女性が稼げる仕事とは?資格10選!

女性が仕事に就く際、ライフステージが変わっても継続的に仕事ができるよう、何か資格を取得しておきたいと考える人は多いでしょう。

この記事では稼げる仕事に就いている女性が取得している資格について詳しく解説します。

女性が稼げる給料がいい仕事におすすめの資格と仕事内容


2020年9月に国税庁が発表した「令和2年分民間給与実態統計調査」の結果によると2020年の男性の平均給与は532万円(同1.4%減、75千円の減少、女性の平均給与は293万円(同1.0%減、29千円の減少)でした。

正規、非正規の平均給与についてみると、正規496万円(同1.5%減、77千円の減少)、非正規176万円(同0.9%増、16千円の増加)となっています。

この結果は、近年妊娠・出産を経ても働き続ける女性は増加しているものの、まだ男性同様のキャリアを持つのは難しいということを表しています。

稼げる仕事に女性が就くためには、資格を取得して手に職をつけるのも1つの方法と言えるでしょう。
参考:国税庁「令和元年分民間給与実態統計調査」

2022年9月に実施された「資格マインドマガジン」が実施した「取得して良かったと感じる資格」のアンケート調査によると

第1位 日商簿記検定
第2位 保育士
第3位 秘書検定 とすぐに仕事に生かせる資格が人気となっています。

ではおすすめの資格を10個ご紹介していきます。

簿記検定2級

簿記検定とは日本商工会議所が主催する検定試験で、2級はその中でも経営管理に役立つ知識を持つことができるため、企業から最も求められる資格の1つと定義づけられています。

高度な商業簿記・工業簿記を習得する必要がありますが、企業の経理部門で長く働きたいならぜひ取得してほしい資格です。

参考:簿記 商工会議所の認定試験

公認会計士

公認会計士は会計のスペシャリストとして、企業などの公正な経済活動・社会の健全な発展に重要な役割を担い、主たる業務として監査証明を行う専門家です。

公認会計士は男女の別なく活躍でき、応用範囲が広く経済社会のあらゆる場所でそのスキルを用いることができるので、ライフステージの変化で働き方を変化させたい女性に向いている職種だと言えるでしょう。

参考:日本公認会計士協会

ファイナンシャルプランナー

人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいますが、これに必要な知識を持ち相談者をサポートする専門家がファイナンシャルプランナーです。

ファイナンシャルプランナーが相談を受けるのは家計管理、住宅資金、教育資金、年金、介護・医療費など生活に密着したお金の使い道に関することが多いので、資格を取得しておけば稼げる仕事となるだけではなく自分の生活における課題解決にも役立つでしょう。

参考:日本FP協会

MOS

マイクロソフトオフィススペシャリストは、ExcelやWord、PowerPointなどのOffice製品のスキルを証明できる資格です。

エキスパート資格まで取得しておくと事務職としてそのスキルを活かすだけではなく、教える側にも回ることができるので女性にとっては使い勝手の良い資格と言えるでしょう。

参考:MOS公式サイト

社会保険労務士

社会保険労務士は社会保険労務士法に基づく国家資格で、労務や社会保険の申請代行(1号業務)、法定帳簿の作成(2号業務)を主たる業務として行います。

独占業務だけではなく労務コンサルタントや労働基準監督署の相談員として働くことも可能なので、女性にとっては仕事の選択肢が広がるのがうれしいポイントと言えるでしょう。

参考:社会保険労務士試験オフィシャルサイト

介護福祉士

介護福祉士は介護に関する唯一の国家資格で、高齢者・身障者に対し身体介護・生活介護・相談業務を行います。

現場で働くヘルパーの指導的な立場ともなるため、介護業界で長く働きたい女性は資格取得を検討してみましょう。

参考:公益社団法人社会福祉振興・試験センター「介護福祉士試験」

また福祉の資格は今後ますます需要が高くなる資格と言えるでしょう。

看護師

看護師は看護に関する国家資格で、傷病者や妊産婦の療養上のお世話をしたり、診療の補助を行ったりするのが仕事です。

病院や診療所だけではなく訪問看護や企業の健康管理室など、働き方に応じて職場を柔軟に選べるのが魅力と言えるでしょう。

参考:公益社団法人 日本看護協会

医療事務

医療事務とは医療機関で働く事務職のことを指し、「受付・会計業務」「クラーク業務」「レセプト業務」の3つが主たる業務です。

全国どこでも仕事をすることができて雇用形態も正社員からパートまでさまざまな中から選択できるので、女性にとってはライフステージの変化に合わせて柔軟に稼げる仕事だと言えるでしょう。

 


宅地建物取引士

宅地建物取引士とは不動産業における国家資格で、不動産取引の上で顧客が不当な扱いを受けないよう、知っておくべき重要な事項について説明を行うのが仕事です。

不動産会社、住宅メーカー、金融機関などさまざまな業界で活かせる資格なので、女性が転職を希望した時などにも役立つ資格と言えるでしょう。

参考:一般社団法人不動産適性取引推進機構「宅建試験の概要」

登録販売者

登録販売者が2009年の薬事法改正に伴い新設された公的資格で、医薬品を販売できる専門職です。

薬剤師の人手不足解消のため求人が多い仕事なので、一度取得しておくと仕事に就きやすくなるでしょう。

参考:東京都福祉保健局 登録販売者試験について 

生涯学習の「ユーキャン」では上記の資格講座を開講しています。教育訓練給付金制度の対象の資格多いので調べてみるといいでしょう。キャンペーン期間ですと5000円割引で講座を受講できますのでチェックしてみてください。


女性が稼げる給料がいい仕事に必要な資格をとるポイント


稼げる仕事に女性が就くために必要な資格を取得する際考慮した方が良いポイントは次の通りです。

・働き方に柔軟性を持たせられる資格
・転職時に有利な資格
・独立・開業を視野に入れられる資格
・将来性のある資格

自分に興味のある分野であるということはもちろん重要ですが、上記のようなことも一度は検討してみることが大切だと言えるでしょう。

こちらの記事では資格がなくても女性向けの資格がなくても稼げる仕事を紹介しています。

資格を取るのは難しいという方はこちらの記事を参考にして、ご自分にあった資格や仕事の見つけ方を選んでみてください。

資格取得の際に「教育訓練給付金制度」という制度を利用することができます。

この制度は雇用保険の一般被保険者、あるいは一般被保険者であった方は、所定の条件を満たせば、教育訓練受講に支払った費用の一部を「教育訓練給付金」として受けることができる制度ですので是非活用してください。

参考:厚生労働省「教育訓練給付金制度」

 


まとめ

稼げる仕事に女性が就くために必要な資格とは、男女関係なく働くことができてある程度働き方に柔軟性を持たせられ、将来性のある資格だとわかりました。

この記事も参考にして、ぜひ資格取得のための学習に前向きに取り組んでみてください。

 

稼げる資格についてはこちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

またご紹介した資格の中で国家資格である公認会計士・社会保険労務士・宅地建物取引士はこちらの記事でも紹介していますので参考にしてみてください。

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