この記事はPRが含まれていますが、直接取材・調査した一次情報を元に書かれています。
法人カードには、多くの選び方があります。
さまざまな選び方があるものの、最終的に多くの方が重視するのはサービス内容と年会費のバランス、つまりコストパフォーマンスではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、セゾン法人カードです。
セゾン法人カードは、コストパフォーマンスがトップクラスのカードとして知られています。
今回は、そんなセゾン法人カードの口コミ&評判を、「良い部分」「悪い部分」とで分けて紹介するので、しっかりと見極めてみてくださいね!
自身にとって、どれほど得になるのか、そこに注目すると良いかもしれません。
では早速、始めていきます。
セゾン法人カードの基本情報
まずはセゾン法人カードの基本的なカード情報をご紹介します。
セゾンの法人カードは、一般ランクの「セゾンコバルト・アメリカン・エキスプレス・カード」とプラチナランクの「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の2種類。
ここからは、便宜上この2種類の総称を「セゾン法人カード」とし、「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」は「セゾンパール」、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は「セゾンプラチナ」の略称を用います。
セゾンコバルトメリカン・エキスプレス・カード | セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | ||
入会方法 | 申込 | ||
ビジネスカードのみの入会 | 可 | ||
年会費 | 初年度 | 無料 | 22,000円 |
2年目以降 | 無料 | 22,000円 | |
追加カード | 発行枚数上限 | 9枚 | |
年会費 | 年会費 3,300円(税込)コバルトは無料 | ||
最大利用限度額 | 150万円 | 300万円 | |
引落口座 | 個人/法人 | ||
ブランド | American Express | ||
最短発行期間 | 3営業日 | 3営業日 | |
ポイント還元率 | 0.5%~ | 0.75%~ | |
マイル | 航空会社 | ANA、JAL | |
還元率 | 0.3% | ||
ETCカード | 発行枚数上限 | 各カードにつき5枚 | 無制限 |
年会費 | 無料 | ||
電子マネー | nanaco、iD、QUICPay |
ここまでが基本情報となります。
サッとおさらいできたでしょうか?
次からは、いよいよこれら基本情報を踏まえ、実際の口コミや評判を見ていきます。
セゾン法人カードの口コミ&評判
セゾン法人カードの評判については、「良い口コミ」と「悪い口コミ」とで分けて紹介していきます。
それぞれしっかりと確認して、納得したうえで、所有すべきかどうかをご判断くださいね!
では始めていきます。
セゾン法人カードのいい口コミ&評判
まずはセゾン法人カードのいい口コミ&評判からご紹介します。
最短3営業日発行!
セゾンの法人カード最大の特徴は、24時間いつでもインターネットを利用すれば、最短で3営業日にカードを受け取れること。
発行するための手順は以下の通り。
- セゾンパールのホームページで入会申込み
- 申し込み確認の電話を受ける
- 審査結果メールが届く
- 郵送でカード受け取り
これだけです。
インビテーション不要のプラチナカード
もう一種類のセゾンプラチナは、自己申請で所有できるプラチナカードのひとつ。
アメックスプロパーのプラチナカードを持つにはインビテーションが必須なので、選ばれた人しか持てません。
また、アメックスプロパーのプラチナカードは、個人向けも法人向けも年会費がかなり高額ですが、セゾンプラチナの年会費はたった22,000円。
アメックスプロパーのプラチナカードと、まったく同じサービスを受けられるわけではありませんが、コンシェルジュサービスや空港のプライオリティパスなどを考えれば、コストパフォーマンスは抜群です。
「審査に通るか不安でしたが、無事にセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを手に入れました。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを持つまでは時間ギリギリで空港に行っていましたが、プライオリティパスが使えるようになってからは早すぎるくらいの時間には空港に着いてVIPラウンジで仕事をしています」
本家アメックスより審査が緩い
セゾン法人カードの審査を行うのは、アメックス本家ではなくクレジットカード会社のセゾン。
そのため、アメックスに比べると審査は緩いといわれています。
元々セゾンカード自体は、審査が厳しいカードではありません。
たまにファッションビルのエスカレーター付近で、新規入会の勧誘をしていることからもわかるように、大学生などでも持てるカードです。
それゆえ口コミでも、プロパーカードに通らなかったことをキッカケに、セゾンパールを申込んだという声も。
「本家のアメックスゴールドの審査に落ちています。
ネットの口コミサイトでセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードなら審査に通りやすいと書いてあり、申し込むつもりでした。
でも家族から『本家のゴールドに落ちているのにセゾンとはいえプラチナには通らない』と言われたので、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードを申し込みました。
審査には無事通過しましたが、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを申し込めばよかったかな~とたまに」
コストパフォーマンスがいい
セゾン法人カードで多いのは、そのコストパフォーマンスの高さについての口コミです。
たとえばセゾンプラチナの場合、プラチナランクはそのままで、年会費はアメックス本家の1/6以下。
しかも、セゾンプラチナなら年間200万円以上の利用で年会費が半額になります。
口コミでも、その安さに驚く声が多い印象でした。
「カードのデザインはアメックスの象徴的存在でもあるセンチュリオンで、高級感を感じます。
日本に詳しい人でなければ、プロパーカードでないことは分かっても、セゾンカードの年会費の安さはバレないでしょう。
正直なところ、申込の時点では年会費10,000円と勘違いしていました。
アメックスならそれくらいの価値があるし…と思っていたところ、まさかの1,100円。
コスパがいいどころの話ではなく、セゾンやアメックスが儲かっているのか心配になるほどです」
セゾン法人カードの悪い口コミ&評判
続いて、セゾン法人カードの悪い口コミ&評判をご紹介します。
セゾンコバルトアメリカン・エキスプレス・カードは特典がイマイチ
まず、セゾンコバルトについての悪い評判です。
セゾンパールには、国内外の旅行傷害保険や空港ラウンジなどの特典は一切付帯しません。
年会費無料を考慮すれば致し方ない部分もありますが、セゾンコバルトの機能は最低限だと思った方がいいでしょう。
「セゾンコバルト・アメリカン・エキスプレス・カードは、一般カードだとばかり思っていましたが、じつは一般カードのさらに下なんですね。
年会費無料には満足しています。
年会費が無料同然になる分、アメックスならではの豪華な特典や機能まで省かれてしまっているのが残念です」
「海外も国内も旅行保険がつきません!クレジットカード関係のアフィリエイトサイトを立ち上げて気づきましたが、最近は大半のクレジットカードに付いている旅行保険。
これがあろうことか、国際ブランドのセゾンコバルト・アメリカン・エキスプレス・カードには付帯していません。
プロパーカードじゃないから付かないという問題ではないので、がっかりです。
アメックスなのに海外で使うカードとしては不十分で、また空港ラウンジや空港・自宅間の手荷物宅配サービスも使えません」
「ファッションバイヤーをしています。特典内容をよく見ずにセゾンコバルト・アメリカン・エキスプレス・カードに飛びついてしまったのが悪いのですが、ショッピング保険がついていません。
私物のショッピングでも気を遣うのに、商品の買い物でショッピング保険が付かないのは不安すぎて、数ヶ月で解約し、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードに乗り換えました。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの内容には満足しています」
このように、セゾンコバルトは年会費の安さには満足なものの、サービスの足りなさには不満の声もありました。
安さをとるか、もしくはプラチナの年会費を払ってサービスの充実度をとるかで、どちらのカードを選ぶべきかが決まりそうです。
ポイント還元率が低い
セゾン法人カードは、ポイント還元率の低さもデメリットのひとつ。
ポイント還元率は、「セゾンコバルトが0.5%から」「セゾンプラチナが0.75%から」といった具体となっています。
特にセゾンプラチナについては、プラチナランクを考慮すれば、もっと還元率が高くてもいいのではないかとの意見が多数です。
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのコスパの高さには非常に満足していますが、ポイントの還元率はどうにかならないでしょうか。
他のゴールドランクのセゾンカードにはポイント還元率1.5%のものもあると聞き、損している気分です。
コンシェルジュやプライオリティパスの恩恵は享受したいので、カードを変える気はありません。
ポイント還元率だけ改善されれば完璧です」
「セゾンコバルト・アメリカン・エキスプレス・カードのポイント還元率の低さはデメリットだと思います。
個人用のアメックスグリーンはポイント還元率0.3%からなので、それに比べるとまだマシですが…。
あと、アメックスではなくセゾンの特典なんですが、nanacoポイントが1.0%還元で貯まるので、積極的にセブンイレブンやイトーヨーカドーを利用するようになりました」
プロパーカードよりステータス性が低い
また、プロパーカードに比べるとステータス性が低いので、そこに不満を感じる方も少なくありません。
「インビテーション不要で、わたしのような人間でも所持できるプラチナカード。
他社のプラチナビジネスカードに比べると、ステータス性は劣るかと思います。
「SAISON CARD」の文字が気になる人は気になるでしょうし。
まあ本家のプラチナに比べて年会費が10万円以上安ければ、ステータス性が劣るのは致し方ないですよね」
「見た目にプラチナカードの重厚感はなく、ただの銀色のクレジットカードというイメージ。
ゴールドカードのような艶やかさやゴージャス感はありません。
あまりに安っぽくなければカードのデザインにこだわらないのでわたしは気になりませんが、カードのデザインにも高級感やステータス性を求める方にとってはデメリットになる可能性もあります」
もしカードを他の方に見られる可能性があり、またそれが気になるようであれば、他の法人カードを選択するのも手でしょう。
マイルに年間移行制限がある
セゾン法人カードには、15万マイルの年間移行制限があります。
JALマイルの還元率は1.125%ですが、15万マイルを超えた分は0.1%のポイント還元になってしまうのです。
とはいえ、15万マイルというと年間利用額1,500万円相当なので、なかなか年間移行制限を上回ることはありません。
しかし、15万マイル以上が貯まった方からは、以下のような口コミが届いています。
「半年間海外を飛び回って新規クライアントの開拓をしました。
相手の予定を優先してスケジューリングしたので、フランスに行ってアメリカ、アメリカからドイツに行って中国…など、長距離フライトが多くなり、マイルがたくさん貯まりました。
しかし、15万マイルを越えるとポイント還元になり、一気にポイント還元率が下がったのでがっかりです。
マイルの還元率が1.125%、超過分のポイント還元率が0.1%で、1%以上損をしています」
総合的なセゾン法人カードの口コミ&評判
総合的なセゾン 法人カードの評判は、ステータスをそこまで求めていない方には、「上々」という結果となりました。
プロパーカードに比べると、どうしてもステータス性やポイント還元率の低さは感じてしまうでしょう。
ただし、これまで紹介してきた複数の人の口コミでもあげていますが、年会費の安さを考えれば仕方ない部分でもあります。
マイルの移行制限についても、1,500万円以上のクレジットカード利用がなければ関係ないので、ほぼ気にする必要はないでしょう。
コストパフォーマンスは法人カードでトップクラス
それ以上に評価の声が多かったのは、やはりコストパフォーマンスの高さ。
年会費1無料で持てるアメックスカードということで、セゾンコバルトは起業したての人にも人気です。
それ以上に人気なのがセゾンプラチナで、このコスパも相当優秀。
プロパーのプラチナアメックスに比べて10万円以上も安い年会費にも関わらず、コンシェルジュやプライオリティパスの特典が受けられるので、法人カードでもトップクラスのコストパフォーマンスとして知られています。
つまりは、サービスを求めるのなら、プラチナ一択となるでしょう。
これらサービスについては、次項で「セゾンコバルト」と「セゾンプラチナ」で分けて、特典まとめとして紹介していきます。
セゾン法人カードの特典まとめ
では早速、「セゾンコバルト」と「セゾンプラチナ」のそれぞれの特典一覧を見ていきましょう。
調査してみると、特典の数が膨大だったため、ここでは一部の紹介にとどめておきます。
セゾンパールも特典に不満を持つ口コミもありましたが、人によってそれは覆るかもしれません。
では順に確認していきましょう。
「セゾンコバルト」の特典一覧
まずはセゾン法人カードの「セゾンコバルト」の特典から見ていきましょう。
サービス性が低いといわれていますが、それも人によります。
自身にとってもそう感じるのか、それとも「これくらいあれば十分!」と感じるのか、ここでサッと確認してみてくださいね!
- 「個人口座」と「法人口座」で引き落とし口座を選べる
- 永久不滅ポイント
- アメリカン・エクスプレス・コネクト(提携店舗の割引など)
- セゾン優待ショップ(提携店舗の割引など)
- かんたんクラウド(MJS)月額利用料 3ヵ月無料
- 経費・税金の支払いでポイントが貯まる
- Xserver優待
- (空港)手荷物宅配サービスの優待
- (空港)コート預かりサービスの優待
- taviデスクのツアー割引
- Wi-Fi(国内用)レンタルサービス
- 利用可能枠の一時増額
■ 付帯保険について
- オンラインプロテクション(不正使用補償)
上記リストで紹介した特典は一部となりますが、それだけ見ても案外充実しているのがわかるのではないでしょうか?
また旅行傷害保険などはありませんが、不正利用についても、しっかりと調査し補償してくれます
つまり、出張をする機会があまりない事業者の方には、特にデメリットにならないともいえるでしょう。
ステータス性やそれ以上の特典は後々でも構わない!
とにかく早く手にできる法人カードがほしい!
という方には、特におすすめの法人カードといえるでしょう。
「セゾンプラチナ」の特典一覧
続いて、セゾン法人カードの「セゾンプラチナ」の特典についても見ていきましょう。
こちらは年会費もグッとあがるので、サービスの充実度も十分といえます。
- セゾンマイルクラブの年会費無料
- 国内空港ラウンジ
- 海外空港ラウンジプライオリティパス無料
- コンシェルジュサービス
- セゾン弁護士紹介サービス
- ビジネス書要約サイト優待
- ビジネスアドバンテージ(ビジネス特化の優待プログラム)
- 「コナミスポーツクラブ」優待
- 「LIVE THE WORLD」で一流ホテルやダイニングを優待
- セゾンプレミアムゴルフサービス
- カードデスクサービス(プラチナ会員専用デスク)
- 海外アシスタントデスク
- 「セゾンコバルト」の全特典
■ 付帯保険について
- 海外旅行傷害保険:最高1億円
- 国内旅行傷害保険:最高5,000万円
- ショッピング安心保険:年間300万円まで
- オンラインプロテクション(不正使用補償)
やはりセゾンパールと比較すると、その差は歴然です。
年会費が異なるので「当然だ!」とも取れますが、それにしても年会費以上のサービスが充実しているのがわかります。
これなら、十分に元が取れてしまいますね!
セゾンプラチナは、ビジネス向けのクレジットカードとなるため、特典もビジネス関連のサービスが特に充実しています。
ビジネスアドバンテージでは、国内外配送の運賃割引きや、電話代行サービスの月額料12%オフなど、魅力的な特典が満載です。
また、海外旅行傷害保険は自動付帯でありながら最高1億円の補償がつくので、使い勝手の良さや安心度も申し分ありません。
年会費に負担を感じない方で、サービスの充実度で経費削減を目指す方は、間違いなくこのセゾンプラチナを選択すべきでしょう。
コスパ良しのセゾン法人カードを使い倒そう
今回は、セゾン法人カードの口コミ&評判をご紹介しました。
プロパーカードの1/10以下の年会費で、アメックスカードを所有することができます。
この魅力が、どれほどのものか、お分かりいただけたのではないでしょうか。
審査はプロパーカードに比べて緩いので、本家アメックスで審査落ちした方でもセゾン法人カードの審査に挑戦する価値はあります。
また口コミで言われている以上に、「セゾンパール」の特典は充実しているので、その点は人によるのでしょう。
口コミも大切ですが、自身にとってはどうなのかを最も重視して、法人カードは選び抜いていってくださいね!
セゾン法人カードを選んだのなら、しっかりと特典を使い倒し、お得にコスパよくビジネスを切り盛りしましょう!
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