まれていますが、直接取材・調査した一次情報を元に書かれています。
オフィス移転は一般的な引っ越しとは違って、さまざまな作業が発生します。
オフィス移転を行う際にときに悩みのタネとなるのが「引っ越し業者選び」ではないでしょうか。
ここではオフィス移転についての、以下の内容がわかるようになります。
- 失敗しない引越し業者の選び抜くにはどうすればいいのか
- オフィス移転で安心して頼めるおすすめ引っ越し業者はどこか
- それぞれの口コミや評判はどうか
- どうしたら費用を安くできるのか
- 移転後にすべきことはなにか
信頼できる業者を見つけて、オフィス移転をスムーズに完了させていきましょう!
オフィス移転の引越し業者選びで失敗しないための準備
オフィス移転は一般的な引っ越しとは異なる部分が多々あります。
たとえば家から家への一般的な引っ越しの場合、家具や私物の搬入・搬出が主な作業になります。
一方のオフィス移転では搬入・搬出だけでなく、
- オフィスのレイアウトを設計したり
- 配線工事をしたり
など、特殊な作業が多々必要になってくるものです。
そのため、オフィス移転で利用する引越し業者は、どのようなサービス内容があるか、どこまで対応してもらえるかで選ぶ必要があります。
作業内容を洗い出す
オフィス移転の引越し業者選びに失敗しないためには、オフィス移転の際にどのような作業が必要になるか、事前にあげていくことをおすすめします。
オフィス移転の際に必要な作業の例としては、以下のような項目があります。
- 家具や美品の移転
- オフィスのレイアウトやデザイン
- 配線や内装、電気などの設備工事
- 廃棄物の処理
- 原状回復など
事業の種類やオフィスの状態によっては、まだまだたくさんあると思いますが、できるだけ細かくオフィス移転に必要な作業をピックアップしていきましょう。
オフィス移転の引っ越し費用の相場を知る
まずはオフィス移転にかかる相場を把握しておきましょう。
一般的に引っ越し費用は、社員1人あたり2~3万円程度とされています。
ただし運ぶ資材の数や、その大きさによっても金額は変わるものですので、あくまでも一つの目安として捉えておくようにしましょう。
オフィス移転に最適な引越し業者の選び方
オフィス移転に必要な作業をピックアップできたら、実際に引越し業者を選んでいきます。
では、どのような基準で選ぶべきか、オフィス移転に最適な引越し業者の選び方をご紹介します。
主な選び方については、以下の4点が挙げられます。
- 引越し業者のサービス内容
- 予算
- 業者の信頼
- 補償体制
では、それぞれについて解説していきます。
1:引越し業者のサービス内容で選ぶ
まず、第1に優先すべきなのは、引越し業者のサービス内容です。
オフィス移転の場合は、オフィス移転に必要な作業をトータルで請け負っている引越し業者が多いですが、対応できるサービス内容は業者によって違ってきます。
なので、自分のオフィスの移転に必要な作業を全体的にカバーできる業者を選ぶことがポイントです。
また、ひとつひとつの作業をしっかり丁寧に行ってもらうことも重要です。
業者によってはかなり細かいところまで対応してもらえる場合もあるので、予算内で収めることができるのであれば、ついでにいろいろ依頼してみるのもよいでしょう。
2:予算に合わせて選ぶ
オフィス移転の引越し業者の料金は、サービス内容はもちろんですが、
- 移転先までの距離
- オフィスの規模
によって大きく変わってきます。
なので、予算をしっかり決めて、予算に合わせて業者を選ぶことも重要です。
おすすめは見積もりの際に、内訳を細かく確認できる業者です。
見積もり金額が提示されても、いまいち内訳がわからないような業者は、後々トラブルに発展するリスクが高くなってしまうため、しっかり内訳を確認しましょう。
3:業者が信頼できるかどうかで選ぶ
引越し業者の信頼度は、かなり重要なポイントです。
一般的な家から家への引っ越しでも同じですが、とくにオフィス移転では作業が多いため、信頼できる業者を選ぶ必要があります。
では信頼できる業者かどうかは、どこで判断するべきなのでしょうか。具体的には以下の3点となります。
- 業者の実績
- 業者の経験
- 評判や口コミ
実績や経験は、引越し業者のホームページなどで宣伝されていることが多く、小さな引越し業者でも経験豊富なスタッフが在籍している場合も多々あります。
業者そのものの実績はもちろんですが、スタッフの実績なども含めて確認しておきましょう。
また、口コミはSNSやブログなどで確認することがおすすめです。
たまに、大手の引越し業者でもSNSでは、
と思われる対応をしている場合があるので、口コミはしっかり確認するべきでしょう。
4:補償体制を確認する
引越し作業ではさまざまなトラブルのリスクがあります。
とくに備品の破損や紛失などは、よくあるトラブルなのではないでしょうか。
いくら気をつけていたとしても、避けられない事故が起こる場合もありますし、引越し作業での備品の破損等は避けられないリスクです。
そんな万が一のトラブルが起こっても、しっかり補償してもらえるか、補償体制に関しても確認しておきましょう。
どのように補償してもらえるかについては、
- 案内やホームページにしっかり明記していたり
- 問い合わせの際に明確に答えてもらえる
ような業者がおすすめです。
曖昧だったり、補償に関する説明自体まったくされないような業者は避けるべきでしょう。
オフィス移転におすすめの引越し業者を比較
では実際に、オフィス移転ではどんな引っ越し業者がおすすめなのか、まとめてご紹介します!
どれもそれぞれに特徴がありますので、比較しながらみていきましょう。
候補の引っ越し業者を、3社程度選んでみてください。
1:アリさんマークの引越社|オフィス移転おすすめ引っ越し業者
「アリさんマークの引越社」では、作業員全員に身元保証人が付いているほか、しっかりとした教員とマニュアルで最後まで丁寧な作業を心がけてもらえます。
とくに、スタッフの対応がいいことで評判です。
また、オリジナルの資材を使ってしっかり安定した運搬をしてもらえるほか、他社では有料となるオプションがサービスで付随していたり、比較的安い料金で利用できるのも魅力的です。
細かい作業もお願いできるうえに、明るく丁寧に対応してもらえるので、最後まで気持ちいいオフィス移転が実現できるでしょう。
評判の良い口コミ&評判
挨拶から引っ越しプランの説明まで、とても丁寧に対応していただき好印象でした。
引っ越しの金額に関してですが、納得いくまでわがままを言ってくださいと言われ、何度も上司の方に電話相談をしており、要望にできるだけ応えようとする努力が伝わる企業だと思いました!
荷降ろしのときは細心の注意を払って行っており、雑に扱われることはまったくありませんでした。
廃棄処分も同時に頼みましたが、本当に処分していいものなのか判断しかねないものは、随一確認してもらえましたし、最後まで安心してオフィス移転ができました。
評判の悪い口コミ&評判
いままで何度もリピートして利用していましたが、今回の対応は電話から作業まで最悪でした。
こんな対応は初めてだったので驚きました。
基本的な対応は非常によかったのですが、12時到着の予定が18時到着になり、とくにちゃんとした謝罪もありませんでした。
総合的にはよかったのに残念です。
基本的に評価は高く、サービス内容や料金形態について柔軟に対応してもらえるような印象です。
ただ、本当にごく一部ではありますが、稀にあまりよい対応をしてもらえないこともあるようです。
ただ、そういったトラブルも少なく、全体的に評価は高いので、候補としてぜひ検討したい業者だと思います。
2:福山通運 東京引越センター|オフィス移転おすすめ引っ越し業者
「福山通運の東京引越センター」では、対応はもちろんですが、アフターケアもしっかりしていることで評判の引っ越し業者です。
引越し後に出たいらないダンボールについてはしっかり回収してもらえるほか、万が一運搬中に備品が破損してしまっても、きちんと補償をしてもらえます。
さらに対応も迅速で丁寧であり、なにより金額も比較的リーズナブルなのが特徴です。
さらに、オフィス移転の数日前からダンボールやエアキャップなどが届くため、引越し準備お余裕を持って行うことができます。
評判の良い口コミ&評判
移転先にエレベーターがなくたいへんだったと覆いますが、一生懸命作業していただきました。
見積もりよりも安く済んだことにも満足なのですが、対応が砂役丁寧で、オフィス移転も計画通りに実行できたのでよかったです。
こちらの都合で何度も変更があったものの、相談に乗っていただけて助かりました。どのように運搬するかなども教えていただき、想定していた半分の時間で移転が完了したのでよかったです。
見積もり時にオプションに関して的確なアドバイスをいただき、最終的にかなり安価で移転できました。
計画も狂うことなく大満足です。
評判の悪い口コミ&評判
オフィス家具を裸で運んでいたので不安になりました。
しかも不安的中でひとつ破損してしまいました…。
謝罪も補償もありましたが、防げた事故だと思うのでそこだけ残念です。
トラブルによって備品が破損してしまっても、しっかり補償してもらえることは嬉しい点ではないでしょうか。
さらに、ひとりひとりの対応がよく、作業自体もスムーズであることも、業務のことを考えると重要な項目となります。
「想定していたよりも早く作業が終わった」「予定通りに終わった」という口コミが多かったです。
3:ザジャパニーズスピリット|オフィス移転おすすめ引っ越し業者
見積もり担当者と実際の作業員が違う人で、連絡の行き違いがあり、トラブルに発展してしまうケースは往々にしてあるものです。
しかしザジャパニーズスピリットでは、当日も見積もり担当者が来るので、連絡の行き違いもなくスムーズに作業してもらえます。
全体的な対応もよく、トラブルに関してもしっかり補償してもらえるので、万が一のときも安心です。
ただし、地域密着型であるため、対応は関西圏のみです。関西でのオフィス移転では、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
評判の良い口コミ&評判
以前連絡の行き違いで不愉快な思いがしたことあったのですが、作業当日も見積もり担当者が来てくれたので非常によかったです。
引っ越しに時間がかかってしまったのですが、あとから応援が数名入ってできるだけはやく終わるように対応してもらえました。
責任者も荒々しく指導することはなく作業員に対しても丁寧に指示しており、全体的に好印象でした。
社長さんはもちろん、スタッフのみなさんの対応がとてもよかったです。
小さな業者なので不安でしたが、希望どおりに移転作業も完了しましたし満足しています。
評判の悪い口コミ&評判
対応がよかったので時間の移転でも利用しようと思っています。
ただ、当日に欠員が出てしまったため、作業にとても時間がかかってしまった点だけ残念です。
小さな引越し業者だからこそ、欠員が出てしまうと大変なことになってしまうようです。
それでもリピートしたいという声も多いので、信頼できる業者だといえるでしょう。
4:引越のプロロ|オフィス移転おすすめ引っ越し業者
「引越のプロロ」では、業界最安値を目指しているため、料金形態が比較的リーズナブルなのが魅力的です。
梱包素材はプランの応じて無料で準備してもらえるほか、徹底的な教育が行き届いているため、スタッフの対応も丁寧で評判です。
さらに備品や電化製品のセッティングや梱包など、無料オプションも充実しており、さまざまな要求に対しても柔軟に対応してもらえます。
細かな作業の多いオフィス移転でも、強い味方となるでしょう。
評判の良い口コミ&評判
見積もりの営業さんに迷いがなく、作業も早くて最初から最後まで安心して任せられる印象でした。
移転作業も予定より早く終わったのでよかったです。
ほぼ時間どおりに来て、作業自体は速やかに終わりました。
そして、思った以上に料金が安く、見積もりの半分で済みました!
作業員がとにかくテキパキ仕事をしていて好印象でした。
しっかり確認などもしてもらえましたし、全体的に印象はよかったです。
評判の悪い口コミ&評判
引っ越し日の時間が指定できないところが残念です。
ただ、低料金ゆえだと思うので、気にならない人は気にならないと思います。
対応もよく満足しているのですが、もっとはやく引っ越しの時間の連絡を入れてほしいと思いました。
ただ、他社も同じような感じだったし、不満ではないと言えばとくに不満ではないです。
対応がよく、さらにテキパキと仕事をこなす姿が好印象だという口コミが多く、悪い口コミに関してもあまり気にならない程度の口コミが多かったです。
料金も見積もり通りか安くなることが多く、高くなっても大幅にあがることはないようなので、安心して依頼できると思います。
5:サカイ引越センター|オフィス移転おすすめ引っ越し業者
「サカイ引越センター」では、引っ越しの現場を再現し、その中で研修をするなど教育体制が万全となっています。
そのため、スタッフの質に申し分はないでしょう。
また、あらゆる要望については、電話一本で完結できるように配慮がされています。
気になることがあれば、すぐに対応してくれることは、スピード感を重視するオフィス移転においてかなり嬉しい対応となるでしょう。
評判の良い口コミ&評判
営業マンの対応が好印象。
トラックの台数が1台で大丈夫だということを教えてくれて、費用を抑えることに成功しました。
要望を色々聞いてくれることに感謝しています。
対応がとても速く、また作業スピードも速かった。
また見積金額も安く、全体的に総じて良かった。
物腰が柔らかく丁寧でした。
また早く丁寧に梱包と運搬をしていただき、大量の荷物もすぐに対応していただけました。
リーダーの方の統率力がよく、テキパキと指示を出し、また言葉遣いも丁寧なことにも感動です。
またお願いしたいと思いました。
評判の悪い口コミ&評判
見積もりの際に受け取った段ボール数よりも、最終的に多くなってしまい、心配になりましたが、結果的にそこはプロの腕で乗り切ることができました。
サカイ引越センターの口コミや評判は、全体的に作業員の技術が高く、また丁寧であるという内容が多かったです。
料金についても、安くなるように工夫をしてくれるなどの配慮がうかがえるため、コストを抑えたい方は一度相談してみても良いかもしれません。
ここまでで、おすすめのオフィス移転対応の引っ越し業者は以上となりますが、どこを選ぶにしても、引っ越し代金は抑えたいものです。
そこで次では、どういったことをすればオフィス移転の費用を安くすることができるのか、その点について深掘りしていきますので、ぜひ実践してみてください。
6:SGムービング|オフィス移転おすすめ引っ越し業者
「SGムービング」では、小さなオフィス移転はもちろん、ビルごと移転などの大規模なものまで対応している引っ越し業者です。
実績としても、年間4,000件もの引っ越しをサポートしているため、不安を感じることもありません。
その培われてきた引っ越しのノウハウに申し分はなく、「第一生命保険会社」や「株式会社りそな銀行」など、数多くの大手企業からの実績もあります。
また単純な引っ越し業務はもちろん、以下の作業についてもサポートしてくれることも、魅力のひとつでしょう。
- 什器の解体や組立て
- 什器の販売
- 機密文書の回収や溶解処理
- 重量物運び
- レイアウト図面の作成
- 廃棄処理や下取り取次
- 電話やLANの配線設置
- 廃材回収(引っ越しで出た空き箱など)
もし、移転について悩み事があるのなら、一度相談してみると良いかもしれません。
評判の良い口コミ&評判
他社と比較しても納得の料金です。
梱包も丁寧に対応して頂き、作業もテキパキとしていてとても感じが良かった。
迅速丁寧。その後の連絡も頻繁で安心できました。予定していた金額より低予算で満足。スピーディ。まだ容量に空きがあったのであきらめていた荷物も5点ほど梱包、配送してもらえました。
値段交渉がスムーズな点と、訪問見積もりの対応か丁寧でした。当日の作業もスムーズで、スタッフの対応も好感がもてました。
評判の悪い口コミ&評判
SGホールディングスグループということで安心してお任せしました。当日はアウトソーシングの運送屋さんがいらっしゃいました。一点だけ、スタッフの方がファンヒーターを床に落としてしまうトラブルがありましたが、一言謝罪だけで、とくになんの説明もなかったので残念でした。
全体的に悪い評判はほとんどありませんでした。
良い評判については、そのスピード感と、料金を希望に合わせる努力をしてくれる点に集中しています。
実績を考えても、納得の口コミとなりました。
7:オフィスコム|オフィス移転おすすめ引っ越し業者
「オフィスコム」では、「オフィス移転のトータルサポート」と「オフィスの引っ越しサービス」の2つのプランがあります。
オフィスの引っ越しサービスでは、
といった方が向いているプランとなります。
一方のトータルサポートについては、
といったニーズにこたえることを目的としたプランとなっています。
レイアウトの提案に強い引っ越しサービスとなりますので、これを機に一新したいというのであれば、オフィスコムがおすすめとなるでしょう。
ちなみにオフィスコムの移転についての口コミは、独自調査を行いましたが、良いものも悪いものも見当たりませんでした。
詳細が気になる方は、直接問い合わせをするなどして、自身のニーズと合致するのかの判断をしてみるといいかもしれません。
オフィス移転の費用を安くするコツ
オフィス移転では、一般的な引っ越しとは違って費用が高くなるため、費用をなるべく抑えたいのであれば、費用を抑えるための対策をする必要があります。
ここでは、オフィス移転の費用を抑えるポイントを5つご紹介します。
どれもすぐ取りかかれるものですので、実践してコストダウンを図っていきましょう!
1:複数の引越し業者で見積もりを比較する
引越し業者は1社だけでなく、複数の業者に見積もり依頼を出して比較することがおすすめです。
たとえば、トータル的には対応しているサービス内容が同じでも、
- Aの作業に対応している
- Bの作業には対応していない
またはその逆の2社があるとします。
しかし、総合的に比較してみると、それぞれの作業の単価自体はほとんど変わらないことが多いです。
ただ、見積もりを比較することで、結果的になるべく多くの作業ができ、総合的に判断したときにオフィスに合った総合評価の高い業者が、予算よりも安い費用で見つかる可能性も高くなるのです。
なので、似たり寄ったりな見積もりになってしまうこともありますが、気になる引越し業者があれば、複数の業者で見積もりを出してもらいましょう。
2:不用品の整理をする
引っ越し費用では、運搬する荷物の量によっても金額は当然変わってくるものです。
これは個人の引っ越しでも当てはまることですが、不用品の整理をすることで費用だけでなく、引っ越し当日も幾分か手間が減ります。
会社規模にもよりますが、規模が大きければ大きいほど、日数には余裕を持って断捨離をしていくようにしてください。
その際には社内の取り組みとして、不要なものを整理していくルールを、数ヶ月前より設けてみても良いでしょう。
3:リース品の見直しをする
まず不要品自体の整理を始める前に、オフィス用品をリースしている方は、その必要性について判断していきましょう。
意外と社内にあるリース品の中には、使用頻度がそう高くなくムダな費用が掛かっているものもあります。
これらを解約することで、リース料金が浮くことはもちろんですが、引っ越し時の荷物の量も減らすことができます。
大型の機材に関しては、重量もそれなりのため、手元から離れれば運搬費の節約にもなるでしょう。
オフィス移転を機に、リースの契約内容についても、ぜひ見直してみてください。
4:廃棄処分をお願いできる業者がおすすめ
オフィス移転の際に、たくさんの処分すべき廃棄物が出ると思います。
心機一転する場合などは、大きな備品を廃棄することも多くなるでしょう。
そのようなときは、廃棄処分も同時にお願いできる引っ越し業者を選ぶことがおすすめです。
廃棄処分を専門に行なっている業者に依頼してもいいですが、引越し作業と廃棄処分を別々の業者に依頼することで割高になってしまうことがあるのです。
なので、廃棄処分も同時に行える引っ越し業者に依頼することがおすすめです。
とくに使える廃棄物を判断してもらって買い取ってもらうことができれば、さらに費用が抑えられるので、買い取りの対応していたほうが望ましいでしょう。
5:梱包作業は自分で行う
オフィス移転での梱包作業はとてもたいへんなので、できれば業者に依頼したいところですよね。
もちろん、引っ越し業者に梱包作業も依頼することは可能ですが、その分費用が跳ね上がります。
なので、費用を抑えるのであれば、梱包作業は自分たちで行うことがおすすめです。
壊れやすい備品がある場合は、しっかり梱包できるようにアドバイスや指導をしていただくとよいでしょう。
また、開梱後の段ボールを回収してもらえる業者もあるので、必要ならば確認しておくことをおすすめします。
オフィス移転が完了したらやるべきこと
オフィスの移転が終わったらホッとしたいところですが、まだまだやるべきことはあります。
ドタバタとした状況を避けたいのなら、事前に手が付けられるものについては、前もって準備をしておくといいでしょう。
ここでは、移転が完了した段階で最低限やっておくべきことについて、紹介していきます。
では順に確認していきましょう。
住所変更の各種届出や手続きをする
まず会社を経営している以上、登録や開設に住所を必要としてきたものについては、住所変更の届出の提出や手続きを行わなくてはなりません。
とくに以下挙げる内容については、それら手続きなどが必須になりますので、ひとつずつ確認していくようにしましょう。
※()内は、移転後からの提出期限を表しています。
- (5日以内)年金事務所で「所在地変更届」を提出
- (10日以内)労働基準監督署で所在地変更届を提出する
- (10日以内)公共職業安定所で「事業主事業所各種変更届」を提出する
- (2週間以内)法務局で本店移転の登記申請を行う
- (2週間以内)法務局で定款に記載してある所在地変更のための手続きを行う
- (2週間以内)登記場所が変わる場合は、登録印についても申請し直す
- (1ヶ月以内)税務署で「移転届出書」「納税地の移動に関する届出書」を提出する
- (場所による)都道府県事務所で住所変更届書類を提出する
- 郵便局で転居届を提出する
- 法人口座を開設している銀行で登録住所の変更届を提出する
オフィスの移転において法務局や税務署などの管轄エリアが変わる場合は、移転前と移転後のそれぞれの管轄機関で、届け出や手続きが必要となります。
間違いが起きないよう、各管轄機関へ問合せを行い、手順に従って手続きするようにしてください。
多少面倒な面もありますが、期限内にかならず提出しなくてはならないものですので、余裕を持って提出するようにしましょう。
また郵便局への住所変更届についても、郵便物をしっかりと受け取るために、すぐ手続きするようにしてください。
「e転居」というWebサービスを利用すれば、ネットからでも変更ができます。
会社HP情報の更新
自社のHPがある場合では、問合せのことも考慮し、早めに移転のお知らせを掲載するようにしてください。
来客予定がある場合では、事前に個別で知らせることも忘れてはいけません。
とくに新規の方の場合では、会社HPを参考に来社してきますから、不要な混乱をさせないような配慮が必要となります。
取引先への連絡
取引先への連絡はとくに重要なこととなります。
取引先ともなると、重要書類の郵便物が届くこともありますし、先ほど紹介したように先方が来社する可能性もあるでしょう。
メールやハガキだけでなく、電話などで直接伝えるなどして、移転の事実を洩れることなく知らせるようにしてください。
これは、信頼関係を保つ意味でも、まず行うべきこととなります。
信頼できる業者で快適なオフィス移転を!
引っ越し業者はどれだけ信頼できるか、どえだけ対応がいいかが重要になってきます。
とくにオフィス移転は作業量が多いため、引越し業者選びは慎重に行うべきでしょう。
本当に信頼できる業者を選んで、快適なオフィス移転を実現しましょう。