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数ある法人カードの中から、目的に合うカードを選びだすことは、かなりの労力を費やすものです。
また、注目すべき点や注意点を知らずに法人カードを選んでしまうことで、カードの利点を最大化できず、損をしてしまうことさえあるでしょう。
この記事ではそういった事態にならないよう、目的に合った法人カードを選べるようにお手伝いをしていきます。
また後半では、目的別のおすすめカードも紹介していますので、まだ迷う際はそちらも参考にしてみましょう。
この記事でわかることは、以下の内容となっています。
- 法人カードの選び方のコツがわかる
- 個人カードとの違いがわかる
- 法人カード選びの注意点がわかる
- 審査に通すコツがわかる
- 主要法人カードの比較ができる
- 目的別で自身に合った法人カードが見つかる
では早速みていきましょう。
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≫ すぐに「目的別のおすすめ」を確認する
こんなにも変わる!法人カードのメリット
まずはじめに、法人カードを持つことによって、
という疑問について、ここでは解説していきます。
また、「すでに知っている」という方は、ここの項を読み飛ばしていただいて構いません。
では早速みていきましょう。
1:あらゆるコスト削減ができる
まず利点の一つとして、法人カードの利用により「手間のコスト削減」や「金銭面のコスト削減」ができることが挙げられます。
まず「手間のコスト削減」でいえば、明細書があることにより、経理業務がラクになります。
支払いの大体をカード払いにするわけですから、当然利用額の詳細が記載された明細書が送付されてきますよね?
経理業務において経費の計算をする際は、その明細書をみれば利用履歴をまとめて確認ですることができるので、あれこれ書類をかき集める必要がなくなるのです。
もしこれがカード払いではなく現金払いだった場合は、領収書の管理からはじまり、一枚一枚整理していかなくてはなりません。
一方の「金銭面のコスト削減」では、法人カードの利用額に応じてポイントが付与されることで、実質的に割引と同じようになります。
一回一回は微々たるものかもしれませんが、確実に節約となるでしょう。
また法人カードでは、様々な特典が用意されています。
これにより、提携先施設やサービスなどの利用料が割引になるという点も、金銭面のコスト削減には一役かってくれるでしょう。
2:支払いに余裕ができる
法人カードを持つ1番の理由といってもよいのが、支払いに余裕ができるという点です。
具体的には、手元にキャッシュがなくとも支払いはでき、引き落とし日まで手元にキャッシュが残せるということです。
特に設立間もない場合は、なるべくキャッシュは手元に残しておきたいものですから、法人カードを持つということは、キャッシュフローを健全なものにしていくには必要なことといえるでしょう。
3:ビジネスで役立つサービスがある
カード会社にもよりますが、法人カードに加入することで様々なサービスを受けることが可能です。
具体的な内容としては以下のようなものがあるでしょう。
- 提携先サービスの利用料割引
- 空港ラウンジ利用が無料
- 交通費や宿泊費が法人価格で利用可能
- 会計ソフト利用が割引
- コンシェルジュでビジネス相談
これらのサービスを上手に活用していくことで、さらなるコスト削減がねらえます。
これは、現金払いでは受けることのできない恩恵であり、法人カードだからこそといえるでしょう。
法人カードと個人カードの具体的な違いについて
ここまで見てきた中では、個人用のクレジットカードと、特典やサービス内容以外にあまり違いがないようにも見えます。
しかし、実際にはあらゆる点で個人用カードとは、異なる部分があるのです。
知っている方は読み飛ばしていただいて結構ですが、もしそうでないのなら、事前にしっかりと最低限度の知識はつけておくようにしましょう。
とくに、今回法人カードを作るのが初めてな方は、必読となります!
引き落とし口座が違う
まず個人カードと異なるのが、引き落とし先として登録できる口座です。
個人カードは、代表者個人の口座でも問題ありませんでした。
しかし、法人カードの場合では、基本的に法人口座を登録しなくてはなりません。
つまり、法人口座を持っていない状況では、法人カードは持てないという意味にもなります。
ただし、個人事業主が発行できる法人カードについては、個人口座でも登録が可能です。
法人口座開設はネット銀行で!おすすめと審査に落ちないための対策も審査基準が違う
次に違うのが、法人カードを発行する際に待ち受ける、審査基準となります。
個人カードのときは、申込み者自身の信用情報などを元に、審査を行うものでした。
しかし、法人カードの場合では、代表者自身の信用情報に加え、企業の経営状態をも審査の対象となります。
この具体的な審査基準については、この記事の中で改めて紹介していきます。
追加カードが違う
メインカードがある一方で、サブとなり得るカード(追加カード)もクレジットカードでは利用できますよね。
個人カードでいうところの「家族カード」がコレにあたります。
この家族カードの発行では、その発行枚数に対して制限があるものでした。
一方の法人カードはというと、もちろんサブカードは存在しますが、発行枚数に制限がないこともしばしばです。
これは、社員に対して渡すカードでもあるため、利便性の観点から制限を設けない方向となったのでしょう。
利用限度額が違う
法人カードでは、利用限度額の制限がないケースが多いものです。
しかし、支払い実績がない状況では信用も確立できていないため、利用限度額に制限が設けられます。
限度額を上げていくためには、支払実績を積み、段階的な引き上げを狙う必要があるのです。
つまり、あまりに高額な支払いについては、最初の段階からはできないこと意味しています。
実際にカードを選ぶ際は、この利用限度額についても、注目してみるといいでしょう。
キャッシング機能が違う
個人カードでは、大抵のカードでキャッシング機能がついているものです。
しかし、法人カードでは、キャッシング機能は基本的についていないのが一般的です。
どうしても、財務状態の関係で資金調達が必要となる場合は、別の方法を探るようにしましょう。
以下の記事では、資金調達におけるあらゆる手段を掲載しています。
サッとでも目を通しておきましょう。
個人事業主も法人も要チェック!事業資金の調達方法14選ここに注目!法人カード選び方のコツ
早速法人カードを比較したいところですが、自身に合った法人カードを選び出すためには、いくつか注目すべき点もあります。
ここでは法人カードを選ぶ際に、どこに注目して選べば後悔のない選択ができるのか、そのコツについて紹介していきます。
1:申込み条件を満たしているか
まず法人カードのスペックを確認する前に、そもそも加入資格が自身にあるのかを確認しなくてはなりません。
クレジットカード会社の中には、
- 法人しか加入できないカード
- 個人事業主しか加入できないカード
も存在しますので、必ず確認するようにしましょう。
2:ポイント還元率はどうか
個人とは違い法人では、カード払いによる利用額も高額になりがちです。
ですので、わずかなポイント還元率の違いだったとしても、利用額によっては大きな差となってくることもあります。
もし経費の削減を主な目的としているのであれば、このポイント還元率は重要な項目となるでしょう。
3:サービスや保険は充実しているか
まずサービスについては、利点を紹介する項でも紹介しましたが、ビジネスに役立つツールや提携施設の利用料割引があるなど、間接的に経費の削減ができるようになっています。
また、そのサービスのバリエーションは各カード会社により異なりますので、事業の特性と合っているかの見極めが必要になるでしょう。
一方の保険では、主に保険適用範囲や補償額が各会社で異なってきます。
これは、出張が多い企業では、特に注目すべき点でしょう。
4:ステータスはどうか
ステータスについては、主に接待が多い方が対象となります。
ただし、これはあくまで主観により異なりますので、そこまで重要ではありません。
ただし中には、信用度を計る指針の一つとして法人カードをみる人もいますので、取得できるのであれば、ステータスが高めのカードを1枚は持っておくと安心です。
ステータスは高いに越したことはありません。
5:利用目的と法人カードの特徴が合っているか
法人カードを持つには、それなりの目的があるものです。
また法人カードには、それぞれに特徴もあります。
これら2つが一致していなかった場合、サービスの恩恵が最大化できずに損してしまうことがあるのです。
多数ある法人カードの中から一枚を選ぼうとすると、意外にもサービスに惹かれ、目的を見失うこともあります。
利用目的と合致しているのかは、しっかりと確認する必要があるでしょう。
法人カード選びでの注意点
ここでは法人カードを持ってから
というような事態を避けるためにも、法人カード選びでは、一体どういったことに注意すればいいのかという点について紹介していきます。
では早速みていきましょう。
1:年会費無料で損することも
法人カードを選ぶ方の中には、経費を抑えたいからと年会費無料のカードを選択する方も少なくありません。
しかし、場合によっては逆に損をすることにもなります。
たとえば、年会費が無料の法人カードではポイントの付与が「ない」場合や、あっても「還元率が低い」といったカードが大半です。
法人では基本的に支払いの額も大きくなりますから、その利用額によっては付与されたポイントで年会費がカバーできてしまうこともあるでしょう。
保険や特典の充実度も下がる
また、万が一の際に備えた保険やサービスの充実度なども、年会費が無料の法人カードでは手薄になってきます。
この場合では、年会費がかかるものであれば、ビジネスツールの利用料が割引になるなどがあるでしょう。
しかし、年会費が無料の法人カードでは、サービスのバリエーションも少なく、ビジネスで使用するツールや提携施設での利用料の割引や優待を受けることは難しいのです。
事業規模にもよりますが、なるべくは年会費が無料ではない法人カードをおすすめします。
2:利用限度額には余裕を
先にお伝えしていますが、事業を行うとなると何かと支払いが多く、法人カードの利用料も上がってくるものです。
ましてや税金の支払いとしても法人カードを使用するとなると、さらにカード払いでの利用料は上がるでしょう。
現状は特に問題はなくとも、将来を見据えて利用限度額には余裕を持ちたいものです。
3:過度にステータス性を求めすぎない
法人カードでは、そのカードのステータスも信用を計る一つの指針として見られることもあると、先にお伝えしました。
しかし、法人カードのステータスが事業実績と見合わない場合では注意が必要です。
というのも、ステータスの高い法人カードというものは、それなりに年会費が高いものです。
少しでも経費を削減したいにもかかわらず、ステータスだけのために身の丈に合っていないカード選択していては、高額な年会費の負担から事業自体にも影響を及ぼしかねません。
見栄は張りすぎず、負担できる範囲内でステータス性のある法人カードを選ぶようにしましょう。
法人カードの審査基準について
実際に申込みをする際は、その審査基準についても気になるでしょう。
法人カードの審査は、個人カードの時とは全く異なります。
もちろん、代表者に信用情報にキズがないかなどは判断のひとつとして見ていますが、それ以外にも注目されている項目はあります。
ここでは、何を基準に判断しているのかについて紹介していきます。
1:電話番号
最近では、資金をそう積まなくても会社設立ができてしまうため、固定電話を設置していない企業も増えました。
そういった企業では、連絡手段を主に携帯電話としていることもありますが、法人カードの審査では、かなり不利な立場となる可能性があります。
というのも、固定電話がないということは、
など、マイナスの印象を与える可能性があるためです。
可能であれば、固定電話の設置をし、それが難しいのであれば「050」番号を取得するようにしましょう。
2:経営状態
当然のことですが、経営状態がままならない企業では、信用性がそもそも低いため審査に通ることはむずかしくなります。
審査では、黒字決算が2期以上続いていることが基準となるケースが多いため、赤字経営の場合ではハードルが高いのが現状です。
しかし、赤字経営の状態でも審査に通る可能性もあります。
その場合では、事業や個人の信用性が重要視される可能性が高いでしょう。
少しでも信用性を高めたいのであれば、自社HPやパンフレットなども提出すると審査通過の可能性が高まります。
また審査が易しめのカード会社に申込むというのも一つの手でしょう。
そういったカード会社の見極め方については後述します。
3:事業年数
事業年数が短い場合では、前項の「2期以上黒字決算」という基準を満たさないため、法人カードの審査は厳しくなります。
こういった場合では、前項と同様に代表者自身や事業の信用性が重要となってくるので、信頼に足るものを提出するようにしましょう。
個人事業主の方であれば、確定申告書を提出するようにしてください。
税金をしっかりと支払っているということは、信用を高めるうえで重要な要素となります。
審査が通りやすいところの特徴
赤字経営や設立したばかりの場合、カード会社によっては厳しめの審査となります。
こういった企業については、審査が易しいカード会社に申込みをすることで、法人カードを手にできる確率が上がるでしょう。
審査が易しいカード会社の特徴としては、
- 外資系のカード会社である
- 決算書の提出を求められない
- 「設立したてでもお申込みいただけます」といった表記がHPにある
などが挙げられます。
外資系については、独自の審査基準を設けているので、日本国内のカード会社で落ちたとしても、「外資系なら通った」ということも珍しくありません。
また、設立したての方向けの法人カードもありますので、不安な方はそういった法人カードを探すのもいいでしょう。
この記事の中でも、審査が比較的易しい法人カードを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
審査を通りやすくするコツについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
法人カードの作り方!審査に通りやすくするコツと特徴別おすすめも主要な法人カード比較一覧表
ここでは、主要な法人カードそれぞれの基本情報について比較表を載せておきますので、法人カードの候補選びとしてお役立てください。
また、それぞれの詳しい内容については、次の項にて紹介していますので、そちらも併せて参考にしてみましょう。
年会費 | ポイント
還元率 |
利用限度額 | 付帯保険 | |
---|---|---|---|---|
三井住友ビジネスプラチナカード forOwners | 50,000円 | 0.5% | 200~500万円 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 ・ショッピング保険 ・航空便遅延保険 |
JCBプラチナ法人カード | 30,000円 | 0.5%~1%以上
(OkiDokiランド利用) |
150万円~ | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 ・ショッピング保険 ・航空便遅延保険 |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
|
22,000円 | 0.5% | 100~1000万円 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 ・ショッピング保険 |
ダイナースクラブ ビジネスカード |
27,000円 | 1% | 制限なし | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 ・ショッピング保険 ・ゴルファー保険 |
Mastercard Titanium Card | 50,000円 | 1% | 要問合せ | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 ・ショッピング保険 |
オリコ ExGoldForBiz | 2,200円 | 0.6% | 10~300万円 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 ・ショッピング保険 |
JCB一般法人カード | 1,250円 | 0.5%~1% | 10~100万円 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 ・ショッピング保険 ・航空便遅延保険 |
アメックス・ビジネス・ゴールド | 34,100円 | 0.3% | 制限なし | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 ・ショッピング保険 ・航空便遅延保険 |
ANA法人ワイドゴールドカード |
19,000円 | 1% | ~250万円 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高5,000万円 ※ANA利用時:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 |
ANAダイナースコーポレートカード | 20,000円 | 1% | 審査による | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 ・ショッピング保険 |
JBC | 10,000円 | 0.5% | 50~250万円 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 ・ショッピング保険 ・航空便遅延保険 |
NTTBizカードレギュラー | 無料 | 1% | 要問合せ | ・海外旅行傷害保険
・国内旅行傷害保険 ・ショッピング保険 |
UC法人カード | 1,250円
※ゴールド:10,000円 |
0.5% | ~300万円
※ゴールド:~500万円 |
・旅行傷害保険(ゴールドのみ)・ショッピング保険(ゴールドのみ) |
ビジネクスト法人カード | 無料
※ゴールド:1万円 |
0.05%~0.1% | ~300万円 | 要問合わせ |
楽天ビジネスカード | 13,200円 (ビジネスカード単体:2,200円) |
1.0% | 300万円 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 ・ショッピング保険 |
セゾン・パール・アメリカン・エキスプレス・カード | 1,100円
(年1回の利用で無料) |
0.5% | 制限なし |
ー |
ライフカードビジネス |
無料 | ー | 10~500万円 | ー |
アメックス・ビジネス | 13,200円 | 1% | 制限なし | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 ・ショッピング保険 |
三井住友 for Ownersクラシック |
1,250円 | 0.5% | 10~150万円 |
・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 ・ショッピング保険 ・航空便遅延保険 |
なにで選ぶ?目的別おすすめ法人カード
ここまでで、ある程度の法人カードの候補は決まったでしょうか。
ここでは何を目的に選ぶのかについて、代表的な選ぶ目的ごとにそれぞれのおすすめを紹介していきます。
紹介している目的については以下の8つです。
※クリックすると該当項目へとジャンプできます。
各おすすめの法人カードの特徴についても記載しておきますので、ぜひ参考にしてみてください。では早速みていきましょう。
ステータスでおすすめの法人カード3選
まずは、ステータスで法人カードを選ぶ場合のおすすめから紹介していきます。
早速、順に確認していきましょう!
三井住友ビジネスプラチナカード forOwners
グレード | プラチナ |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 50,000円 |
利用可能ブランド | VISA
MasterCard |
利用限度額 | 200~500万円 |
ポイント還元率 | 0.5% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:最高1億円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 ・航空便遅延保険 |
カード特徴や特典(一部) | |
・プロパーカードゆえの高いステータス性
・最高水準の各種サービスが充実 ・半年ごとに基本還元ポイントとは別にギフトカードがもらえる ※利用額に対して0.5%分(2000円~30,000円) ※半年間の利用額50万円以上 ・コンシェルジュサービス利用可能 ・空港ラウンジ利用が無料 |
この「三井住友ビジネスプラチナカード forOwners」は、なんといってもプロパーカードゆえの高いステータス性があるということでしょう。
また各サービスについても、申し分ないほどの充実度があります。
肝心の審査についてですが、こちらの法人カードは申込み時に決算書などの事業実績資料の提出が不要で、あくまでも個人の信用のみを対象としています。
極端なことをいえば、たとえ赤字経営だったとしても、その点はなんら問題がないということとなります。
JCBプラチナ法人カード
グレード | プラチナ |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 30,000円 |
利用可能ブランド | JCB |
利用限度額 | 150万円~ |
ポイント還元率 | 0.5%~1%以上(OkiDokiランド利用) |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:最高1億円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 ・航空便遅延保険 |
カード特徴や特典(一部) | |
・プロパーカードゆえの高いステータス性
・最高水準の各種サービスが充実 ・プラチナコンシェルジュデスクが利用できる(24時間365日) ・世界中の約1,200カ所の空港ラウンジ利用が無料 ・所定のレストラン・メニューを注文すると2名以上で1名分無料 ・ゴルフ場のプレイ予約サービス付き ・カーアクシデントケアが利用できる |
ステータス性の高いカードといえば、「JCBプラチナ法人カード」もその一つです。
上表を見ていただくとわかるとおり、特典が充実していることはもちろん、旅行傷害保険の最高補償額についても1億円と申し分がありません。
またポイント還元率いついても、1%を狙えるなど、利便性も決して低くはないでしょう。
そのため、トータル的に見ても、「JCBプラチナ法人カード」は優秀な法人カードといえそうです。
アメックス・ビジネス・ゴールド
グレード | ゴールド |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 34,100円 |
利用可能ブランド | American Express |
利用限度額 | 制限なし
※利用状況・支払実績による |
ポイント還元率 | 0.3% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 ・航空便遅延保険 |
カード特徴や特典(一部) | |
・家族カード1枚目は年会費が無料(2枚目以降:12,000円)
・コンシェルジュ付きで会食や接待に適したお店の紹介・予約 ・帝国バンク企業情報などのビジネス情報を入手できるサービスが無料 ・「メンバーシップ・リワード・プラス」加入でお得(年会費3,000円) ・貯めたポイントが無期限になる ・国内加盟店での利用でポイント還元率1% ・1ポイントにつきANAマイル1%で移行可能(ANA以外は0.8%) (※追加でメンバーシップ・リワード ANAコース加入の場合) |
最後に紹介するのは、「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」。
このカードは世界的に見ても、そのステータス性が評価されているカードのひとつでもあります。
また上表のとおり、利用限度額に一律の限度額が設けられていません。
そのため、急な出張や高額な支払いが必要になった際も頼りになるでしょう。
ただし、高額利用を希望する場合は所定の条件を満たさなければいけないので利用する際は、一度問い合わせをすることをおすすめします。
サービスの充実度でおすすめの法人カード3選
続いて、サービスの充実度で法人カードを選ぶ場合のおすすめを紹介していきます。
こちらも、順に確認していきましょう!
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
グレード | プラチナ |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 22,000円 |
利用可能ブランド | American Express |
利用限度額 | 100~1000万円 |
ポイント還元率 | 0.5% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高300万円 |
カード特徴や特典(一部) | |
・永久不滅ポイントがつく
・年間200万円以上の利用で次年度の年会費半額 ・コンシェルジュ・空港ラウンジ優待が充実 ・SEISON MILE CLUB登録で永久不滅ポイントをJALマイルへ自動移行 ・顧問弁護士サービスである「リーガルプロテクト」の利用料割引 |
法人カードの中でも、近年人気が高まっているのが、この「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」カードとなります。
また年会費についても、利用料が年間200万円以上であれば半額になりますので、実質11,000円であらゆるサービスの恩恵を受けることが可能です。
また審査については、こちらも事業実績は関係ないため設立間もない方でも、審査に通りやすい法人カードとなります。
ここまでコスパの良いプラチナカードは、そうはないといえるでしょう。
ダイナースクラブ ビジネスカード
グレード | ー |
申込み資格 | 27歳以上の個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 27,000円 |
利用可能ブランド | Diners |
利用限度額 | 制限なし |
ポイント還元率 | 1.0% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高5,000万円 ・国内旅行傷害保険:最高1億円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 ・ゴルファー保険:最高300万円 |
カード特徴や特典(一部) | |
・リワードポイントの有効期限なし
・追加カード発行無料 ・ETCカードの発行無料 ・メンバーのみの「銀座サロン」が無料で利用できる ・ダイナースクラブ・ビジネスオファーでビジネスツール優待 ・トラベルデスクの利用ができる ・一見様お断りの高級レストランや料亭の優待や手配サービスを受けられる ・名門ゴルフ場の優待はもちろん、プライベートレッスンも優待される |
サービスの充実度でいえば、「ダイナースクラブ ビジネスカード」も外せません。
このカードは、上表のサービス以外でも、会計ソフトのfreeeが優待となったり、JALオンラインを活用できたりと、優待の幅がとにかく広いのが特徴です。
これだけのサービスがあるため、もちろんステータス性も十分。
さらに、海外旅行傷害保険やゴルファー保険は自動付帯となっており、この点でも優秀といえるでしょう。
ただし年齢に制限があるなど、それなりの条件もありますので、事前に公式HPで確認しておくことをおすすめします。
Mastercard Titanium Card
グレード | プラチナ |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 50,000円 |
利用可能ブランド | Mastercard |
利用限度額 | 要問合せ |
ポイント還元率 | 1% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高1億2,000万円 ・国内旅行傷害保険:最高1億円 ・ショッピング保険:年間最高300万円 |
カード特徴や特典(一部) | |
・一流コンシェルジュ
・指定レストランにてコース料理1人分無料 ・世界のホテルで1滞在につき5万5,000円以上の特典 ・空港ラウンジの利用が無料 ・手荷物の無料配送 |
「Mastercard Titanium Card」は、年会費50,000円と高めの設定ですが、サービス充実度ではトップレベルです。
上表の他にも、海外出張などに便利なプライオリティパスを無料で発行できたり、ビジネスエリートのためのコミュニティ構築を支援してくれるサービスもあります。
コミュニティ構築に関しては、5つ星ホテルでの会員限定テイスティングイベントを開いたり、法人向けイベントを開いているので、人脈作りにも最適です。
プライベートでも活用できる、家事代行サービスやバイリンガルベビーシッターを優待価格で利用することもできます。
サービス充実度に完璧を求める方は、「Mastercard Titanium Card」を選ぶといいでしょう。
審査の通りやすさでおすすめの法人カード3選
続いて、審査に不安を感じている方のために、審査のとおりやすさで定評のある法人カードを紹介していきます。
こちらも、順に確認していきましょう!
オリコExGoldForBiz
グレード | ゴールド |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 2,200円(初年度無料) |
利用可能ブランド | VISA
MasterCard |
利用限度額 | 10~300万円 |
ポイント還元率 | 0.6% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高2,000万円 ・国内旅行傷害保険:最高1,000万円 ・ショッピング保険:年間最高100万 |
カード特徴や特典(一部) | |
・格安の年会費でゴールドカードが持てる
・ETCカードは年会費無料 ・最大1.1%のポイント還元率(利用金額により異なる) ・空港ラウンジ利用が無料 ・会計サービスであるfreeeの利用料割引 |
審査に比較的通りやすい法人カードとしても名高いのが、この「オリコExGoldForBiz」カードとなります。
また、このカードは法人専用と個人事業主専用とで、それぞれの事業形態に合わせたカードが用意されています。
そのため、会社設立したての方はもちろん、開業したてで収入が不安定な個人事業主の方でも利用が可能となっているのです。
審査に不安のある方は、まずこの法人カードから取得し、実績を積むことをおすすめします。
JCB一般法人カード
グレード | 一般 |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 1,250円 |
利用可能ブランド | JCB |
利用限度額 | 10~100万円 |
ポイント還元率 | 0.5%~1%以上 |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高3,000億円 ・国内旅行傷害保険:最高3,000億円 ・ショッピング保険:年間最高100万円(海外のみ) ・航空便遅延保険 |
カード特徴や特典(一部) | |
・プロパーカードゆえの高いステータス性
・会計ソフトがお得に利用できる ・提携店舗でポイント増量 ・海外利用でポイント2倍 |
JCB法人カードは、一見審査がむずかしそうではありますが、実はそうでもありません。
最低限の条件がそろっていれば、可能性は高めとなります。
また一般カードとはいっても、特典は揃っており、ビジネスツールの割引や提携店舗で効率よくポイントがたまるなど、経費削減も狙えるでしょう。
そのため、「オリコExGoldForBiz」と同様に、候補として考えておきたい法人カードといえます。
三井住友 for Owners ゴールド
グレード | ゴールド |
申込み資格 | 満20歳以上の個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 10,000円 |
利用可能ブランド | VISA
MasterCard |
利用限度額 | 50~300万円 |
ポイント還元率 | 0.5% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・海外旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高300万円(国内外問わず) |
カード特徴や特典(一部) | |
・ポイント有効期限3年
・ETCカードは年会費500円(初年度無料) ・主要な国内空港ラウンジの利用が無料 ・ビジネスで役立つサービスの利用料金割引 ・国内外にある約1,000か所の施設などの利用料金割引 ・国内ゴルフエントリーサービス |
「三井住友 for Owners」には、「一般・ゴールド・プラチナ」といったグレードが用意されており、そのどれもが赤字企業であっても発行可能な法人カードとなっています。
というのも、「三井住友 for Owners」の審査では、事業歴や業績といったものは審査対象とならないため。
審査対象となるのは、あくまでも申込みをした本人なのです。
だからこそ、会社の業績がたとえ悪かったとしても、安定した収入があり過去の個人信用情報に問題がなければ、審査に通るわけですね!
もちろん赤字企業だけでなく、起業したてで他社の法人カードで落ちてしまうようなケースであっても、これは同様です。
「業績(事業歴)以外なら、審査に問題はない」というのであれば、まず検討したい法人カードといえるでしょう。
マイルの貯めやすさでおすすめの法人カード3選
つぎは、出張が多い方へ向けて、マイルの貯まりやすい法人カードを紹介していきます。
こちらも、順に確認していきましょう!
アメックス・ビジネス・ゴールド
グレード | ゴールド |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 34,100円 |
利用可能ブランド | American Express |
利用限度額 | 制限なし
※利用状況・支払実績による |
ポイント還元率 | 0.3% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 ・航空便遅延保険 |
カード特徴や特典(一部) | |
・家族カード1枚目は年会費が無料(2枚目以降:12,000円)
・コンシェルジュ付きで会食や接待に適したお店の紹介・予約 ・帝国バンク企業情報などのビジネス情報を入手できるサービスが無料 ・「メンバーシップ・リワード・プラス」加入でお得(年会費3,000円) ・貯めたポイントが無期限になる ・国内加盟店での利用でポイント還元率1% ・1ポイントにつきANAマイル1%で移行可能(ANA以外は0.8%) (※追加でメンバーシップ・リワード ANAコース加入の場合) |
ステータス性が高いカードとしても紹介した「アメックス・ビジネス・ゴールド」は、マイルの貯めやすさでも優秀です。
「メンバーシップ・リワード・プラス」への加入が条件となってきますが、加盟店での利用や公共料金の支払いなどで、なんとポイント還元率が1%にもなります。
それで効率よく貯めたポイントを、ANAなどのマイルへ高レートで移行できるため、必然的にマイルは貯まっていくでしょう。
一方の審査については、設立したてでもカードの発行ができた方もいますので、比較的審査の難易度は低いカードといえます。
また、マイルの貯まりやすさもそうですが、保険なども充実しています.
そのため、出張で飛行機利用が多い方にとって、特におすすめの法人カードとなるでしょう。
ANA法人ワイドゴールドカード
グレード | ゴールド |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 19,000円 |
利用可能ブランド | JCB、VISA、MasterCard |
利用限度額 | ~250万円 |
ポイント還元率 | 1% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高5,000万円 ※ANA利用時:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 |
カード特徴や特典(一部) | |
・入会・継続時には2,000マイル付与
・専用カウンターを利用できる ・ホテルの割引や朝食無料などの特典がある ・空港内提携店舗、機内販売でのショッピングが10%割引 |
この法人カードでは、マイル還元率が最大1%で、入会・継続時には2,000マイルを受け取ることができます。
さらに飛行機搭乗時には、以下のような計算でボーナスマイルを貰うこともできるのです。
区間基本マイレージ × クラス・運賃倍率 × 25%
※引用元:ANA公式HPより
これは、普段ANAを利用する方にとって、ぜひチェックしたいカードとなるでしょう。
また旅行傷害保険は自動付帯で、ANAを利用すれば1億円まで補償してもらえます。
利用限度額は少々頼りない印象ではありますが、その点に不自由を感じないのであれば、候補として十分な法人カードといえそうです。
ANAダイナースコーポレートカード
グレード | ー |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 20,000円 |
利用可能ブランド | Diners |
利用限度額 | 審査による |
ポイント還元率 | 1% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高5,000万円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 |
カード特徴や特典(一部) | |
・ANAマイル還元率1%
・国内(国際)線特典航空券が利用できる ・国際線アップグレード特典の利用ができる ・ANAデスクの利用が可能 ・ANAカード特典も利用できる ・所定レストランで2名以上コースを注文で1名分無料 ・空港ラウンジ利用が無料 |
この法人カードは、ある程度の規模がある企業向けとなります。
もし、出張などが多い場合では、「ANAダイナースコーポレートカード」が心強い味方となってくれるでしょう。
特に社員用に発行したカードで貯めたポイントは、代表者に集約できるため、効率良くマイルを貯めることもできます。
マイルはANAマイルのみとなりますが、ANAを頻繁に利用するのであれば、まず候補として考えておきたい法人カードといえるでしょう。
マイルが貯まりやすい法人カードについては、以下の記事でも紹介されています。
他にも確認したい方は、目を通してみると良いでしょう。
マイルが貯まりやすい法人カードおすすめ10選を比較!貯める方法や注意点も解説ETC利用でおすすめの法人カード3選
つづいて、業務で高速を利用する頻度が高い方のために、ETCで優秀な法人カードを紹介していきます。
こちらも、順に確認していきましょう!
JBC法人ゴールドカード
グレード | ゴールド |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 10,000円(オンライン入会の場合、初年度無料) |
利用可能ブランド | JCB |
利用限度額 | 50~250万円 |
ポイント還元率 | 0.5% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 ・航空便遅延保険 |
カード特徴や特典(一部) | |
・ETCカード:無制限に発行可能(審査あり)
・会計サービスである弥生の利用料が初年度無料 ・国内航空券の運賃が法人価額で利用可能(当日の予約・変更も可能) ・じゃらん.netでの宿泊予約が法人価額に利用可能 |
ETCカードは、業務によっては複数枚もっておきたいものでしょう。
「JCB法人ゴールドカード」の特徴の一つとして、法人カード1枚あたりに発行できるETCカード枚数には、限度がないことが挙げられます。
これは社員それぞれにETCカードを持たせたい場合には、特にうれしい内容でしょう。
またこの法人カードは、日本国内のサービスが特に充実したカードでもあります。
その数の多さから、ここには記載しきれませんが、気になる方は一度公式HPで確認してみるのもいいかもしれません。
UC法人カード
グレード | 一般 |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 1,250円
※ゴールド:10,000円 |
利用可能ブランド | VISA、MasterCard |
利用限度額 | ~300万円
※ゴールド:~500万円 |
ポイント還元率 | 0.5% |
付帯保険 | ・旅行傷害保険(ゴールドのみ)
・ショッピング保険(ゴールドのみ) |
カード特徴や特典(一部) | |
・永久不滅ポイント付与
・ETCカード:無制限に発行可能(審査あり) ・UC福利厚生サービスの利用が可能 ・会計データ自動作成 ・VISA、MasterCardそれぞれの優待特典 ・JALオンラインの利用ができる ・ANAデスクの利用ができる 。ビジネスに役立つツールの優待 |
UC法人カードでは、ETCカードを99枚まで発行することができます。
ゴールドカードは、年会費10,000円がかかってきてしまいますが、この一般カードであれば1,250円で済みます。
ただし、付帯保険やサービスについては期待できないので、あくまでも最低限の機能があればいい場合に、一般カードを選択するといいかもしれません。
もしサービスなどを求めるのであれば、ゴールド一択となるでしょう。
ビジネクスト法人カード
グレード | 一般 |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 無料 |
利用可能ブランド | VISA |
利用限度額 | 5~300万円 |
ポイント還元率 | 0.05% |
付帯保険 | 要問合せ |
カード特徴や特典(一部) | |
・ETCカード:1枚のみ無料発行可能
・限度額100万円以下なら申込み時に財務書類不要 ・赤字決算でも問題なく申込み可能 ・ゴールドカードなら空港ラウンジの利用無料特典や旅行傷害保険も付帯する |
ビジネスローンなどでも有名なビジネクストからも、実は法人カードは発行されています。
この法人カードの特徴は、なんといっても個人事業主なら本人確認書類だけで審査をしてもらえること(限度額100万円以下の場合)。
法人で申し込むにしても、プラスで「履歴事項全部証明書」を提出すればいいだけなので、審査が厳しくないことがお分かりいただけるのではないでしょうか?
審査基準が甘い分、一般カードでは特典やポイントの期待はあまり期待できませんが、それでもETCカードも併せてほしいという事業者の方には、メリットある法人カードとなりそうです。
ちなみにETCカードは1枚のみの発行ですが、従業員カードについては、50枚まで発行可能となります。
また以下の記事では、法人ETCカードについて記載されていますが、「セゾン・パール・アメックスカード」を即日発行するための手段が紹介されています。
気になる方は目をとおしてみましょう。
即日発行できる法人ETCカードを詳しく解説!社用車所有企業の必需品還元率の高さでおすすめの法人カード3選
次は、なるべく経費を抑えたい方のために、還元率の高さで優秀な法人カードを紹介していきます。
こちらも、順に確認していきましょう!
楽天ビジネスカード
グレード | ゴールド |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 13,200円(ビジネスカード単体:2,200円) |
利用可能ブランド | JCB
VISA MasterCard American Express |
利用限度額 | 300万円(楽天プレミアムカードと合算で) |
ポイント還元率 | 1.0% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高5,000万円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高300万円 |
カード特徴や特典(一部) | |
・楽天プレミアムカード所有者のみ発行可能
・無料ETCカード:無制限に発行可能(審査あり、2枚目以降は年会費540円) ・最大ポイント5倍 ・トラベルデスク付き |
楽天ビジネスカードは、楽天プレミアムカードを所有している方限定で発行される法人カードです。
そういった制限はありますが、法人カードの中では還元率1.0%と断トツで還元率が高いのが特徴でしょう。
ただしこの法人カードは、契約者分しか発行されないため、事業規模がそこまで大きくない方向けのカードとなります。
ポイント重視であれば、十分に活躍してくれる1枚となるでしょう。
オリコExGoldForBiz
グレード | ゴールド |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 2,200円(初年度無料) |
利用可能ブランド | VISA
MasterCard |
利用限度額 | 10~300万円 |
ポイント還元率 | 0.6% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高2,000万円 ・国内旅行傷害保険:最高1,000万円 ・ショッピング保険:年間最高100万 |
カード特徴や特典(一部) | |
・格安の年会費でゴールドカードが持てる
・ETCカードは年会費無料 ・最大1.1%のポイント還元率(利用金額により異なる) ・空港ラウンジ利用が無料 ・会計サービスであるfreeeの利用料割引 |
「オリコExGoldForBiz」は、「審査の通りやすさでおすすめの法人カード」でも選ばせていただいたカードです。
この法人カードの還元率は、他のカードの平均の倍以上となるのが特徴です。
それでいて年会費が安いことや、充実したサービスと、申し分がない利便性が人気の理由なのでしょう。
また別項目でも紹介していますが、この法人カードは起業したての方でも審査が通る実績があるほど、審査の間口が広いのが特徴でもあります。
そのため、ステータスを特別求めないのであれば、候補として挙げておくべき法人カードといえるでしょう。
JCBゴールド法人カード
グレード | ゴールド |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 10,000円(オンライン入会の場合、初年度無料) |
利用可能ブランド | JCB |
利用限度額 | 50~250万円 |
ポイント還元率 | 0.8% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 ・航空便遅延保険 |
カード特徴や特典(一部) | |
・ETCカード:無制限に発行可能(審査あり)
・主要の国内空港、ホノルル空港ラウンジの利用が無料 ・会計サービスである弥生の利用料が初年度無料 ・国内航空券の運賃が法人価額で利用可能(当日の予約・変更も可能) ・じゃらん.netでの宿泊予約が法人価額に利用可能 ・ゴルフエントリーサービス |
「JCBゴールド法人カード」は、利用額の高さに応じて、ポイント還元率が上がる仕組みとなっています。
たとえば、年間100万円以上利用していれば、ポイント還元率はなんと0.5から0.75%まで上昇。
さらに、提携施設で利用すれば「ポイント〇倍」などとなり、、よりポイントを貯めやすくなります。
これだけでも十分に還元率が高いことが分かりますが、ポイントを貯めやすくするには、OkiDokiランドの利用も目が離せません。
OkiDokiランドを経由して、ネットショッピングをすることで、ポイントは最大20倍にも膨れ上がるのです。
OkiDokiランドでは主要どこ(Amazon、楽天市場など)からマイナー路線まで、活用できるサイトは多数。
JCB法人カードを検討しているのなら、OkiDokiランドを活用して効率よく、ポイントを貯めていきましょう。
年会費無料でおすすめの法人カード3選
つづいて、初期費用や維持費を掛けたくない方ために、年会費が無料でも優秀な法人カードを紹介していきます。
こちらも、順に確認していきましょう!
NTTBizカードレギュラー
グレード | 一般 |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 無料 |
利用可能ブランド | VISA |
利用限度額 | 要問合せ |
ポイント還元率 | 1% |
カード特徴や特典(一部) | |
・ETCカード:年会費500円
・福利厚生優待サービス ・Visaビジネスオファーの利用が可能 ・AmazonBusinessの利用が可能 ・ポイントモールの経由で最大26倍のポイント |
「NTTBizカードレギュラー」は、年会費無料の法人カードでありながら、ポイント還元率が1%とかなりコスパ良しのカードとなっています。
これまで見てきたように、おおよその法人カードの平均還元率は0.5%ほどとなっていますから、これが常時となれば、どれほど良心的かがわかるでしょう。
また、一般ステータスではありますが、旅行傷害保険やショッピング保険の内容も充実。
国内外の旅行で、それぞれ最高2,000万円まで補償してくれます。
ショッピング保険も100万円まで補償となっており、こちらも国内外の両方に適用。
付帯サービスも多いので、まずはご自身の目で確認してみるといいかもしれません。
セゾン・パール・アメリカン・エキスプレス・カード
グレード | 一般 |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 1,100円(年1回の利用で無料) |
利用可能ブランド | American Express |
利用限度額 | 制限なし |
ポイント還元率 | 0.5% |
カード特徴や特典(一部) | |
・ETCカード無料
・最短3営業日発行が可能 ・永久不滅ポイント ・年1回の利用で年会費が無料 |
法人カードの「セゾン・パール・アメリカン・エキスプレス・カード」は、初年度の年会費が無料で、2年目以降では年1回でも法人カードを利用することで、年会費が無料になるのが特徴です。
またポイントについても、期限がないため貯め続けることもできるでしょう。
ただし保険については、決して充実しているとはいえません。そのため出張が多い方には向かない法人カードとなります。
また審査も比較的通りやすいカードでもあるので、試してみてもいいかもしれません。
ライフカードビジネス
グレード | 一般 |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 無料 |
利用可能ブランド | JCB、VISA、MasterCard |
利用限度額 | 10~500万円 |
ポイント還元率 | ー |
カード特徴や特典(一部) | |
・ETCカード無料
・VISA、MasterCardそれぞれの優待特典 ・弁護士無料相談サービスが利用ができる ・福利厚生サービスの利用ができる ・海外アシスタンスサービスを利用できる ・JAL、ANAの運賃の優待 |
ライフカードビジネスは、年会費無料でありながら、特典が豊富なのが特徴です。
ただし、ゴールドカードでない場合、ポイント還元や付帯保険がないことには注意が必要でしょう。
また利用限度額を100万円以下で設定している場合、審査に必要となる書類は以下の通り。
- 法人:本人確認書類、登記簿謄本
- 個人事業主:本人確認書類
これだけです。
もちろんこれ以上になってくると、決算書(確定申告書類)2期分が必要となっていきます。
しかし、そうでないのなら、審査ハードルが低いのも特徴でしょう。
個人事業主にもおすすめの法人カード3選
最後に、個人事業主だからこそ持ってほしい、おすすめの法人カードを紹介していきます。
こちらも、順に確認していきましょう!
アメックス・ビジネス
グレード | 一般 |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 13,200円 |
利用可能ブランド | American Express |
利用限度額 | 制限なし |
ポイント還元率 | 1% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高5,000万円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 |
カード特徴や特典(一部) | |
・会計ソフト「Freee」と連携可能
・国内線法人専用運賃になる ・5,000万円の旅行傷害保険付帯 ・手荷物無料宅配サービス |
法人カードの「アメックス・ビジネスカード」は、年会費もそれなりにしますが、その分充実したサポートや優待を得ることができます。
たとえば、アメックスで提携している75,000を超える施設で、特別優待料金で利用することができるのです。
ポイントも還元率もそう悪くなく、公共料金も支払えるので、効率よくポイントが貯まっていくのではないでしょうか。
また貯まったポイントは、マイルにも交換できるので、出張の多い方にも重宝する一枚となるでしょう。
ちなみに追加カードは、一枚6,000円がの年会費が必要となります。
三井住友 for Ownersクラシック
グレード | 一般 |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 1,250円 |
利用可能ブランド | VISA
MasterCard |
利用限度額 | 10~150万円 |
ポイント還元率 | 0.5% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高2,000万円 ・ショッピング保険:年間最高100万円(海外のみ) |
カード特徴や特典(一部) | |
・ポイント有効期限2年
・ビジネスサポートサービスの利用が可能 ・福利厚生代行サービスの利用が可能 ・国内ゴルフ予約サービスが利用できる ・マイレージポイント移行可能 |
「三井住友 for Owners」自体は、ステータスの高いカードとしても紹介しました。
一般的に個人事業主が法人カードを持つことは、割とハードルが高いものです。
特に開業届などを出していない場合では、なおさらではないでしょうか。
この「三井住友 for Owners」であれば、業歴や業績は審査に関係ありません。
あくまでも事業者自身が審査対象となるのです。
それゆえ、開業したてであっても赤字決算であったとしても、安定した収入がありブラックでなければ、多くのケースで審査に通るというわけです。
もし現状これらがネックで法人カードをあきらめているのであれば、「三井住友 for Owners クラシック」が助け舟となるかもしれません。
ライフカードビジネス
グレード | 一般 |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 無料 |
利用可能ブランド | JCB、VISA、MasterCard |
利用限度額 | 10~500万円 |
ポイント還元率 | ー |
カード特徴や特典(一部) | |
・ETCカード無料
・VISA、MasterCardそれぞれの優待特典 ・弁護士無料相談サービスが利用ができる ・福利厚生サービスの利用ができる ・海外アシスタンスサービスを利用できる ・JAL、ANAの運賃の優待 |
ライフカードビジネスは、年会費無料となっており、他の法人カードの審査に通りづらい人に特におすすめの法人カードとなっています。
この法人カードは、他のカードにはあるポイント還元やキャッシング枠、付帯保険などもありせん。
このように、必要最低限の機能に絞り込んでいるために、審査も易しめとなっているのでしょう。
また個人事業主として申込む場合、希望限度額が200万円以下なら、本人確認書類のみの必要書類だけで申込みが可能です。
個人事業主で、なるべく審査の易しい法人カードを探しているのなら、ぜひ挑戦してみたいカードといえるでしょう。
法人カードの総合おすすめ比較ランキング
さてここまでで、目的別にそれぞれのおすすめを紹介していきましたが、それでもどれにすべきか決めかねている方もいるでしょう。
そこでここでは、そういった方を対象に総合おすすめランキングとして、ベスト10を掲載しておきます。
では早速、確認してみてくださいね。
1位:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
グレード | プラチナ |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 22,000円 |
利用可能ブランド | American Express |
利用限度額 | 100~1000万円 |
ポイント還元率 | 0.5% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高300万円 |
カード特徴や特典(一部) | |
・永久不滅ポイントがつく
・年間200万円以上の利用で次年度の年会費半額 ・コンシェルジュ・空港ラウンジ優待が充実 ・SEISON MILE CLUB登録で永久不滅ポイントをJALマイルへ自動移行 ・顧問弁護士サービスである「リーガルプロテクト」の利用料割引 |
堂々の第一位に輝いたのは、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」カード。
セゾンプラチナは、プラチナカードでありながら年会費が22,000円と比較的手が出しやすく、また審査についても事業実績が関係ないためハードルもそう高くありません。
それにも関わらず、付帯しているサービスが充実しているとなれば、選択肢に入れない方が勿体ないほど。
ステータス性もあることを考えると、なかなかこうしたバランスの良い法人カードはないといえるでしょう。
2位:アメックス・ビジネス・ゴールド
グレード | ゴールド |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 34,100円 |
利用可能ブランド | American Express |
利用限度額 | 制限なし
※利用状況・支払実績による |
ポイント還元率 | 0.3% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 ・航空便遅延保険 |
カード特徴や特典(一部) | |
・家族カード1枚目は年会費が無料(2枚目以降:12,000円)
・コンシェルジュ付きで会食や接待に適したお店の紹介・予約 ・帝国バンク企業情報などのビジネス情報を入手できるサービスが無料 ・「メンバーシップ・リワード・プラス」加入でお得(年会費3,000円) ・貯めたポイントが無期限になる ・国内加盟店での利用でポイント還元率1% ・1ポイントにつきANAマイル1%で移行可能(ANA以外は0.8%) (※追加でメンバーシップ・リワード ANAコース加入の場合) |
第2位となった法人カードは、「アメックス・ビジネス・ゴールド」。
年会費は少々高めではありますが、ポイント還元率やマイルの移行レートを考えると、実にお得な法人カードとなります。
さらには、アメックスという外資系カードということもあり審査は通りやすく、設立したばかりの企業でも通った実績があるほど。
では、「メンバーシップ・リワード・プラス」への加入が条件となってきますが、加盟店での利用や公共料金の支払いなどで、ポイント還元率が1%となります。
年会費が高めなので、利用額がある程度ある方なら、大いに活躍する法人カードといえるでしょう。
もちろん保険なども充実度も、心配する必要はありません。
3位:JCB一般法人カード
グレード | 一般 |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 1,250円 |
利用可能ブランド | JCB |
利用限度額 | 10~100万円 |
ポイント還元率 | 0.5%~1%以上 |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高3,000億円 ・国内旅行傷害保険:最高3,000億円 ・ショッピング保険:年間最高100万円(海外のみ) ・航空便遅延保険 |
カード特徴や特典(一部) | |
・プロパーカードゆえの高いステータス性
・会計ソフトがお得に利用できる ・提携店舗でポイント増量 ・海外利用でポイント2倍 |
第3位は、日本初のブランドである「JCB法人カード」。
その中でも一般カードは、プロパーカードでありながら、審査は比較的通りやすいといわれています。
さらに一般カードとは言っても、用意されている特典は見過ごせないほど充実。
これなら効率よくポイントを貯めることもできるので、経費削減も狙えるでしょう。
「できるだけコストを抑えたい、でも得もしたい」という方には、とくにおすすめの法人カードとなりそうです。
4位:三井住友 for Ownersクラシック
グレード | 一般 |
個人事業主・法人代表者 | |
年会費 | 1,250円 |
利用可能ブランド | VISA
MasterCard |
利用限度額 | 10~150万円 |
ポイント還元率 | 0.5% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高2,000万円 ・ショッピング保険:年間最高100万円(海外のみ) |
カード特徴や特典(一部) | |
・ポイント有効期限2年
・ビジネスサポートサービスの利用が可能 ・福利厚生代行サービスの利用が可能 ・国内ゴルフ予約サービスが利用できる ・マイレージポイント移行可能 |
第4位は、ステータス性抜群の「三井住友 for Owners」。
高いステータスがあるにも関わらず、赤字決算でも審査に通ることがあると、人気の法人カードです。
というのも、審査対象は法人ではなく、あくまでも代表者個人。
つまり、ちゃんとした収入があれば、十分審査に通る可能性があるということです。
またそれでいて年会費も安いので、
という方には、とくにおすすめの1枚となります。
5位:オリコExGoldForBiz
グレード | ゴールド |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 2,200円(初年度無料) |
利用可能ブランド | VISA
MasterCard |
利用限度額 | 10~300万円 |
ポイント還元率 | 0.6% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高2,000万円 ・国内旅行傷害保険:最高1,000万円 ・ショッピング保険:年間最高100万 |
カード特徴や特典(一部) | |
・格安の年会費でゴールドカードが持てる
・ETCカードは年会費無料 ・最大1.1%のポイント還元率(利用金額により異なる) ・空港ラウンジ利用が無料 ・会計サービスであるfreeeの利用料割引 |
第5位は、審査の通り安さで定評のある「オリコExGoldForBiz」。
このカードは、「審査の通りやすさでおすすめの法人カード」でも選ばせていただいたカードです。
さらに還元率にいたっては、他のカードの平均の倍以上。
それ以外にも、充実した特典やコストもかからない点を踏まえると、このカードが人気の理由もわかるでしょう。
とはいえゴールドとはいっても、そのステータス性はそこまでではありません。
つまり、ステータス性よりも、特典や審査通過率を重視したいときに選ぶべきカードといえるわけですね。
6位:JBCゴールド法人カード
グレード | ゴールド |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 10,000円(オンライン入会の場合、初年度無料) |
利用可能ブランド | JCB |
利用限度額 | 50~250万円 |
ポイント還元率 | 0.8% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 ・航空便遅延保険 |
カード特徴や特典(一部) | |
・ETCカード:無制限に発行可能(審査あり)
・会計サービスである弥生の利用料が初年度無料 ・国内航空券の運賃が法人価額で利用可能(当日の予約・変更も可能) ・じゃらん.netでの宿泊予約が法人価額に利用可能 |
第6位は、車出張が多い企業におすすめの「JCB法人ゴールドカード」。
このカードは、ETCカードを無制限に発行できるため、社員多い企業にも向いています。
ただし保険は充実しているのものの、海外で利用できない場面も少なからずあるため、どうしても他の国際ブランドカードが必要になったりもします。
もしそうした他のカードがすでにあるのなら、国内の特典を充実させる意味でも、1枚は持つと良いでしょう。
というのも、国内向けの特典もかなり充実しており、それ目当てで加入する人も。
あまりに特典の数が多いので紹介はしませんが、気になる方は公式で確認してみても良いかもしれません。
7位:セゾン・パール・アメリカン・エキスプレス・カード
グレード | 一般 |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 1,100円(年1回の利用で無料) |
利用可能ブランド | American Express |
利用限度額 | 制限なし |
ポイント還元率 | 0.5% |
カード特徴や特典(一部) | |
・ETCカード無料
・最短3営業日発行が可能 ・永久不滅ポイント ・年1回の利用で年会費が無料 |
第7位に選ばれたカードは3営業日発行もできる法人カード「セゾン・パール・アメックスカード」。
法人カードを早く手に入れたいというのなら、このカードは心強い味方となるのではないでしょうか?
ただし、このカードは保険やステータス性といった面であまり強くありません。
年会費こそ安いですが、出張で利用したいという場合では、少々心細いことも確かです。
とはいえ年会費が安く、審査も比較的間口が広いため、駆け出しの事業者にはおすすめのカードともいえます。
ポイントも期限がないため、あまり利用しなくてもコツコツと貯めることができるのも魅力のひとつでしょう。
8位:楽天ビジネスカード
グレード | ゴールド |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 13,200円(ビジネスカード単体:2,200円) |
利用可能ブランド | JCB
VISA MasterCard American Express |
利用限度額 | 300万円(楽天プレミアムカードと合算で) |
ポイント還元率 | 1.0% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高5,000万円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高300万円 |
カード特徴や特典(一部) | |
・楽天プレミアムカード所有者のみ発行可能
・無料ETCカード:無制限に発行可能(審査あり、2枚目以降は年会費540円) ・最大ポイント5倍 ・トラベルデスク付き |
第8位に選んだ法人カードは「楽天ビジネスカード」。
楽天ビジネスカードの一番の特長は、ポイント還元率の高さが群を抜いていること。
法人カードで還元率が1%というのは、あまり見かけませんよね?
また最大ポイントは5%と、かなりの高還元。
ただし、このカードを発行するには、楽天プレミアムカードの発行は必須となります。
つまり年会費が吊り上がってしまうため、年間利用額が多い企業なら、大いに活躍してくれるカードとなるでしょう。
9位:ダイナースクラブ ビジネスカード
グレード | ー |
申込み資格 | 27歳以上の個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 27,000円 |
利用可能ブランド | Diners |
利用限度額 | 制限なし |
ポイント還元率 | 1.0% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高5,000万円 ・国内旅行傷害保険:最高1億円 ・ショッピング保険:年間最高500万円 ・ゴルファー保険:最高300万円 |
カード特徴や特典(一部) | |
・リワードポイントの有効期限なし
・追加カード発行無料 ・ETCカードの発行無料 ・メンバーのみの「銀座サロン」が無料で利用できる ・ダイナースクラブ・ビジネスオファーでビジネスツール優待 ・トラベルデスクの利用ができる ・一見様お断りの高級レストランや料亭の優待や手配サービスを受けられる ・名門ゴルフ場の優待はもちろん、プライベートレッスンも優待される |
第9位に選ばれた法人カードは「ダイナースクラブ ビジネスカード」。
このカードは、ステータス性や特典、また保険についても実にバランスの取れたカードです。
ただし年会費が少々割高な点や、入会条件がそれなりにあるため、審査は少々きびしめ。
条件をクリアしていれば、候補としてもいい法人カードといえそうです。
10位:ライフカードビジネス
グレード | 一般 |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 無料 |
利用可能ブランド | JCB、VISA、MasterCard |
利用限度額 | 10~500万円 |
ポイント還元率 | ー |
カード特徴や特典(一部) | |
・ETCカード無料
・VISA、MasterCardそれぞれの優待特典 ・弁護士無料相談サービスが利用ができる ・福利厚生サービスの利用ができる ・海外アシスタンスサービスを利用できる ・JAL、ANAの運賃の優待 |
第10位に紹介するカードは、年会費無料でも特典豊富な「ライフカードビジネス」。
ただし、そのステータス性があまりないことはもちろん、ポイントも付与されないという点には注意が必要です。
また法人カードでは今や当たり前の、付帯保険もありません。
とはいえ、審査については、かなり易しめ。
利用限度額が100万円以下の設定なら、本人確認書類と登記簿謄本のみでいいため、そのハードルの低さがお分かりになるでしょう。
審査がとにかく不安で、法人カードなら何でもいいという方には、向いているカードとなりそうです。
役職別!中小企業におすすめの法人カードは?
さてここからは、中小企業に的を絞り、役職ごとにおすすめの法人カードを紹介していきます。
それぞれの立場によって、法人カードに対するニーズも異なるでしょうから、参考程度でも目を通しておきましょう。
では、早速紹介していきます。
経営者クラス:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
グレード | プラチナ |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 22,000円 |
利用可能ブランド | American Express |
利用限度額 | 100~1000万円 |
ポイント還元率 | 0.5% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高1億円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・ショッピング保険:年間最高300万円 |
カード特徴や特典(一部) | |
・永久不滅ポイントがつく
・年間200万円以上の利用で次年度の年会費半額 ・コンシェルジュ・空港ラウンジ優待が充実 ・SEISON MILE CLUB登録で永久不滅ポイントをJALマイルへ自動移行 ・顧問弁護士サービスである「リーガルプロテクト」の利用料割引 |
中小企業の経営者向けにおすすめしたい法人カードは、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」。
ステータスもプラチナ級と、誰に魅せても恥じない高ステータスカードとなっています。
年会費は22.000円と決して安くはありませんが、マイルの還元率や豊富な特典は、大きなメリットとなるのではないでしょうか?
質の良い24時間対応のコンシェルジュは、秘書のような感覚で利用することも可能。
ビジネスに役立つサポートも充実しているので、活用すれば年会費分は余裕でペイできてしまうでしょう。
だからといって、審査はそう厳しいものでもないため、高ステータスを目指す方なら挑戦してみてもいいでしょう。
役員クラス:オリコExGoldForBiz
グレード | ゴールド |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 2,200円(初年度無料) |
利用可能ブランド | VISA
MasterCard |
利用限度額 | 10~300万円 |
ポイント還元率 | 0.6% |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高2,000万円 ・国内旅行傷害保険:最高1,000万円 ・ショッピング保険:年間最高100万 |
カード特徴や特典(一部) | |
・格安の年会費でゴールドカードが持てる
・ETCカードは年会費無料 ・最大1.1%のポイント還元率(利用金額により異なる) ・空港ラウンジ利用が無料 ・会計サービスであるfreeeの利用料割引 |
役員クラスの方におすすめしたい法人カードは、審査も比較的易しく、コスパが良いと評判の「オリコExGoldForBiz」。
これまで紹介してきた通り、特典の豊富さやポイント還元率の高さなど、ゴールドカードとしてのコスパがピカイチの法人カードに仕上がっています。
これが、たったの年会費2,200円で利用できるのなら、役員クラスでもおおいに活用できるのではないでしょうか?
利用限度額も300万円と十分なので、コスパの良さを求めるなら、外せない法人カードのひとつとなります。
社員クラス:JCB一般法人カード
グレード | 一般 |
申込み資格 | 個人事業主・法人代表者 |
年会費 | 1,250円 |
利用可能ブランド | JCB |
利用限度額 | 10~100万円 |
ポイント還元率 | 0.5%~1%以上 |
付帯保険 | ・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高3,000億円 ・国内旅行傷害保険:最高3,000億円 ・ショッピング保険:年間最高100万円(海外のみ) ・航空便遅延保険 |
カード特徴や特典(一部) | |
・プロパーカードゆえの高いステータス性
・会計ソフトがお得に利用できる ・提携店舗でポイント増量 ・海外利用でポイント2倍 |
社員クラスの方におすすめしたい法人カードは、発行枚数に上限がない「JCB法人カード」となります。
また旅行傷害保険の補償額も、国内外問わず最高3,000万円で、航空機遅延保険やショッピング保険も充実。
もちろん、ETCカードの発行もできるので、出張が多い社員に持たせるにも適しているでしょう。
できるだけコストを抑えつつも、しっかりとフォローしてほしいなら、「JCB法人カード」がおすすめです。
法人カードの付帯保険を上手く活用する方法
思いがけないトラブルに巻き込まれてしまったり、法人カードをなくしてしまった際にどう対処したらいいのか知っておくと、いざというときにスムーズに対処できるでしょう。
そこでここでは、法人カードの付帯保険を上手に活用する方法について紹介していきます。
補償金の受け取りに必要な書類
補償金を受け取る際には、書類を用意しなければいけません。
どんな書類が必要になるのか、以下を参考にチェックしておきましょう。
- レストランの領収書
- 欠航または遅延証明書
- 飛行機のチケットの予約が確認できる書類
- 宿泊先の領収書
- パスポート
- 診断書
- 補償金の請求書
- 日本を出国した日が確認できる書類
また、付帯保険の対象となっているものの領収書は忘れずに発行してもらいましょう。
法人カードの紛失や盗難に遭ったら即連絡
もしも、法人カードをなくしてしまったり盗難に遭った際は、素早く各カード会社に連絡しましょう。
国外にいる際も、現地から一刻も早く連絡をしてください。
その際に、各カード会社のサポートデスクの電話番号を調べるのもいいのですが、スムーズに連絡が取れるように事前にメモなどを用意しておくと尚いいでしょう。
複数枚の法人カードで補償額をUP
法人カードを複数枚持っている場合、遅延の際にかかった費用やケガをした際の医療費、携行品被害などの補償額を合算することができます。
しかし、死亡や後遺障害保険を請求する際は対象外となり、合算することはできません。
この場合は、持っている法人カードの補償額で1番高額な保険を利用することができます。
海外に行く際は、補償額の高いカードを持って行くといいでしょう。
法人カードの審査に通らない?法人デビットカードもおすすめ
さてここまでで法人カードのおすすめについて見ていきましたが、中には法人カードの審査がネックになっていた方もいるのではないでしょうか?
そういった方は、銀行が発行しているデビットカードを所有すると良いかもしれません。
というのも、一般的にデビットカードは、発行するにあたって審査が不要なため。
それにも関わらず、中には利用額に応じてポイント還元をしてくれるものまであるのです。
クレジットカードではないので、支払い時はリアルタイムに口座引き落としとなりますが、それでも利便性は十分でしょう。
ここでは、デビットカードのおすすめを2つほど紹介しておきます。
GMOあおぞらネット銀行の「Visaビジネスデビット」
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA |
ポイント還元率 | 1% |
GMOあおぞらネット銀行の「Visaビジネスデビット」は、デビットカードでありながら、ポイント還元率が1%と、かなり使い勝手の良いカードとなっています。
また「VISA」のマークがあれば、海外のATMで現地通貨を引き出すこともできるなど、出張時にも重宝するでしょう。
さらに法人カードを持つ理由のひとつでもある「優待」についても、このデビットカードはあり、「VISAビジネスオファー」の利用も可能です。
「VISAビジネスオファー」では、トラベルやグルメ、さらにビジネスツールなどが優待割引で利用できてしまいます。
法人カードの取得が難しいのなら、まず検討しておきたいデビットカードとなるでしょう。
スルガ銀行の「SURUGA Visaビジネスデビットカード」
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA |
ポイント還元率 | 0.6% |
スルガ銀行の「SURUGA Visaビジネスデビットカード」も、ポイント還元されており、また「VISAビジネスオファー」の利用もできます。
ただし、このデビットカードを発行できるのは、個人事業主の方のみ。法人の方は利用できません。
またポイント還元率については、利用額ごとに設定されており、年間利用額が50万円を超えた場合からポイントが付与される(0.3%~)仕組み。
ここまで見ていると、利便性があまり良くないように感じますが、「SURUGA Visaビジネスデビットカード」では、海外旅行傷害保険が自動付帯となっています。
最大で1,000万円の補償となっているので、海外出張が多いのなら、「SURUGA Visaビジネスデビットカード」がおすすめのデビットカードとなるでしょう。
みずほ銀行の「みずほビジネスデビット」
年会費 | 無料
※2枚目からは1,100円 |
国際ブランド | VISA |
ポイント還元率 | 要問合せ |
みずほ銀行が発行している「みずほビジネスデビット」の特徴は、他カードと比較しても付帯している保険が充実していることでしょう。
とくに旅行傷害保険については、デビットカードでありながら、最高5,000万円まで補償してもらえます。
また盗難保険については、1つの事故につき100万円を限度に補償してもらえます。
気になる特典についても充実しており、ビジネスに役立つサービスが優待価格となるVisaビジネスオファーや、あらゆるジャンルの高級レストランなども割引価格で利用することができるのです。
デビットカードでもサービスを求めるのなら、みずほ銀行で法人口座を持つのも良いでしょう。
法人デビットカードについては、以下の記事でも詳しく紹介されています。
法人カードの審査自体がむずかしい方は、一読しておくといいでしょう。
法人デビットカード比較10選!個人事業主&法人に向けて徹底解説満足のいく目的に合った法人カードを選ぼう
ここまでで法人カードを比較するにあたって、注目すべき点や注意点、さらに主要なカードの比較表なども紹介してきました。
また自身が後に後悔しないためにも、法人カードを持つ目的を忘れずに選んでいくことが何より大切です。
目的に合った法人カードを手に入れることができれば、業務を円滑にできることはもちろん、キャッシュフローについても改善されていくでしょう。
また、もし法人カードを持てなかったとしても、先述したように法人用のデビットカードも存在します。
法人カードよりは劣る面もありますが、それでも現金よりグッと利便性は上がるので、一度確認してみてもいいでしょう。
まずは、目的に合った法人カードを手に入れ、その恩恵を最大化していってください。
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