法人ETCカードのおすすめ21選を比較!損をしない選び方も解説

法人ETCカードのおすすめ21選を比較!損をしない選び方も解説

法人で社用車を導入している場合、高速道路の利用が増えるとETCカードの導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。

ただ、法人ETCカードも種類が多く、選び方がわからなくなってしまいますよね。

そこで今回は、

  • 法人ETCカードってどんなものがある?
  • 選び方はどうすればいい?
  • おすすめの法人ETCカードは?
  • わかりやすく比較したいんだけど?
  • メリットを最大化する使い方はあるの?

などの疑問にわかりやすく答えていきます。

この記事を読めば、どの法人ETCカードを選べばいいかすぐわかるはずです。

では早速はじめていきましょう!

↓↓ クリックするとすぐに該当項目にジャンプします ↓↓
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おすすめ法人ETCカードランキングBEST3

まずはじめに、おすすめの法人ETCカードの中から、さらに厳選をしたベスト3を紹介しておきます。

利便性やサービス面など、総合的に考慮した上で厳選していますので、ぜひご参考ください。

では早速、第1位から紹介していきます。

1位:JCB法人カードの「ETCスルーカードN」

第1位として選ばせていただいたのは、「JCB法人カード」で発行できる法人ETCカードとなります。

この法人ETCカードは、JCB法人カードを所有している場合に限り発行できるETCカードで、年会費はなんと無料

また法人限定で「JCB E-Co明細サービス」の利用ができ、「走行日・利用区間・金額」など過去15ヶ月分の情報を、Web上でカンタンに確認できます。

このサービスはそのUIもシンプルなので、この法人ETCカードを利用するのなら、重宝するサービスとなるでしょう。

発行枚数については、JCB法人カード1枚につき複数枚発行が可能で、その利便性も十分。

肝心の法人カードも、一般グレードで年会費1,250円のみで、優待サービスも充実しているなど申し分ありません。

全体を通して、どの法人カードにすべきか迷っているなら、JCB法人カードの「ETCカードスルーN」がおすすめとなります。

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2位:EX Gold for Biz Mの「法人ETCカード」

おすすめ法人カードオリコExGoldForBiz

第2位に選ばせていただいた法人ETCカードは、オリコの「EX Gold for Biz」で発行できる法人ETCカードとなります。

この法人ETCカードも、「EX Gold for Biz」を所有していることが前提となりますが、審査は比較的甘めなので、他法人カードの審査に自信がない方にもおすすめです。

法人ETCカードの発行枚数はカード1枚につき3枚と、社用車がそこまでないのなら十分対応できる枚数。

もちろん、法人ETCカードの年会費は無料です。

気になる法人カードについてですが、グレードはゴールドでありながら、年会費は2,200円と格安

確かに他カードのステータスと比べ劣りますが、空港ラウンジが無料となるなど、サービス面でのコスパは優秀でしょう。

審査が気になるけど、お得に法人ETCカードも発行したいというなら、「EX Gold for Biz」で発行できる法人ETCカードがおすすめです。

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3位:セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードの「法人ETCカード」

第3位として選ばせていただいたのは、「セゾンパール・アメックスカード」の法人ETCカードとなります。

このETC法人カードは、セゾンパール・アメックスカードに付帯するものであり、最短3営業日で発行できるカードです。

肝心の法人カードも、年会費は初年度無料で翌年以降は1度クレジットカードを利用することにより、年会費を無料にすることができるなどコストもかかりません。

他にも、永久不滅ポイントを貯められる点や優待サービスについても、十分な利便性となっています。

「早めに手元に欲しい、でも優待サービスも譲れない」という方は、「セゾンパール・アメックスカード」の法人ETCカードがを選ぶといいでしょう。

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Tips

以下の記事では、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードの「法人ETCカード」を最短で発行する具体的な方法を紹介しています。

気になる方は、手順も記載されていますので、ぜひご活用ください。

即日発行できる法人ETCカードを詳しく解説!社用車所有企業の必需品即日発行できる法人ETCカードを詳しく解説!社用車所有企業の必需品

4位:ライフカードビジネスの「法人ETCカード」

ライフカードビジネス

第4位のライフカードビジネスは、年会費が無料で、また法人ETCカードの発行手数料もかからない法人カードとなります。

ただし、法人カードの年会費が無料となるのは一般カードのみで、ポイントサービスがない点には注意が必要です。

ゴールドカードであれば年会費が2,000円かかりますが、ポイントサービスや空港ラウンジサービス、さらに保険も付帯するので、コスパは良いといえます。

また審査も比較的甘めのカードでありながら、利用限度額が500万円までとなっているので、この点にも魅力があるでしょう。

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5位:MUFGカードビジネスの「法人ETCカード」

MUFGカードビジネス

第5位のMUFGカードビジネスでは、一般カードとゴールドビジネスカード、ゴールドプレステージ、プラチナと4種類が提供されています。

もしあなたがゴールド以上のカードに挑戦できるのなら、MUFGカードビジネスは心強い味方となるかもしれません。

ゴールド以上のカードでは、なんと法人ETCカードの発行制限は無制限

審査さえ通過すれば、いくらでも発行ができてしまうのです。

肝心の法人カードはというと、ゴールド以上であるなら、空港ラウンジの利用無料はもちろん、旅行傷害保険もしっかりと付帯。

ただし年会費は1万円ですが、利用限度額が300万円と人によっては心細さを感じるため、今回はこの順位とさせていただきました。

とはいえステータス性は高い法人カードとなるので、接待の場でも委縮することはありません。

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法人ETCカードの種類は?どんな人が向いてる?

法人ETCカードの種類は?どんな人が向いてる?

まず法人ETCカードと一言でいっても、その種類は大きく3種類にわかれます。

これらには、それぞれに特徴もありますので、今の段階から把握しておきましょう。

特徴をしっかりと押さえておけば、選ぶ際の手間も減らすことができます。

では早速、ひとつずつ紹介していきますので、自身がどのタイプを選ぶべきか見極めていってくださいね!

純粋な法人ETCカード

まず一つ目は、ETC利用のためだけに作られた「純粋な法人ETCカード」です。

これの一番の特徴は、法人カードを発行するにあたり、審査がほぼないに等しいことでしょう。

審査としては、事業実態が明らかであればその情報を提供するだけで、カンタンに発行してもらえます。

だからといって割引などを受けられないのかといえば、そういうわけでもなく、しっかりと割引を受けることができるのです(カードを紹介する時に詳細を紹介します)。

もちろん個人事業主であっても利用することができます

こんな人に向いている

この法人ETCカードは、審査もなく必要経費もあまりかからないことから、以下に当てはまる方に向いているカードといえそうです。

向いている人の特徴
  • 会社を設立したばかり
  • 法人カードの審査などに自信がない
  • すでにたくさんの法人カードを所有している

上記に当てはまらない方は、他2つの法人ETCカードも確認していきましょう。

ETCコーポレートカード

ETCコーポレートカードは、大口割引や多頻度割引を兼ね備えた法人ETCカードとなります。

こちらは一見、大企業向きにも見えますが、しっかりと条件さえ整えば個人事業主でも利用可能です。

ただし、他のカードと異なり、ETCマイレージサービス(利用額に応じてポイントが貯まるサービス)を利用することはできません

こんな人に向いている

少しクセの強そうなETCコーポレートカードではありますが、以下に当てはまる方であれば賢く使うことができるでしょう。

向いている人の特徴
  • 1台あたりの月間利用料が3万円を超える
  • 首都・阪神高速道路をよく利用する
  • 利用台数が多い
  • 1台1台しっかりと管理がしたい

ETCコーポレートカードは、車両一台につき、1枚といった具合でカード発行がされます。

このとき、車両番号をカード1枚1枚に登録していくため、カードを複数台で共有することができません

そのため車両ごとに、どの程度利用しているのかをしっかりと管理したいのであれば、ETCコーポレートカードが最適となるわけです。

法人カード発行の法人ETCカード

最後に紹介するこのカードが、最も需要があるものとなるでしょう。

このカードは、法人カードが主体で、そのオプションという立ち位置で発行される法人ETCカードとなります。

そのため、審査はカードごとに受けなくてはなりませんが、最もポイントが貯めやすく利便性が良いカードとなるのです。

とくに付帯保険やサービスも併せて受けることができるため、ETC以外の部分でも重宝するでしょう。

こんな人に向いている

そんな法人ETCカードが向いている方は、以下のような特徴を持つ方となります。

向いている人の特徴
  • 経費を効率よく減らしたい方
  • ETC料金以外でも経費が多くかかる方
  • 経理の業務コストを下げたい方
  • 大量にETCカードを必要としていない方

このように、経費全体の削減業務コストの削減を図るのであれば、間違いなく法人カードから発行できる法人ETCカードを選ぶのが得策といえます。

法人カードによっては、ビジネスツールをお得に利用できるものもありますし、旅行傷害保険が付帯することも多いです。

なによりも、年会費が無料で法人ETCカードが発行されることもしばしばですので、迷っているのであれば、このタイプのカードを最有力として検討しておきましょう。

法人ETCカードの特徴比較まとめ

では、ここまでで紹介してきた内容について、まとめて比較してみましょう。

以下に表として、それぞれの特徴やおすすめな人を掲載していますので、サッと確認してみてくだいさいね。

種類名 特徴 おすすめな人
純粋な法人ETCカード ETC利用のためだけに作られた法人ETCカード

審査ほぼなし

・会社を設立したばかり

・法人カードの審査などに自信がない

・すでにたくさんの法人カードを所有している

ETCコーポレートカード 大口割引や多頻度割引を兼ね備えた法人ETCカード

ETCマイレージサービスの利用はできない

・1台あたりの月間利用料が3万円を超える

・首都・阪神高速道路をよく利用する

・利用台数が多い

・1台1台しっかりと管理がしたい

法人カード発行の法人ETCカード 法人カードの所有が必須(審査あり)

ポイントが貯めやすい

付帯サービスも充実

・経費を効率よく減らしたい方

・ETC料金以外でも経費が多くかかる方

・経理の業務コストを下げたい方

・大量にETCカードを必要としていない方

このように、これらには明確な特徴の違いがあり、またおすすめできる人の特性も異なります。

自身の利用目的や状況を踏まえながら、最適な選択をしていきましょう。

法人ETCカードの選び方

法人ETCカードの選び方

つぎは、法人ETCカードの選び方を、4つご紹介します。

選ぶときに注目すべきポイントは、次の通りです。

  1. 発行元
  2. ETCカードの発行枚数制限
  3. ETCカードの維持費
  4. クレジットカードの機能

では、順に解説していきます。

1:発行元

最初に注目したいのは、法人ETCカードの発行元。

法人ETCカードのほとんどは、クレジットカード会社など民間企業から発行されています。

それ以外では、旧公営企業や高速情報協同組合など、公的なところから発行されている純粋な法人ETCカードもあるでしょう。

クレジットカード会社のETCカードなら支払先を紐づけする手間が省ける

すでに法人クレジットカードを持っていて、

これ以上、ETCカードCカードのためにクレジットカードを増やしたくない!

というのであれば、公的なところから発行される法人ETCカードを使うのもありでしょう。

そうすれば、不要にクレジットカードが増えてしまうこともありません。

しかし、現段階でクレジットカードの枚数にこだわりがないのであれば、クレジットカード会社が発行する法人ETCカードの方が何かと便利です。

なぜ便利か?

法人ETCカードは、基本的に法人クレジットカードの付帯特典として発行されるものです。

 

そのため、付帯として法人ETCカードを発行すれば、引き落とし先をわざわざ指定する手間もないのです。

 

なにより、ETC利用分についても、クレジットカード利用分として合算され、クレジットカードのポイントも貯まりやすくなります。

2:ETCカードの発行枚数制限

ETCカードは、企業で所有している社用車の台数分用意したいところです。

もちろん、決まった台数分だけ、「ETCカードを導入する」でもいいでしょう。

ただ必要な時に、

ETCカードがすべて貸し出されてる!

といったことを防ぐためには、なるべく社用車の台数分にETCカードを導入するのが得策となります。

大手や事業拡大を予定している企業は枚数制限がないカードを選ぶべし

ETCカードを発行するときは、必ず発行枚数の制限を確認しましょう。

従業員が少ない企業は、ETCカードの枚数制限を気にしなくても、そう大きな問題にはなりません。

しかし、大手企業や将来的に大企業になることを目標にしている企業の場合では、将来的なことも考えて発行枚数制限がない法人ETCカードを選ぶことが重要なこととなってきます。

たとえば、発行枚数制限にひっかかり、ETCカードが足りなくなってしまったとしましょう。

この場合、企業としては、別のカードをわざわざ作らなくてはなりません

そうなれば、全カードの管理も複雑になってしまいます。少しでも作業効率を意識するのであれば、枚数制限なしの法人ETCカードが長期的には優秀なのです。

3:ETCカードの維持費

先ほども触れたとおり、法人ETCカードは法人クレジットカードの付帯特典として利用できるカードです。

そのため、法人ETCカードを使うためには法人クレジットカードの年会費が必要になります。

クレジットカード会社のETCカードは基本年会費無料

法人ETCカードの年会費は無料であることが多いですが、クレジットカードの年会費はビジネスカードだと数万円かかることも珍しくありません。

また年会費は無料でも、ETCカード1枚ごとに発行手数料がかかるというケースも見受けられます。

仮に、「初年度年会費無料」というクレジットカードを選んでも、法人ETCカードの発行手数料にかなりの額を要することもあるので注意しましょう。

4:クレジットカードの機能

クレジットカードを発行しないと法人ETCカードが使えないのであれば、クレジットカードのスペックも比較対象になり得ます。

利用料金にあわせてマイルやポイントが貯まるのであれば、高速道路での走行距離が多い企業ほどクレジットカードのスペックは重視すべきです。

ETCカードの機能自体は大差がないからクレジットカードの差で判断

というのも、法人ETCカード自体は、どこの会社のものを選んでも基本的な性能に大差はありません

たとえクレジットカードの年会費が高額でも、マイルや特典を利用することで他の出費を抑えることができることもあります。

このように、長期的な利用方法や頻度を考慮した結果、高額なカードを選んだほうがお得という場合もあるということです。

おすすめ法人ETCカード21選を徹底比較

おすすめ法人ETCカード16選

ここからは、おすすめの法人ETCカード21選をご紹介します。

ただわかりづらくなってしまうので、特徴ごとに分けて、それぞれ紹介していきますね!

まずは、比較一覧から確認していきましょう!

気になるものがあったらカード名をクリックして、詳細項目へとジャンプして確認していってください。

カンタンに比較表に戻ってこれますので、どんどん確認していきましょう!

ほぼ審査なし!クレジットカード会社以外の法人ETCカード3選比較一覧

まずは、クレジットカードが発行しているETCカードではなく、単純にETCカードのみを発行しているものから見ていきましょう。

ここでは以下の表の3枚がおすすめとなります。

  発行手数料 年会費 出資金 発行制限数
ETCコーポレートカード 617円/枚 617円/枚 10,000円/社 なし
法人ETCカード 540円/枚 540円/枚 10,000円/社 4枚/登録車両
 ETC協同組合の法人ETCカード 800円/枚 800円/枚 10,000円/社 なし

多くの企業に人気の法人ETCカード5選比較一覧

次に、ETCカードの中でも人気が高めの5枚を以下の表でまとめておきます。

こちらも比較しながら確認していきましょう!

  ETCカード クレカ
発行手数料 年会費 枚数制限 年会費
EX Gold for Biz M 無料 無料 3枚 ※2,200円
JCB法人カード 一般 無料 無料 無制限 ※1,250円
ゴールド ※10,000円
三井住友ビジネスカード

クラシック 無料 500円

1回以上の利用で無料

無制限 1,250円
ゴールド 10,000円
プラチナ 50,000円
for Owners
クラシック 無料 500円

1回以上の利用で無料

1枚 ※1,250円
ゴールド ※10,000円
プラチナ ※50,000円

MUFGカードビジネス


一般 1,000円 無料 無制限 1,250円~
ゴールドビジネス 無料 無料 無制限 1,905円
ゴールドプレステージビジネス 無料 無料 無制限 10,000円
プラチナビジネス 無料 無料 無制限 20,000円
ビジネクスト法人カード

一般 無料 無料 1枚 無料
ゴールド 無料 無料 1枚 10,000円

※ 初年度無料

即日発行も!クレジットカード会社発行の法人ETCカード6選比較一覧

誰もが知るクレジットカードブランドも、法人ETCカードを発行しています。

ここでは、6枚を厳選して紹介しておきますね!

  ETCカード クレカ
発行手数料 年会費 枚数制限 年会費
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード 一般 500円 500円 5枚 12,000円
ゴールド 31,000円
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード 無料 無料 4枚 ※1,100円
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード 無料 無料 4枚 22,000円
ダイナースクラブビジネスカード 無料 無料 無制限 27,000円
法人口座決済用ラグジュアリーカード チタン 無料 無料 1枚 50,000円
ブラック 100,000円
 オリコビジネスカードゴールド   無料 無料 20枚 ※2,000円

※ 初年度無料

実はねらい目の法人ETCカード7選比較一覧

最後に、「あまり耳にしないけど、密かに優れている法人ETCカード」を7枚紹介していきます。

  ETCカード クレカ
発行手数料 年会費 枚数制限 年会費
P-one Business MasterCard 1,000円 無料 5枚 ※2,000円
UC法人カード 一般 無料 無料 99枚 1,250円
ゴールド 10,000円
ビジネクスト・法人クレジットカード 無料 無料 1枚 無料
ライフカードビジネス 一般 無料 無料 1枚 無料
ゴールド ※2,000円
三井住友マーチャントメンバーズクラブ クラシック 無料 無料 1枚 ※1,250円
ゴールド ※※10,000円
楽天ビジネスカード ※※※500円 ※※※500円 無制限 12,000円
VIEWカード 無料 477円 無制限 477円

※ 初年度無料
※※ 初年度半額
※※※ 1枚目無料

ほぼ審査なし!クレジットカード会社以外の法人ETCカード3選を比較

まずは旧公営企業などの法人ETCカード。

平日の朝夕は最大50%引きになるなど、高速道路の利用時間に応じて大幅な値引きがあるのが大きな魅力です。

1.ETCコーポレートカード

ETCコーポレートカードNEXCO

ETCコーポレートカードは、東/中/西日本高速道路株式会社(NEXCO東/中/西日本)が発行するETCカード。

大口・多頻度割引制度があり、首都・阪神高速道路の利用料金が月5,000円以上発生すると最低でも10%の割引が適用されます。

注意すべきは車両番号ごとに1枚のETCカードが割り当てられるので、複数台の車で1枚のカードを使いまわせないこととなります。

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2.高速情報協同組合の法人ETCカード

法人ETCカード高速情報協同組合

法人ETCカードは、高速情報協同組合が発行するETCカード。

50,000円分走って5,000円の還元をされたり、支払額に応じたポイントを貯めて無料通行分と交換したりできます。

ETCコーポレートカードとの違いは、カード1枚ごとに割り当てされる車両が決まっていないこと。

何台かでETCカードを使いまわしたいのであれば、法人ETCカードがおすすめです。

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3.ETC協同組合の法人ETCカード

ETC協同組合の「法人ETCカード」

ETC協同組合の法人ETCカードも、審査が不要で起業したてや個人事業主でもカンタンに発行できるETCカードとなります。

また、運転する曜日や時間、場所によって割引を受けることが可能。

土日祝日の休日の場合は、地方限定で30%割り引かれます。

深夜の時間の場合は、0時~4時の間で30%の割引が適用されるのです。

また申込み時に必要な書類は、以下のとおり。

必要書類一覧

※以下はすべて「写し」でOK

  1. 3ヶ月以内に発行の履歴事項全部証明書(個人事業主は確定申告書)
  2. ETC車載器のセットアップ証明書
  3. 車検証

これらを用意すれば、あとはカンタンに申込むことができるので、クレジット機能付きETCカードの審査に不安がある方は、「ETC協同組合の法人ETCカード」が有力候補となりそうです。

Webのカンタン申込みは、以下のリンクより確認できます。

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とりあえずチェックするべき!多くの企業に人気の法人ETCカード5選を比較

ここからはクレジットカード会社の法人ETCカードです。

まずは口コミでも評判が多く寄せられていた人気の法人ETCカードをご紹介します。

1.EX Gold for Biz M

おすすめ法人カードオリコExGoldForBiz

EX Gold for Biz M(エグゼクティブ ゴールド フォー ビズ エム)はオリコカードが発行する法人カード。

法人代表者が発行できるカードで、「Mastercardビジネスアシスト」または「Visaビジネスオファー」が付帯されるゴールドカードです。

ゴールドカードのスペックを持ち合わせながら年会費2,200円と破格の安さで、「起業したての経営者でも持てるカード」として人気を博しています。

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2.JCB法人カード

JCB法人カードはその名のとおり、JCBが発行する法人ETCカードです。

一般カードとゴールドカードの2種類があり、ゴールドカードは海外旅行保険最高1億円と、年会費10,000円のクレジットカードでは得られないサービスを受けられます。

また法人ETCカードの「走行日・利用区間・金額」を、インターネットで確認できる法人専用サービスもあるので、経理のチェックがしやすいのも嬉しいポイントです。

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3.三井住友ビジネスカード

おすすめ法人カード三井住友ビジネスプラチナカード forOwners

三井住友VISAカードの法人カードである三井住友ビジネスカードには、法人経営者向けのカード2種類と、法人経営者・個人事業主向けの「for Owners」カード2種類があります。

これら2つの違いは、引き落とし口座に個人口座を指定できること、iDやApple Payを使えるなど、「for Owners」のほうが利用範囲は広いです。

しかし、利用枠の最低額が高かったり海外キャッシュサービスの利率が低かったりと、一般カードのメリットもあるので、使う場面を想定してより便利な方を選びましょう。

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4.MUFGカードビジネス

MUFGカードビジネス

MUFGカードビジネスには、一般カードとゴールドビジネスカード、ゴールドプレステージ、プラチナと4種類あります。

法人ETCカードに関しては、一般カード以外は発行手数料もかからず、発行枚数に制限がありません

一般カードの利用可能額は40~80万円、ゴールドは50~200万円と一般とゴールドには大きな差があります。

他の違いは、ゴールドからは国内空港や国際空港のラウンジを無料で利用できる点や、海外旅行保険は最高2,000万円の補償がつく点など、メリットの違いがあるため、もし出張などで飛行機に乗る機会があるのであれば、ゴールド以上を選ぶといいでしょう。

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5.ビジネクスト法人カード

ビジネクスト・法人クレジットカード

ビジネクストでは、一般カードとゴールドカードの2種類の法人カードを提供しています。

法人ETCカードに関しては、2種類とも年会費がかからず発行が可能。

このETCカードは、法人カード1枚につき1枚となっていますが、マイレージサービスや各種割引もしっかりと受けることができます。

肝心の法人カードの方ですが、このカードの魅力は、利用限度額が100万円以下の場合、財務書類なしで審査を可能としている点。

さらに従業員カードも最大50枚まで発行可能で、ポイント制度や優待サービスもついています。

審査が不安という方は、ビジネクストの法人カードと共にETCカードを発行するのも良いかもしれません。

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即日発行も!クレジットカード会社発行の法人ETCカード6選を比較

続いてはアメリカン・エキスプレスやダイナースといった、高いステータス性を持つ法人クレジットカードのETCカードをご紹介します。

1.アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード

まずは、説明不要ともいえるアメリカン・エキスプレスのビジネスカード。

適切な経営コンサルタントを紹介してくれるビジネス・コンサルティング・サービスや、日本最大級のビジネス情報データベースを無料で使えるなど、「さすがアメックス」と言いたくなるビジネスカード限定サービスがたくさんあります。

これは、一般カードでも利用できる特典の一部で、他の特典はもちろん、ゴールドカードの特典はさらに充実しているのです。

今回ご紹介した2種類に加えて、プラチナカードもありますが、インビテーション制のためいきなり発行することはできません。

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2.セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、セゾンが発行するアメックスの法人カード。

特徴は何といっても、法人クレジットカードと法人ETCカードの両方を即日発行できることでしょう。

初年度年会費無料、2年目以降も1,100円という低コストなので、急にETCカードが必要になったときにおすすめです。

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Tips

以下の記事では、今紹介した「セゾンパール」、次項で紹介する「セゾンプラチナ」において、ETCカードを最短で発行する方法を紹介しています。

気になる方は、手順も記載されていますので、ぜひご活用ください。

即日発行できる法人ETCカードを詳しく解説!社用車所有企業の必需品即日発行できる法人ETCカードを詳しく解説!社用車所有企業の必需品

3.セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」も、「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」と同様に、セゾンが発行するアメックスカードとなります。

自己申請で所有できる数少ないプラチナカードの一つで、クレジットカード自体の発行には5日ほどかかりますが、カードが手元にあればこちらもETCカードは即日発行可能です。

プラチナカードの待遇を受けられて、年会費22,000円なので、ビジネスカードの中でもトップクラスのコスパを誇ります。

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4.ダイナースクラブビジネスカード

ダイナースクラブビジネスカード

ダイナースクラブビジネスカードは言わずもがな、ダイナースが発行するビジネスクレジットカードです。

東京・銀座にある「ダイナースクラブ ビジネス・ラウンジ」をカードの提示で利用できるので、商談や待ち合わせなどに重宝します。

カード申し込みの年齢制限が27歳以上とやや高めなのがネックですが、一枚持っていれば重宝すること間違いありません。

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5.法人口座決済用ラグジュアリーカード

法人口座決済用ラグジュアリーカード

法人口座決済用ラグジュアリーカードは、MasterCard最高ランクに位置づけられるラグジュアリーカードの法人カード。

日本のMasterCardでこの最高ランクを与えられているのは、法人口座決済用ラグジュアリーカードだけです。

カード年会費は50,000円から、ETCカードは1枚のみとETCカードだけを考えるとコスパはよくありません。

しかし、クレジットカードの付帯特典は充実しているので、カードの特典目当てで選ぶ人が多いカードです。

ブラックの上にはゴールド(カード年会費200,000円)もありますが、インビテーション制のためいきなり発行することはできません。

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6.オリコビジネスカードゴールド

オリコビジネスカードGold

オリコビジネスカードゴールドは、ETCの利用はもちろんですが、それ以外のサービスも充実しています。

たとえば、ビジネスで活用できるサービスが詰まった「Mstercardビジネスアシスト」の利用や、クラウド会計ソフトの「freee」が2ヶ月分お得に利用できるサービスなど様々です。

もちろん旅行傷害保険や紛失保険、ショッピング保険などもしっかりと整えており、利用限度額も1,000万円までと十分。

事業拡大フェーズにある企業は、ぜひ検討したい1枚といえそうです。

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知る人ぞ知る!実は狙いめの法人ETCカード7選を比較

最後に、利用者は上記のカードほど多くないもののメリットが多く、注目度の高いカードをご紹介します。

1.P-one Business MasterCard

P-one Business MasterCard

P-one Business MasterCardは、ポケットカード株式会社が発行しているクレジットカード。

ほとんどの法人経営者向けクレジットカードは、キャッシングサービスを利用できません。

しかし、P-one Business MasterCardは、最大300万円のキャッシング枠を利用できる法人カードとして注目を集めています。

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2.UC法人カード

UC法人カード

UC法人カードは、UCカードが発行するクレジットカード。

「一般カード」と「ゴールドカード」の2種類がありますが、どちらもサービス内容は一般的なスペックです。

UCカードでセゾンポイントを貯めることもできるので、セゾンのポイントを貯めたい企業におすすめとなります。

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3.ビジネクスト・法人クレジットカード

ビジネクスト・法人クレジットカード

ビジネクスト・法人クレジットカードを提供するビジネクストは、カードローンのアイフルの100%子会社。

特徴は、クレジットカードの年会費がずっと無料ということでしょう。

赤字(決算・申告)や限度額100万円以下の場合は財務書類なしで審査可能など、起業したての人や1年目の経営がうまくいかなかった、数千円でも抑えるところは抑えたい企業にぴったりです。

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4.ライフカードビジネス

ライフカードビジネス

ライフカードビジネスもビジネクスト・法人クレジットカード同様、一般カードは年会費がずっと無料の法人カード。

ゴールドカードも、年会費2,000円と非常にリーズナブルなのに、空港ラウンジサービスやショッピング枠最大500万円など、法人カードとして十分です。

カードのブランドは、Master Card、VISA、JCBの3種類から選べます。

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5.三井住友マーチャントメンバーズクラブ

三井住友マーチャントメンバーズクラブ

三井住友マーチャントメンバーズクラブは、三井住友カード加盟店だけが申し込める法人カード。

クラシックカードの利用枠が300万円、ゴールドカードの利用枠が500万円とじゅうじつしているのは、さすがSMBCグループというところ。

嬉しいのは、年間引き落とし額がクラシックカードは20万円、ゴールドカードは50万円をこえると、翌年のクレジットカードの年会費が無料になります。

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6.楽天ビジネスカード

おすすめ法人カード楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカードは、楽天が発行する法人カード。

楽天ビジネスカードに付帯するETCカードは、楽天オリジナルの楽天ETCカードです。

100円の通行料金ごとに1ポイントが貯まるので、短距離の高速道路利用でも効率よくポイントを貯めることができます。

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7.VIEWカード

ビュー法人カード

Suicaをより効率よく使うといえば、Viewカードでしょう。このカードは、その法人用となります。

Suicaへ好きなときに入金できることはもちろん、モバイルSuicaの年会費がしばらくの間、無料にもなります。

旅行傷害保険については、国内と海外の両方にしっかりと対応(自動付帯)しているため、出張が多い事業者は一枚持っておいてもいいでしょう。

特典は全国の東急ホテルとJRグループのホテルで、なんと最大20%オフにもなり、レンタカーも10%オフとなります。

他にも提供サービスがありますので、気になる方は一度チェックしてみてもいいでしょう。

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クレジットカード会社以外の法人ETCカードのデメリット

これまでで紹介してきたクレジットカード会社以外の法人ETCカードには、取得するハードルが低い半面で、デメリットも存在します。

ここでは、代表的なクレジットカード会社以外の法人ETCカードのデメリットを4つ紹介していくので、取得する前に目を通しておきましょう。

年会費などの維持費がかかる

まず1つ目のデメリットは、年会費などの維持費がかかるところです。

その他にも、発行する際の手数料や保証金がかかります。

カードによって費用は異なりますが、年会費や発行する際の手数料は500円~1,000円ほど、保証金は1万円ほどが一般的です。

ただしこの保証金については、の解約時に返金されることが大半で実質は無料ようなものですので、そうシビアになることもないでしょう。

確かにクレジットカード機能がないのに、年会費がかかることは損にも感じますが、時間帯など割引制度を考えればそれもまた問題にはなりません。

利用するたびに手数料がかかる

つぎのデメリットは、利用するたびに手数料がかかるというところ。

カードによって手数料は異なりますが、一般的な手数料は5%~8%の設定となっています。

もしも、ひと月に8万円利用したとすると、6,400円の手数料となるため、1年間では76,800円となるわけです。

このデメリットを重要視するのであれば、クレジットカード会社以外のETCカードはあまりおすすめとはいえません。

とはいえ、クレジット機能があるETCカードでは審査も当然あります。

企業の財務状態が良くない場合や、設立したばかりの企業では、審査のないETC協同組合の法人ETCカード」などが有力候補となるでしょう。

クレジットカードのポイントはもらうことができない

このタイプの法人ETCカードは、クレジット機能がないため、その利用分のポイントについても当然付与されません。

一般的なクレジットカードの還元率は0.5%~1%ほど。

この還元率から考えると、たとえばひと月にETCの利用率が8万円だとすると、月にもらえるポイントは800円。年間にすると9600円にもなります。

ただし、この点についても、クレジットカード審査に問題ない場合はお得という話。

そうでない場合には、クレジットカード会社以外の法人ETCカードは、心強い味方となるのです。

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ETCマイレージを利用できないことも

最後に紹介するデメリットは、ETCマイレージをもらうことができないというところです。

ETCマイレージとは、ポイント制度のようなのようなもので、貯めればお得に利用できる制度となります。

カードによって異なりますが、クレジットカードのポイント還元率より高い場合が多いため、これらが適用されないのはそれなりにデメリットとなるでしょう。

とはいえ自身で加入できないだけで、組合などの団体が加入しているケースもありますので、事前に確認しておけば問題はないでしょう。

法人ETCカードのメリット理解して最大化しよう

法人ETCカードのメリット理解して最大化しよう

せっかく法人ETCカードを作るのであれば、メリットについてしっかりと把握しておき、得られるメリットは最大化するようにしましょう。

ここでは、メリットを最大化するために、これまで紹介してきたことも含め3つほど紹介しておきます。

では早速、見ていきましょう。

1:管理をラクにしよう

法人ETCカードであれば、事業で使用している口座(法人口座など)を、引き落とし口座として登録できます。

つまり、ETCで使用した料金についても、入出金管理が一元化できるのです。

これについては、

だから法人ETCカードを選んだんだ!

という意見もあるでしょう。その通りです。

ただ、クレジットカードの付帯としてETCカードを発行している場合では、受けられるメリットはこれだけではありません。

親カードであるクレジットカードによっては、会計ソフトと連携できるものもあるのです。

たとえば「会計ソフトfreee」などが、連携機能を持った会計ソフトとなります。

こういった会計ソフトを利用することで、支払いをしたデータが自動仕訳されるため、わざわざ自身で記帳することがなくなるのです。

これは、まだ人数の少ない企業や個人事業主にとっては、経理の負担が大きく減るため、かなりのメリットとなるでしょう。

2:ポイントやマイルも貯めていこう

クレジットカードが親カードとなっているETCカードでは、ETCで利用した料金についても、合算でポイントが付与されるとお伝えしました。

また、加えてマイルに交換できるクレジットカードも存在します。

企業としてETCカードを利用する場合では、その年間の利用額は大きく、還元されるポイントについても無視できないものとなります。

またそれはクレジットカードの利用額についても、同様のことがいえるでしょう。

クレジットカードに付帯するETCであれば、ETCの利用料も通常のクレジットカード利用料も合算してポイント付与がされるため、管理もラクになり、マイル交換も効率よく貯めることができるようになります。

3:割引はどんどん活用しよう

クレジット会社が発行するETCカードでは、親カードであるクレジットカードを利用して様々な特典や割引が受けられるものです。

この点については、とくに問題ないでしょう。

また、クレジットカード会社以外が発行するETCカードでは、前述した条件によって50%割引などが活用できます。

この点をここでは、掘り下げていきましょう。

ETCカードで割引を受けるために

今回おすすめで紹介してきた、「高速情報協同組合の法人ETCカード」を例に、割引について深掘りしていきます。

まず「どういった時に割引になるのか」についてですが、主にその条件は以下の3つがあるでしょう。

  1. 深夜(0時~4時)割引:30%割引
  2. 休日割引(地方限定、普通車・軽自動車限定):30%割引
  3. 平日朝夕割引(地方限定):最大50%割引

これらを見ていくと、都市部で利用する法人の方にとっては、そこまで大きなメリットが感じられないのではないでしょうか。

確かにそうですね。

ただ、「高速情報協同組合の法人ETCカード」では、「ETCマイレージサービス」といって月単位で利用した額に応じて、ポイントが付与されるサービスがあります(クレジットカード会社発行のETCカードでも利用可)。

これで規定のポイントが貯まると、「無料通行分」として交換もできるようになるのです。

そのポイントの付き方も案外貯まりやすく、道路事業者によっては、10円につき1ポイントとなることもあります。

また、ポイントをどの程度貯めたのかによって還元額は変わり、おおよそ1ポイントあたり「0.5円~1円」と、レートもなかなかのものです。

詳しくは、「ETCマイレージサービス」の公式HPで紹介されていますので、普段よく利用する区間と照らし合わせながら確認してみてください。

法人ETCカードの不正利用と対策

法人ETCカードの不正利用と対策

法人ETCカードを導入している場合、それを社員や社外の人に不正利用されてしまうといったケースも、少なからずある者です。

社外の人に不正利用されてしまうケースでは、主に法人ETCカードを紛失してしまい、それを拾った悪意のある人によって利用されてしまうことがあります。

この場合では、すぐに利用停止の手続きをするべきでしょう。

問題は、社員による不正です。

ここではそのケースにフォーカスして、事例と対策を紹介していきます。

では早速見ていきましょう。

プライベートで法人ETCカードを使い込む社員

法人ETCカードを、便宜上社員個人に持たせている場合、プライベートの用事でカードを利用してしまうケースも存在します。

このケースでは、特に社員の多い企業接待が多い企業で、不正が発生することが多いようです。

とくに社員が多い場合では、すべて法人ETCカードの管理が行き届いておらず、計上している内容の真相もうやむやになりがち。

それが不正利用の拡大へとつながるのでしょう。

法人ETCカードの不正利用は見抜ける

ちなみに法人ETCカードの不正利用は、案外カンタンに見抜けるものです。

ETCカードの利用明細書には、いつどこの料金所を利用し、いくらかかったのかが記載されているもの。

料金が一定の首都高速の場合であったとしても、どこで高速に入ったのかは一目瞭然です。

このとき、「ETC利用照会サービス」を利用していたのなら、各ETCカードの利用状況が詳細に過去に遡って確認することもできます

こうしたデータや資料は、定期的にチェックし、いち早い不正発覚を目指しましょう。

対策1:法人ETCカードは社内管理し持ち出し禁止に

プライベートで不正使用してしまうシーンは、基本的に社員に法人ETCカードを常に持たせてしまっている状況下で発生しがちです。

たしかに、必要な際に何度も受け渡しするのは面倒かもしれませんが、この体制が不正利用を招くのです。

特別なことがない限りは、勤務時間以外に社員にETCカードを携帯させることは、避けるようにしましょう。

どうしても、受け渡しが面倒だというのなら、ETCカードを保管する入れ物(どの社員が返却していないか一目でわかるもの)を用意し、毎回そこに返却してもらうようにするのも良いでしょう。

対策2:社内規定を設け利用範囲を定めておく

法人ETCカードは、カードの管理体制も大切ですが、明確な社内規定を設けておくことも大切なことなります。

ここで制限すべきは、利用範囲。

それはたとえば、「接待移動などで利用する場合では、上司から許可がない限り、法人ETCカードを利用できない」といった内容となります。

また、ETCカードの不正利用は立派な犯罪であること、発覚した場合の会社としての対応についても社員に告げておくことも大切でしょう。

こうしておくことで、社員による不正利用は、グッと抑えることができるようになるのです。

種類別!法人ETCカードの発行手順

種類別!法人ETCカードの発行手順

法人ETCカードを作成する場合、種類によって発行手順が異なるものです。

そこでここでは、「純粋な法人ETCカード」と「法人カード発行の法人ETCカード」とで分けて、それぞれの発行手順についてカンタンに紹介していきますので、サッと確認しておきましょう。

では早速、「純粋な法人ETCカード」から紹介していきます。

「純粋な法人ETCカード」の発行手順

「純粋な法人ETCカード」の発行手順は、そう難しくありません。

ただし先述した通り、出資金1万円の準備は必要となりますので、この点は忘れないようにしましょう。

本題の発行手順は次の通りです。

発行手順
  1. 公式HPより必要事項を入力し申込みをする
  2. 申込書が送付されてくる
  3. 必要事項を記入・捺印し、履歴事項全部証明書の写しや車検証の写しなどを添付し返送する
  4. 出資金を入金する
  5. 法人ETCカードが送付される

このように、郵送でのやり取りが発生しますので、なるべく日数に余裕を持って申込むことをおすすめします。

「法人カード発行の法人ETCカード」の発行手順

続いて、「法人カード発行の法人ETCカード」の発行手順について見ていきましょう。

具体的な流れは次の通りです。

発行手順
  1. 法人カードの選定し公式HPから申込む
  2. 申込書が送付されてくる
  3. 必要事項を記入・捺印し、履歴事項全部証明書の写しや本人確認書類などを添付し返送する
  4. ETCカードの発行手続きをする
  5. 審査の結果を待つ
  6. 審査が通れば、法人カードとETCカードが送付されてくる

法人カードの審査を挟む分、こちらも法人ETCカード発行までには時間が掛かります。

また書類に不備があれば、たとえケアレスミスでも審査落ちしてしまうこともありますので、記入内容に間違いがないか何度もチェックしてから提出するようにしましょう。

法人ETCカードは賢く選んで賢く利用していこう

今回は、法人ETCカードの選び方やおすすめの法人ETCカードをご紹介しました。

法人ETCカード自体の機能は大きく変わらないため、主にクレジットカードの機能やコスパを考慮して選ぶ必要があります。

他にも法人ETCカードの発行可能枚数など、良いカードの定義は企業それぞれ。

まずはETCカードや法人カードに対して、何も求めるのかを洗い出してから、候補を絞っていくと良いかもしれません。

お得な法人ETCカードを契約して、節約しにくい費用である高速道路料金を効率的に削減しましょう!

しっかりと選んでいけば、大きなコストカットが狙えます。

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