この記事はPRが含まれていますが、直接取材・調査した一次情報を元に書かれています。
法人カードの選び方は特典やマイル・ポイントの還元など、数多くあります。
特に起業したての方であれば、審査の通りやすさや年会費の安さに重点を置く方も多いのではないでしょうか。
そこで審査の通りやすさや、年会費の安さを重視したい方におすすめの法人カードが、ライフカードビジネスです。
開業間もない方でも、審査に通りやすい法人カードとして知られています。
果たしてその実態はどうなのでしょうか?
今回は、ライフカードビジネスの口コミや評判を、良い面も悪い面も含めて紹介していくので、ぜひご自身の目で確かめてくださいね!
ライフカードビジネス以上に、審査や申込が簡素化されている「ライフカードビジネスライト」についても一緒にご紹介します。
では早速、はじめていきましょう。
ライフカードビジネスの基本情報
まずはライフカードビジネスの基本的なカード情報をご紹介します。
ライフカードビジネスは、一般的な「ライフカードビジネス」と、審査スピードや限度額などが異なる「ライフカードビジネスライト」の2種類。
各種スタンダードとゴールドの2ランクあるので、合計4種類です。
ここからは便宜上、4種類の総称を「ライフカード」とし、一般的な「ライフカードビジネス」を「ライフビジネス」、「ライフカードビジネスライト」を「ライフライト」と呼びます。
ライフビジネス | ライフライト | ||||
一般 | ゴールド | 一般 | ゴールド | ||
入会方法 | 申込 | ||||
ビジネスカードのみの入会 | 可 | ||||
年会費 | 初年度 | 無料 | |||
2年目以降 | 無料 | 2,000円 | 無料 | 2,000円 | |
追加カード | 発行枚数上限 | 無制限 | 3枚 | ||
年会費 | 無料 | ※2,000円 | 無料 | ※2,000円 | |
最大利用限度額 | 500万円 | 200万円 | |||
引落口座 | 法人 | ||||
ブランド | Master、VISA、JCB | ||||
最短発行期間 | 1週間 | 4営業日 | |||
ポイント還元率 | – | 0.5% | – | 0.5% | |
マイル | – | ||||
ETCカード | 発行枚数上限 | 各カードにつき1枚 | |||
年会費 | 無料 | ||||
電子マネー | – |
※初年度無料
ライフカードビジネスの口コミ&評判
ここからはライフカードビジネスの具体的な口コミ&評判をご紹介します。
ライフカードビジネスのいい口コミ&評判
まずはライフカードビジネスのいい口コミ&評判をご紹介します。
年会費が安い
まずライフカードのいい口コミで多かったのは、年会費の安さについて。
一般カードなら年会費はずっと無料、ゴールドカードでも初年度無料で2年目以降2,000円という安さ。
初年度無料で2年目から有料の法人カードは、多くはないものの他社にもそれなりにあります。
しかし、ずっと無料の法人カードは「ライフビジネス一般」と「ライフライト一般」、そして「ビジネクスト・法人クレジットカード」の3種類だけ。
「年に一度でも使えば年会費無料」という実質年会費無料のカードもありますが、1円も使わなくても年会費がかからないのはこの3種類だけです。
「ライフカードビジネスを利用していて感じたメリットは、まず年会費が無料なこと。
ゴールドカードだと2年目以降は年会費2,000円かかります。2,000円でも法人カードとしては格安です。
また、追加カードも手数料や発行手数料がかからないので、気兼ねなく従業員用に追加カードを発行できます。
ETCカードやETCカードの追加発行も、元のカードと同様に年会費も発行手数料もかかりません。
追加カードの発行枚数は無制限なので、多数の従業員を抱える会社でも使いやすいカードです」
「とにかく年会費がかからないのがいいですね。法人向けのクレジットカードで年会費無料は本当に珍しいので、無料で法人向けのクレジットカードを持ちたい人にぴったりなカードだと思いました。
いくら使わないといけないというプレッシャーもないので、とりあえず持っておけるのも魅力ですETCカードが無料で付帯しているのもいいと思います。
よく高速道路を使うので、ETCカードの無料発行はとてもありがたく、重宝しています。
コストパフォーマンスに優れているため、とにかく何らかの法人向けのクレジットカードを持ちたならおすすめです。
ずっと年会費がかからないので、しばらくして使わなくなっても問題ありません」
審査に通りやすい
続いて多くあげられたメリットは、審査の通りやすさ。
クレジットカードの他のメリットやデメリットがどうこう以前に、審査に通らないと話にならないので、審査に通りやすいカードは人気です。
また他社と同様、審査結果によっては、たとえ審査に通ったとしても信用面が低くければ、限度額が低くなります。
ただその点についても、利用実績が増すごとにしっかりと上がるようなので、心配はいらないでしょう。
「開業後すぐにカードを作れたので、審査には通りやすかったと思います。
めぼしい事業実績がなかったので年収などはほぼ予想値で申請しましたが、無事に審査は通りました。
ひとつでも事業をした実績があれば、ほぼ審査は通るはずです。
審査時の確認事項など、電話応対も丁寧でわかりやすく、入会サポートは充実していました。
そのため、ビジネスカード初心者でも入会しやすいクレジットカードだと思います。
限度額は使用金額や事業の信用に応じてしっかり上がるので、入会したばかりのころは限度額が低くても心配する必要はありません」
「すぐに簡単にクレジットカードを発行できました。
審査で悩んだり手間取ったりすることはなかったです」
ゴールドカードの旅行保険は自動付帯
クレジットカードの保険には、2種類あります。
ご存知の方も多いでしょうが、それが「利用付帯」と「自動付帯」です。
「利用付帯」は、そのカードを旅行先で使ったり、ショッピングで該当商品を購入したりしないと保険の適用対象になりません。
しかし「自動付帯」は、カードを持っているだけで保険の適用対象になります。
「ライフビジネスゴールド」と「ライフライトゴールド」には、国内外の旅行傷害保険などが自動付帯です。
それゆえ口コミでも、自動付帯の使い勝手の良さに高評価が集まりました。
「旅行傷害保険などは利用付帯の法人カードが多いんですが、ライフカードビジネスゴールドライトは自動付帯なのでとても助かります!
このカードだとマイルが貯まらないので、マイルは他のカードで貯めて保険はマイル用のカードとこのカード両方でカバーできるのでお得です」
「海外出張が多いので、旅行保険の自動付帯はとても助かります。
ゴールドカードなのに初年度無料で使えるので、お試し感覚で最初の一年間はライフカードビジネスゴールドを契約するのもありではないでしょうか。
わたしも無料お試しのつもりで使い始めましたが、年間2,000円で自動付帯の保険が付くなら安いかなと思うようになり、今(3年目)も継続して利用しています」
ライフカードビジネスの悪い口コミ&評判
続いて、ライフカードビジネスの悪い口コミ&評判をご紹介します。
スタンダードだとポイントが還元されない
ライフカードビジネスには、「スタンダード」と「ゴールド」があります。
スタンダードランクのカードの場合、ポイントが還元されないのが大きなデメリットとして批判の的になりました。
「ライフカードビジネススタンダードを利用して1年半ですが、最大のデメリットはライフカードビジネススタンダードだとポイントが還元されないこと。
わたしの事業の場合、カードの支払い額は1ヶ月あたり平均30万円なので、ポイント還元されないからといって大きなロスになることはありません。
しかし、利用額がもっと多い起業の場合、ポイント還元されないことが大きく影響するのではないでしょうか。
カード利用額が多い方は、年会費2,000円を払ってもライフカードビジネスゴールドを作ることをおすすめします。
ポイントで還元される金額を考慮すれば、年会費はすぐに元を取れるはずです」
法人カードを作る際は、ポイント還元率も経費を抑える意味では重要となる方もいるため、利用額が多い場合はこの口コミのアドバイスのように、ゴールドを選んだ方が得策となるでしょう。
ゴールドでもポイント還元率が低い
前項の口コミのとおり、ゴールドカードであればライフビジネスでもライフライトでもポイント還元を利用できます。
しかし、ポイントの還元率は0.5%と決して高くありません。
この点にも、多くの批判の声が上がっています。
「ライフカードゴールドビジネスライトだと、スタンダードと違って0.5%のポイント還元があるため、ゴールドカードを選びました。
とはいえ、0.5%なのでポイント還元率は決して高くありません。
限度額ギリギリまで毎月使うので、年会費が万単位でもポイント還元率が1%以上のカードの方がお得なのではないか?と思うようになりました。
しかし、ライフカードゴールドビジネスライトは空港ラウンジサービスが使えたり、旅行保険が自動付帯で使えたりするので、他のカードに乗り換えることになっても解約せずにキープするかもしれません」
この方のいうように、利用額によっては年会費が数万円程度でも、還元率が1%を超えている方がお得な場合もあります。
一方で、法人カードは個人のクレジットカードより、そもそもポイント還元率が低いことも忘れてはいけません。
それも大抵0.5%が基本で、特典でアップするような仕組みです。
そうなると、そこまでポイントが低いともいえない可能性もあるわけです。
また審査が通りやすい点も考慮すると、ポイント還元率がそう高くないことは、致し方ない部分ともいえるでしょう。
ステータス性が低い
ほかにも、ステータス性の低さを懸念する声が上がりました。
この点については、気になる方も多いのではないでしょうか?
特に取引先の接待や、部下におごるといった機会が多いのなら、それはなおさらでしょう。
「安いカード、すなわち社会的信用やステータスの低いこのカードで接待などの料金を支払うときは、あまりクライアントの目につかないように心がけています。
やはり、ステータス性がないカードを持っているせいで社会的信用を疑われ、取引先を失いたくありません。
また、必死にポイントを貯めていると思われたくない部分のも、理由のひとつです。
大人数での食事料金を支払えば、還元率が低くてもそれなりの還元額になるので重宝しています。
しかし、ポイントを必死に貯めている姿を社員やクライアントに見られたらデメリットこそあれメリットはほとんどありません」
そもそも、ステータス性が高いカードの審査に自信がない場合は、信用の実績ができるまで我慢も必要です。
しかしそうでないのなら、ステータス性の高い「三井住友ビジネスカード」や「JCB法人カード」も検討してみた方が良いかもしれません。
三井住友ビジネスカードについての基本情報や口コミは、以下の記事が参考になります。
三井住友ビジネスカードの口コミ&評判!限度額や審査は?一般カードとの違いは?またJCB法人カードについては、以下の記事で確認すると良いでしょう。
JCB法人カードの口コミ&評判!審査や限度額は?2種類のカードの違いは?スタンダードは旅行保険などの特典がない
ライフカードビジネスのゴールドには、保険などが付帯することはご紹介済みですが、スタンダードにはそういった特典は一切つきません。
そのため、出張によく行く方の場合は、スタンダードカードだと少々心細いことは否定できないでしょう。
「たいていのクレジットカードに付帯している旅行の傷害保険が、ライフカードビジネスライトにはついていません。
海外旅行保険も国内旅行保険もないので、旅行には持っていくには向かないと思います。
年会費が永年無料ということも理由なのか、ポイント還元やキャッシュバック、マイル還元などの特典がまったくない点が残念です。
ライフカードビジネスライトのカードデザインも可もなく不可もなくで、複数種類から選べないのも残念ですね。
あとはなんといっても空港ラウンジを使えないこと。
ゴールドにすればいいのは分かっているんですが、資金繰りが安定しない間は2,000円でも無駄にできません」
ライフライトは追加カードの発行数に制限がある
ライフビジネスは、追加カードの発行枚数無制限です。
しかしライフライトは、追加カード3枚までの発行制限があります。
これは、スタンダードでもゴールドでも同じです。
「追加カードは3枚までと、法人向けクレジットカードにしては非常に少ないと思います。
法人ETCカードは、各カードにつき1枚しか作れません。
そのため、従業員を多数抱えていたり、社用車がたくさんあったりする企業には不便ではないでしょうか。
審査も通りやすく、発行も早いのはいいんですが、ライフカードのステータス性がそこまで感じられないも残念です」
総合的なライフカードビジネスの口コミ&評判
総合的なライフカードビジネスの評判は、そこそこといったところ。
ライフライトは、利用限度額や追加カードの発行枚数に制限がかかります。
その分、申し込みがウェブで完結したり、審査書類は代表者の本人確認書類だけだったりと、カード発行に対するハードルがかなり低いのが特徴です。
申込時は、審査が楽ですぐに発行できるのでライフライトを選んでも、あとから利用限度額が足りなかったり追加カードをもっと増やしたくなったりする人からは不満が聞こえました。
また、スタンダードだとポイント還元や保険付帯がないのもマイナスポイントです。
しかし、これらのマイナスポイントがあるとはいえ、やはり審査の易しさを考えれば致し方のない部分でもあります。
もし、審査難易度はもう少し高くても大丈夫といった方は、以下の記事で再度法人カードを選び直すといいでしょう。
法人カードおすすめ24選を比較!迷わない選び方や目的別おすすめもとにかくビジネスカードのコストを抑えたい人におすすめ!
こうしたデメリット以上に多く聞こえたメリットは、年会費の安さと審査の易しさ。
特に追加カードも含めて、年会費が永年無料のスタンダードは大人気です。
少しでも経費を削減したい事業主から大きな支持を集めました。
ゴールドでも年会費は2,000円で、ゴールドカードの特典を利用すれば、あっさりと元が取れてしまうともっぱらの評判です。
それでいて、すぐ発行できる法人カードとなれば、必要な方にとっては優れものとなるでしょう。
ライフカードビジネスの特典と必要書類まとめ
さてここでは、これまで紹介してきた内容も踏まえ、「ライフカードビジネス」と「ライフカードビジネスライト」のそれぞれの特典一覧をまとめて紹介しておきます。
不便との声も聞かれる「ライフカードビジネス」。
口コミだけではなく、「自身にとってはどうなのか」という点も重視しながら、ご判断くださいね!
では進めていきましょう。
「ライフカードビジネス」の特典一覧
まずは、ライフカードビジネスの「一般カード」と「ゴールドカード」の特典から見ていきましょう。
- MasterCardビジネスアシスト(MasterCard選択時)
- Visaビジネスオファー(Visa選択時)
- Visaビジネスグルメオファー(Visa選択時)
- クラウド会計ソフトfreeeの割引優待
- 弁護士相談サービス(無料)
- 福利厚生サービスの割引優待(月320円~/人)
- 海外アシスタンスサービス(予約代行、医師紹介、情報取集など)
- 旅行サービス(JAL・ANAが特別運賃で利用可能)
- 全国の主要空港ラウンジ利用が無料(ゴールドのみ)
- ポイントサービス(ゴールドのみ)
■ 付帯保険について(ゴールドのみ)
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
- 国内旅行傷害保険:最高1,000万円
- シートベルト傷害保険:最高200万円
このように、一般カードについては空港ラウンジの利用や保険の付帯がないものの、それでも法人カードを持つ意味は十分にある特典量となっています。
これが無料となれば、ステータス性を気にしない方や、信用度が心配な方には心強い味方ともなるでしょう。
必要書類
- 本人確認書類
- 登記簿謄本(法人のみ)
- 決算書 / 確定申告書類2期分(希望限度額100万円超~500万円の場合)
- 不動産謄本(法人で希望限度額が500万円超の場合)
ライフカードビジネスの必要書類は、希望限度額により本人確認書類以外に決算書(確定申告書類)2期分が必要となります。
スムーズな発行を目指すためにも、こうした書類は事前に用意しておきましょう。
「ライフカードビジネスライト」の特典一覧
続いて、ライフカードビジネスライトの「一般カード」と「ゴールドカード」の特典についても見ていきましょう。
- カーシェアリングの利用料を割引優待
- MasterCardビジネスアシスト(MasterCard選択時)
- Visaビジネスオファー(Visa選択時)
- Visaビジネスグルメオファー(Visa選択時)
- クラウド会計ソフトfreeeの割引優待
- 弁護士相談サービス(無料)
- 福利厚生サービスの割引優待(月320円~/人)
- 海外アシスタンスサービス(予約代行、医師紹介、情報取集など)
- 旅行サービス(ツアー割引優待)
- 全国の主要空港ラウンジ利用が無料(ゴールドのみ)
- ポイントサービス(ゴールドのみ)
- エルモール経由で最大25倍のポイントアップ(ゴールドのみ)
■ 付帯保険について(ゴールドのみ)
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
- 国内旅行傷害保険:最高1,000万円
- シートベルト傷害保険:最高200万円
- 不正利用補償:60日間前まで
利用限度額の少なさ(200万円まで)や、従業員カードが3枚までの発行しかできないのは、たしかにデメリットでもあります。
しかし特典については、「ライフカードビジネス」よりも充実した印象となりました。
もちろん、今後を見据えた拡張性は持たせておくべきですが、その時にはさらにステータス性の高いカードを所有したくなったりもするでしょう。
近々で限度額の超過や従業員への追加発行予定がないのなら、特別意識することもないかもしれません。
ただし、そうした予定があるのなら、「ライフカードビジネス」のゴールドを持つことが良策となりそうです。
必要書類
「ライフカードビジネスライト」の必要書類は、先述したとおり本人確認書類のみです。
別途で財務資料の提出は必要ありません。
これなら、業績も気になることはないでしょう。
ライフカードビジネスは審査に自信がない方にとって助け舟
今回は、ライフカードビジネスの口コミ&評判をご紹介しました。
ライフカードビジネスは、デメリットや悪い評判もありますが、審査の通りやすさやコストパフォーマンスの高さもあり、起業したての方を中心に大人気。
特にゴールドカードの場合では、他のカードをメインカードにするようになっても、自動付帯の保険などの特典を目当てに解約せずに持ち続けている方も少なくありませんでした。
ライフカードビジネスとライフカードビジネスライト、スタンダードとゴールド、どの組み合わせが自分や企業に適しているかをよく考え、後悔しない選択をしましょう。
また、もし今後ステータスが高めの法人カードを狙うのなら、ライフカードビジネスでしっかりと利用実績を作ってから挑戦するようにしてくださいね!
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