この記事はPRが含まれていますが、直接取材・調査した一次情報を元に書かれています。
稼げる資格を取得したいと考えているけど、稼げる資格は何なのかと、誰しも気になることです。
稼げる資格と言っても、意味は大きく分けて2つあります。
- 保有するだけで年収向上が見込める
- 資格がないとその仕事に就けない
その意味をまとめると、この資格を保有するだけで収入がアップするとか、収入に安定性をもたらすなどが挙げられます。
この資格を持っていないと、その業種に関する起業ができない、副業ができないなどという資格の有無だけで差が出てくるのです。
しかし、稼げる資格といっても、その種類は数多くあり、どれを選べば良いのかと悩む人もいるでしょう。
そこで今回は、「稼げる資格」についての以下のような疑問を解消していきます。
- 稼げる資格は、どうやって選ぶと良いの?
- 資格取得の前に知っておくべき注意点は?
- 起業向けと副業向けそれぞれの稼げる資格が知りたいんだけど?
- 資格取得に向けた勉強法とコツは?
ぜひ、ここで紹介することを参考に、生活水準を引き上げるキッカケを掴んでみてくださいね!
稼げる資格のおすすめ総合ランキングBEST5
ここではまず、稼げる資格のおすすめ総合ランキングBEST5を紹介していきます。
総合的に見て、どの資格が稼げるのかをまとめたので、ぜひチェックしてみましょう。
1位:ファイナンシャル・プランナー
1位として選ばせていただいたのは、ファイナンシャルプランナーとなります。
ファイナンシャルプランナーは、相談者のお金に関するサポートを行うお金のプロフェッショナルです。
具体的には、住宅ローンや税金や節税、投資や老後についてまで幅広い知識を必要とします。資格取得後は銀行や保険業界に就職したり、独立したりすることもできます。FPとして就職すれば300万から400万円くらいですが、独立すれば高い方で1,000万円ほどなので、稼げる資格のBEST1位に選ぶべき資格といっていいでしょう。
ただし、1級と2級に関しては受験資格や難易度はやや高めとなります。
また、1度合格したらそれで終わりではなく、ファイナンシャルプランナーは常に新しい知識を必要とするため、日々勉強を欠かすことはできません。
稼げる資格だからこそ、努力も必要となるのは言うまでもないでしょう。
2位:公認会計士
2位として選ばせていただいたのは、公認会計士となります。
公認会計士は、監査業務やコンサルティング業務、税務業務を行う仕事です。
期待年収は1,000万円と先ほど紹介したファイナンシャルプランナーに続き、高収入となります。
受験資格は特にないため、誰でも受けることは可能ですが難易度は高いため、勉強時間も約2年と長い年月が必要です。
仕事をしながら公認会計士を目指す方は、時間がなかなか取れないためハードルが上がってしまいますが、通勤時間や休日の時間を上手く利用して勉強時間を確保するといいでしょう。
3位:行政書士
3位として選ばせていただいたのは、行政書士となります。
行政書士の仕事は、行政手続き業務に加えて不動産取引に必要な宅建士の業務や税務に関してなどさまざまです。
期待年収は、600万円ほどですが中には数千万円を稼ぐ方もいます。
受験資格は、先ほど紹介した公認会計士と同様で、特にありません。
そのため、誰でも受験することは可能ですが、合格率は約15%と低いため難易度が高い資格となります。
企業のサポートや人の役に立つ仕事をしたい方は、行政書士を目指すといいでしょう。
4位:日商簿記検定
4位として選ばせていただいたのは、日商簿記検定となります。
日商簿記検定の仕事は、企業の会計業務を担う仕事です。
簿記の資格を保有していることで、企業で重宝されることが多いので仕事に困ることが少ないでしょう。
期待年収は400万円~700万円ほどで、受験資格は特にないのでチャレンジしやすいのも特徴です。
また、3級の難易度は45%と比較的低めなのでまずは3級から目指してみるといいでしょう。
2級の合格率は約11%~47%ですが、努力すれば取れる資格です。
簿記検定は転職で役にたった資格ランキング1位にも選ばれているので将来役にたつ資格と言えるでしょう。
関連記事:調査のチカラ 転職で役立った資格ランキング 男女500人アンケート調査
5位:MOS
5位として選ばせていただいたのは、MOSとなります。
MOSはパソコンの資格で、ExcelやWord、PowerPoint等のスキルを証明する資格です。
1位~4位までと比較すると、難易度はグッと下がり約80%の合格率となります。
その分、期待年収も約400万円ほどに下がりますが、難易度や勉強時間から見たら稼げる資格といってもいいでしょう。
オフィスワークを目指す方や主婦の方には、特におすすめしたい資格です。実用的な資格ですので、転職・就職する際にアピールポイントとなります。
また、勉強時間をなかなか取れない方でも取りやすい資格なので、チャレンジしてみるといいでしょう。
\\資格取得に人気の通信講座がわかる!//
≫ すぐに「通信講座のおすすめランキング」を見る
稼げる資格の選び方を解説
稼げる資格を紹介する前に、まずは選び方から説明していきます。
稼げる資格といっても、稼げるかどうかはその人の特性やスキルによって決まるものです。
つまり、その資格を得たからといって、すぐに稼げるとは限らないのです。
そこでまず、稼げる資格の選び方のポイントを次に挙げて、3つほど解説していきます。
では順にみていきましょう!
1:自分が携わりたい業種に合わせた資格を選ぶこと
自分が、「なぜこの資格を選んだのか」という点をまずは考えなければなりません。
仮に資格を取得しても、理由や動機がなければ、取得したところでその資格を有効的に生かし続けることは難しくなります。
つまり、「高い収入が得られるからこの資格を選んだ」といった動機だけで資格を選ぶという考え方自体に、そもそも危険があるわけです。
もちろん、それで食べていけるのなら問題はないでしょう。
しかし、そうではない場合では、モチベーションが上がらずに断念してしまうという可能性が、急激に高くなるのです。
だからこそ、自分が携わりたいと考えられる業種に合わせ、資格は選ぶ必要があるというわけですね。
2:その資格に将来性があるかを見極めること
その資格に将来性があるかを見極めることが、稼げる資格選びの選び方のひとつともいえます。
理由としては、仮にそれが国家資格だったとしても、今後衰退するようなものであれば稼ぎ続けることができなくなります。
それでは、本来の「稼げる資格」として取得した意味がないのではないでしょうか。
起業と副業に向けた稼げる資格に限定しても、高い将来性を秘めた資格の種類は豊富にあります。
もちろん、だからといって適当にしていては、稼げるものも稼げません。
つまり、秘められた将来性を発揮できるかどうかは、自分次第ということになるのです。資格はあくまでも、
- 仕事を手助けしてくれる
- 仕事に携わる条件を満たしてくれる
- 培ってきたノウハウを活かしてくれる
この3点になるからです。
3:現在就いている仕事に合わせて資格を選んでも良い
現在就いている仕事に合わせて資格を選ぶこともまた、稼げる資格の選び方のひとつであるといえます。
なぜかというと、稼げる資格を得た場合、今までの仕事で培ってきたノウハウを活かすことで、短期間で安定的に稼ぎ続けることに期待が持てるからです。
現在就いている仕事は無資格でも携わることができる一方、資格がなければ出世できないとか昇給は不可能など、資格の有無だけで様々な弊害が起きることもあります。
しかし、資格さえ取得できれば、これまでの待遇が良くなることがありますし、副業する方にとっては、副業先のクライアント様からの優遇も期待できることでしょう。
稼げる資格を選ぶ際の注意点
稼げる資格を選ぶ際の注意点があります。その注意点を次に3つほど挙げて、解説していきます。
ではこちらも、順に確認していきましょう。
1:資格の種類によって取得にかかる時間とコストが大きくなる
資格の種類によっては、取得にかかる時間とコストが大きくなるものです。
これについては、資格の難易度が関係しているだけですので、それ以上の説明不要でしょう。
また、もし難易度が高めの資格を狙っている場合、それなりの時間とテキストなどの費用がかかることも理解しておく必要があります。
特に時間については、現在の仕事している方にとって、時間を作る工夫も必要になるでしょう。
また資格によっては、テキスト代や講習費、また受験料などが高額であるケースもあります。
そうした費用については、事前にしっかりとリサーチしておき、資金に余裕を持たせるように対処しておきましょう。
この点については、当たり前のことかもしれませんが、受験日までの日数を考慮した際に資金が貯めきれずに断念する方も中にはいらっしゃいます。
では、貯金以外の資金調達の仕方についてどうすれば良いのかという点ですが、例を挙げると以下のような方法があるでしょう。
- 親などの知人から借りる
- ローンなどを利用して金融機関から借入する
- クレジットカード払いにして支払いを遅らせる
ただし可能であるなら、貯金などの自己資金から、資格取得費用を支払うに越したことはありません。
金融機関のローンの利用は、あくまでも最後の手段であるとお考えください。
なぜなら、借り入れを利用すると、金利手数料も上乗せで支払う必要があるためです。
そうした無駄は極力省くのが、賢い方法だといえるでしょう。
2:資格を取得しても相場より稼げない場合がある
仮に稼げる資格を取得しても、相場より稼げない場合があります。
この理由には、先に紹介した自身のスキルなども影響しますし、それ以外にも市場自体の需要が衰退することも挙げられるでしょう。
つまり、稼げる資格にとって需要とは、稼げる額の上限と直結するともいえるのです。
価格競争がより稼ぎにくさを助長する
ただし、そうした資格は取得する方の人数も多く、価格競争が激しくなる市場でもあります。
その場合、安い価格を提供している1人のところに、当然顧客が集まりやすくなるのです。
一方、住んでいる町や村に、その人しか資格を持っていなかったとします。
その人しかできない仕事に携わっているので、その人は相場通りの価格を提示することが可能です。
3:資格はあくまでも業務に携わる手段のひとつ
資格はあくまで業務に携わる手段のひとつです。
なぜなら、その資格を持っている人しか、携われない業務があるからです。
一方で、「現在就いている仕事に合わせて資格を選んでも良い」でも説明に触れていますが、資格を保有しているだけでも収入アップが見込めるだけでなく、社会的な信用にもつながります。
だからこそ、資格はあくまでも業務に携わる手段のひとつであることを認識しましょう。
4:自分が持っている知識や経験が生かせるか
今までの経験やキャリアを生かせる資格を取る方が、具体的な仕事の流れなどが想像できやすいので取り組みやすいでしょう。
既に身につけているスキルを証明する資格を選ぶことで、より効果的にアピールできます。
例えば会計事務所でアルバイトをしたことがある人はファイナンシャルプランナー、飲食店で働いたことのある人は調理師免許など資格をとるための実務経験が必要なものもあるのでチェックしてみることが必要です。
起業向け!稼げる資格のおすすめ6選をランキングで紹介
稼げる資格を5種類挙げて、起業したい人に向けてランキング形式で紹介していきます。
紹介するだけでなく、資格取得の条件なども説明していきますので、これから資格を取得していきたい人は必見です。
なお、おすすめする稼げる資格は全て国家資格であることをご理解ください。
1位:ファイナンシャルプランナー
- 受験資格:詳細は後ほど
- 合格率:3級約70%、2級約40%、1級約10%
- 勉強時間:半年
- 期待年収:~1,000万円
ファイナンシャルプランナーは、将来の夢や目標に応じた、お金に関わるサポートを行い、解決策を含めたアドバイスを提案するお金の専門家です。最近では顧客の資産運用やライフプランニングに関するニーズが高まっているため、需要が多く、高い報酬が得られるでしょう。
仕事内容は、相談者のライフプランを構築し、それをもとに資産設計や資金計画を提案しサポートを行うことにあります。
ファイナンシャルプランナーは「家計のホームドクター」と呼ばれているのですが、理由は上述したとおり、家計の改善を図るのが仕事であるためです。
ファイナンシャルプランナーを稼げる資格として1位に挙げたのは、起業と副業のどちらにでも向いていることにあります。
ファイナンシャルプランナーは国家資格ですが、その種類は3つあります。
ファイナンシャルプランナーの資格種類 | 受験資格 | |
1級FP技能士 | 学科試験の受験資格は以下の通りで、1つでも該当していれば受験可能。
・2級FP技能士の合格者で、1年以上のFP業務の実務経験を有していること ・FP業務実務経験5年以上を有していること ・金融渉外技能審査2級の合格者で、1年以上の実務経験を有していること |
実技試験の受験資格は以下の通りで、1つでも該当していれば受験可能。
・1級FP技能士の学科試験合格者 ・CFP認定者であること ・CFP資格審査試験の合格者であること ・FP養成コースとFP業務の実務経験を有していること |
2級FP技能士 | 受験資格は以下の通りで、1つでも該当していれば受験可能です。
・AFP認定研修の受講修了者 ・3級FP技能検定合格者 ・FP業務の実務経験2年以上 |
|
3級FP技能士 | すでにFP業務に従事している人、または従事の見込みがある人
|
(参照:日本FP協会/FPの資格と検定の種類)
3級FP技能士から始めて、階段上りに2級、1級を目指したほうが無難といえます。
しかし1級に関しては、その難易度が非常に高いのが特徴です。
なんと、合格率は10%前後しかありません。
2級でも独立できるかといえば、実際可能ではありますが、独立系ファイナンシャルプランナーは1級FP技能士のほうが圧倒的に多いです。
個人事業主として起業するなら、まずは2級FP技能士から目指しましょう。
2位:公認会計士
- 受験資格:だれでもOK
- 合格率:~約10%
- 勉強時間:2年
- 期待年収:1,000万円
公認会計士は会計の専門家です。主な仕事内容は、
- 監査業務
- コンサルティング業務
- 税務業務
この3つが主体となり、企業をサポートします。
公認会計士は医師と弁護士と並ぶ、三大国家資格とされ、社会的地位が高いだけでなく、高収入と安定性が期待できます。
公認会計士として独立しても、先ほど申し上げた通り期待できるので、起業するならこの資格と業種がおすすめと言えるでしょう。
公認会計士に受験資格はありません。
三大国家資格の中でも受験するだけならハードルは低いですが、合格の難易度は非常に高くなります。
また、仮に受験して合格しても、すぐに公認会計士と名乗れません。
なぜかというと、
- 2年間の実務経験が必要
- 日本公認会計士協会が実施する実務補習を受けて修了考査の合格を得る
この2つの条件を全て満たさなければならないからです。
試験の合格までの勉強に時間はかかりますが、それに見合った高収入と安定性が期待できるでしょう。
参考:日本公認会計士協会
3位:一級建築士
- 受験資格:詳細は後ほど
- 合格率:約15%
- 勉強時間:1年半
- 期待年収:600万円
一級建築士は、小規模から大規模の建物の設計を行うのが仕事です。
二級建築士の場合でも、建物の設計を担当することが可能ですが、それは戸建住宅並の小規模建物の設計までに限定されます。
一方で一級建築士は、建物の設計に関する制限はありません。
つまり、どういった建物でも設計に携われるということです。
稼げる資格としておすすめする理由は、働き方に応じて年収が変わることにあります。
もう少し具体的に説明しますと、大手ゼネコンに就職して設計などを担当するとか、個人事業主として事務所を設置するなど様々だということです。
一級建築士の資格取得条件は以下の通りで、1つでも該当しているものがあれば、受験可能となります。
学歴・資格等 | 実務経験の年数 |
4年生大学で指定科目を修了して卒業 | 卒業後2年以上 |
3年生大学(夜間部除く)で指定科目を修了して卒業 | 卒業後3年以上 |
2年制大学または高等専門学校で指定科目を修了して卒業 | 卒業後4年以上 |
二級建築士の資格 | 二級建築士として4年以上 |
建築整備士の資格 | 建築整備士として4年以上 |
(参照:建築技術教育普及センター/受験資格)
4位:調理師
- 受験資格:詳細は後ほど
- 合格率:約60%
- 勉強時間:3ヶ月
- 期待年収:350万円
飲食店を経営するには、調理の資格を必要としませんが、あったほうが社会的信用性は増すでしょう。
加えて、食品衛生責任者の資格も、飲食店経営に必要となります。
なぜなら、その資格がないと、保健所から飲食店経営の営業許可が下りないためです。
調理師関連の国家資格があれば、食品衛生責任者の講習が免除されます。
調理師の受験資格は以下の通りです。
受験資格 | 試験 |
飲食店で2年以上の実務経験が必要
|
あり |
各都道府県指定の調理師学校卒業 | 免除 |
一から本格的に学んで、調理師免許が欲しいという方は、調理師学校を卒業することが一番の近道でしょう。
飲食店を経営したいという方にはまず、調理師免許を取ることに専念してみるといいかもしれません。
参考:調理技術技能センター
5位:臨床心理士
- 受験資格:詳細は後ほど
- 合格率:約63.6%
- 勉強時間:6~12ヶ月
- 期待年収:400万円
臨床心理士は、心に何らかの問題がある方のサポートをし、問題解決へと導く仕事です。
ストレスが多い社会で、年々需要が高まっています。
人の役に立つのが好きな方に、特におすすめの資格といえるでしょう。
臨床心理士の受験資格は指定の大学院、または専門職大学院を修了していることが条件。
試験は、まず100題のマークシート形式の筆記試験と論文記述試験の一次試験が行われ、その後二次試験の面接が行われます。
臨床心理士の資格を取得後は、企業で生かすこともできますが、フリーランスで活躍することも可能です。
その場合は、活躍次第で1,000万円も狙えるでしょう。
番外編:医師
医師免許を取得することで、本格的な医療行為を行えるだけでなく、安定した収入が得られます。
医師を志し、独立したい場合は開業医になる必要があるのですが、医師の資格を取得するだけでもハードルが非常に高いです。
なぜかというと、医学部に6年在籍して卒業し、研修医として2年間実務経験を重ねることが、医師免許を正式に取得する条件だからです。
社会人から医師になったというケースがありますし、看護師から医師になったというケースもよく聞きます。
しかしハードルが非常に高く、並大抵のことではないので、今回はランキングから外しました。
ただしそのデメリットさえ除けば、医師免許は国家資格の中でも社会的地位が高く、安定的な高収入も約束されたに等しくなるのです。
\\資格取得に人気の通信講座がわかる!//
≫ すぐに「通信講座のおすすめランキング」を見る
稼げる国家資格は医師のほかにもたくさんあります
副業向け!稼げる資格のおすすめ6選をランキングで紹介
本業を続けながら、「副業したいと考えてはいるけど、その副業に向いている稼げる資格はあるのか?」と気になる方も中にはいるでしょう。
そこでおすすめする副業向けの稼げる資格を5種類挙げて、起業したい人に向けてランキング形式で紹介していきます。
紹介するだけでなく、資格取得の条件なども説明していきますので、これから資格を取得していきたい人は必見です。
1位:行政書士
- 受験資格:だれでもOK
- 合格率:~約15%
- 勉強時間:半年
- 期待年収:~600万円
行政書士は国家資格で、その仕事内容は主に、官公署などに提出する書類の作成業務や、作成した書類提出の代行業務などが挙げられます。
行政書士を副業でおすすめしたのは、自宅でも業務を行うことができるためです。
もちろん業務の幅を広げれば、本業として独立することができますし、逆に業務の幅を一定範囲内に限定することで、本業に携わりながら副業を行うことが可能となります。
行政書士の受験資格はなく、誰でも受験することができますが、難易度が高い試験です。
合格率は15%と言われているほど、難関となっています。
受験自体のハードルは低いですが、合格のハードルは高いです。
しかし最高年収を獲得する方の中には、数千万クラスの方もいるので、それに見合った収入が期待できるでしょう。
行政書士の資格を取得しても、損はないということです。
参考:行政書士試験研究センター
2位:日商簿記検定
- 受験資格:だれでもOK
- 合格率:3級約45%、2級約15%、1級約10%
- 勉強時間:1ヶ月~半年程度
- 期待年収:~600万円
簿記は企業の会計業務において欠かせないスキルで、その資格を有する人は、簿記に関連する一定の知識を有していることを意味します。
企業にとって、簿記ができる人は重宝する傾向にあるということです。
副業だけでなく本業でも重宝される場合があるので、副業目的で資格を取得してもおすすめだといえます。
しかし簿記検定を取得したとしても、それをどのようにして副業に活かせば良いのかと悩む方も少なくありません。
簿記で副業に活かせる方法としては、クラウドソーシングを利用した記帳代行や経理代行などが、最も手を付けやすいのではないでしょうか。
現に、クラウドソーシングサイトで有名な「ランサーズ」や「クラウドワークス」でも、記帳代行や経理代行に関連した案件があるので、報酬も相当で提示されています。
受験資格はありませんが、3級から受けて2級、1級と階段上りに受験して取得するほうが堅実でしょう。
参考:商工会議所の検定試験
3位:宅地建物取引士(宅建)
- 受験資格:だれでもOK
- 合格率:約15%
- 勉強時間:3ヶ月~半年
- 期待年収:~550万円
宅建は国家資格に分類し、不動産取引において重宝され、副業でも高収入が期待できるのでおすすめです。
宅地建物取引業の仕事内容とは、カンタンに噛み砕いて説明すると、
- 土地と建物の売買または取引
- 売買と取引と賃貸の代理や仲介に関する業務
このような感じとなっています。
個人事業主として本格的に業務を携わることもできますし、副業でも業務に携わることも可能です。
宅建の受験資格はなく、誰でも受験することができます。
参考:不動産適正取引推進機構
4位:中小企業診断士
- 受験資格:だれでもOK
- 合格率:~約15%
- 勉強時間:1年
- 期待年収:~1,000万程度
中小企業診断士は、副業でもおすすめできる国家資格です。
なぜかというと、経営に悩む中小企業にとって、需要が高いためです。
中小企業診断士とはその名の通り、中小企業に向けた経営コンサルタントとなります。
仕事内容は主に、経営に悩んでいる中小企業事業者に対し、経営に関する的確なアドバイスと指導を行うというものです。
中小企業診断士の受験資格はないので、誰でも受験することができます。
参考:中小企業診断士試験
5位:全国通訳案内士
- 受験資格:なし
- 合格率:約9.8%
- 勉強時間:3ヶ月
- 期待年収:400万円
全国通訳案内士は、海外から訪れるツーリストに日本の観光名所や伝統、文化などを英語を通じて案内する仕事です。
普段日本で過ごしていて、何でもないことに海外の方は時に驚き、笑ってくれたりとしてくれます。
その日をきっかけに、日本が好きになったという方も少なくないでしょう。
仕事をしているうちに、日本のすばらしさを再確認することもできます。
また、海外と日本の架け橋になれるわけですから、やりがいを感じられる仕事でもあるわけです。
気になる全国通訳案内士に必要な英語力はというと、日常英会話以上は必要でしょう。
試験では、TOEIC840点または英検1級以上を持っている場合、筆記試験のみ免除となります。
参考:全国通訳案内士試験
番外編:コピーライター
コピーライターは、副業としておすすめできます。
なぜなら、クラウドソーシングを利用した在宅ワークでも業務が可能ためです。
コピーライターは、資格の名前ではなく、職業の名前です。
職業の名前なので、「自分はコピーライターです」と簡単に名乗れます。
しかし、重要なのは、どれだけの実績を積み重ねたかどうかにあるのです。
番外編にした理由は、資格の名前ではないことにあります。
スキルさえ身につければ、誰でもカンタンに、コピーライターになれます。
加えて、専門知識を武器にライティングスキルを身につければ、高収入が期待できる職業です。
クラウドソーシングを利用して副業する方は、コピーライターに挑戦してみてもいいでしょう。
\\資格取得に人気の通信講座がわかる!//
≫ すぐに「通信講座のおすすめランキング」を見る
主婦でもお金になる資格おすすめ7選をランキングで紹介
主婦の方は、家事や子育てで時間がかかってしまい、なかなか勉強する時間を確保するのは難しいでしょう。
ですが、時間がないからといって諦めてしまうのは、あまりにももったいないことです。
ここでは、そんな時間がなかなか確保できない主婦の方でも取得しやすい資格を7つご紹介します。
では早速見ていきましょう。
1位:MOS
- 受験資格:なし
- 合格率:約80%
- 勉強時間:約4ヶ月
- 期待年収:400万円
まずご紹介したい資格は、MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)です。
MOSとは、マイクロソフト社から出ているExcelやWordなどを、どれだけ使うことができるのかをはかる資格。
パソコンの資格の中では、スタンダードなスキルといえます。
MOSの資格を所持していることによって、事務職の仕事を掴みやすくなるでしょう。
主婦の方だと、子育てから仕事に復帰する場合もあると思います。
その際も、MOSを所持していることでスムーズに仕事が進み、ストレスの量が少なくなるでしょう。
さて、MOSを所持していることで得られる平均年収ですが、事務職の中でも異なります。
一般事務の場合は約300~350万円、経理の場合は350~600万円ほど。
勉強時間は、パソコンに関して全く無知な方の場合で約4カ月と言われています。
それなら、家事や子育ての合間を縫って、勉強を続けることができますね!
2位:登録販売者
- 受験資格:なし
- 合格率:約43.5%
- 勉強時間:約3ヶ月
- 期待年収:326万円
3つ目にご紹介する資格は、登録販売者です。
登録販売者の仕事は、ドラッグストアなどで第2類と第3類医薬品を販売することです。
単に薬を売るのではなく、お客さんの症状の相談にのり、適切な薬を選ぶことができるように案内をします。
こう見ると、薬剤師の仕事と同じように思いますが、薬剤師は第1医薬品を販売することができ、さらに処方箋に元にして薬を調合することが可能です。
登録販売者は、調合することができないため、二つの違いはそこにあると言っていいでしょう。
またドラッグストアは、全国のいたるところに点在しているため、もし引っ越しをする際も重宝する資格です。
3位:医療事務(医療事務技能審査試験)
- 受験資格:なし
- 合格率:約60%
- 勉強時間:約4ヶ月
- 期待年収:290万円
医療事務の仕事は、今後も需要があり将来性もある職種となります。
また特に年齢も関係がなく、働く時間も融通が利くパート職員の募集もあるので、主婦の方でも十分に働くことができるのです。
またもし、引っ越しなどをした場合でも、各地域に医院やクリニックはあるため、働き口に困ることもないでしょう。
そんな医療事務の仕事内容は、来院された患者さんの対応はもちろん、レセプトの作成が主な業務となります。
レセプトとは診療報酬明細書のことで、患者さんはもちろん、国や保険組合に診療報酬を請求する書類のことです。
この仕事をこなすには、医療費に対して知識が必要となり、医療事務の資格を取ることで即戦力が高いことを示せるのです。
参考:日本医療事務協会
4位:介護福祉士
- 受験資格:なし
- 合格率:約70%台
- 勉強時間:約3ヶ月
- 期待年収:250万円~
少子高齢化が進む日本において、介護業界の需要はますます増えていく見込みです。
そのため、長期的な目線を考えても、十分将来性のある職業といえるでしょう。
なによりも、社会貢献にもなっているので、やりがいを感じます。
また勤務時間はシフト制であることが多く、主婦の方でも短い時間のみ働くことも可能です。
ただし、勤務先によっては夜勤があることもあり、そうしたライフスタイルが合わない方は、注意する必要があるでしょう。
ちなみ介護福祉士の資格は、国家資格です。
「教育訓練給付制度」などを利用すれば、受講費も安くなりますので、自身が条件に当てはまるのかは事前に確認しておくと良さそうです。
参考:介護福祉士国家試験
「ユーキャン」は、日本の通信講座大手。
受講料の最大20%が支給される教育訓練給付制度などもあり、受講者のやる気を引き出してくれます。1位から4位の資格の講座も用意されています。
5位:ペットシッター
- 受験資格:16歳以上
- 合格率:93%
- 勉強時間:6日~6カ月
- 期待年収:240万円
次にご紹介する資格は、ペットシッターです。
ペットシッターの仕事は、ペットを飼っている飼い主が旅行や出張などで留守にする間、ペットのお世話をする仕事。
動物が好きな方にとって、夢のような仕事と言っていいでしょう。
働き方はさまざまで、正社員やアルバイト、派遣社員やフリーランスとして働くことが可能です。
ただ、正社員やアルバイトとして、いきなりペットシッターとして働くことは難しいといえます。
まずはペットショップなどで経験を積んでから、ペットシッターとして働く方が多いのが現状です。
しかし、ペットシッターとして働くことができたら、可愛い動物に囲まれ飼い主に感謝されることもあるので、やりがいは感じるでしょう。
気になる資格を取得するまでの時間は、通学講座で6日、通信講座で6カ月です。
ここまで期間に差があるため、家族に協力してもらって、通学講座で取得することをおすすめします。
6位:TOEIC
- 受験資格:なし
- 合格率:スコア表示で合否判定なし
- 勉強時間:~半年
- 期待年収:~600万円
TOEICは、英語のレベルを証明するための資格です。
資格といっても、合否の判定が出るのではなくスコアで証明され、スコアが高いほど英語のレベルが高いとみなされます。
レベルは、以下のように判定されるので確認してみましょう。
- 初心者 ~495点
- 中級者 ~795点
- 上級者 ~990点
初心者は、英語の基礎がまだ十分ではないレベル、中級者は日常英会話やビジネス文書を読むことができるレベル、上級者はネイティブと対等にコミュニケーションをとり、専門書を読むことができるレベルです。
中上級者の700点以上のスコアを持っていると、期待年収は約600万円ほどとなります。
企業で活躍することはもちろん、副業や独立する際にも役立つでしょう。
どの資格を取るか迷っているなら、まずはTOEICの取得を目指すことをおすすめします。
番外編:チャイルドマインダー
- 受験資格:チャイルドマインダー養成講座を受講すること
- 合格率:約70%
- 勉強時間:約3~6ヶ月
- 期待年収:300万円
チャイルドマインダーは、イギリス発祥の資格となります。
イギリスでは、約100年の歴史がある少人数保育の専門家です。
多忙な親に代わり、子供を保育する仕事になります。
子供の成長に合わせた知識や遊びやしつけについて学ぶ資格となるので、子育てを経験した方は勉強がスムーズにいくでしょう。
チャイルドマインダーの資格を取得するには、養成講座を受講する必要があります。
通信講座か通学講座があるので、生活スタイルに合わせて選ぶといいでしょう。
あまり時間が取れない方は、通信講座を選択することで、すき間時間で勉強することができます。
資格取得後は自宅で保育を行い、起業する方がほとんどです。
チャイルドマインダーは、育児経験を活かしたい方や起業したい方に、おすすめの資格といえるでしょう。
\\資格取得に人気の通信講座がわかる!//
≫ すぐに「通信講座のおすすめランキング」を見る
こちらでは主婦が起業するにはどんな職種がおすすめか詳しく解説しています。是非参考にしてみてください。
大学生向け!稼げる資格おすすめ7選をランキングで紹介
今後就職を控える大学生も、稼げる資格については気になることでしょう。
ここでは、インターンや就職時に活かせる資格や、今の内から独立準備をしたい大学生へ向けて、有利になる資格を厳選し紹介していきます。
ここでもランキング形式で紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
では早速、紹介していきます。
1位:ファイナンシャルプランナー
- 受験資格:詳細は後ほど
- 合格率:3級約70%、2級約40%、1級約10%
- 勉強時間:半年
- 期待年収:~1,000万円
ファイナンシャルプランナーとは、投資や資産運用、税金周りなど、人生にかかわるお金にまつわる知識を証明する資格となります。
お金に対しての知識をつけておくことは、自身のライフ設計を立てる上でも役立ちますし、悩んでいる方を解決に導くこともできます。
また、もし自身が金融系の会社に入社することを希望しているのなら、事前にこの資格を取得しておくことで就活も有利になるでしょう。
企業にもよりますが、入社後にファイナンシャルプランナーの資格取得を求められることもあるので、忙しくならないうちに取得するのが得策です。
その際は、2級以上を狙うようにしましょう。
金融の知識は、今後より需要が高まることが予想されてますので、ぜひチャレンジしてみてください。
ファイナンシャルプランナーの資格種類 | 受験資格 | |
1級FP技能士 | 学科試験の受験資格は以下の通りで、1つでも該当していれば受験可能。
・2級FP技能士の合格者で、1年以上のFP業務の実務経験を有していること ・FP業務実務経験5年以上を有していること ・金融渉外技能審査2級の合格者で、1年以上の実務経験を有していること |
実技試験の受験資格は以下の通りで、1つでも該当していれば受験可能。
・1級FP技能士の学科試験合格者 ・CFP認定者であること ・CFP資格審査試験の合格者であること ・FP養成コースとFP業務の実務経験を有していること |
2級FP技能士 | 受験資格は以下の通りで、1つでも該当していれば受験可能です。
・AFP認定研修の受講修了者 ・3級FP技能検定合格者 ・FP業務の実務経験2年以上 |
|
3級FP技能士 | すでにFP業務に従事している人、または従事の見込みがある人
|
(参照:日本FP協会/FPの資格と検定の種類)
2位:MOS
- 受験資格:なし
- 合格率:約80%
- 勉強時間:~1ヶ月
- 期待年収:~400万程度
総合ランキングでも選ばせていただいた「MOS」は、大学生にとってもおすすめの資格のひとつです。
再掲しておくと、MOSとはExcelやWord、PowerPoint等のスキルを証明する資格となっており、企業に就職後に特に役立つものとなっています。
そもそもオフィスワーカーとして企業に就職する場合、プレゼンや各種資料作成、データ分析など、あらゆる場面でマイクロソフト製のソフトは利用するもの。
大学生のうちに資格を取得しておけば、いいスタートを切るキッカケにもなり、ライバルから一歩リードすることもできるでしょう。
難易度もそう高くないため、すぐにでも挑戦できる資格となります。
3位:中小企業診断士
- 受験資格:だれでもOK
- 合格率:~約15%
- 勉強時間:1年
- 期待年収:~1,000万程度
中小企業診断士というと、一般的には大学生が取得するイメージのない資格ではあるでしょう。
しかし、だからこそ希少価値が生まれ、ライバルたちと差をつける良いアピール材料となるわけです。
そんな中小企業診断士の資格を大学生が取得するメリットとしては、「経営に対する知識」を持っていることを企業にアピールできること、即戦力として評価されやすいこと、独立も視野に入れられることなどが挙げられます。
経営についての知識を深く理解している就活生は、企業側から見ても魅力的な存在で、また印象にも残りやすい存在でもあるでしょう。
難易度こそ高めではありますが、今後のキャリア形成や幅を広げるという意味でも、取得しておいて損はない資格となります。
参考:中小企業診断士試験
4位:宅地建物取引士(宅建)
- 受験資格:なし
- 合格率:約15%
- 勉強時間:3ヶ月~半年
- 期待年収:~550万円
大学生の中でも、割と人気な資格のひとつとして挙がるのが、この「宅地建物取引士」ではないでしょうか。
宅建は国家資格に分類されており、不動産業界や保険業界、金融業界に就職を考えているのであれば、積極的に取得したい資格でもあります。
試験内容は、不動産周りの知識が大半で、税制に関するものや法律についてなどが出題。
また社会人として基礎教養(契約に関する知識など)も、資格勉強から学ぶことができるため、その点でも評価がされやすいといえます。
ただ宅建については、難易度もそこそこのため、勉強時間はしっかりと確保する必要もあるでしょう。
つまり、社会人になってから取得するより、大学生の内に取得してしまうのが得策ということとなるわけです。
希望業界が当てはまるのなら、ぜひチャレンジしてみてください。
参考:不動産適正取引推進機構
5位:ITパスポート
- 受験資格:だれでもOK
- 合格率:~約50%
- 勉強時間:~1ヶ月
- 期待年収:職種による
IT化がどんどん進む近年では、IT企業問わずどの業界でも、ITに関する基礎知識が求められています。
そもそもITパスポートとは、経営知識からセキュリティ、マネジメントなど、ITに関する知識を網羅的に証明する資格でもあります。
ただ勘違いされやすいのは、システムエンジニアやプログラマーなどの就職で有利になると考えてしまう点。
実は、ITパスポートで得られる知識はこうした職業では当たり前の知識となるため、あまりアピール材料とはならないことが大半なのです。
とはいえ、IT企業の事務やマーケティング部など、活用できる部署はかなりあるため、まだどの業界を目指すかわからない方は、とりあえず取得しておく資格として挙げておくといいでしょう。
参考:ITパスポート試験
6位:情報セキュリティマネジメント検定
- 受験資格:だれでもOK
- 合格率:約50%
- 勉強時間:~2ヶ月
- 期待年収:~600万円
情報セキュリティマネジメント検定は、企業の機密情報をサイバー攻撃から守り、正しい情報の管理をするためのスキルを証明する資格です。
先ほど紹介したITパスポートとは異なり、企業の担当者向けの資格となります。
そのため、情報セキュリティマネジメント検定を所持していることで、転職にも有利になるでしょう。
実際に、営業や経理、企画や総務など、さまざまな部門で情報セキュリティマネジメントの人材は必要とされています。
勉強時間は、ITの知識が全くない方で2カ月程度です。
また、ITパスポートの資格を所持している場合は、これよりも短い勉強時間で取得できるでしょう。
難易度は合格率約50%にも関わらず、期待年収が~600万円と高めなので、転職を考えている方はチャレンジしてもいいかもしれません。
IT関連で就職・転職に有利な資格についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
番外編:日経TEST
- 受験資格:なし
- 合格率:スコア表示で合否判定なし
- 勉強時間:~1ヶ月
- 期待年収:職種による
番外編として紹介するのは、経済に対する知識やビジネスの基礎教養を証明できる「日経TEST」という資格。
この資格自体で年収が上がるわけではありませんが、スキルを認めてもらう意味では、良いアピール材料となる資格でもあります。
また、「日経TEST」を学習しておくと、国内外の経済状況や法務などにも目を向けることとなるため、自ずと知識が貯まり考える力や先見の目も養うこともできます。
つまり、就活においても即戦力やアイディアマンとして、企業側から期待してもらえる可能性があるわけです。
社会人としてのベースを固める意味でも、「日経TEST」は取得してみると良いかもしれません。
\\資格取得に人気の通信講座がわかる!//
≫ すぐに「通信講座のおすすめランキング」を見る
学生が起業するにはどんな職種がおすすめか解説しています。是非参考にしてみてください。
資格を持っていなくても稼ぐことは可能
稼げる資格について紹介してきましたが、資格を持っていなくても稼ぐことができる職種もあるでしょう。
ここでは、資格がなくても稼げる職種や稼げる業種は何かについて紹介していきます。
それでは、早速見ていきましょう。
資格がなくても稼げる職種
資格を持っているに越したことはありませんが、資格も持っていなくても稼げる仕事は多くあるでしょう。
例をだすと、マスコミや広告関係、証券会社や保険会社、IT業界などとなります。
その他にも、ネットショップやアフェリエイター、投資家なども資格は必要ありません。
お金を多く稼ぎたいのであれば、資格を持っていることで稼げる仕事に就くことができるという考えに固執せずに、さまざまな選択肢に視点を広げてみることも重要です。
稼げる職種はほぼIT業界
先ほど稼げる職種を紹介しましたが、IT業界はそのほとんどを占めます。
実際に、2019年の世界の株価時価総額ランキングの5位までが、MicrosoftやApple、FacebookなどのIT企業です。
たとえば、世界の時価総額ランキングの1位のMicrosoft社は、社員の給料の平均が約1,100万円といわれています。
このことから、必ずしも資格を持っていなくてもIT業界で働くことにより、多くのお金を稼ぐことができるのです。
これからIT業界を目指すなら資格はあったほうが有利
IT業界で働くためには、必ずしも資格を持っている必要はありませんが、これからIT業界を目指すのであれば資格を持っていたほうが有利でしょう。
IT業界は実力主義のため、豊富な知識やスキルを持っていることが好ましいといえます。
たとえば、先ほど紹介したITパスポートや情報セキュリティマネジメント検定、基本情報技術者試験を取得しておくといいでしょう。
どれも合格率はそれほど高くはないので、これからIT業界を目指すのであれば、資格を取得してから挑むことをおすすめします。
稼げる資格に合格するための勉強方法とコツとは
ここまでで、「稼げる資格」を厳選して紹介していきました。
ただ、どの資格を選択したとしても、当然ながらそれなりの勉強をしていかなくてはなりません。
そこでここでは、
- 勉強方法にはどういったものがあるのか
- どういった方がその勉強方法に向いているのか
- 各勉強方法のコツは何か
の3点を紹介していきます。
では早速一つ目からみていきましょう。
独学をする方法とコツ
まず、真っ先に頭に浮かぶのが独学ではないでしょうか。
独学であれば、テキスト代が主となるため、勉強費用を抑えることができます。
また勉強する時間についても、特に決められているわけではないため、自由に学習計画を立てられるでしょう。
ただし、テキスト代のみということは、ある意味で「すぐに質問できる環境にない」ということでもあります。
また自由に学習計画を立てられることは、自己管理ができていなければ、予定通りに進めることはむずかしくもなるでしょう。
これらを踏まえ、独学に向いている方は、以下に該当する方といえます。
- 1日の間で勉強時間が多くとれる方
- 自分自身でモチベーションを保てる方
- 学習計画をある程度予定通りにできる方
- テキストだけで内容把握に不安を感じない方
このような方になります。
もちろん、資格内容によっては、独学で十分なケースもあります。
しかし、資格の難易度が高くになるにつれ、この独学という方法はグッとむずかしくなることも理解する必要もあるでしょう。
その点を理解された上で、独学という方法は選ぶようにしてください。
勉強のコツ
独学をする場合のコツについてですが、とにかく独学は選択するテキストによっても大きく左右されます。
だからこそ、テキストは慎重に選ぶ必要があるのです。
選ぶべきテキストの特徴としては、解説がしっかりとしていることや、図解が豊富にあるものなどが挙げられるでしょう。
また、様々な種類のテキストに手を出してしまうのも問題です。
というのもシリーズによって表現の仕方がバラバラであったり、学ぶ順序が異なることもあるため、逆に内容の理解の妨げになることもあるためです。
多くても2~3シリーズ程度に絞ってテキストを揃えるようにしましょう。
通信講座やセミナーを活用する方法とコツ
通信講座やセミナーを活用する場合、独学よりは費用が掛かってしまいますが、それでも理解のしやすいコンテンツが揃っている場合が多いものです。
また仕事や学業であまり時間が取れない方であっても、自身で時間を決められたり長時間拘束されることもないため、取り組みやすい勉強方法といえます。
ただし、学習完了までのスケジュールが、長期間にわたり設定されていることが多いのも事実です。
また質問についても、サポートとして回答してくれますが、即答というわけでもありません。
さらに結局学習中は一人となるため、モチベーションを維持することも、そう簡単ではないのです。
これらを踏まえ、通信講座やセミナーに向いている方は、以下に該当する方といえます。
- 勉強時間がなかなか確保できない方
- 資格取得まで急いでない方
- 自分自身でモチベーションを保てる方
- 学習計画をある程度予定通りにできる方
このような方になります。
しっかりと計画通りにできれば、コンテンツもわかりやすく工夫されていることが多いため、独学よりもスムーズに内容理解が進むでしょう。
また、通信講座のおすすめについては、次項で3つほど紹介しています。
すぐに確認したい方は、以下のボタンよりジャンプしてみましょう。
勉強のコツ
この方法を選択する場合も、コンテンツの充実度が通信講座やセミナーを提供している会社ごとに異なりますので、その見極めが必要となります。
また通信講座やセミナーだけに頼らず、問題集なども別途用意すると良いです。
特に暗記系ジャンルの資格は、問題をとにかく解くことが大切。
つまり、通信講座やセミナーで提供された資料では、足りないケースもあるのです。
この点でも、解説がしっかりとされている問題集を選ぶようにしてくださいね!
またSNSなどで、同じ通信講座を受けている方と交流することで、モチベーションを保ちやすくなります。
ぜひ一度試してみてください!
通学型スクールを活用する方法とコツ
通学型スクールで資格の勉強をする場合、それにかかる金額は高額となります。
しかし、優秀な講師陣が対面で教えてくれるため、
- しっかりと集中ができること
- すぐに質問ができ、その場で疑問が解消できること
といったメリットもあり、知識定着も早くできるのです。
そのため、スケージュールも比較的タイトで、早めの資格習得も目指せるでしょう。
また通学型スクールは、同じ境遇にある受講生が多く通っています。
この点のメリットは、学習中のモチベーションが保ちやすいことでしょう。
ある意味では、「その環境にお金をかけている」といった見方もできるのではないでしょうか。
これらを踏まえ、通学型スクールに向いている方は、以下に該当する方といえます。
- 通える範囲にスクールがある方
- お金に余裕のある方
- 受講時間に合わせられる方
- 最短の方法で資格取得をしたい方
- 一人でモチベーションを保てる自身がない方
このような方になります。
ただし、スクールだからと、そればかりに頼っていてはダメです。この点については、コツを紹介する際に説明します。
また、通学型スクールのおすすめでいえば、以下の3つがあげられるでしょう。
勉強のコツ
通学型スクールの場合、「その環境がどうにかしてくれる」といった考えで、自宅で勉強しない方もいます。
当然ながらそういった受動的な行動をしていては、せっかく得た知識も定着しないでしょう。
また疑問が浮かんでも、講師陣に質問せず、そのままにしてしまうことも当然NGです。
ある程度自分自身で考えてみて、内容の理解が出来なければ、積極的に質問するようにしてください。
そうしたすぐ聞ける環境にも、お金を支払っているわけですから、「質問しない」という行為は非常にもったいない選択なのです。
同じ立場の受講生と切磋琢磨しながら、着実に知識をつけて、資格試験に備えていきましょう!
資格を取得するのにおすすめの通信講座3選
ここまでで、稼げる資格としておすすめな資格について紹介していきましたが、効率良く取得するためには通信講座を受講するのも視野に入れておくと良いでしょう。
そこでここでは、おすすめの通信講座を、3つほど紹介しておきます。
それぞれに特長がありますので、サッとでも目を通して、選択肢をふやしてみてくださいね!
たのまな
次に紹介する「たのまな」は、提供されている講座数がとにかく多いのが特徴です。
それもそのはずで、あの有名な「ヒューマンアカデミー」が運営しているので、内容がとにかく充実。
「たのまな」は、通学講座でお馴染みの「ヒューマンアカデミー」が展開する通信講座です。
趣味程度の資格講座もあれば、本格的にビジネスに役立つ資格取得講座があるなど、選ぶのが楽しくなるほど。
そんな「たのまな」では、たとえば以下のような通信講座をうけることができます。
- 中小企業診断士
- 公務員講座
- 宅建士
- 介護福祉士
- MOS
- 医療事務
これら以外にも心理系であったり、Web系のスキルであったりと、その種類は多岐にわたります。
まだどれにすべきか決めかねているのなら、一度サッと目を通してみるのも良いかもしれません。
アガルートアカデミー
まずはじめに紹介するのは、テキストもWeb上で確認しながらできる「アガルートアカデミー」です。
この通信講座は、まだまだ受講できる数こそ少ないものの、講師陣は資格保有者のプロ。
実際に対応している資格には、たとえば以下のようなものがあります。
- 行政書士、弁理士、社労士、司法書士
- 衛生管理者
- 情報処理技術者
- フィナンシャルプランナー
- 国内MBA
またサンプル講義なども用意されているので、受講前に自分に合っているのかを判断することができます。
価格帯も良心的に設定されているので、希望資格があれば、まず目を通しておきたい通信講座といえるでしょう。
フォーサイト
最後に紹介する「フォーサイト」は、なんといってもその合格率の高さが売りの通信講座となります。
たとえば、宅建士や社労士といった専門資格も、全国平均の3倍を優に超える合格率を誇っているのです。
それだけ、講師陣の実力もあるということなのでしょう。
また目指せる資格の種類もこれまた多く、士業向けのものもあれば、キャリアアップに備えた資格や独立に役立つ資格まで見逃せない資格がばかり。
テキストもしっかりと配慮されており、フルカラーと教材の充実度も違います。
そんな「フォーサイト」では、たとえば以下のような講座を提供。
- 行政書士、社労士
- 宅建士
- 公務員
- フィナンシャルプランナー
- ITパスポート
- 通関士
前項の通信講座と比べると対象資格は少なめですが、それだけ集中させているともいえるでしょう。
累計受講者数を24万人超えているだけの実績には、まず目を通しておくべきでしょう。
これまで紹介してきた以外の通信講座も見てみたいという方は、以下の記事が役に立ちます。
一読して、自身にあった学びの場を見つけてみてくださいね!

稼げる資格を武器に生活水準を上げていこう
番外編を除き、稼げる資格26種類をランキング形式で紹介しましたが、本当に稼げるかどうかはその人次第です。
資格取得後に努力をしなければ、結局それは稼げない資格も同然となります。
起業した人や副業で生計を立てている人は、当初思うように稼げなかったという方が多いもの。
しかし、地道に実績を重ねることで、安定的に高い収入へと段階的に登っていくこともできるのです。
起業を希望する方、副業を希望する方にへ伝えたいことは、諦めずにとにかく継続し続けるということ。
また必要に応じて、通信講座や通学型スクールも検討するといいでしょう。
どの資格も勉強が大変ではありますが、臆することなく、果敢にチャレンジしてみてくださいね!
そして今の環境から抜け、生活水準を引き上げていきましょう!