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就職や転職の際に企業から求められる一般的なパソコンスキルは、普段パソコンを使っている人であれば問題なく行える作業が多いです。
しかし、最低限のパソコン操作ができること以外にも、パソコン、ITに関する知識や技術があることを証明し、就職先や転職先で戦力になれることをアピールする必要があるでしょう。
そこで、就職や転職に役立つおすすめのパソコンの資格と、パソコンの資格を取得する方法を紹介します。
パソコンの資格が必要な理由
仕事で必要なパソコンのスキルとしては、ファイルを作成する、保存する、情報を検索するなどの作業が挙げられるでしょう。
しかし、求められるパソコンスキルは企業や職種ごとに違いがあり、専門ソフトグラフや画像を差し込む、表やグラフを作成する、データを使って表やグラフを作成するなどのスキルが必要な場合も多いです。
そのため、自分が目指す仕事で求められる資格を取る必要があります。
おすすめのパソコンの資格12選
就職や転職をする際に役立つ資格のなかでも、多くの企業で求められる知識や技術を認定する資格を紹介します。
デザイン系の仕事で求められるもの、事務職で求められるものなど分野が異なるため、自分が就職や転職をする業界に適した資格をチェックしましょう。
MOS
MOSはMicrosoft Office Specialist(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)のことで、企業の業務で活用されるオフィスソフトを使いこなせるかどうかを証明する資格です。日本だけではなく、国際的に認められる人気の資格のひとつです。
ITパスポート
ITパスポートは、2009年に始まった国家資格です。システムアドミニストレータ試験の代わりとなる資格であり、企業で共通して求められるITの基礎知識を証明できます。
日商PC検定
日商PC検定は、企業での業務においてITを使うための知識やスキルの取得を目指すもので、インターネット社会に対応できるビジネススキルを身につけられることが特徴です。
データの活用、文章の作成、プレゼン資料の作成の3つに分かれ、各試験で実技と筆記が行われます。
Word文書処理技能検定試験
Wordは文章作成ソフトとして定番のものであり、表やグラフ、画像を挿入できます。特に事務職の場合はWordとExcelを使用できることが募集条件になっていることが多いため、Word操作の技能を証明できると有利になるでしょう。
Excel文書処理技能検定試験
Excelはデータの分析は収集のほか、様々な用途で使われるソフトです。事務職や経理への就職や転職をしたい方は、取得しておくべき資格だと言えます。
PowerPointプレゼンテーション技能認定試験
PowerPointは通称パワポと呼ばれており、プレゼン資料を作成する際に活用されます。
PowerPointプレゼンテーション技能を身に付けることで、資料の作成や営業事務の業務に役立つでしょう。
関連サイト:Power Pointプレゼンテーション技能認定試験
Accessビジネスデータベース技能認定試験
Accessは、データベースの作成や管理に使われています。受注や売上データを管理するといった、幅広い使用用途があり、Accessビジネスデータベース技能は事務職で求められることが多いです。
Accessを使い慣れている方は少ないため、アピールポイントになるでしょう。
Webデザイン技能検定
Webデザインの知識やスキルを身につけると、デザイン事務所やWeb制作会社、IT企業などの就職や転職に有利になります。
さらに、近年では企業の多くがホームページを持っているため、ホームページの管理を任されることがあるでしょう。
VBAエキスパート
VBAエキスパートは、AccessやMicrosoft Office Excelで利用できるマクロ・VBAの知識を認定する資格です。VBAエキスパートはExcelVBAベーシック、ExcelVBAスタンダード、AccessVBAベーシック、AccessVBAスタンダードの4種類があります。
CAD利用技術者試験
CADオペレーターは、パソコンでの設計や製造するための資格です。CADソフトを使えるようになると。設計者のサポート役として働ける可能性があります。
アパレルや家具、建設、機械など幅広い分野で活用でき、専門性が高い資格のため手当も期待できるでしょう。
Illustratorクリエイター能力認定試験
AdobeIllustratorは、画像の作成や編集をするソフトを指します。Illustratorクリエイター能力認定試験は、Webデザイナー、グラフィックデザイナーとして働きたい方には必須の資格だといえるでしょう。
Photoshopクリエイター能力認定試験
Photoshopは、世界基準のグラフィックツールです。Photoshopクリエイター能力認定試験は、Photoshopをどのくらい活用できるのかをアピールできる資格です。
Photoshopを使った画像の作成や、出題内容に適したものを作るといったスキルを認定するためのものです。
パソコンの資格を取る方法
パソコンの資格を取る方法は、自分で勉強スケジュールを組む方法と、カリキュラムを受ける方法に分けられます。
独学
独学は、市販されているテキストや問題集を購入し、自分で勉強する方法です。資格ごとに公式テキストも販売されており、働きながら限られた時間で勉強をする方に適しているでしょう。
通信講座
通信講座は、講座に申し込むとテキストが郵送され、テキストを使用して勉強を進めます。添削課題を提出し、学習する方法です。
スクールに通う
スクールは、過去の出題傾向や試験問題を基にしたカリキュラムを受けられるため、独学や通信講座と比較して効率的に知識を身につけられます。基礎知識が身につくため、復習や応用問題を解く際にも活用でき、合格率アップが期待できるでしょう。
まとめ
就職や転職活動が有利になるパソコンの資格は、基本的なパソコン操作が行えることを証明する資格や、グラフィック作成の専門スキルがあることを証明する資格などがあります。
時間に余裕がある場合は、仕事で役立つ資格を複数取得することも検討しましょう。