ビジネスローンの審査基準とは?審査に通るためのコツを徹底解説!

ビジネスローンの審査基準とは?審査に通るためのコツを徹底解説!

融資を確保するために、ビジネスローンを利用する法人または個人事業主は、非常に多いものです。

審査に落ちたらどうしよう…
時間がないから、1社目で審査を通したい!

など、ビジネスローンを利用するとなれば、申し込みの段階で一番気になることとして、審査基準があげられるでしょう。

審査基準に満たさない場合は当然ながら、ビジネスローンの審査を通過できず、ビジネスローンそのものを利用できません。

しかし、審査基準は基本的に公開されていないことがほとんどです。

そこで今回、一般的に指摘されるビジネスローンの審査基準を挙げつつ、審査に通るためのコツとは何かについて紹介していきます。

「ビジネスローンの審査基準とは?審査に通るためのコツを徹底解説!」のイラスト

ビジネスローンの審査基準は甘いというが実際はどうなのか?

ビジネスローンの審査基準は甘いというが実際はどうなのか?

インターネット上では、ビジネスローンの審査基準は甘いという声が聞かれているのですが、実際は甘くなく、むしろ厳しいと言っても過言ではありません。

審査基準が甘さを狙う事業者の特徴と金融機関の反応

審査基準が甘いビジネスローンを探そうとしている法人または個人事業主は、

  • 資金にかなり困っている傾向がある
  • 多額のお金を借り入れしたい

などの悩みを持っているのが特徴です。

しかし、こういった方はビジネスローンの審査の通過が難しいと言わざるを得ません。

なぜなら、審査をする担当者からみれば、事業の透明性や返済能力などに疑問を抱いてしまうためです。

ビジネスローンを提供する金融機関は、

この方はちゃんと支払えるか?
貸し倒れが発生しこちらが損をしないだろうか

という点に注目しているのです。

そのため、そういったリスクが高い方は、金融機関側が損を受けないために、審査に通過させないのが定説です。

ビジネスローンの審査基準に満たない条件を理解してみよう

ビジネスローンの審査基準に満たない法人と個人事業主は利用できないと、冒頭でも説明しました。

逆に考えれば、その審査を通過できない要因を知り、無くすことが審査に通るためのコツといえます。

審査基準や条件などについては、後ほど詳しく解説していきますが、不安に思った方は事前にビジネスローンの利用予定先に問い合わせても問題はありません。

まずは、ビジネスローンを扱っている最寄りの銀行やノンバンク(消費者金融や信販会社など)に、相談にしてみてもいいでしょう。

ビジネスローンの審査基準を知る前に!

ビジネスローンの審査基準を知る前に!

ビジネスローンの審査基準を説明する前に、事前に知っておいた方がいい点がいくつかあります。

それは、以下に挙げる5点です。

  1. 審査基準は基本的に公開されていない
  2. ここで挙げている審査基準はあくまで自分の考えである
  3. 公開されているのは申し込み条件に限定されているのがほとんど
  4. 審査にはスコアリングシステムが導入されている
  5. 銀行とノンバンクの審査内容が異なる

これらの中で、とくに注目していただきたいのが、「4」のスコアリングシステムについてです。

スコアリングシステムとは

スコアリングシステムとは、申込者の情報をパソコンに入力して、機械またはシステムで審査を行うことを意味します。

金融機関側からすれば、このシステムを利用することで、以下の3つのメリットを得られるのです。

  1. 審査の可否の結果がすぐに判明する
  2. 融資できる最高金額が決まる
  3. 金利はどのくらいが適切か

ノンバンクが提供するビジネスローンの多くが、即日融資を可能としていますが、その理由はスコアリングシステムの働きによるものです。

銀行系のビジネスローンは、即日融資が不可能であることがほとんどなのですが、スコアリングシステムだけでなく、審査の担当者がスコアリングシステムの結果を基に申込者の情報を精査して、最終的にその担当者が判断いたします。

ビジネスローンの審査基準についてですが、その審査基準は7つあると考えています。

その7つを次に挙げて、内容を解説していきます。

ビジネスローンの審査基準7つ!その内容を徹底解説してみた

ビジネスローンの審査基準7つ!その内容を徹底解説してみた

では早速ビジネスローンの審査基準7つを見ていきましょう。

一覧にすると、以下のようになります。

ビジネスローンの審査基準7つ
  1. 決算書
  2. 業歴
  3. 経営者および会社自体の信用
  4. 金融事故の有無
  5. 経営する会社の透明性
  6. 経営者に対する印象
  7. 書類の提出期限

それぞれの詳細については、次より解説していきます。では順に見ていきましょう。

ビジネスローン審査基準その1:決算書

決算書とは、一定期間の経営成績と財務状況を計算して作られた資料のことをいいます。

実は決算書は専門用語ではなく日常用語で、正式には「財務諸表」と呼ばれています。

これを、もっとわかりやすく説明するなら、「会社の成績表」ともいえるでしょう。

そんな決算書には、収入と支出、資産と負債などが明確に記載されているので、この決算書がビジネスローンの審査に大きな影響を及ぼすと言っても過言ではありません。

この決算書で重要視されるものには、主に以下の3点があるでしょう。

  1. 収益性
  2. 信頼性
  3. 返済能力

1:収益性

収益性は文字通り、企業と個人事業主が持つ稼ぐ力です。

事業として稼ぐことができなければ、返済ができないのは当然のことです。

2:信頼性

その次は信頼性ですが、これはどういう意味なのかというと、

  • 倒産しない企業
  • 破綻しない個人事業主
  • 堅実的に返済してくれる

などが挙げられます。

倒産しない企業と、破綻しない個人事業主は信頼性というより、安定性と言ったほうが良いでしょう。

堅実的に返済するという部分は文字通りの意味です。

3:返済能力

返済能力が十分にあるにも関わらず、返済しようとしない企業および個人事業主は、融資を提供する側にとっては大きなリスクとなります。

そのため、そういったリスクがある以上、ビジネスローンの利用は認めないといえるでしょう。

返済能力も非常に重要視され、審査基準の大きなポイントになると考えられます。

ビジネスローン審査基準その2:業歴

業歴(事業の経歴)も、ビジネスローンの審査基準に該当するものであると考えられています。

「なぜか」といえば、会社が設立してから長く続いているということは、その会社が順調に経営していることを意味するからです。

もうひとつは、ビジネスローンの申し込み条件にもあります。

たとえば、三井住友銀行が提供するビジネスセレクトローンというビジネスローンについてですが、このビジネスローンを利用する条件のひとつに「業歴2年以上」であることが明記されています。

業歴も審査基準のひとつであると同時に、ビジネスローンの申し込み条件にもなるのです。

ちなみにノンバンク系の場合だと、業歴を審査基準に含まれていないビジネスローンが多いので、開業資金を目的に利用することが可能となります。

ビジネスローン審査基準その3:経営者および会社自体の信用

ビジネスローンの審査基準の中に、会社とその経営者自身の信用性も含まれております。

個人事業主の場合も同様で、事業と事業者自身への信用が、ビジネスローンの審査基準に該当します。

なぜこうした信用力が、ビジネスローンの審査基準に含まれるのかというと、以下のような事実が存在するためです。

  • 業歴が長くても信用力に欠けている可能性がある
  • 会社自体の信用情報に傷が付いている
  • 税金やその他の支払いに長期的な滞納がある
  • 経営者自身がブラックリストに登録されている

先にもお伝えしていますが、こうした事実がある場合では、当然「返済能力がある」とは言い切れる状態ではありません

それゆえ、ビジネスローンの利用がむずかしくなってくるのです。

ビジネスローン審査基準その4:金融事故の有無

金融事故とは、借金の返済が正常にできなくなることをいいます。

もう少しわかりやすく説明すると、

  • 長期的な滞納
  • 料金の踏み倒し
  • 債務整理
  • 自己破産

などが挙げられます。

金融事故の共通点は、

借金を返せなくなった
支払いができなくなった

などです。

金融事故を起こした方は、信用情報にブラックリストとして登録されます。

ブラックリストに登録された時点で、ビジネスローンだけでなく、法人カードやその他のローンを利用できなくなるのです。

しかし、金融事故の経歴を無くして、ビジネスローンを利用したいと考えている方もいます。

金融事故の経歴をなくすには、時効が経過する5~10年を待つ必要があります。

時効が過ぎると金融事故の経歴が消えるので、その経歴が消えたときには、ビジネスローンの利用を申し込むことが可能です。

ビジネスローン審査基準その5:経営する会社の透明性

ビジネスローンの審査では、スコアリングシステムの利用が主流となっています。

スコアリングシステムについては、すでに「ビジネスローンの審査基準7つ!その内容を徹底解説してみた」の見出しで説明しています。

会社の透明性とは、会社の営業状況や事業内容などが、第三者でもわかることを意味します。

その透明性が高いほど、会社がどのような事業を行っているのかがわかるのです。

多くの会社は、

  1. 会社の概要
  2. 免許・資格・認可など
  3. 業種

この3つの会社情報を基本的に公開しています。

行っている事業の中に、免許や資格や認可などを必要とする事業も含まれております。

そういったものがないにも関わらず、事業を継続している会社は、審査の通過が非常に難しいと言っても過言ではないでしょう。

一方、透明性が低い会社の場合だと、

  • 会社の実態がない
  • どのような事業を行っているのかわからない
  • 事業に必要な免許や資格や認可を得ているか
  • 業種が不明

こういった疑いを抱かれることになります。

会社の実態についてですが、仮に会社に実態があっても、それがバーチャルオフィスであれば、審査の通過がむずかしくなることもあります。

融資側にとって、透明性が低い会社への融資は大きなリスクです。

それを解決するためにも、事業内容はしっかりと明記し、実績などもあれば載せるようにしていきましょう。

ビジネスローン審査基準その6:経営者に対する印象

スコアリングシステムの話しになりますが、スコアリングシステムの審査は基本的に、機械またはシステムが行うもので、面談はありません。

しかし、スコアリングシステムの審査だけでなく、面談審査を導入している金融機関も存在します。

面談が必要なビジネスローンの利用を仮定に説明すると、申込者はビジネスローン審査を担当する金融機関の職員と面談します。

面談の内容では、審査担当者が経営者に対して、その会社の経営状況や決算などのヒアリングが行われるとのことです。

しかし、ここで重要となるのが、審査担当者が経営者に対して、どのような印象を抱くのかにあります。

審査担当者は経営者のどこを見るのかといえば、以下のような4項目が挙げれるでしょう。

POINT
  1. 質問への的確な回答ができるか
  2. 身なりをきちんと整えているか
  3. 基本的な姿勢を整えているか
  4. 予定時間より遅刻していないか

この4つのポイントは、社会人としての基本的な振る舞いになります。

とくに注目していただきたいポイントは、予定時間より遅刻していないかという部分です。

遅刻は社会人にとって、絶対にあってはならず、遅刻の有無だけで印象が大きく変わります。

これは仕事やプライベートなどでも言えることで、約束したことを絶対に守らねばなりません

しかし、交通機関や天候などの乱れが理由での遅刻は、仕方ないといえます。

どうしても遅刻しそうになったときは、事前にビジネスローン申込先に連絡するようにしましょう。

ビジネスローン審査基準その7:書類の提出期限

書類(決算書など)の提出期限は必ず定められております。

期間内に書類を提出しないと、ビジネスローンの利用意思がないとみなされ、この時点で審査の通過が不可能であると、考えたほうがいいでしょう。

利用意思があるから、ビジネスローンを法人および個人事業主は必要としているのです。

自分の落ち度で、書類の提出が遅れたのであれば、審査担当者は良い印象を持たないでしょう。

そうならないためにも、期限までに書類の提出を心がけてください。

 

審査基準についての紹介は以上となります。ただこれでは少しもの足りないので、ここからは審査の通過率を上げるためには、一体どのような対策をしていけばいいのかについて紹介していきます。

確率を高めよう!ビジネスローンの審査の通過させるためのコツとは

確率を高めよう!ビジネスローンの審査の通過させるためのコツとは

では早速、審査を通りやすくするための対策(コツ)を紹介しておきます。

ここで紹介するコツは、以下の5点です。

審査を通すためのコツ5つ
  1. ノンバンク系を狙う
  2. 融資希望額を下げる
  3. 保証人や担保を用意
  4. 同時に複数社に申込まない
  5. ファクタリングという道もある

では順にみていきましょう。

コツ1:ノンバンク系を狙う

ビジネスローンの種類には、主に「銀行系」と「ノンバンク系」の2種類があります。

この中でも審査に甘いといわれているのが、「ノンバンク系」のビジネスローンとなります。

ノンバンク系には、たとえば「ビジネクスト(ビジネスローン)」や「アコム(ビジネスサポートカードローン)」などが有名でしょう。

その他のビジネスローンについても、「見てみたい!」という方は、以下の記事で厳選したものを紹介していますので、参考にしみてください。

即日融資が可能なビジネスローンおすすめ4選!確実に融資を受ける方法とは?即日融資が可能なビジネスローンおすすめ6選!確実に融資を受ける方法とは? ビジネスローンおすすめ10選!個人事業主&法人に融資元を紹介ビジネスローンおすすめ10選!個人事業主&法人に融資元を紹介

コツ2:融資希望額を下げる

基本的に、借入れというものは、融資希望が上がるほど審査が厳しくなるものです。

たとえば同じ返済能力を持つ方で、以下の2通りがあった場合、どちらの方が返済できる可能性が高いと感じるでしょうか。

金融の審査担当者になったつもりで考えてみましょう。

  1. 1,000万円借入れをしたい人
  2. 100万円だけ借入れをしたい人

もうお分かりかと思いますが、「2」の人の方が、返済される可能性は高いと感じるのではないでしょうか。

そもそもビジネスローンでは、返済期限や回数が決められているものです。

そのため、借入れ額が多くなるほど、一回当たりの返済額も高額になってしまうのです。

それにも関わらず、収益の少ない方や経営の安定がしていない方では、多額の借入れをしてしまえば、返済が苦しくなることは明らかでしょう。

つまり、収益などで不安があるのであれば、融資希望額は低く設定しておくことで審査は通りやすくなるといえるのです。

コツ3:保証人や担保を用意

もし返済能力に自信がないのであれば、保証人や担保を用意することも有効な手段です。

保証人でいえば、返済能力の高い方を選ぶようにしましょう。

また担保といえば、一般的に不動産を指します。価値のある不動産を所有しているのであれば、それを担保として差し出すのも良いでしょう。

もし自身で不動産担保を用意できない場合は、3親等以内であれば差し出すことが可能です。

ただしその場合では、最悪のケースとして不動産が売却されてしまうというリスク説明をした上で、親族に相談するようにしましょう。

POINT

もし担保とできる不動産を所有しているのであれば、不動担保ローンを活用して、資金調達する方法もあります。

この場合では、不動産に価値があれば多額の借入れもできるため、なるべく多く資金調達したい方に有効な方法となるでしょう。

法人向け不動産担保ローンの審査基準とは|何を見る?どこが甘い?法人向け不動産担保ローンの審査基準とは!何を見る?どこが甘い?

コツ4:同時に複数社に申込まない

これはコツというよりも、注意ともいえますが、同時に複数社のビジネスローンに申込みするのは避けた方が賢明です。

理由としては、複数の申込みをしてしまうことで、信用情報にキズがついてしまうためです。

もし複数に申込みしたい場合では、審査結果が出てから次を申込むようにしてください。

案外この点は見落としてがちなので、注意が必要です。

コツ5:ファクタリングという道もある

ここまで読み進めてきて、それでも審査が厳しいと感じるのであれば、「ファクタリング」という資金調達方法もあります。

ファクタリングとは

ファクタリングとは、取引先から未回収の売掛金を買取をしてくれるサービスのことをいいます。

このサービスを利用する場合は、「借入れ」という扱いにはなりません。

またファクタリングの取引には、「2社間」「3社間」の2つの取引方法があります。

この中でも「2社間」の場合では、取引先相手にファクタリングを利用していることがバレません。より詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみましょう。

黒字倒産などを防ぐ有効な手段として、注目されるサービスとなります。

ファクタリングとは?種類ごとの取引の仕組みと注意点を徹底解説ファクタリングとは?種類ごとの取引の仕組みと注意点を徹底解説

まとめ:ビジネスローンの審査基準を理解して対策をしていこう

ビジネスローンの審査基準を紹介しましたが、逆に審査を通過できない要因を持たなければ、無難なく審査の通過が見込めるでしょう。

しかし、審査を通過できない要因は様々で、個人事業主と法人は知らないうちに、そういった要因を持っているかもしれません。

その要因に心当たりがあれば、ビジネスローンを申し込む前に改善するように努力しましょう。

ビジネスローンは審査が甘いという話についても説明しましたが、甘くはないどころか、厳しいと理解してください。

スコアリングシステムの審査だけでビジネスローンを利用できる金融機関はあるのですが、スコアリングシステムだけでなく、面談して審査を受けなければ利用できないビジネスローンはあります。

  1. 自分がなぜビジネスローンを利用するのか
  2. ビジネスローンの申し込み条件は満たしているのか
  3. ビジネスローンの審査基準はクリアしているか

この3つを重点的に考えつつ、ビジネスローンを申し込むようにしましょう。

1 Comment

「コポラボ」様でイラストを描きました。 | シンプルフリーイラスト

[…] ビジネスローンの審査基準とは?審査に通るためのコツを徹底解説!ビジネスローンの審査基準は基本的に公開されていないと考えてください。しかし、審査基準が公開されていないとなると、利用する方々にとっては不安を抱くことでしょう。そこで今回、ビジネスローンの審査基準に関する内容を詳しく解説していきます。corporate-labo.com […]

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)