この記事はPRが含まれていますが、直接取材・調査した一次情報を元に書かれています。
融資を確保するために、ビジネスローンを利用する法人または個人事業主は、非常に多いものです。
など、ビジネスローンを利用するとなれば、申し込みの段階で一番気になることとして、審査基準があげられるでしょう。
審査基準に満たさない場合は当然ながら、ビジネスローンの審査を通過できず、ビジネスローンそのものを利用できません。
しかし、審査基準は基本的に公開されていないことがほとんどです。
そこで今回は、一般的に指摘されるビジネスローンの審査基準を挙げつつ、審査に通るためのコツとは何かについて紹介していきます。
できる対策をしっかりと行い、ビジネスローンで融資をうけていきましょう!
ビジネスローンの審査基準は甘いというが実際はどうなのか?
インターネット上では、ビジネスローンの審査基準は甘いという声が聞かれているのですが、実際は甘くなく、むしろ厳しいと言っても過言ではありません。
審査基準が甘さを狙う事業者の特徴と金融機関の反応
審査基準が甘いビジネスローンを探そうとしている法人または個人事業主は、
- 資金にかなり困っている傾向がある
- 多額のお金を借り入れしたい
などの悩みを持っているのが特徴です。
しかし、こういった方はビジネスローンの審査通過が難しくなります。
なぜなら、審査をする担当者からみれば、事業の透明性や返済能力などに疑問を抱いてしまうためです。
ビジネスローンを提供する金融機関は、
という点に注目しているのです。
そのため、そういったリスクが高い方は、金融機関側が損を受けないために、審査に通過させないのが定説です。
ビジネスローンの審査基準に満たない条件を理解してみよう
ビジネスローンの審査基準に満たない法人と個人事業主は利用できないと、冒頭でも説明しました。
逆に考えれば、その審査を通過できない要因を知り、無くすことが審査に通るためのコツといえます。
審査基準や条件などについては、後ほど詳しく解説していきますが、不安に思った方は事前にビジネスローンの利用予定先に問い合わせても問題はありません。
まずは、ビジネスローンを扱っている最寄りの銀行やノンバンク(消費者金融や信販会社など)に、相談にしてみてもいいでしょう。
ビジネスローンの審査基準を知る前に!
ビジネスローンの審査基準を説明する前に、事前に知っておいた方がいい点がいくつかあります。
それは、以下に挙げる5点です。
- 審査基準は基本的に公開されていない
- ここで挙げている審査基準はあくまで自分の考えである
- 公開されているのは申し込み条件に限定されているのがほとんど
- 審査にはスコアリングシステムが導入されている
- 銀行とノンバンクの審査内容が異なる
これらの中で、とくに注目していただきたいのが、「4」のスコアリングシステムについてです。
スコアリングシステムとは
スコアリングシステムとは、申込者の情報をパソコンに入力して、機械またはシステムで審査を行うことを意味します。
金融機関側からすれば、このシステムを利用することで、以下の3つのメリットを得られるのです。
- 審査の可否の結果がすぐに判明する
- 融資できる最高金額が決まる
- 金利はどのくらいが適切か
ノンバンクが提供するビジネスローンの多くが、即日融資を可能としていますが、その理由はスコアリングシステムの働きによるものです。
一方で銀行系のビジネスローンは、即日融資ができないことがほとんどです。
というのもスコアリングシステムだけでなく、審査の担当者がスコアリングシステムの結果を基に申込者の情報を精査して、最終的にその担当者が判断するためです。
ビジネスローンの審査基準についてですが、その審査基準は7つあります。
その7つを次に挙げて、内容を解説していきます。
ビジネスローンの審査基準7つ!その内容を徹底解説してみた
では早速ビジネスローンの審査基準7つを見ていきましょう。
一覧にすると、以下のようになります。
- 決算書
- 業歴
- 経営者および会社自体の信用
- 金融事故の有無
- 経営する会社の透明性
- 経営者に対する印象
- 書類の提出期限
それぞれの詳細については、次より解説していきます。では順に見ていきましょう。
1:決算書|ビジネスローンの審査基準
決算書とは、一定期間の経営成績と財務状況を計算して作られた資料のことをいいます。
実は決算書は専門用語ではなく日常用語で、正式には「財務諸表」と呼ばれています。
これを、もっとわかりやすく説明するなら、「会社の成績表」ともいえるでしょう。
そんな決算書には、収入と支出、資産と負債などが明確に記載されているので、この決算書がビジネスローンの審査に大きな影響を及ぼすと言っても過言ではありません。
この決算書で重要視されるものには、主に以下の3点があるでしょう。
- 収益性
- 信頼性
- 返済能力
1:収益性
収益性は文字通り、企業と個人事業主が持つ稼ぐ力です。
事業として稼ぐことができなければ、返済ができないのは当然のことです。
2:信頼性
その次は信頼性ですが、これはどういう意味なのかというと、
- 倒産しない企業
- 破綻しない個人事業主
- 堅実的に返済してくれる
などが挙げられます。
倒産しない企業と、破綻しない個人事業主は信頼性というより、安定性と言ったほうが良いでしょう。
堅実的に返済するという部分は文字通りの意味です。
3:返済能力
返済能力が十分にあるにも関わらず、返済しようとしない企業および個人事業主は、融資を提供する側にとっては大きなリスクとなります。
そのため、そういったリスクがある以上、ビジネスローンの利用は認めないといえるでしょう。
返済能力も非常に重要視され、審査基準の大きなポイントになると考えられます。
2:業歴|ビジネスローンの審査基準
業歴(事業の経歴)も、ビジネスローンの審査基準に該当するものであると考えられています。
「なぜか」といえば、会社が設立してから長く続いているということは、その会社が順調に経営していることを意味するからです。
もうひとつは、ビジネスローンの申し込み条件にもあります。
たとえば、三井住友銀行が提供するビジネスセレクトローンというビジネスローンについてですが、このビジネスローンを利用する条件のひとつに「業歴2年以上」であることが明記されています。
業歴も審査基準のひとつであると同時に、ビジネスローンの申し込み条件にもなるのです。
ちなみにノンバンク系の場合だと、業歴を審査基準に含まれていないビジネスローンが多いので、開業資金を目的に利用することが可能となります。
3:経営者および会社自体の信用|ビジネスローンの審査基準
ビジネスローンの審査基準の中に、会社とその経営者自身の信用性も含まれております。
個人事業主の場合も同様で、事業と事業者自身への信用が、ビジネスローンの審査基準に該当します。
なぜこうした信用力が、ビジネスローンの審査基準に含まれるのかというと、以下のような事実が存在するためです。
- 業歴が長くても信用力に欠けている可能性がある
- 会社自体の信用情報に傷が付いている
- 税金やその他の支払いに長期的な滞納がある
- 経営者自身がブラックリストに登録されている
先にもお伝えしていますが、こうした事実がある場合では、当然「返済能力がある」とは言い切れる状態ではありません。
それゆえ、ビジネスローンの利用がむずかしくなってくるのです。
4:金融事故の有無|ビジネスローンの審査基準
金融事故とは、借金の返済が正常にできなくなることをいいます。
もう少しわかりやすく説明すると、
- 長期的な滞納
- 料金の踏み倒し
- 債務整理
- 自己破産
などが挙げられます。
金融事故の共通点は、
などです。
金融事故を起こした方は、信用情報にブラックリストとして登録されます。
ブラックリストに登録された時点で、ビジネスローンだけでなく、法人カードやその他のローンを利用できなくなるのです。
しかし、金融事故の経歴を無くして、ビジネスローンを利用したいと考えている方もいます。
金融事故の経歴をなくすには、時効が経過する5~10年を待つ必要があります。
時効が過ぎると金融事故の経歴が消えるので、その経歴が消えたときには、ビジネスローンの利用を申し込むことが可能です。
5:経営する会社の透明性|ビジネスローンの審査基準
ビジネスローンの審査では、スコアリングシステムの利用が主流となっています。
スコアリングシステムについては、すでに「ビジネスローンの審査基準7つ!その内容を徹底解説してみた」の見出しで説明していますね!
会社の透明性とは、会社の営業状況や事業内容などが、第三者でもわかることを意味します。
その透明性が高いほど、会社がどのような事業を行っているのかがわかるのです。
多くの会社は、
- 会社の概要
- 免許・資格・認可など
- 業種
この3つの会社情報を基本的に公開しています。
行っている事業の中に、免許や資格や認可などを必要とする事業も含まれているのです。
そういったものがないにも関わらず、事業を継続している会社は、審査の通過が非常に難しいと言っても過言ではないでしょう。
一方、透明性が低い会社の場合だと、
- 会社の実態がない
- どのような事業を行っているのかわからない
- 事業に必要な免許や資格や認可を得ているか
- 業種が不明
こういった疑いを抱かれることになります。
会社の実態についてですが、仮に会社に実態があっても、それがバーチャルオフィスであれば、審査の通過がむずかしくなることもあります。
融資側にとって、透明性が低い会社への融資は大きなリスクです。
それを解決するためにも、事業内容はしっかりと明記し、実績などもあれば載せるようにしていきましょう。
6:経営者に対する印象|ビジネスローンの審査基準
スコアリングシステムの話しになりますが、スコアリングシステムの審査は基本的に、機械またはシステムが行うもので、面談はありません。
しかし、スコアリングシステムの審査だけでなく、面談審査を導入している金融機関も存在します。
面談が必要なビジネスローンの利用を仮定に説明すると、申込者はビジネスローン審査を担当する金融機関の職員と面談します。
面談の内容では、審査担当者が経営者に対して、その会社の経営状況や決算などのヒアリングが行われるとのことです。
しかし、ここで重要となるのが、審査担当者が経営者に対して、どのような印象を抱くのかにあります。
審査担当者は経営者のどこを見るのかといえば、以下のような4項目が挙げれるでしょう。
- 質問への的確な回答ができるか
- 身なりをきちんと整えているか
- 基本的な姿勢を整えているか
- 予定時間より遅刻していないか
この4つのポイントは、社会人としての基本的な振る舞いになります。
とくに注目していただきたいポイントは、予定時間より遅刻していないかという部分です。
遅刻は社会人にとって、絶対にあってはならず、遅刻の有無だけで印象が大きく変わります。
これは仕事やプライベートなどでも言えることで、約束したことを絶対に守らねばなりません。
しかし、交通機関や天候などの乱れが理由での遅刻は、仕方ないといえます。
どうしても遅刻しそうになったときは、事前にビジネスローン申込先に連絡するようにしましょう。
7:書類の提出期限|ビジネスローンの審査基準
書類(決算書など)の提出期限は必ず定められております。
期間内に書類を提出しないと、ビジネスローンの利用意思がないとみなされ、この時点で審査の通過が不可能であると、考えたほうがいいでしょう。
利用意思があるから、ビジネスローンを法人および個人事業主は必要としているのです。
自分の落ち度で、書類の提出が遅れたのであれば、審査担当者は良い印象を持たないでしょう。
そうならないためにも、期限までに書類の提出を心がけてください。
審査基準についての紹介は以上となります。
ただこれでは少しもの足りないので、ここからは審査の通過率を上げるためには、一体どのような対策をしていけばいいのかについて紹介していきます。
確率を高めよう!ビジネスローンの審査の通過させるためのコツとは
では早速、審査を通りやすくするための対策(コツ)を紹介しておきます。
ここで紹介するコツは、以下の5点です。
- ノンバンク系を狙う
- 融資希望額を下げる
- 保証人や担保を用意
- 同時に複数社に申込まない
- ファクタリングという道もある
では順にみていきましょう。
1:ノンバンク系を狙う
ビジネスローンの種類には、主に「銀行系」と「ノンバンク系」の2種類があります。
この中でも審査に甘いといわれているのが、「ノンバンク系」のビジネスローンとなります。
このビジネスローンについては、「審査が易しめのビジネスローン」で紹介していきますので、今はこのまま読み進めていきましょう!
また、その他のビジネスローンについても、「見てみたい!」という方は、以下の記事で厳選したものを紹介していますので、参考にしみてください。
ビジネスローンおすすめ24選!個人事業主&法人に融資元を紹介2:融資希望額を下げる
基本的に、借入れというものは、融資希望が上がるほど審査が厳しくなるものです。
たとえば同じ返済能力を持つ方で、以下の2通りがあった場合、どちらの方が返済できる可能性が高いと感じるでしょうか。
金融の審査担当者になったつもりで考えてみましょう。
- 1,000万円借入れをしたい人
- 100万円だけ借入れをしたい人
もうお分かりかと思いますが、「2」の人の方が、返済される可能性は高いと感じるのではないでしょうか。
そもそもビジネスローンでは、返済期限や回数が決められているものです。
そのため、借入れ額が多くなるほど、一回当たりの返済額も高額になってしまうのです。
それにも関わらず、収益の少ない方や経営の安定がしていない方では、多額の借入れをしてしまえば、返済が苦しくなることは明らかでしょう。
つまり、収益などで不安があるのであれば、融資希望額は低く設定しておくことで審査は通りやすくなるといえるのです。
3:保証人や担保を用意
もし返済能力に自信がないのであれば、保証人や担保を用意することも有効な手段です。
保証人でいえば、返済能力の高い方を選ぶようにしましょう。
また担保といえば、一般的に不動産を指します。価値のある不動産を所有しているのであれば、それを担保として差し出すのも良いでしょう。
もし自身で不動産担保を用意できない場合は、3親等以内であれば差し出すことが可能です。
ただしその場合では、最悪のケースとして不動産が売却されてしまうというリスク説明をした上で、親族に相談するようにしましょう。
もし担保とできる不動産を所有しているのであれば、不動担保ローンを活用して、資金調達する方法もあります。
この場合では、不動産に価値があれば多額の借入れもできるため、なるべく多く資金調達したい方に有効な方法となるでしょう。
法人向け不動産担保ローンの審査基準とは!何を見る?どこが甘い?4:同時に複数社に申込まない
これはコツというよりも、注意ともいえますが、同時に複数社のビジネスローンに申込みするのは避けた方が賢明です。
理由としては、複数の申込みをしてしまうことで、信用情報にキズがついてしまうためです。
もし複数に申込みしたい場合では、審査結果が出てから次を申込むようにしてください。
案外この点は見落としてがちなので、注意が必要です。
5:ファクタリングという道もある
ここまで読み進めてきて、それでも審査が厳しいと感じるのであれば、「ファクタリング」という資金調達方法もあります。
■ ファクタリングとは
ファクタリングとは、取引先から未回収の売掛金を買取をしてくれるサービスのことをいいます。
このサービスを利用する場合は、「借入れ」という扱いにはなりません。
またファクタリングの取引には、「2社間」「3社間」の2つの取引方法があります。
この中でも「2社間」の場合では、取引先相手にファクタリングを利用していることがバレません。
また即日で現金化できることもあり、黒字倒産などを防ぐ有効な手段として、注目されるサービスとなります。
ファクタリングについては、この記事の最後で再度触れておきますので、今はこのまま読み進めていきましょう。
審査が甘めのビジネスローンも把握しておこう
さてここでは、審査が比較的甘めのビジネスローンについて、3社ほど紹介しておきます。
審査が厳しいところに申込んでしまい後がない方、そもそも審査に対して不安のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
では早速、順に紹介していきます。
1:ビジネクストの「ビジネスローン」
申込み条件 | 満20歳~69歳の法人・個人事業主の方 |
融資可能額 | 50~1,000万円 |
年率 | 3.1~18.0% |
融資スピード | 最短即日 |
担保 | 不要 |
保証人 | 原則不要※法人の場合は、代表者が連帯保証人 |
「ビジネクスト」は、国内でトップクラスの融資実績がある、融資事業会社です。
また、親会社は大手消費者金融のアイフルのとなっており、そのノウハウや実績は信用に値するのではないでしょうか。
また今回、審査が易しめとして厳選した理由が、赤字決算だった場合であっても融資に応じてくれるケースがあるためです。
一般的には、赤字決算がある状態では審査落ちも致し方ないかもしれません。
その点ビジネクストでは、現状の財務状況も判断基準として取り入れているため、間口が広くなっているのです。
このことについては、公式HP内でもしっかりと明記されています。
赤字決算でも可能か。
過去の財務内容だけでなく現状のご商売に鑑み融資実行の可能性を検討してまいります。営業担当までお気軽にご相談ください。
※引用元:ビジネクスト(よくあるご質問)
また融資金の資金使途についてですが、事業資金の範囲内で自由に利用できます。
ただし返済期間については最長で5年となりますので、大きい金額の借入を予定している場合には、しっかりと返済計画を立てておくことを忘れないようにしてくださいね!
2:ビジネスパートナーの「スモールビジネスローン」
申込み条件 | 満20歳~69歳の法人・個人事業主 |
融資可能額 | 50~500万円 |
金利 | 9.98%~18.0% |
融資スピード | 最短5日 |
担保 | 不要 |
保証人 | 原則不要
※法人の場合は、代表者が連帯保証人 |
ビジネスパートナーの「ビジネスローン」では、他社の審査では落ちてしまうような赤字決算であったとしても、融資をしてくれる可能性があります。
ただし、赤字改善資料は必須となりますので、事前に用意しておくといいでしょう。
また、通常10万円から追加融資もできますが、カードを作成すればなんと1万円からの融資も可能となります。
さらに、カードを利用していれば24時間いつでも、セブン銀行から借り入れや返済ができるようになるので、利便性についても申し分ありません。
少額融資を希望する方はもちろん、もしもの時のためにすぐ借りられるビジネスローンを持っておきたい方には、特におすすめのビジネスローンとなりそうです。
3:ユニーファイナンスの「事業者向けビジネスローン」
申込み条件 | 満23歳以上の法人・個人事業主 |
融資可能額 | 1~1,000万円 |
上限金利 | 12.0〜17.95% |
融資スピード | 最短即日 |
担保 | 原則不要
※有価証券・不動産が必要なケースも |
保証人 | 原則不要※法人の場合は、代表者が連帯保証人 |
ユニーファイナンスのビジネスローンには、以下の2種類があります。
■ ビジネスローン
- 融資限度額「1~200万円」
- 最大返済期間3年「36回払い」
■ スーパービジネスローン
- 融資限度額「100~1,000万円」
- 最大返済期間5年「60回払い」
これらを見てもわかる通り、融資希望額の金額によっては、返済期間が少々タイトな印象があります。
しかし返済能力や定期的な収入があれば、事業歴が関係なく申し込める点をみると、他社よりも審査が甘めになっていることが分かるでしょう。
そのため、事業歴があまりない方に対しても、良いサポート役となってくれそうです。
またスーパーローンの場合は、担保が必要になります。
担保を提示することができるのなら、スーパービジネスローンを選択した方が、返済期間も長く計画も立てやすくなるでしょう。
ビジネスローンに審査落ちした場合の資金調達方法
ビジネスローンに審査落ちした場合、途方に暮れてしまう方もいるでしょう。
しかし、まだ資金調達する方法はあります。では、他にはどんな資金調達方法があるのでしょうか。
こちらでは、審査落ちしてしまった場合の方法として、2つの方法をご紹介していきます。
また、それぞれのメリットやデメリットや、代表的な不動産担保ローンも解説していくので、いざというときにはぜひ活用してみてください。
それでは、早速見ていきましょう。
「不動産担保ローン」で資金調達
1つ目の方法は、不動産担保ローンで資金調達を行うこと。
これは、自身や親族が所有している不動産を担保にすることで、融資を受けることができるローンのことをいいます。
ビジネスローンに比べて、融資を受けやすくなりますが、そんなメリットもあれば当然ながらデメリットも存在するのが正直なところです。
では、具体的にどんなメリットとデメリットがあるのか、不動産担保ローンについて詳しく見ていきましょう。
メリット
まずは、メリットについて以下を見ていきましょう。
- 財務状況や事業年数が審査に関係ない
(担保となる不動産が審査対象となるため) - 多額の融資が可能
- 最長30年など返済期間が長いため、ひと月あたりの返済負担が軽い
- 低金利で融資を受けられる
主にこの4つが大きなメリットといえます。
不動産が担保となるため、財務状況や事業年数が審査に関係ないということは、開業したばかりの方やあまり事業がうまくいっていない方にとっては、大きなメリットとなるでしょう。
また多額の融資を受けられる上に、低金利かつ長期間の返済期間があるということは、経営の安定性においても安心できる要素となりそうです。
デメリット
次に、デメリットについてです。以下に、主なデメリットをまとめたので、参考にしてみてください。
- 返済不能になると担保としていた不動産を失う
- 審査に時間がかかる(不動産を鑑定する時間が必要なため)
- 価値のある不動産でないと融資ができない
主にこの3つが大きなデメリットといえます。
この中でも、1番気をつけたいことが、「返済不能になると担保としていた不動産を失う」ということでしょう。
もし、自身の持ち家を担保にかけていた場合、持ち家を失うことになります。
もしくは、親族の持ち家を担保にかけていた場合は、親族が持ち家を失ってしまうことになるのです。
また、価値のある不動産でない場合は、融資を受けることはできないといことも注意しておきましょう。
不動産担保ローンの代表例
こちらでは、不動産担保ローンの代表例を3つご紹介するので、実際に利用する際、候補の1つとして活用してください。
- バランス良しの「セゾンファンデックス」
- 少額融資もOKな「日宝」
- 金利の低さで優秀な「ABCサニ―」
この3つが、代表な不動産ローンを提供する融資会社となります。
また、上で紹介した以外にも優秀な不動産担保ローンはあるので、その点については以下の記事で確認してみてください。
法人向けの不動産担保ローンおすすめ9社を比較!選び方や注意点も「ファクタリング」で資金調達
2つ目の方法は、ファクタリングで資金調達をすることです。
ファクタリングとは、自身が所有する売掛金を、ファクタリング会社が買い取ってくれるサービスのことをいいます。
こちらも上で紹介した不動産担保ローンと同様、ビジネスローンに比べて資金を調達しやすい方法です。
ただし、こちらもメリットもあればデメリットも存在します。
では、ファクタリングについてもメリットとデメリット、そして代表的なファクタリング会社の例も見ていきましょう。
メリット
まずは、メリットについて以下を見ていきましょう。
- 借入にならないため、借入枠が圧迫されない(審査対象は取引先となるため)
- 即日入金もファクタリング会社によって可能
- 2社間取引なら取引先にファクタリングが知られることがない(財務状態が悪いと悟られない)
主にこの3つが大きなメリットとなります。
審査対象が取引先となるため、借入にならないというところは大きなメリットでしょう。
このことから、取引先に問題がなければ、即日で資金を調達することが可能になります。
売掛金がある場合は、ファクタリングも視野に入れておきましょう。
デメリット
次に、デメリットについてです。
こちらも以下に、主なデメリットをまとめたので、見ていきましょう。
- 手数料が高い
- 3社間取引だと取引先の同意が必要
- 資金を先に受け取る形になるため、その後の資金繰りが悪化しがち
主にこの3つが大きなデメリットとなります。
確実に売掛金を回収できるか不明な中、代わりに売掛金を買い取ってくれるわけですから、手数料が高いというところは仕方ないのかもしれません。
また、日本ではファクタリングに対して、マイナスのイメージが未だあります。
そのため、3社間取引だと取引先の同意が必要となるので、今後の取引に影響がある可能性もあるのです。
ファクタリング会社によって、2社間取引がある会社、3社間取引しかない会社があるため、取引先に知られたくない場合は、2社間取引を対象の会社を選ぶといいでしょう。
ファクタリングの代表例
こちらでは、ファクタリング会社の代表例を3つご紹介していきます。
実際に検討する際、候補の1つとして活用してみてください。
- とにかくスピード重視の「アクセルファクター」
- 非営利団体の「日本中小企業金融サポート」
- 実績十分な「ビートレーディング」
この3つが代表的なファクタリング会社といえます。
また、これ以外にも「ファクタリング会社を見てみたい!」という方は、以下の記事も参考になります。
サッとでも確認しておきましょう!
ファクタリング即日で資金調達可能!売掛金の即現金化方法を徹底解説ビジネスローンの審査基準を理解して対策をしていこう
ビジネスローンの審査基準を紹介しましたが、逆に審査を通過できない要因を持たなければ、無難なく審査の通過が見込めるでしょう。
しかし、審査を通過できない要因は様々で、個人事業主と法人は知らないうちに、そういった要因を持っているかもしれません。
その要因に心当たりがあれば、ビジネスローンを申し込む前に改善するように努力しましょう。
ビジネスローンは審査が甘いという話についても説明しましたが、その審査基準は公開されていません。
ただし、それでは不安に感じる方もいるため、今回この記事で可能性が高そうな審査基準を厳選して紹介させていただきました。
実際にビジネスローンに申込む際は、
- 自分がなぜビジネスローンを利用するのか
- ビジネスローンの申し込み条件は満たしているのか
- ビジネスローンの審査基準はクリアしているか
この3つを重点的に判断してから、申込みはしましょう。
またできる対策は、しっかりと行うことが大切です。
[…] ビジネスローンの審査基準とは?審査に通るためのコツを徹底解説!ビジネスローンの審査基準は基本的に公開されていないと考えてください。しかし、審査基準が公開されていないとなると、利用する方々にとっては不安を抱くことでしょう。そこで今回、ビジネスローンの審査基準に関する内容を詳しく解説していきます。corporate-labo.com […]