学生時代にあまり勉強が好きではなかったり、学校の雰囲気になじめずに中退してしまったりして、もう自分には稼げる仕事というのは存在しないのではないかと悩んでいる人はいませんか?
この記事では低学歴でも稼げる仕事の特徴と具体的な職種について解説します。
もくじ
低学歴でも稼げる仕事の特徴
低学歴でも稼げる仕事の特徴を3つご紹介します。
人気の業界で人手不足
現在IT人材は不足しており、2030年時点での人材不足規模は約59万人にもなると予想されているため、人気の業界でも超売り手市場と言えます。
スキルのある人材を採用するためには企業もある程度コストをかけなければならないのは理解しているため、このように人気の業界で人手不足の場合はより稼ぎやすくなるでしょう。
参考:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」
学歴に関係のない業態
企業の中には商品やサービスを販売する上であまり学歴が関係ないという業態も存在します。
そのような企業に入社できれば、低学歴でも稼げる仕事に就くことができるでしょう。
スキルが必要
低学歴でもスキルが高い人というのは実はたくさん存在します。
そのような中でも希少価値のあるスキルを身に着けている人は、低学歴でも高収入です。
低学歴でも稼げる仕事
低学歴でも稼げる仕事を10個ご紹介します。
ITエンジニア
ITエンジニアとは、情報技術(Information Technology)の技術者を指す総称で、システムエンジニア、プロジェクトマネージャ、プログラマー、サーバーエンジニアなど役割によってさらに細分化されます。
プログラミングのスキルが身についていれば、人材不足なIT業界では学歴不問で受け入れてくれる企業が多いでしょう。
営業職
営業職は人気のない職種で常に人材不足なのと、インセンティブなど固定給以外に給与を増やせる要素が多いため、低学歴でも稼げる仕事と言えます。
不動産営業は扱う金額が大きいためインセンティブも大きくなるのと、保険営業もそもそも設定されているインセンティブの額が大きいので比較的稼ぎやすいでしょう。
WEBビジネス
独立してWebビジネスを行うのにも学歴は必要ありません。
初期投資も少なくて済み、副業としても行いやすいので稼げる仕事となります。
電車運転士
電車運転士になるには「動力車操縦者運転免許」という国家資格が必要ですが、学歴を問わず受験できます。
鉄道会社に入社して会社の費用で取得させてもらう資格ですが、鉄道会社に大卒で入社するのと高卒で入社するのでは難易度が異なり、現場でずっと運転をしていきたいなら高卒で鉄道会社に入社してこの資格を取得すれば、安定した年収を稼ぐことができます。
一級建築士
勉強が嫌いではないなら、一級建築士を取得するという道もあります。
一級建築士は大学、短大、高専、専修学校卒業者でなければ受験できませんが、二級建築士を先に取得しておけば高卒者でも受験が可能なのです。
一級建築士は設計できる建物に制限はないので、大きく稼ぐことも夢ではありません。
参考:公益財団法人建築技術教育普及センター「受験資格」
公認会計士・税理士
公認会計士や税理士も学歴要件がない資格です。
会計事務所や税理士法人への就職の際も、学歴はあった方が良いものの、なくても大丈夫といった位置づけなのです。
簡単に取得できる資格ではありませんが、試験に合格すれば確実に稼ぎやすくなります。
長距離ドライバー
長距離ドライバーは学歴が必要なく、運送会社は人手不足で困っているので売り手市場です。
大きなトラックに乗り、長距離輸送をこなすことで年収がアップするので、入社する際はいくつかの会社を比較検討の上、有利な条件の会社を探すのが大きく稼ぐコツと言えるでしょう。
消防士
消防士になるためには各地方自治体が実施する「消防官採用試験」に合格する必要があります。
科目は筆記試験と体力検査で大卒・短大卒・高卒などで受験資格が異なるのです。
一度なってしまえば危険を伴う職種のため一般の公務員より給与は高くなります。
警察官
警察庁に所属する国家公務員のキャリア警察官、都道府県警察に所属する地方公務員のノンキャリア警察官となる道の2つがありますが、出世するのに大卒の方が有利というのがあるだけで、高卒でも警察官になれないわけではありません。
平均年収も危険や当直勤務がある分一般の公務員より高いので、長く稼ぎたいならおすすめの職種です。
自衛官
自衛官は実は中卒からでもなれる非常に柔軟な組織です。
年齢制限がありますが、自衛官不足を背景に引き上げが進んでいます。
危険を伴う職種のため、他の国家公務員より給与が高く設定されているのと、自衛隊は基本的に寮生活で生活費があまりかからないので低学歴でも稼げる仕事だと言えるでしょう。
まとめ
低学歴でも稼げる仕事は実は数多くあり、学ぶ姿勢さえあれば資格を取得してさらなる年収アップに繋げることも可能だとわかりました。
ぜひ自分に合った職種を見つけて、学歴にこだわらず社会貢献をしてみてください。
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