ビジネスローンは赤字決算でも利用できる?審査に通る方法を解説!

ビジネスローンは赤字決算でも利用できる?審査に通る方法を解説!

赤字決算の場合は、銀行などの通常の融資を受けるのは難しいでしょう。

しかし、ビジネスローンであれば、融資を受けられる可能性があります。

ただし、すべての赤字決算で審査に通るというわけではありません。

そこでこの記事では、ビジネスローンに関する以下の疑問について、わかりやすく答えていきます。

  • なぜ赤字決算でも融資を受けられるのか
  • どんなケースなら赤字決算でも審査に通るのか
  • 審査に通りやすくするにはどうすればいいのか
  • 注意点はあるのか
  • ビジネスローン以外の資金調達方法には何があるのか

この記事を参考に、早い段階でビジネスローンの審査に通していきましょう!

赤字決算でもビジネスローンの融資は受けられる?

会社が赤字決算の場合は、銀行などからは融資を受けるのは難しいです。

ビジネスローンは銀行融資と比べると、審査は非常に優しく、融資を受けやすい特徴があります。

赤字決算で融資が難しいのは、ビジネスローンでも同じですが、赤字決算の理由によっては融資を受けられる可能性があります。

まずは、赤字の理由をハッキリとさせることが大切でしょう。

赤字決算でもビジネスローン審査が通るケースとは

赤字決算でもビジネスローン審査が通るケースとは

赤字決算でもビジネスローン審査が通るケースは、

  1. 特別損失が大きいケース
  2. 減価償却費で赤字になるケース
  3. 決算書の提出が不要なケース
  4. 担保があるケース

の4つです。

会社の赤字の状況が当てはまっていれば、赤字決算でもビジネスローンが利用できる可能性があります。

次から詳しく解説していきます。

1.特別損失が大きいケース

特別損失とは、会社の業務内容とは関係のない部分で発生した損失のことを言います。

固定資産の売却損や災害によるもの損失は、毎年必ず発生するものではないため、特別損失に計上されます。

本来の業務内容によるものが黒字であれば、毎月利益が出ているので、翌年度は黒字になると容易に予測できます。

融資する側もそのことを考慮した上で審査をするでしょう。

一時的な赤字なら銀行融資が受けられる可能性も

特別損失による赤字であれば、銀行融資の可能性も残っています。

銀行も赤字だからという理由で、審査もせずに門前払いにすることはありません。

しっかりと毎年黒字であったことや、特別損失の理由を説明すれば、審査が通る可能性はあります。

赤字であることには変わりないので、説得力のある説明をするために、改善計画をまとめた資料などを作成しておくといいでしょう。

2.減価償却費で赤字になるケース

減価償却とは、自動車や建物などを購入した場合に、その費用を耐用年数に応じて分割して計上することです。

この費用を「減価償却費」と言います。

たとえば、240万円で社用車を購入した場合は、自動車の耐用年数は6年なので、以下のように6回に分けて自動車購入費を計上します。

  • 1年目(40万円)
  • 2年目(40万円)
  • 3年目(40万円)
  • 4年目(40万円)
  • 5年目(40万円)
  • 6年目(40万円)

合計:240万円

実際は1年目に240万円を支払っているのですが、決算上は上記の通りです。

車だけではなく、大型の機械や建物などを購入していれば、減価償却費は大きくなっていきます。

つまり、300万円の利益が出ているにもかかわらず、減価償却費が350万円あると、会社資金は増えていても決算書では赤字になってしまうのです。

ビジネスローンや銀行での審査は、この減価償却費を除いて審査するため、減価償却費による赤字は審査に影響はありません

3.決算書の提出が不要なケース

ビジネスローンでは、審査の際は基本的に決算書を提出する必要がありますが、一部決算書の提出が不要な場合もあります。

決算書を提出しなければ、会社が赤字ということは知られないので、融資を受けられる可能性はあります。

注意

ただし、そのような決算書が不要のビジネスローンでも、金額などによっては追加で調査が入る可能性もあるので、注意しましょう。

4.担保があるケース

基本的にビジネスローンは、無担保ローンです。

しかし、一部で不動産などの担保ローンを受け付けていることがあります。

赤字続きでは融資してくれませんが、しっかりとした担保があれば、融資を受けられるでしょう。

法人向け不動産担保ローンの審査基準とは|何を見る?どこが甘い?法人向け不動産担保ローンの審査基準とは!何を見る?どこが甘い?

担保には、不動産以外にも在庫や証券なども担保になる可能性があります。

担保になるものを所有しているなら、ビジネスローンは積極的に利用していくべきでしょう。

ビジネスローンの審査はスコアリング方式

ビジネスローンの審査は、スコアリング方式と呼ばれる方法を使っています。

これは氏名や年齢、家族構成などの経営者に関する情報から、決算書などの会社情報を入力すると自動的に審査してくれるシステムです。

具体的には、過去の蓄積した膨大なデータと入力した情報を照らし合わせて、「貸し倒れ率」を判断しています。

機械的に判断しているので、審査の結果はもちろん、融資できる限度額や金利まで、すぐに算出します。

ただし、会社にもよりますが、スコアリング方式のあとに担当者もきちんと審査内容に目を通します

完全に機械化されているわけではないため、スコアが悪いからと言って融資ができないというわけではありません

また、ここでは割愛していますが、ビジネスローンの詳しい審査基準については、以下の記事が参考になります。

ビジネスローンの審査基準とは?審査に通るためのコツを徹底解説!ビジネスローンの審査基準とは?審査に通るためのコツを徹底解説!

ビジネスローンの審査を通りやすくするポイント

ビジネスローンの審査を通りやすくするポイント

ここからビジネスローンの審査を通りやすくするポイントを解説していきます。

基本的なことばかりですが、ちょっとしたことでも審査の結果は大きく変わります。

それではチェックしていきましょう。

可能な限り低い額で申し込む

単純なことですが、1,000万円と100万円の融資では、貸しやすいのは100万円です。

審査に通りやすいのも、100万円ということになります。

つまり、できるだけ少ない金額で申し込むことで、審査の難易度を下げられます。

仮に1,000万円の融資が必要な場合でも、まずは少額から融資を受けて返済の実績を作っていくのも大切でしょう。

嘘の申請をしない

前述した申し込みの内容を自動で判断するスコアリング方式には、嘘の申請は通用しません

過去の膨大なデータと照らし合わせているため、不自然な部分は見つかってしまいます。

また、審査に重要な部分である決算書などは、別で提出を求められるため、嘘の申請はできないようになっています。

嘘を申請することで、信用が落ちてしまい今後どこの融資も受けられなくなることもあります。

仮に嘘の申請が通ったとしても、嘘の情報が登録されるため、今後別件で審査を受ける際に不都合が生じてしまう可能性もあります。

ノンバンク系のビジネスローンを選ぶ

ビジネスローンには、大きく「銀行系」と「ノンバンク系」にわけることができます。

銀行系については、そのままなので、説明を省きます。

ノンバンク系は、預金機能を持たない金融機関のことで、資金の貸し付けなどをメインの業務としているのが特徴です。

ノンバンク系は、銀行系と比べても知名度も低く、何より金利も高く設定されています。

それでも、「なぜノンバンク系を選ぶべき」なのでしょうか。

お察しの通り、「審査基準が銀行系と比べても易しく設定されているため」となります。

またその他にも、提出書類が少ないことや融資スピードが早いことも、理由として挙げられるでしょう。

「金利が高い」ということは、一見デメリットにも感じますが、反面で審査がその分通りやすいことを意味しています。

金融側からしてみれば、金利を高くすることで、万が一貸し倒れが発生した際のキズを最小限にとどめることもできるためです。

だからこそ、銀行の融資がむずかしい事業者に向けた資金貸付ができるというわけですね!

これらを踏まえ、以降はノンバンク系ビジネスローンを前提に、解説を進めさせていただきます。

審査が通りやすいビジネスローンを選ぶ

自動で審査してくれるスコアリング方式を採用しているところが多いですが、それでも判断基準はビジネスローン会社によって異なります。

審査を申し込む前にビジネスローン会社のサイトをよく確認し、赤字決算でも審査してくれるか確認しておきましょう。

また、ネット上の口コミや評判などを見ておくのも大切です。

少しでも審査の通りやすいと評判のビジネスローンを選びましょう。

赤字決算でも通りやすい!審査が甘いビジネスローンの特徴

赤字決算でも通りやすい!審査が甘いビジネスローンの特徴

では実際に審査に通りやすいビジネスローンには、どういった特徴があるのでしょうか?

ここでは、それを見抜くためのポイントとして、4つの視点を紹介していきます。

では早速、ひとつ目から見ていきましょう。

決算書不要であったり提出書類が少ない

まず赤字決算でビジネスローンを利用する場合では、決算書が最もネックな提出書類となります。

それが継続的な赤字だった場合では、なおさらでしょう。

ただし冒頭でもお伝えしたように、ビジネスローンの中には決算書が不要なビジネスローンも確かに存在し、またそういった融資元は企業の財務状態を審査対象として重要視していない傾向にあります。

つまり赤字決算であったとしても、個人の信用情報に問題がなければ、そう大きな問題にはならないということです。

また提出を求められたとしても、全体的な提出書類数が少ない場合でも、審査は甘くなる傾向にあります。

提出書類の多いということは、それほど深く調査されるということでもあるため、基準も厳しくなりがちなのです。

審査が甘いビジネスローンを探すのなら、提出書類は何かをまずチェックしておきましょう。

上限金利が高めに設定されている

ビジネスローンで設定されている金利は、「〇%~×%」といった具合に、金利に幅が設けられているものです。

ここで注目なのが、上限となっている金利が何%となっているかとなります。

事業者の中には、下限金利に目が向いてしまう方も少なからずいますが、大体のケースで上限金利に近い金利が設定されるもの。

そのため、金利を比較する場合では、基本的に上限金利で比較することが大切なわけです。

さてこの上限金利が高ければ高いほど、審査が甘いわけですが、これは金融機関側の貸し倒れリスクが関係しています。

赤字決算企業は、一般的に貸し倒れリスク(融資金が回収できないリスク)が高いもの。

このリスクをできるだけ引き下げるために、金融機関側は金利を高く設定して、早い段階で元本回収を図るのです。

極力審査が甘い金融機関を探すとなれば、高金利な点は、納得しなくてはならないということですね。

融資可能額が少ない

これも前項と同じ理由で、貸し倒れリスクが影響しています。

融資先の間口を広く設けている金融機関は、それなりに1社あたりのリスク負担が大きいことから、どうしてもそれを抑えるために最高融資額自体を小さくしがちです。

また、融資可能額の最大を越えた額も相談が可能なビジネスローンも中にはあるでしょう。

しかしそれは、これまでに何度か取引実績があり、それがどれも問題ない場合がほとんどです。

初めて取引する相手で、且つ他社への返済実績も乏しいとなれば、当然融資可能額はより小さなものとなります。

もし赤字決算の状態で、大きな額の借入が必要だとするのなら、以降に紹介する不動産担保ローンやファクタリングなどを検討すると良いかもしれません。

即日融資を推している

即日融資に対応しており、またそれを強みとしているようなビジネスローンも、審査が甘い傾向にあります。

審査が時間が短いということは、必要最低限の情報をもとに審査しているともいえます。

とはいえ、スコアリングシステムを導入している場合にはもちろんこの限りではないので、一概には言えない点は理解しておきましょう。

見極める際は、これまで紹介してきた特徴と合わせて、判断すると良いかもしれません。

ビジネスローンを利用する際の注意点

ビジネスローンを利用する際の注意点

ここからはビジネスローンを利用する際の注意点を解説していきます。

融資が通りやすく、資金調達までが早いため非常に便利ですが、3つほど注意しておきたい点もあります。

次から詳しく解説していきます。

1.利用は短期間にしておく

ビジネスローンの金利は、利息制限法ギリギリの15%に設定されていることが多いです。

担保や保証人不要で融資するため、貸し倒れのリスクが非常に高いので、このような高金利になっています。

返済が長期になればなるほど、多額の利息を支払うことになります。

例えば、1,000万円を金利15%で借り、元金均等返済方式で返済した場合は、

  • 1年で返済すると、利息812,499円
  • 5年で返済すると、利息3,812,500円
  • 10年で返済すると、利息7,562,500円

となります。

数年でここまで大きな差が出てしまうので、出来る限り短期間の利用にしておきましょう。

2.悪徳業者に注意

ビジネスローンを扱っている悪徳業者は少ないのですが、全くないわけではありません。

必ず金融庁がサイトで提供している「登録貸金業者情報検索」を使い、きちんと登録されている業者か確認しましょう。

また、金融庁では違法性のある業者に関しては、サイト上で公開しています。

こちらも合わせて確認しておくといいでしょう。

少しでも不安が残る場合は、その金融業者は利用しないほうがいいでしょう。

確実に安全なビジネスローンを利用するのであれば、親会社もハッキリしている大手消費者金融のビジネスローンを利用することをおすすめします。

3.緊急性がない場合は利用しない

ビジネスローンは、すぐに資金が用意できて便利ですが、金利が高く、1度使うと癖になってしまうことが多いです。

緊急性がない場合は、会社の経営改善をした上で、日本政策金融公庫や銀行融資を利用することを検討しましょう。

日本政策金融公庫から創業融資!その流れと審査に通すための注意点も日本政策金融公庫から創業融資!その流れと審査に通すための注意点も

4.複数のビジネスローンに申込まない

緊急を要する資金調達をしている方の中には、

どうしても早く審査に通りたい!

といった焦りから、何社ものビジネスローンに申込んでしまう方も、少なからずいるものです。

しかし、こうした行動は実は逆効果で、自ら審査を厳しくしているともいえます。

比較的短期間の間に、融資の申込みを複数行うということは、金融機関側からしてみれば、

そこまで資金に余裕がない状態で、返済はできるのだろうか

と不信感を抱かせてしまうことにも繋がります。

では、なぜ複数申込みをしたことがわかってしまうのでしょうか。

これは、代表者個人の情報を信用情報機関に問い合わせて、確認しているためです。

このとき、審査に申込んだことや審査結果についても、信用情報機関に記録が残る仕組みとなっています。

そのため、どうしても複数に申込みをしたい場合は、最大でも2~3社以内にとどめておくようにしてください。

その後、再申し込みを検討している場合は、最低でも半年間は期間を空けるようにしましょう!

赤字決算でも審査が通りやすいビジネスローン5選

ここから赤字決算でも審査が通りやすいビジネスローンを5社ご紹介していきます。

ただし、どれも審査に関しては柔軟に対応してくれますが、必ず審査が通るわけではないので、注意しましょう。

また、これから紹介するビジネスローン以外にも確認したい場合は、以下の記事も参考にしてみるといいでしょう。

ビジネスローンおすすめ24選!個人事業主&法人に融資元を紹介ビジネスローンおすすめ24選!個人事業主&法人に融資元を紹介

ビジネクスト

おすすめビジネスローンビジネクスト

「ビジネクスト」は、大手消費者金融のアイフルが親会社の信頼性の高いビジネスローン会社です。

ビジネクストでは、赤字決算であっても現状利益をしっかりと出せていれば、審査の通りやすいことで知られています。

また、業歴は2年以上ないと審査を受けられない場合が多いですが、ビジネクストは1年以上あれば申込みができます。

来店不要で最短即日融資と非常に利便性が高く、融資限度額は1,000万円と比較的高額にも対応しています。

オンラインで簡単に申し込みできるので、1度チェックしてみましょう。

≫ 公式HPを見てみる

オリックスVIPローンカード BUSINESS

おすすめビジネスローンオリックス

「オリックスVIPローンカード BUSINESS」は、オリックスグループが運営しているビジネスローンです。

決算書の提出が不要なので、赤字決算でも審査を通る可能性はあります。

審査の難易度は低めで、実際に決算書なしで審査を通った人もいるため、諦めずに申し込んでみましょう。

審査スピードは早く、最短60分で審査回答、即日融資にも対応しています。

また、ローンカード型になるため、1度カード作れば、限度額までなら全国のコンビニや銀行で借り入れが可能です。

いつでも借り入れできる環境を作るという意味では、現在必要なくても作っておくと安心でしょう。

≫ 公式HPを見てみる

ビジネスパートナー

おすすめ不動産担保ローンビジネスパートナー

「ビジネスパートナー」は、審査の難易度が低く、借り入れしやすいことが特徴です。

そのため、赤字決算であっても、赤字の理由や赤字改善の資料を提示することで審査を通る可能性十分にあります。

審査結果は最短即日、融資は最短5日と比較的早いので、早く資金を用意したい場合でも使いやすいでしょう。

また、カードを作成すれば、全国のセブン銀行ATMから借り入れができるようになります。

追加の融資も、限度額までなら1万円単位で細かく対応してくれます。

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ユニーファイナンス

ユニーファイナンス「事業者向けビジネスローン」

「ユニーファイナンス」は、この記事で紹介してきた審査が甘いビジネスローンの特徴にも合致している点が多く、担保や連帯保証人を用意すれば審査に通る可能性はなかなか期待できるビジネスローンといえます。

またこの融資元では、「ビジネスローン」と「スーパービジネスローン」の2種類の融資プランを提供。

この2つの違いは、借入額や返済期間で、以下のようになっています。

  • ビジネスローン:最大200万円までの融資、返済期間は3年
  • スーパービジネスローン:最大1,000万円までの融資、返済期間は5年

こうなると、「スーパービジネスローン」一択のような気がしますが、こちらは連帯保証人や担保が必要となります。

とはいえ、それらが用意でき100万円以上の融資を検討しているのなら、スーパービジネスローンの方が利便性は高いためおすすめ。

とにかく審査の甘い所というのなら、選択肢として持っておくと良いビジネスローンとなります。

≫ 公式HPを見てみる

CREST for Biz

オリコ「CREST for Biz」

「CREST for Biz」は、お馴染みのオリコが提供しているビジネスローンとなります。

ただし、利用できるのは個人事業主の方のみとなる点には、注意が必要となるでしょう。

ちなみ最低借入額は、10万円からでよく、必要以上にリスクを抱える必要もありません

上限は300万円までなので、大型融資は期待できませんが、それでも返済期間が13年以上もあるとなれば、ムリのない返済もできるでしょう。

審査が甘いビジネスローンでは、返済期間はタイトものも多いですが、その点「CREST for Biz」は寄り添った内容となっているため、利用もしやすいのではないでしょうか?

借入は、提携ATMからいつでも可能なため、急なキャッシュの用意にも対応できます。

気になる方は、まず公式HPに目を通して、要件とマッチするか確認することからはじめていきましょう。

≫ 公式HPを見てみる

Tips

ここで紹介した以外にも審査の甘いビジネスローンを知りたいという方は、以下の記事も参考にすると良いでしょう。

 

審査が甘いビジネスローンの特徴も紹介していますので、今後の知恵としても役立ちます。

審査が甘いビジネスローンの特徴とは?審査に通るコツと各社を比較!審査が甘いビジネスローンの特徴とは?審査に通るコツと各社を比較!

赤字決算でも利用できるビジネスローン以外の資金調達方法

赤字決算でも利用できるビジネスローン以外の資金調達方法

ビジネスローンは有効な資金調達方法ですが、それ以外にも赤字決算でも利用できる資金調達方法はあります。

次から詳しく解説していくので、参考にしてください。

売掛金がある場合はファクタリングもおすすめ

売掛金があるけど、入金まで待てない

という場合は、ファクタリングをおすすめします。

ファクタリングは、売掛債権を譲渡することで、売掛金をすぐに現金化できるサービスです。

赤字決算かどうかは関係なく、審査は売掛先に対して行われ、売掛先の信用さえあれば利用できます。

また、ファクタリングは融資ではないため、信用情報に傷が付くこともありません

今後銀行などで融資を受ける際に影響しないのも魅力の1つです。

注意

ただし、満額ではなく売掛金の8〜9割程度になってしまうので注意しましょう。

ファクタリングには2種類あるので注意

ファクタリングには、「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の2種類があります。

2社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社の間だけで契約を結ぶ方法です。

取引先に、ファクタリングの利用を知られることはありません

一方、3社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社、そして取引先が契約に関わります。

つまり、利用することを取引先に知らせて、承諾を得る必要が発生します。

注意

ファクタリングは日本では、あまりいいイメージがないため、利用を知らせた段階で「経営状態が悪いのではないか」と思われる可能性が高いです。

3社間で利用する際は、十分に注意しましょう。

ファクタリング会社おすすめ30選を比較!騙され知らずで安全に資金調達しようファクタリング会社おすすめ30選を比較!騙され知らずで安全に資金調達しよう!口コミも掲載

不動産があるなら不動産担保ビジネスローンも利用できる

ビジネスローンは基本的に無担保です。

そのため、利益の出ていない会社には融資できません

しかし、不動産担保ビジネスローンであれば、融資する側からすれば、万が一倒産しても不動産から返済金を容易に回収できます。

不動産を所有しているという条件はありますが、不動産があるなら積極的に利用しましょう。

法人向け不動産担保ローンの審査基準とは|何を見る?どこが甘い?法人向け不動産担保ローンの審査基準とは!何を見る?どこが甘い? 法人向けの不動産担保ローンおすすめ9社を比較!選び方や注意点も法人向けの不動産担保ローンおすすめ9社を比較!選び方や注意点も

家族や友人から借りる

家族や友人から借りると金利は付きませんし、資金を準備する期間も早いです。

ただし、家族や友人が快諾してくれるとは限りません。

場合によっては関係性が壊れてしまうかもしれません。

また、家族や友人だからといって、口約束だけ借りるのは危険です。

しっかりと経緯を説明した上で、法的に効力のある借用書を作成して借り入れしましょう。

赤字決算でも諦めずにビジネスローンを利用しよう

ビジネスローンは、日本政策金融公庫や銀行融資などと比べると、赤字でも融資を受けやすいです。

赤字の状態では難しいことには変わりませんが、赤字の理由と赤字改善の資料を作成することで審査を通る確率はグッと上がります。

また、意図的な赤字である場合は、丁寧にしっかりと説明を入れるようにもしましょう。

そのためにも、自社の経営状況を正確に把握していくことが第一となります。

ここで紹介してきた内容を、もう一度振り返り、確実に資金調達をしていってください。

微力ながら、この記事が参考になれば幸いです。

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