個人事業主も法人も要チェック!事業資金の調達方法14選

個人事業主も法人も要チェック!事業資金の調達方法14選

法人・個人事業主問わず自営の方にとって、事業資金の調達は大きな課題です。

事業内容によっては初期段階で多額の資金が必要な場合もあり、人によっては事業そのものの雲行きが怪しくなることもあるでしょう。

そこで、今回はおすすめの事業資金の調達方法を14個ご紹介します。

事業資金の調達方法が限られる個人事業主でもできる方法もあるので、知らないまま損するのはもったいないですよ!

もくじ

目的別でわかる!あなたに合う資金調達方法は?

目的別でわかる!あなたに合う資金調達方法は?

この記事では14種類の資金調達方法について紹介していますが、どれを選べばいいのか迷う方もいるでしょう。

事業資金の14の調達方法
  1. 自己資金
  2. 家族や友人、知人などに借りる
  3. 取引先との交渉
  4. ファクタリングの
  5. 私募債
  6. 日本政策金融公庫の融資制度
  7. 信用組合・信用金庫
  8. 信用保証協会の保証付融資
  9. プロパー融資
  10. 補助金・助成金
  11. カードローン・ビジネスローン
  12. 個人投資家の出資
  13. ベンチャーキャピタル
  14. クラウドファンディング

そこでここでは、目的別におすすめの資金調達方法を振り分けて紹介しておきます。

それぞれには番号を振ってありますので、ある程度候補が決まったら該当する項目を順にみていきましょう。

次項でそれぞれについて詳しく紹介しています。

では、自身がどれを選ぶべきかを早速見極めていきましょう。

審査なしで調達したい|事業資金の調達方法

  • 1:自己資金
  • 2:家族や友人、知人などに借りる
  • 3:取引先との交渉
  • 4:ファクタリング
  • 5:私募債

ここで紹介しているものは、基本的に審査のいらないものとなっています。

しかし、売掛金を買取ってもらう「ファクタリング」については、自社の審査はありませんが、売掛先企業の審査はありますので、注意しておきましょう。

審査が易しいところで融資を受けたい|事業資金の調達方法

  • 6:日本政策金融公庫の融資制度
  • 7:信用組合・信用金庫
  • 8:信用保証協会の保証付融資
  • 11:カードローン・ビジネスローン
  • 14:クラウドファンディング

審査はあっても、比較的易しいのが上に挙げた資金調達方法です。

「6」の「日本政策金融公庫の融資制度」では創業間もない状況でも利用することができます。

カードローンや保証付き融資については、審査は易しいですが、基本的に金利は高くなることに注意しましょう。

低金利で融資を受けたい|事業資金の調達方法

  • 6:日本政策金融公庫の融資制度
  • 7:信用組合・信用金庫
  • 9:プロパー融資

低金利で融資を受けるには、上のような資金調達方法があります。

「9」のプロパー融資については、非常に低金利で利用可能ですが、審査はその分厳しいものとなります。

それぞれの詳細は、後に順番に説明していきます。

返済義務を負いたくない|事業資金の調達方法

  • 4:ファクタリング
  • 10:補助金・助成金
  • 12:個人投資家の出資
  • 13:ベンチャーキャピタル
  • 14:クラウドファンディング

返済義務の必要がとくにないものは、上の資金調達方法です。

ただし、クラウドファンディングでは、出資者に対して何らかのリターンを与えければなりません。

これらについても次の項より、順に説明していきますので、該当する番号ごとに確認していきましょう。

1:自己資金|事業資金の調達方法

まずは自分の資金を事業資金に充てることが考えられます。

自分の財産は使わないけどお金を借りたい

と言って、お金を貸してくれる人はいません。

事業を起こすのであれば自己資金からの調達は誰もが通る道といえます。

自己資金のメリット:金利負担がゼロ

自己資金を崩すメリットは、他者からお金を借りるわけではないので金利負担がかからないことでしょう。

さらに経営状態がいいときに自分に返済すればいいので、返済期間が実質無制限になるのもメリットといえます。

自己資金のデメリット:ときには身銭を切ることも

デメリットは自己資金を崩すので、事業とは関係のない生活面の資金繰りが苦しくなることとなります。

さらに経営状態が苦しければ、家財を売るなど身銭を切って資金を作らなくてはいけないことも時にはあるでしょう。

個人事業主の場合は、特に自己資金と事業資金を混同しがちになるので、最悪の場合の閉業するタイミングはしっかりと考えましょう。

2:家族や友人、知人などに借りる|事業資金の調達方法

自己資金で回らなくなった場合、周りの人にお金を借りるという手段が考えられます。

信頼関係が築けていればお金を借りられる可能性はありますが、お金の貸し借りに対する考えは人それぞれでしょう。

無理強いをしてトラブルにならないよう、事前の取り交わしや返済時の配慮が大切なこととなります。

知人に借りるメリット:信用次第で多額の調達可能

あなたに対するその人の信用次第で、かなりいい条件で借りられる可能性があります。

たとえば100万円借りたいと頼んだのに150万円用意してくれたり、返済期限もかなり余裕を持たせてくれたりするケースもあるでしょう。

友人・知人にお金を借りるときは、金利について話し合うことは少ないですが、

  • 返すときに多めに返済したり
  • 菓子折りを持ったり

など、感謝の気持ちを相手に伝えるのは忘れないようにしましょう。

知人に借りるデメリット:人間関係崩壊の可能性

そもそも友人・知人があなたにお金を貸してくれるのはビジネスではなく単なる好意です。

それに付け込んで、

  • 約束した返済期限にお金を返さなかったり
  • 貸すのを断られたからと言って無理強いしたり

するのは絶対にしてはいけません。

人によっては、お金を借りたいと頼まれた時点で、その人に対する信頼がなくなる場合もあります。

お金を借りるときは、その人との人間関係が終了してしまうことも覚悟しておきましょう。

3:取引先との交渉|事業資金の調達方法

取引先との交渉は、正確には事業資金の調達ではありません。

ただ、資金繰りを楽にするために場合によっては必要な手段になります。

取引先との交渉のメリット

取引先との交渉におけるメリットは友人・知人に借りる場合と似ています。

メリット1:利子のような借入額以上の負担がない

取引先との交渉で資金繰りを楽にする方法は主に次の2つです。

  • 取引先への支払期限を先延ばししてもらう
  • 取引先からの支払いを前倒ししてもらう

どちらを取っても、元々の取引で発生したお金の支払いを前後させるだけとなります。

しかし資金繰りの面では、時間に猶予ができるため対策を打ちやすくなるでしょう。

お金を借りるわけではないため、利子のような追加負担も発生しません

メリット2:相手次第ですぐに資金調達できる

取引先が了承してくれればすぐに資金を調達できるのも、メリットの一つです。

取引先との交渉のデメリット

デメリットも友人・知人に借りる場合と似ています。

また、借入額以上の負担がないというメリットの反面、これから紹介するデメリットもあるので注意しましょう。

デメリット1:滞納すると信用関係に影響する

取引先に支払期限を先延ばししてもらう場合は、友人・知人に借りる場合以上に支払期限がシビアになります。

友人・知人に対してルーズでいいというわけではなく、滞納によって信用を失うと業績悪化に直結することもあるため、よりシビアになります。

事業資金を調達したことにより、業績が悪化するのでは、元も子もありません。

デメリット2:全体的な資金の増減はない

メリット1でもご紹介しましたが、取引先との交渉は元々の取引で発生したお金の支払いを前後させるだけです。

これによる事業資金の増減はありません。

ただ見た目のお金は増えたように感じてしまうので、慎重にお金を使う必要があります。

4:ファクタリング|事業資金の調達方法

ファクタリングは、支払い前に売掛金を現金化する仕組みのことです。

このサービスは欧米で始まり、日本にも普及しつつありますが、まだメジャーな資金調達方法とは言えません。

またファクタリングについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみましょう。

ファクタリングとは?種類ごとの取引の仕組みと注意点を徹底解説ファクタリングとは?種類ごとの取引の仕組みと注意点を徹底解説

ではまずはメリットから見ていきます。

ファクタリングのメリット

メリットは資金調達できるのはもちろん、会計処理上も事業が上手く回っているように見せられることです。

メリット1:売掛先企業が支払い不能になっても支払いリスクなし

ファクタリング契約が締結されるとき、自己・自社が所有する売掛債権をファクタリング会社が買い取ります。

そのため倒産などで売掛先企業が支払不能状態になっても、ファクタリング会社から売掛債権額を請求されることはありません。

メリット2:売掛金を早く現金化することができる

ファクタリングを利用する一番の目的が、いち早く売掛金を現金化できることにあります。

これまでは、この売掛金回収が上手くいかず、黒字倒産する企業もありました。

ファクタリングではこの黒字倒産するリスクを押さえてくれます。

また資金繰りを楽にすることで、次のビジネスチャンスを逃さずに済みます。

メリット3:貸借対照表(バランスシート)上は負債ゼロ

ファクタリングでは売掛金を縮小して現金扱いできるので、貸借対照表(バランスシート)上で負債を抱えることはなく、健全な経営をアピールすることができます。

ファクタリングのデメリット

デメリットはファクタリングを行う以上は、避けて通れないことばかりです。

デメリット1:現金化できる金額は売掛債権の範囲内

当たり前ですが、現金化できる金額は売掛債権の範囲内です。

売掛債権以上の金額が必要な場合は、他の手段で資金調達する必要があります。

デメリット2:ファクタリング会社に支払う手数料

ファクタリングをするためには、ファクタリング会社に支払う手数料が必要になります。

2社間取引の場合で売掛債権額の10%から40%(相場は20%、3社間取引の場合は多くて5%ほどとなります。

特に2社間の場合は、手数料がかなり高額になるので注意が必要です。

デメリット3:3社間取引で売掛先企業に断られる可能性

3社間取引のファクタリングでは、売掛先企業にファクタリングをすることを通知する必要があります。

このとき売掛先企業にファクタリングを断られると、ファクタリングによる資金調達はできません。

もし了承を得られても、経営状態の悪化を勘ぐられる可能性は高く、ビジネス上のリスクは残ります。

5:私募債|事業資金の調達方法

少数の投資家に直接債権を購入してもらう私募債も、マイナーですが資金調達方法の一つです。

私募債のメリット:比較的簡単に発行可能

私募債のメリットは銀行融資などと違い、誰の許可も必要とせず自分で始められることです。

金融機関の審査に通りにくい個人事業主や中小企業の経営者におすすめの手段です。

私募債のデメリット:資金調達できない可能性あり

デメリットは債権の買い手がつかないと資金調達できないことです。

自力で買い手を見つけなくてはいけないので、元々の人脈が重要な資金調達方法です。

6:日本政策金融公庫の融資制度|事業資金の調達方法

日本政策金融公庫は、国が100%出資している財務省管轄の政策金融機関です。

「一般の金融機関が行う金融を補完すること」を趣旨とし、中小企業や小規模事業者の資金調達のサポートをしてくれます。

日本政策金融公庫から創業融資!その流れと審査に通すための注意点も日本政策金融公庫から創業融資!その流れと審査に通すための注意点も

融資制度のメリット

国の機関なので安全な借入先であることや、借り入れができれば国の審査を通ったことを証明できるので、他の借入先からの信用になりうるなどメリットは多いです。

メリット1:開業前でも申し込める

日本政策金融公庫には開業前に申し込める制度が2つあります。

新創業融資制度と中小企業経営力強化資金です。

開業資金が必要な方は、これらの制度をまず検討してみてはいかがでしょうか。

メリット2:融資制度が充実している

融資制度が非常に充実しているのも、日本政策金融公庫のメリットです。

実績のない若者や女性、シニア層向けの制度もあるので調べるだけでも価値があります。

融資制度のデメリット:保証人が必要

融資制度によっては保証人が必要になるのがデメリットです。

それ以外にこれといったデメリットはありません。

7:信用組合・信用金庫|事業資金の調達方法

信用金庫は相互扶助を目的とした協同組織の金融機関、信用組合もほぼ同じですが、根拠法や会員資格に違いがあります。

信用組合・信用金庫のメリット

メリットを一言でいえば、営利目的ではないことです。

営利目的ではないため、比較的借り手側に優しい条件で融資を受けられます。

メリット1:銀行より融資を受けやすい

最初にご紹介するメリットは、銀行より融資を簡単に受けられることです。

個人事業主や中小企業は銀行の審査に通りにくいので、信用組合や信用金庫の存在は心強いでしょう。

メリット2:サポートを受けられる

相互扶助を目的としているため、手厚いサポートを受けられるのもメリットの一つです。

会員・組合員になることで優遇などプラスアルファのメリットを受けられる可能性もあります。

信用組合・信用金庫のデメリット:審査に時間がかかる

デメリットは約2ヶ月必要といわれる審査期間の長さです。

特にスタートアップや中小企業など、決定事項にスピード感がある事業の場合、2ヶ月は待てないかもしれません。

8:信用保証協会の保証付融資|事業資金の調達方法

中小企業や個人事業主が融資された資金を返済できないとき、金融機関に代わりに支払ってもらうことを保証するのが信用保証協会です。

つまり、金融機関から融資を受けるのに信用保証協会が保証人となってくれるということを意味します。

法人融資の種類や必要書類とは?審査の基準や通るためのコツも紹介法人融資の種類や必要書類とは?審査の基準や通るためのコツも紹介

この資金調達方法は、通常の銀行融資(プロパー融資)と比べ、審査が比較的通りやすいのが特徴として挙げられます。

保証付融資のメリット

借り手にとって優しい条件で借入しやすいのが、信用保証協会の保証付き融資のメリットです。

メリット1:低金利

メリットは比較的低金利であること。

事業規模の大小を問わず、金利は低いに越したことはありません。

メリット2:開業前でも申込みできる

信用保証協会の融資も日本政策金融公庫同様に開業前から申請可能です。

各都道府県の窓口で相談してみましょう。

メリット3:場合によっては無担保・無保証

借入金額にもよりますが、無担保・無保証でお金を借りられる場合もあります。

意外と知られていないメリットです。

保証付融資のデメリット

デメリットは資金調達までの期間と、信用保証料が金利と別にかかることです。

デメリット1:調達するまでに時間がかかる

信用保証協会の審査は長くて1週間といわれています。

しかし実際に融資をしてくれる銀行の審査も必要なので、その分余計に時間がかかるのがデメリットです。

デメリット2:信用保証料がかかる

利子とは別に信用保証料が発生します。

保証料は借入の期間や金額によって異なるため、確認しましょう。

9:プロパー融資|事業資金の調達方法

信用保証協会などを介さずに銀行が直接審査して融資します。

この資金調達方法は、社会的な信用確立や、ある程度その銀行と取引実績がないと、中々厳しい資金調達方法となります。

プロパー融資のメリット

プロパー融資のメリットは借入可能額の大きさや、融資を受けたときのステータス性です。

メリット1:保証料が発生しない

信用保証協会の審査がない分、信用保証料が発生しないのがプロパー融資のメリットです。

保証料は決して安くないので、中小企業などにとっては負担が減ります。

メリット2:条件次第では即日融資を受けることが可能

条件が合えば、即日融資を受けることができます。

借り手との間に他者を介さないプロパーならではのメリットです。

メリット3:融資が受けられれば信用の高さの証明になる

デメリットの裏返しになりますが、プロパー融資は審査が厳しいことで非常に有名です。

もし審査に通って融資を受けることができれば、その企業や事業の信用の高さをアピールできます。

プロパー融資のデメリット

デメリットは審査や返済期間の厳しさです。

融資を受けるのも一苦労で、融資を受けたあとも早めに返済をする必要があります。

デメリット1:審査が非常に厳しい

デメリットは何と言っても審査の厳しさ。

個人事業主や中小企業がプロパー融資を受けるハードルの高さは並大抵ではありません。

デメリット2:返済期間が短い

返済期間が短いのもプロパー融資のデメリットです。

融資額も他に比べて高額になるケースも多いので、しっかり返済計画を立てましょう。

10:補助金・助成金|事業資金の調達方法

助成金と補助金は、どちらも国や地方自治体から受け取ることができる支援金のこと。

受給条件を満たして申請し、審査に通れば受給できます。

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補助金・助成金のメリット

メリットはとにかく借り手の金銭的負担が低いこと。

資金繰りが苦しい事業主にはおすすめです。

メリット1:開業前でも申込みできる

開業前でも申請できるため、開業資金の調達手段としても非常に有効です。

審査に通るためにも、開業前から具体的な事業計画を立てておきましょう。

メリット2:基本的に返済不要

補助金、助成金ともに基本的に返済不要。

事業資金の調達には金利がかかる場合が多いなか、お金がもらえるのは他にないメリットといえます。

補助金・助成金のデメリット

デメリットは助成金・補助金を欲しいときにもらえると限らないこと。

こればかりは運とタイミングとしか言えません。

デメリット1:受給できるとは限らない

審査に通らないと助成金も補助金も受給できません。

国や地方自治体が支援元で返済不要とだけあり、倍率はかなり高いものと思いましょう。

デメリット2:常に募集しているとは限らないうえに審査に時間がかかる

もう一つのデメリットは、いつでも助成金や補助金の受給者を募集しているわけではないということ。

必要なタイミングで募集がかかっていないとどうしようもありません。

また先ほど説明した通り非常に倍率が高いので、受給できるかどうかに関係なく審査に時間がかかります。

11:カードローン・ビジネスローン|事業資金の調達方法

消費者金融やクレジット会社などのいわゆるノンバンクから借り入れる方法です。

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ローンのメリット

メリットはとにかく便利なことに尽きます。

メリット1:個人事業主も利用できる

個人の信用で借入をするので、個人事業主でも利用できるのが大きなメリットです。

法人でしか借入できないサービスも多いので、個人事業主は覚えておきたい資金調達方法の一つになります。

メリット2:最短即日融資で審査が通りやすい

最短即日融資で審査が通りやすいのもポイント。

個人で借入するため、企業についての審査がいらないからです。

メリット3:コンビニATMでも借入・返済可能

コンビニATMで借入・返済ができる手軽さも忘れてはいけません。

特に地方在住の方は、わざわざ都市部に足を運ぶ必要がないので、時間もかかりません。

ローンのデメリット:高金利

デメリットは金利の高さです。

長期間借入していると金利だけでもかなりの額になるので、早めの返済を心がけましょう。

12:個人投資家の出資|事業資金の調達方法

個人投資家から出資してもらうのも方法の一つです。

投資家らを魅了する事業内容と彼らとの人脈が、出資を受ける必須条件になります。

出資(個人投資家)のメリット

メリットは出資してもらえる場合、かなりこちら側にとって優しい条件になることです。

メリット1:返済不要

投資家たちに出資してもらえる場合、出資金の返済は不要です。

返済しなくていいお金を受け取れることで、かなり資金繰りは楽になります。

メリット2:高額出資を受けられる可能性

投資家たちは、魅力的な事業や熱意のある経営者に対して支援をします。

そのため、気に入ってもらえれば予想外の高額出資をしてもらえる可能性があるんです。

出資(個人投資家)のデメリット:経営に関与してくる投資家もいる

投資家たちの出資金は、基本的に会社の株式と交換します。

つまり出資してくれる投資家が株主になります。

どうせ株を持つなら儲けたいと考えるのが投資家なので、人によっては経営に関与してくることもあるでしょう。

純粋にスタートアップ支援をしたい
魅力的な事業を支援したい

と出資してくれて、経営には一切口出ししないエンジェル投資家もいるので、これは運次第といえるでしょう。

13:ベンチャーキャピタル|事業資金の調達方法

エンジェル投資家が利益を追求しないのに対し、投資ファンドとして事業資金を出資してくれるのがベンチャーキャピタル(以下:VC)です。

ベンチャーキャピタル(VC)とは?その仕組みや向いている企業についてベンチャーキャピタル(VC)とは?その仕組みや向いている企業について

ベンチャーキャピタルのメリット

メリットは個人投資家の場合とほぼ同じです。

メリット1:高額出資を受けられる可能性

VCは投資家以上にビジネスとして儲かりそうな事業に出資します。

そのため見込みありと判断されれば、予想外の高額出資をしてもらえる可能性があるんです。

メリット2:経営に対するアドバイスを受けられる

VCは出資先の経営状態によって得られる利益が変わります。

そのため経営状態が良くない場合、VCから経営に対するアドバイスをもらえるメリットもあるでしょう。

ベンチャーキャピタルのデメリット:意向にある程度沿った経営が求められる

デメリットも個人投資家の出資と同様、CVが株主になるので経営に口出ししてきます。

VCの場合は投資家以上に利益を上げてなんぼなので、口出しをしてくる可能性は高く、VCの株保有率が上がるほどVCの意向にある程度従わなくてはいけません。

14:クラウドファンディング|事業資金の調達方法

最後にご紹介するのがクラウドファンディングです。

ここ数年で日本でも一気にメジャーになった手法で、個人事業主でも簡単に挑戦できます。

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クラウドファンディングのメリット

メリットは事業資金はもちろん、目先の資金以外のものを得られることです。

メリット1:目標額以上の資金調達ができる可能性あり

クラウドファンディングはプロジェクトに対して応援したい人たちが出資するシステムなので、出資者が多ければ目標以上の資金を集めることができます。

ビジネスは結局のところ支援者がいないと続かないので、初期段階でクラウドファンディングに挑戦して世間の評価を見る試金石にするのもありでしょう。

メリット2:事業に共感するビジネスのファンを集客できる

魅力的な事業に対してお金が集まるのがクラウドファンディング。

お金だけでなく、事業内容や経営ビジョンに共感してくれるファンを作ることができるのもクラウドファンディングのメリットです。

クラウドファンディングのデメリット

デメリットは必ずしも資金が集まらないこと、プロジェクトを立ち上げるにも準備が必要なことです。

デメリット1:基本的にリターンの準備が必要

クラウドファンディングでは基本的に支援者に対してリターンというお返しをします。

自社のグッズやイベントへの招待はもちろん、投資型のクラウドファンディングなら株や配当金がリターンとなります。

こうしたリターンを考えたり、グッズやイベントの企画コストはデメリットといえます。

デメリット2:失敗すれば事業資金を調達できない

クラウドファンディングは出資者がいないと支援金が集まりません。

失敗すれば事業資金は集まらないし、用意したリターンも無駄になってしまう可能性があります。

事業資金の調達は法人が有利

事業資金の調達は法人が有利

これは特に審査のある資金調達方法にいえることですが、個人事業主の場合、決算書というものがありません。

決算書とは、法人においての成績表のようなもので、財務状態を細かく知ることができます。

しかし、個人事業主の場合で財務状況を知るには、確定申告の際に提出したもの以外あまりありません。

青色申告で記載する内容は、決算書の内容と比較しても情報が少なく、どうしても審査では不利になります。

そのため、現在個人位事業主で、

  • 資金調達を定期的に利用する予定の方
  • 資金額が大きくなる予定の方

上のような方は、法人化することも検討してみると良いでしょう。

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ビジネスモデルに合った事業資金の調達方法を活用しよう

14の事業資金の調達方法についてご紹介しました。

ビジネスモデルによる向き・不向きや資金繰りで選択肢は限られますが、最善の方法を選んで少しでも業績がよくなる経営をしましょう!

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